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普通のステンレス容器とは一味違う「片テーパー型容器」をご紹介します。
会社で、工場で、自宅で、原料の保管容器として、調理器具としてステンレスタンクは多く使われていますが、そんなステンレス製のタンクの中でも、「片テーパー型容器」をご存知の方はまだ多くないかもしれません。
片テーパー型容器は、底が排出口に向かって傾斜しているタンクで、タンク自体を傾けなくても自然と排出口へ液体が集まるようになっており、排出性に優れている新しいステンレスタンクです。
・液を一時貯蔵する
・貯めた液を他のタンクへ移す
・液を小分けする
など、貯蔵と排出の工程がある場合には片テーパー型容器が適しています。
この資料では「片テーパー型容器」の特長について分かりやすくまとめています。
ステンレスタンクを新規に購入をご検討中の方、これから導入を検討される方はぜひご一読ください。
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このカタログについて
ドキュメント名 | 【解説資料】進化したステンレス容器 片テーパー型容器ってなに? |
---|---|
ドキュメント種別 | ハンドブック |
ファイルサイズ | 1.5Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 日東金属工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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進化したステンレス容器
一般的なステンレス容器と
なにが違う?
片テーパー型容器の特長を
まとめました。
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会社で、工場で、自宅で、原料の保管容器として、調理器具として
ステンレス容器は多く使われていますが、
そんなステンレス製の容器の中でも、「片テーパー型容器」をご存知の方は
まだ多くないかもしれません。
今回は普通の容器とは一味違う「片テーパー型容器」をご紹介します。
第1章 進化したステンレス容器「片テーパー型容器」とは
片テーパー型容器は、底が排出口に向かって傾斜している容器です。
容器を傾けなくても自然と排出口へ液体が集まるので、排出性に優れています。
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一般的な排出口付きの容器:液体のロスが生じてしまう
排出口と底に段差が生じており、液残りが発生します。
全量排出が困難なため、ロスが生じてしまいます。
片テーパー型容器:ロスなくスムーズに排出!
排出口に向かって底が傾斜しており、自然と液が排出口に向かって流れます。
排出口と底に排出の妨げとなる段差が無く、全量排出できます。
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第2章 こんなときに便利
液を残らず排出したい/スムーズに排出したい
通常の容器に継手を付けると、どうしても液残りが発生してしまいます。
全量排出するためには、容器を斜めにするなどしなければなりません。
片テーパー型容器は排出口に向かって底が傾斜しており、継手の溶接部も
フラットに仕上げていますので、内容液をスムーズに全量排出できます。
下の画像をクリックすると動画のページへ移動します。
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横に配管をつなぎたい/ストレートに配管へつなぎたい/
容器の高さを低く抑えたい
下部排出で配管を横に伸ばす場合は、エルボなどで方向を変換する必要があります。
容器の下には配管が接続できる分のスペース(高さ)が必要になります。
片テーパー型容器は横排出なので、低い位置でもストレートに配管と接続できます。
下部排出容器 片テーパー型容器
・下に排出する際には適している。 ・配管にストレートに接続できる。
・横排出となると配管が長くなる。 ・配管の取り回しが短くできる。
・排出口下部にスペース(高さ)が必要。 ・容器の全高を低くできる。
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排出量(流量)を調整したい
手動二方ボールバルブを取り付ければ、容器側で簡単に流量の調整ができます。
下部排出では下部にバルブがあり操作しにくいですが、
片テーパー型容器は横排出のため開閉操作が楽に行えます。
下部排出容器 片テーパー型容器
・バルブが容器の下部にあるので、 ・バルブが容器の側面にあるので、
しゃがんで開閉操作するようになる。 しゃがまずに楽に開閉操作できる。
・容器下部にあるので、開閉の状態が ・開閉の状態がすぐ分かる。
分かりにくい。
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第3章 片テーパー型容器 用途別ラインナップ
標準品(蓋3種)
かぶせ蓋タイプ クリップで密閉タイプ バンドで密閉タイプ
【KTT-ST】 【KTT-CTH】 【KTT-CTL】
かぶせ蓋付きでスタン 容器にクリップが付いて クリップと違い、容器に
ダードなタイプ。 いるので、密閉に部品が 密閉用の部品が付いて
密閉不要の場合には 不要である。 いないので洗いやすい。
このタイプが最適。 クリップで簡単に密閉 バンドで簡単に密閉
できる。 できる。
容器ごと工程間を移動させたい
キャスター脚付き容器、架台付き容器があります。
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【KTT-ST-L】 【KTT-CTH-L】 【KTT-CTL-L】
【KTT-ST-J-L】 【KTTK-J-L】 【KTT-CTL-J-L】
【KTT-ASC】 【KTTK-L】
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内容物の温度調節をしたい
ジャケット付き容器があります。
【KTT-ST-J】 【KTT-CTL-J】 【KTTK-J-L】
【KTT-ST-J-L】 【KTT-CTL-J-L】 【KTT-J-ASC】
【HU】
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撹拌機を取り付けたい
カクハン機座付き容器、撹拌ユニットがあります。
【KTTK】 【KTTK-L】 【KTTK-J-L】
【KU】 【BKU】 【HU】
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完全オーダーメイド(特注製作)事例
ご要望のタンクを1品からオーダーメイドで設計・製作しております。
簡単な図やイラストで構いませんので、ご希望の仕様をお聞かせください。
片テーパー型密閉容器 架台付き
○化学薬品メーカー様納入
容器とキャスター付き架台の分離タイプ。
移動が必要な時に架台に乗せ、
所定の場所に運びます 。
ロート付片テーパー型容器
○化学薬品メーカー様納入
液体を投入し、濾過するための容器です。
補強のため、通常の片テーパー型容器
【KTT-CTL】よりも板厚を厚くしています。
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お問い合わせ先
ステンレス製品部 営業課
住 所
〒 340-0811
埼玉県八潮市二丁目358
電話 048-996-4221
FAX 048-996-8781
メール sales@nitto-kinzoku.co.jp
ホームページ https://www.nitto-kinzoku.co.jp/
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編 者 企画開発課 企画G
2018年7月 発 行
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