1/6ページ
カタログの表紙 カタログの表紙 カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(1Mb)

売り場の外で、顧客とつながる。食品メーカーのD2C戦略|D2Cデジタルコマースとパーソナライゼーションの実践フレームワーク

ホワイトペーパー

狙う顧客と商品の絞り込みから、自社EC・定期購入の立ち上げ、顧客データの商品開発への活用、既存流通との両立まで、4層の仕組みをご紹介

食品のネット購入が生活に定着し、食品メーカーが消費者に直接販売するD2C(Direct to Consumer:直販)の機会が広がっています。これまで食品メーカーと消費者の間には、卸と小売が介在してきたため、メーカーは売上の数字は把握できても、誰が、どのような理由で、どのくらいの頻度で買っているのかを、直接知ることは難しい状況でした。D2Cは単なる販路の追加ではありません。顧客と直接つながり、購買データや声を集め、商品開発やマーケティングに活かすための戦略的な転換です。

本ホワイトペーパーは、「『誰が、なぜ、自社の商品を買っているのか』、小売経由の販売だけでは、その答えは見えない」という問題意識から、食品メーカーがD2Cとデジタルコマースを立ち上げ、パーソナライゼーションによって顧客との長期的な関係を築くための考え方と実践的アプローチを整理した資料です。

【こんな方におすすめです】
・食品メーカーの経営層、経営企画、マーケティング、EC・デジタル部門のご担当者様
・小売経由の販売だけでは、顧客像が見えないと感じている方
・自社ECや定期購入、顧客データの活用を強化したい方
・卸・小売との関係を保ちながら、D2Cを立ち上げたい方

【本書の内容】

食品ECの定着がもたらした変化
食品のネット購入が広がったことで、メーカーが自ら顧客と接点を持ち、データに基づいて商品や提案を磨く道が開かれました。D2Cで集めた顧客データを、商品開発・需要予測・店頭施策にまで活かす価値の流れを図解します。
食品D2Cを阻む3つの構造的な壁
「立ち上げの負担」「顧客データの活用不足」「既存流通との摩擦」という3つの壁を取り上げ、EC運営や物流費、データの分析体制、小売・社内の抵抗といった課題の背景を解説します。
「売る場所」ではなく「顧客を知る場所」としてD2Cを設計する
食品のD2Cは、売上の規模だけで見ると、小売経由の販売に及ばないことが多くあります。しかし、D2Cの真価は、顧客の購買データ・レビュー・嗜好を直接得られる点にあります。D2Cの立ち上げから定着までの道のりを、時間軸で整理します。
既存流通との両立という難題
「役割の分担」「価格の整合性」「知見の還元」という3つの課題と、「販売は卸・小売経由のみ」から「D2Cと既存流通を役割分担」へ、従来の販売モデルから目指すべき姿への転換を示します。
食品D2Cを支える4層の仕組み
Layer 1「物流・顧客データ基盤」、Layer 2「集客・販売」、Layer 3「顧客関係・個別提案」、Layer 4「データの事業活用」。物流とデータの土台の上に、販売・関係づくり・事業活用を積み上げる実践フレームワークをご紹介します。
実行ロードマップと期待する成果
STEP 1(0~6ヵ月)顧客・商品の選定とチャネル設計、STEP 2(6~18ヵ月)立ち上げと関係づくり、STEP 3(18ヵ月~)データ活用と事業への還元。3段階で進める具体的な道筋と、短期・中期・長期の期待する成果をまとめています。
セルフ診断チェックと次の一手
「自社ECなど顧客と直接つながる販路がない」「自社商品を誰がなぜ買うかをデータで把握していない」「顧客ごとの提案ができていない」など、6項目のセルフ診断で、自社のD2Cへの備えを確認できます。

【ポイント】
D2Cは、大規模な投資から始める必要はありません。まず狙う顧客と商品を絞り込み、既存流通との役割分担を描くことが第一歩です。D2Cの成果は、売上だけで測るものではありません。顧客から得た知見が、事業全体を強くします。

アクセンチュアでは、D2Cの戦略設計から、立ち上げ、顧客データの活用まで、段階的にご支援しています。D2C立ち上げ診断(無償)も受け付けておりますので、ぜひ本資料をご覧のうえ、お気軽にご相談ください。

このカタログについて

ドキュメント名 売り場の外で、顧客とつながる。食品メーカーのD2C戦略|D2Cデジタルコマースとパーソナライゼーションの実践フレームワーク
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
ファイルサイズ 1Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 アクセンチュア株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

この企業の関連カタログの表紙
デジタルツインによる上市リードタイム短縮
事例紹介

アクセンチュア株式会社

この企業の関連カタログの表紙
R&Dプロセス現場入り込み業務改革
事例紹介

アクセンチュア株式会社

この企業の関連カタログの表紙
導入数百社・47万人が利用するAI・DX人材育成プログラム
製品カタログ

アクセンチュア株式会社

このカタログの内容

Page1

スライド 1

WHITE PAPER|食料品 × 営業・マーケティング 食品D2Cの顧客接点 ! ! 売り場の外で、 自社EC 食品 定期 メーカー 購入 顧客とつながる。 食品メーカーの 顧客 データ SNS D2C戦略。 小売・ ※DTC(Direct To Consumer 直販業態の一種) 卸 D2Cデジタルコマース戦略と パーソナライゼーションの実践フレームワーク 物流 顧客 直接接点 定期購入 データ 顧客を知る 継続的な 次の商品 D2C顧客の継続率のイメージ(概念・%) 確かな経路 関係づくり 開発の源泉 100% 100 本書の内容 80 1 食品ECの定着がもたらした変化 55% 60 2 D2Cの立ち上げから定着までの道のり 40% 40 30% 3 既存流通との両立という難題 20 4 食品D2Cを支える4層の仕組み 0 5 自己診断チェックと次の一手 初回 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 初回購入 継続中 定着した顧客 直接接点 小売経由では得られない顧客の声 継続購入 定期購入で長期的な関係を築く データ活用 アクセンチュア株式会社 購買データを商品開発に活かす Supply Chain & Engineering(SC&E) SupplyChain_Engineering@accenture.com 2026年 外部公開版
Page2

スライド 2

エグゼクティブサマリー / Why 1 2 EXECUTIVE SUMMARY 「誰が、なぜ、自社の商品を買っているのか」——小売経由の販売だけでは、その答えは見えない。 食品のネット購入が生活に定着し、食品メーカーが消費者に直接販売するD2Cの機会が広がっている。D2Cは単なる販路の追加では ない。顧客と直接つながり、購買データや声を集め、商品開発やマーケティングに活かすための戦略的な転換である。 本稿は、食品メーカーがD2Cとデジタルコマースを立ち上げ、パーソナライゼーションによって顧客との長期的な関係を築くための考え方と 実践的アプローチを整理する。 Why 1 食品ECの定着が、メーカーと顧客の距離を縮めた これまで食品メーカーと消費者の間には、卸と小売が介在してきた。メーカーは売上の数字は把握できても、誰が、どのような理由で、どのくらい の頻度で買っているのかを直接知ることは難しかった。 食品のネット購入が広がったことで、メーカーが自ら顧客と接点を持ち、データに基づいて商品や提案を磨く道が開かれた。この機会を活かせるか どうかが、今後の競争力を左右する。 図1 食品D2Cの価値の流れ 集客 購入 継続・関係 顧客データ 事業への活用 ! SNS・ 自社EC 会員 商品開発 動画 サイト プログラム 検索・ モール内 レビュー・ 顧客 需要予測 広告 の直営店 顧客の声 データ ! 店頭の 個別の 定期購入 店頭施策 QRコード 提案 立ち上げの要所 図1:D2Cで集めた顧客データを、商品開発・需要予測・店頭施策にまで活かす 直接接点 定期購入 データ 顧客を知る 長期的な関係 商品開発と 確かな経路 の土台 需要予測の源泉 ※数値は公表情報・業界調査に基づく推計値・目安を含む Copyright © 2026 Accenture. All rights reserved. Supply Chain & Engineering(SC&E)|SupplyChain_Engineering@accenture.com
Page3

スライド 3

Why 1(続き)/ Why 2 3 図2 食品D2Cを阻む3つの構造的な壁 第1の壁 第2の壁 第3の壁 EC構築 ・ 運営 ・ 物流 収集 ・ 分析 ・ 活用 小売 ・ 価格 ・ 関係 立ち上げの負担 顧客データの活用不足 既存流通との摩擦 ・EC運営の人材とノウハウが不足 ・データを集める仕組みが弱い ・小売との関係悪化への懸念 ・小口配送・温度管理の物流費 ・分析できる人材が社内に少ない ・価格の整合性の確保が難しい ・集客に継続的な投資が必要 ・施策への反映が遅い ・社内の営業部門の抵抗 採算化までに時間がかかる 集めたデータが眠る チャネル設計が不可欠 図2:立ち上げ・データ活用・流通との両立の三つの壁を同時に設計する Why 2 「売る場所」ではなく「顧客を知る場所」としてD2Cを設計する 食品のD2Cは、売上の規模だけで見ると小売経由の販売に及ばないことが多い。しかしD2Cの真価は、顧客の購買データ・レビュー・嗜好を直 接得られる点にある。D2Cを「顧客を知る場所」と位置づけ、得られた知見を商品開発や店頭の施策にまで活かせば、事業全体の競争力を 高める投資として回収できる。 図3 食品D2Cの立ち上げから定着までの道のり(概念) 狙う顧客と SNSでの 顧客データの データを 商品の選定 集客開始 分析開始 商品開発へ 3ヶ月 9ヶ月 18ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 開始 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月〜 ECサイトの 定期購入の 個別提案の 立ち上げ 導入 本格化 立ち上げの段階 データ活用の段階 図3:販売の場をつくった後、データを活かす段階へ進むことで価値が高まる D2Cの成果は売上だけで測らない ── 顧客から得た知見が、事業全体を強くする。 Copyright © 2026 Accenture. All rights reserved. Supply Chain & Engineering(SC&E)|SupplyChain_Engineering@accenture.com
Page4

スライド 4

Why 3 / アプローチの方向性 4 Why 3 既存流通と「両立」するチャネル戦略を描く D2Cを始めると、卸・小売との関係をどう保つかが必ず問題になる。D2Cと既存流通を対立させるのではなく、役割を分けて両立させる設計が 求められる。そこには3つの課題がある。 1 課題 2 課題 3 課題 役割の分担 価格の整合性 知見の還元 D2C限定の商品や定期購入など、小売と 販路ごとに価格がばらつくと、小売との信頼 D2Cで得た顧客の知見を小売との商談や 競合しない価値を設計する必要がある。 関係を損ねる。価格方針の統一が要る。 売り場づくりに還元すれば、協力関係を強め られる。 図4 従来の販売モデルと目指すべき姿 ✕ 従来の販売モデル 目指すべき姿 ✕ 販売は卸・小売経由のみ D2Cと既存流通を役割分担 ✕ 顧客像は推測に頼る 購買データから顧客を理解 ✕ 全員に同じ商品と広告 顧客ごとに最適な提案 ✕ 一度きりの購入が中心 定期購入で継続的な関係 ✕ 商品開発は社内の発想 顧客の声を起点に開発 アプローチ 狙う顧客を絞り、小さく始めてデータで育てる まず狙う顧客と商品を絞り込み、小売と競合しない形でD2Cを立ち上げる。集客と定期購入で顧客との関係を築き、集まったデータを個別の 提案や商品開発に活かしていく。それを支えるのが次の4層の仕組みである。 図5 食品D2C 4層の仕組み Layer 4 データの事業活用 商品開発 需要予測 店頭施策 商品開発・需要予測・店頭施策への活用 Layer 3 顧客関係・個別提案 会員制度 定期購入 個別提案 会員制度・定期購入・個別の提案 Layer 2 集客・販売 自社EC SNS 広告 自社EC・SNS・広告による集客と販売 Layer 1 物流・顧客データ基盤 小口配送 温度管理 顧客DB 小口配送と顧客データの一元管理 図5:物流とデータの土台の上に、販売・関係づくり・事業活用を積み上げる Copyright © 2026 Accenture. All rights reserved. Supply Chain & Engineering(SC&E)|SupplyChain_Engineering@accenture.com
Page5

スライド 5

実行ロードマップ / 期待成果 5 図6 食品D2C戦略 実行ロードマップ STEP 1 STEP 2 STEP 3 0〜6ヶ月 6〜18ヶ月 18ヶ月〜 顧客・商品の選定と 立ち上げと データ活用と チャネル設計 関係づくり 事業への還元 狙う顧客層の特定 ECサイトの立ち上げ 個別提案の本格化 D2C向け商品の選定 SNSでの集客 商品開発への活用 既存流通との役割分担 定期購入の導入 小売への知見還元 「誰に何を売るか」が決まる 継続顧客が育ち始める 事業全体が強くなる 図6:設計・立ち上げ・活用の3段階で、D2Cを事業の資産に育てる STEP 1 狙う顧客と商品を絞り込む D2Cで最初に狙う顧客層と、小売と競合しない商品を選ぶ。限定商品や定期購入など、D2Cならではの価値を設計し、既存流通との役 割分担を明確にする。 STEP 2 小さく始めて関係を育てる ECサイトとSNSで集客を始め、定期購入で顧客との継続的な関係をつくる。物流費や集客費を見ながら、採算の取れる規模と運営体制 を確かめる。 STEP 3 データを事業全体に還元する 購買データや顧客の声を個別の提案だけでなく、商品開発や需要予測、小売との商談にも活かす。D2Cの知見が事業全体を強くする状 態を目指す。 期待成果 変革が生み出す具体的な価値 短期(0〜6ヶ月) 中期(6〜18ヶ月) 長期(18ヶ月以降) → 狙う顧客層の決定 → ECサイトの立ち上げ → 個別提案の本格化 → D2C商品の選定 → 定期購入の導入 → 商品開発への活用 → 流通との役割分担 → 継続顧客の獲得 → 小売への知見還元 Copyright © 2026 Accenture. All rights reserved. Supply Chain & Engineering(SC&E)|SupplyChain_Engineering@accenture.com
Page6

スライド 6

自己診断 / 次のステップ 6 自己診断 あなたの会社のD2Cへの備えは? 以下の項目に一つでも当てはまれば、対応の遅れによるリスクが潜在化している可能性が高い。 図7 食品D2Cへの備え セルフ診断チェック ☐ 自社ECなど顧客と直接つながる販路がない 警告 → 早急な対応が必要な可能性があります ☐ 自社商品を誰がなぜ買うかをデータで把握していない 危険 安全 → 早急な対応が必要な可能性があります ☐ 顧客ごとの提案ができていない D2C準備スコア → 早急な対応が必要な可能性があります 要対応レベル ☐ 定期購入の仕組みを検討していない 当てはまる項目が多いほど → 早急な対応が必要な可能性があります 針は「危険」側に振れる ☐ 既存流通との役割分担を設計していない → 早期の見直しを推奨します ☐ D2C事業の推進担当が決まっていない → 早期の見直しを推奨します 図7:赤は早急な対応が必要な項目、黄は早期見直しの推奨項目 3つ以上当てはまった企業へ 顧客と直接つながる経路を持たないことは、顧客を知る機会を他社に委ねることを意味します。小さく始めて育てるほど、早く始めた企 業が有利になります。 次のステップ まず「D2C立ち上げ診断」から始める D2Cは大規模な投資から始める必要はない。まず狙う顧客と商品を絞り込み、既存流通との役割分担を描くことから始まる。アクセンチュア SC&E では、D2Cの戦略設計から立ち上げ、顧客データの活用まで、段階的に支援している。 「食品D2C戦略、まず話しませんか」 D2C立ち上げ診断(無償)を受け付けています。 アクセンチュア株式会社 Supply Chain & Engineering(SC&E) SupplyChain_Engineering@accenture.com 本資料のデータは公表情報・統計資料に基づく推計値・目安を含みます。個別の投資・経営判断については専門家にご相談ください。 Copyright © 2026 Accenture. All rights reserved. Supply Chain & Engineering(SC&E)|SupplyChain_Engineering@accenture.com