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外部ベンダーアクセスの課題から、OTに適した安全なリモートアクセスの考え方まで解説
製造現場では、設備の保守、点検、トラブル対応、監視などを目的として、装置メーカーや外部ベンダーによるリモートアクセスが利用されています。
一方、アクセス経路や権限がベンダーごとに分かれていると、誰が、いつ、どの設備に接続しているのかを工場側で把握しにくくなります。
本資料では、OT環境における外部アクセスの課題、ITとOTの融合によって生じるリスク、IT向けリモートアクセスツールをOTで利用する際の課題を整理。OTに特化したセキュアリモートアクセスを考える際のポイントを解説します。
このカタログについて
| ドキュメント名 | 工場の遠隔保守を見直す 産業用リモートアクセス完全ガイド |
|---|---|
| ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
| ファイルサイズ | 1.1Mb |
| 登録カテゴリ | |
| 取り扱い企業 | Secomea合同会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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OT REMOTE ACCESS GUIDE
工場の遠隔保守を
見直す
完全ガイド 外部ベンダーアクセス・権限・可視性・監査を
OTの前提から整理
産業用リモートアクセス完全ガイド 2026.09
Secomea合同会社
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Secomea
について
2008年に設立されたSecomeaは、15年以上にわたり、製造業や機械メーカー
のOTリモートアクセスのニーズに応えてきました。
Secomeaは、産業ネットワークとOT機器向けに特化して設計されたセキュア
リモートアクセス(SRA)ソリューションです。現在、世界8,000社以上のお
客様が、数千の拠点で日々活用し、機械のリモートアクセス管理、サイバー
セキュリティリスクの低減、ダウンタイムの防止に役立てています。
© Secomea 2024, All rights reserved.
本書に記載されている内容は、一般的な情報提供を目的としてお
り、法的またはその他の専門的アドバイスを意図したものではあ
りません。情報の正確性と適時性には細心の注意を払っておりま
すが、最新の法的または技術的な動向に基づいていない可能性があ
るため、受け取った時点での正確性を保証することはできません。
Secomeaでは、本書に記載された原則を、お客様の個別の状況にどの
ように適用できるかについて、アドバイスをご提供しています。詳細
については、secomea.com. をご覧ください。
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目次
01 OTセキュリティ強化に向けた
旧来型アクセスモデルの再考……………………………………………………….4
02 OT環境における
外部アクセスの課題………………………………………………………………….6
03 ITとOTの融合がもたらす
新たなOTサイバー脅威 …………………………………………………………….8
04 IT向けツールがOT環境で
直面する限界…………………………………………………………………………11
05 OTに特化したセキュアな
リモートアクセスの必要性…………………………………………………………14
06 Secomeaのソリューション:
OTに特化しSRA………………………………………………………………………16
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01
OTセキュリティ
強化に向けた
旧来型アクセス
モデルの再考
いまや、産業用リモートアクセスがもたらすビジネス上のメ
リットについて、あらためて力説するまでもありません。時
代に取り残されず、競争力を維持しようとする製造企業は
みな、リモートアクセスの重要性と、そこから得られる無数
の利点を当然のこととして認識しています。
それでもなお、多くの企業が、重要なリモートアクセスの運用をより安全にする
ためのソリューションや戦略について、模索を続けています。
OTを脅威から守ることは、業界全体に共通する優先事項であり、これに続い
て、サイバーセキュリティの強化、規制対応の徹底、そしてユーザー体験を高
めつつコストを削減することが重視されています。
従来のツールでは、OTリモートアクセスの有効なセキュリティ戦
略とは実現できません。主な要因は、次の3つに集約されます:
• 製造企業がサードパーティの ースにアクセスし、何を行っ
アクセスを十分に管理できな ているのかを確認する手段、
い:工場内では複数の機械 つまり監査ログを持ち合わせ
メーカーがそれぞれ異なるリ ていません。有効なセキュリ
モートアクセスツールを使用 ティ戦略には、安全なアクセ
しており、こうした第三者に ス管理、アクセス権限の厳格
広範なアクセス権を与えてし な制御、そしてサードパー
まっているのが実情です。中 ティの行動を継続的に監視す
には管理者レベルの権限を付 る体制が不可欠です。製造企
与するケースもあります。機 業がOTリモートアクセスソ
械メーカーがいつでも自由に リューションを求める理由と
接続できる状態にあり、資産 して最も多いのが、機械メー
所有者は、誰がいつどのリソ カーのアクセス管理です。
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01 | Reassessing old-fashioned access methods for enhanced OT security
• ITとOTの融合が、サイバー脅 OT機器は、リモート通信、保
威の新たな経路となってい 守、アップグレードのために外
る:これまで、サイバーセ 部ネットワークを利用できるよ
キュリティは主にIT領域のみで うになった一方で、そのネット
重視されてきました。OT環境 ワーク上で外部からの脅威にも
はネットワークと切り離され さらされるようになっています。
たローカルシステムが中心で そのため、IT領域のセキュリ
あり、サイバー攻撃への特別 ティ対策だけではもはや十分で
な対策はほとんど必要とされ はなく、これまで以上にOTに
ていなかったからです。しか 特化したセキュリティ対策が必
し、ITとOTの融合によって、 要とされています。
状況は一変しました。
• IT向けに設計されたツールで (PAM)など、ITを主な対象
は、もはや対応しきれない: とした従来のソリューション
製造企業はこれまで、OTシス は、OT環境での利用において
テムへのリモートアクセスに 多くの課題を抱えています。
IT向けのツールを利用してき 可視性の欠如、ユーザー教育
ました。しかし、こうした の不足、アクセス制御の不備、
ツールは最適とは言えず、セ ポリシー徹底の不十分さなど
キュリティの隙を攻撃者に悪 に加え、拡張性にも限界があ
用されかねません。VPNや り、すべてのOTユースケース
ファイアウォール、ジャンプ に対応することはできません。
サーバー、特権アクセス管理
OT環境特有の要件や課題に対応できる、安全性と拡張性を備えた
OT専用のリモートアクセスソリューションが、いま強く求められて
います。
製造企業に必要とされているのは、OTの優先事項に対応し、その複
雑な環境を的確に管理できるツールです。
そこで有効となるのが、OTシステムとOTネットワークに特化して
設計されたセキュアリモートアクセス(SRA)ソリューションです。
本書では、製造企業が直面するこうした課題を掘り下げ、従来の
ツールの限界と、OTに特化したリモートアクセスソリューションを
導入することで得られるメリットを対比しながら考察します。
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02
OT環境における
外部アクセスの課題
OT環境は、パッチ適用やトラブル対応、監視、 を許可しており、1社あたり平均で77の外部組
点検、保守、リスク対策など、さまざまな側面 織にアクセス権を付与しています。サードパー
でサードパーティのサービスに大きく依存して ティアクセスに関するセキュリティ上の主な課
います。 題としては、不正アクセスの防止(44%)、
IT・OT間のセキュリティ方針の整合(43%)、
Ponemon Instituteの調査によると、企業の約4 そしてユーザーに付与する特権アクセスの範囲
社に3社がOT環境へのサードパーティアクセス の管理(35%)などが挙げられます。
OTリソースに接続する人やシステムが増えるほど、リスクも高まる
かつて、OTや産業用制御システム(ICS)は、 方で、OT領域に新たなリスクや脆弱性をもたら
インターネットや他のネットワークから完全に しています。
隔離され、専門の技術者のみが管理・保守を
担っていました。限られた専門家のもとで制御 こうした急激な変化の波は、OT現場を半ば不意
されていたことで、システムが損なわれるリス に襲いました。セキュリティチームの多くは、
クも比較的低く抑えられていたのです。しかし、 自社システムにアクセスしている内部・外部の
現在の状況は大きく変わりました。 ユーザー数すら正確に把握できておらず、潜在
的な侵入口の存在にも気づいていないケースが
クラウドコンピューティングやOT/ITの融合、 少なくありません。加えて、セッション監視の
リモートワークの普及といった産業インフ 仕組みが不十分なままでは、重要なシステムが
ラの進化は、生産性や業務効率を高める一 攻撃者の標的となるリスクがさらに高まり、防
御の難易度も一段と増していきます。
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02 | The challenge of third-party access in OT
サードパーティに過剰なアクセス権が付与されることが多い
機械メーカーにはネットワークへの広範なア ります。さらに厄介なのは、各メーカーがそれ
クセス権が与えられることが多く、中には管 ぞれ別のサードパーティとつながっており、そ
理者レベルの権限を付与されるケースもあり の先にもまたサードパーティが連なるという、
ます。これは多くの場合、信頼関係が前提と 自社では把握も統制もできないエコシステムが
なっていますが、善意の業者であっても、自 存在していることです。
社の従業員ほどセキュリティ意識が高いとは
限らず、意図せず深刻なセキュリティ侵害を 意図的であれ偶発的であれ、潜在的な被害を考
引き起こす可能性は否めません。たとえ過失 えれば、企業のシステムやリソースにアクセス
がサードパーティにあったとしても、企業に するすべてのパートナー、メーカー 、サプライ
とっては多大な財務的損失や信用の失墜につ ヤー、契約業者をリスク要因として捉えること
ながりかねません。 が不可欠です。従来の境界型セキュリティモデ
ルではもはや不十分であり、セキュアなアクセ
資産所有者側のセキュリティチームは、こう ス管理をサイバーセキュリティ戦略の中核に据
したメーカーの行動やプロトコルの遵守状況 える必要があります。
を十分に監視・管理することが難しく、結果
として、セキュリティ侵害が発生してから対 セキュリティ対策には、業務の効率を損なう
応するという受け身の姿勢に陥りがちです。 ことなく、アクセス者の行動を監視し、権限
を厳密に制御し、本人確認を確実に行える仕
そもそも、外部メーカーのデバイスに自社の 組みが求められます。
セキュリティツールを入れてもらうこと自体
が容易ではありません。かといって、すべて Takepointの2023年調査レポートが示すように、
のメーカーに自社管理のデバイスを支給する 業界を問わず、サードパーティアクセスの管
のも、非現実的であり、コストも時間もかか 理と保護は、OTリモートアクセスソリュー
ション導入の最大の動機となっています。
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03
ITとOTの融合が
もたらす新たなOT
サイバー脅威
わずか5年前まで、OTへのサイバー脅威はあくまで理論
上の問題とされており、OTネットワークやシステムに直
接影響を及ぼした攻撃は全体のわずか25%にすぎません
でした。
しかし2020年以降、状況は急速に変化し、OTを標的とし
たサイバー攻撃は年々ほぼ倍増しています。現在では、世
界中の数百の産業拠点で操業停止や経済的損失を引き起
こす事例が後を絶ちません。
Waterfallの「2024年脅威レポート」によると、2023年には攻撃の手口と
動機が多様化・巧妙化し、68件の攻撃で500を超えるOT拠点が被害を受
けました。 また、3社に1社がOTとITの両システムでサイバー攻撃の被害
を受けたと報告されています。
ハッカーは今や重要インフラを標的とし、サプライチェーンの深刻な混
乱や物流の停止を引き起こしています。Fortinetの「2023年 OTおよびサ
イバーセキュリティの現状レポート」によれば、電子機器、自動車、船
舶、化粧品、金属といったサブ業種に属する、ディスクリート系および
プロセス系の製造分野が、サイバー被害の半数以上を占めました。中に
は、破産や大規模な人員削減を余儀なくされたケースもあり、同様の事
例は2022年にも2件報告されています。
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03 | IT-OT convergence and emerging OT cyber threats
数字で見る
2023年のOT 2022年に最も多く報告されたインシデントはマルウェ
ア(56%)とフィッシング(49%)でしたが、2023年
に成功した攻撃の80%はランサムウェアによるもので
サイバーリスク した。
製造業を狙ったサイバー脅威の85%はフィッシングによるも
のであり、なかでも中小企業は悪意あるメールの受信率が最
も高くなっています。
約80%の企業が、自社のOT環境に100台を超えるIP対応
のOT機器を保有していると報告しています。
これらの企業の多くが、社内で使用しているICS
の平均経年数は6〜10年であると回答しています。
大企業の48%が、毎日50人を超えるリモートユーザーが自社
のOT環境に接続していると報告しています。
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03 | IT-OT convergence and emerging OT cyber threats
サイバー攻撃は大企業の被害ばかりが注目されがちですが、中小企業も
決して安全圏にいるわけではありません。実際、データ侵害の約半数
(46%)は、従業員数1,000人未満の企業で発生しており、中小企業がサ
イバーセキュリティインシデントによって被る損害は、平均で約20万ド
ルにのぼります。
接続数は企業規模に比例して増加し、それに伴って攻撃対象も拡大し
ます。ただし、大企業は一般的に、リスクに対応できる予算や専門人
材を確保しやすく、自衛体制を整えることが可能です。一方、中小企
業のリスクが低いとは限らず、システムのセキュリティ体制を十分に
整えるためのリソースが不足しているケースも多く見られます。
リモートアクセスのセキュリティ確保は、大企業に限られた課題ではあ
りません。規模の大小を問わず、多くの企業がリモートアクセス関連の
リスクに不安を抱えており、自社のセキュリティ対策にも十分な信頼を
持てずにいるのが実情です。
業界が直面しているもう一つの深刻な課題は、サイバーセキュリティ人
材の不足が年々深刻化していることです。Fortinetの「2023年サイバー
セキュリティ人材ギャップグローバル調査レポート」によれば、多くの
企業が、重要なセキュリティ業務を担える人材の確保に苦戦しています。
調査結果によると、OTサイバーセキュリティの専門職は、もはや運
用担当者からではなく、ITセキュリティ部門のリーダー層から登用
される傾向にあります。これに伴い、セキュリティに関する意思決
定の主導権は、 OTの現場責任者からITの専門人材へと移りつつあり
ます。95%の企業が、今後1年以内にOTセキュリティの管轄をCISO
の下に置く意向を示しています。
IT部門にはOTへの理解を深めることが求められており、多くの企業が、
ITとOTのインフラを横断的にカバーするセキュリティソリューションを
模索・導入することで、全体のリスク低減を図ろうとしています。
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04
IT向けツールが
OT環境で直面する
限界
OTに特化したセキュアなリモートアクセスソリューションが不足してい
るため、多くの製造企業はIT向けに設計されたツールに依存しているの
が実情です。しかし、こうしたツールはOT特有の「絶対に妥協できない
要件」を考慮しておらず、理想からはかけ離れています。
IT/OT融合の主な課題
OTシステムは一般的に、ミッションクリ の検出や設定が可能となるように設計
ティカルな業務を支えるため、年中無休・ されていますが、OTシステムはそも
24時間体制での連続運転が求められます。 そもリモートアクセスや標準化された
一方、IT向けに設計された大半のツールは 通信を前提としていないため、同様の
定期的なパッチ適用を前提としており、そ 可視性が確保されていないのが一般的
の都度OT機器の稼働を中断せざるを得ず、 です。
ダウンタイムによるコストが発生します。
アップデートのための中断が許されない重 また、OT環境は分散型であることから、
要な機能を抱える中で、ダウンタイムを最 攻撃対象領域が広がりやすいという特性
小限に抑えつつ、セキュリティの脆弱性に があります。管理者がすべてのOT機器を
どう対応するかが大きな課題となっていま 把握・管理する必要があり、この作業を
す。 を効率的に行うためにはOT機器に接続さ
れたハードウェアゲートウェイや、該当
さらに、ITシステムの多くは、リモートで 機器へのソフトウェアの組込みが必要で
す。
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04 | The shortcomings of IT-centric tools when used for OT
従来のセキュリティ技術が IT/OTを守りきれない理由
OT/ICS環境で広く採用されているリモートアクセスツールはIT向けの
ソリューションが多く、OTシステムの複雑な要件には対応できていま
せん。
現在使用されているVPNやファイアウォールといった手法は、時代遅れ
で複雑すぎるうえ、柔軟性に欠け、エラーも起きやすいのが実情です。拡
張性に限界があるため、OTの多様なユースケースや、広範かつ相互接続
された運用環境の要件をカバーできず、それ自体が格好の攻撃経路となっ
てしまうことも少なくありません。
• 従来型のVPNは、既存インフラ • IT向けゼロトラストネットワー
にほとんど変更を加えることな クアクセス(ZTNA)ソリュー
く導入できるという手軽さから ションは、 ITネットワークへ
広く利用されています。しかし、 のアクセス手段としては、従来
VPN接続が確立されると、リ のVPNに比べて進化しています。
モートユーザーはすべてのOT しかし、OT環境において多層
機器と同一ネットワーク上に置 的なセキュリティ防御を維持す
かれるため、セキュリティが不 るには不十分です。一般的に、
十分になるケースも多く見られ ZTNAソリューションはエンド
ます。このような設定では、特 ポイントエージェントを必要と
定のOT機器に対する一時的ま しますが、これをOT機器に導
たは限定的なアクセスといった 入することは実質的に不可能で
細かな制御はできず、全面的に す。
アクセスを許可するか、一切許
可しないかの二択を強いられる • ファイアウォールやアクセス制
のが一般的です。 御リスト(ACL)は、リモート
からのOTトラフィックをDMZ
リモートユーザーの認証情報 ネットワーク経由でルーティン
が漏洩・盗難に遭うと、攻撃 グするのが一般的です。しかし、
者が脆弱なOT資機器に容易 そのためには数百から数千に及
に侵入できるおそれがありま ぶ複雑なファイアウォールルー
す。さらに、正規ユーザーで ルの設定が必要となり、管理負
あっても、マルウェアに感染 荷が増大します。こうした煩雑
した端末から接続すれば、 さは運用の妨げとなるだけでな
ネットワーク全体に深刻なリ く、ランサムウェアやなりすま
スクをもたらす可能性があり しなどのサイバー攻撃やセキュ
ます。 VPNにはマルウェア リティ侵害のリスクを高める要
スキャン機能が備わっていな 因にもなります。
いため、接続を介して感染が
拡大する危険性があります。
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04 | The shortcomings of IT-centeric tools when used for OT
• ジャンプサーバーは、OT機 て、多くの運用現場では高額
器への直接的なインターネッ な特権アクセス管理(PAM)
トアクセスを避ける手段とし ツールの導入を余儀なくされ
て広く利用されています。た ています。ところが実際には
だし、リモートユーザーごと セキュリティの向上にはつな
にアカウントを作成する必要 がらず、十分に活用されない
があり、アカウント数が急増 ツールが増えるだけのケース
しがちです。やがて使われな も少なくありません。その結
くなったアカウントも削除さ 果、ジャンプサーバーやPAM
れずに放置されることが多く、 ソリューションは、OT環境に
サイバー攻撃者にとって格好 おけるリモートアクセス対策
の侵入口となりかねません。 として有効とは言えないのが
こうした脆弱性への対応とし 現状です。
多くの企業は、運用上の必要性から、こうしたリモートアクセスの代替
手段に頼っていますが、それが持続的な解決策にはならないことも自覚
しています。
可視性の欠如(55%)、ユーザー教育とトレーニングの不足(54%)、
アクセス制御の不備(53%)が、懸念点の上位3項目です。これに続き、
古いオペレーティングシステム(52%)、ポリシー徹底の不十分さ
(47%)、不正アクセスへの不安(44%)なども課題として挙げられて
います。
リモートアクセスによって生じる産業環境への主なリスクとしては、運
用上の安全性に対する脅威(75%)、高度な持続的標的型攻撃(APT)
(67%)、設定ミスや人的エラー(59%)が指摘されています。
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05
OTに特化した
セキュアなリモート
アクセスの必要性
産業インフラの進化に伴い、OTやICS環境に特化した柔軟かつ
堅牢なリモートアクセスソリューションへの需要が高まってい
ます。
製造企業には、OT特有の要件や複雑性に対応できる専用ツール
が必要です。こうしたニーズを満たす手段として、OTシステム
やOTネットワークに最適化されたセキュアリモートアクセス
(SRA)ソリューションが欠かせない存在となりつつあります。
代表的な活用例
外部メーカーや委託業者
ヒューマンマシンイン
など、サードパーティ
ターフェース(HMI)
へのセキュアなアクセス プログラマブルロ
の監視および遠隔操作
の提供 ジックコントロー
ラー(PLC)のトラ
ブルシューティング
およびプログラミン
グ
状況を直接確認する 複数の技術者が同時
ためのウェブカメラ に同一ステーション
接続と、それに基づく で作業できる体制の
遠隔支援の提供 構築
現場技術者や社内
スタッフに対する
トレーニングやリ
アルタイムのサ
ポートの実施
生産実績データを取得
工場内でのソフトウェア し、パフォーマンスの
のインストール、アップ 評価と改善に活用
グレード、パッチ適用
予知保全のための
リアルタイムデータ
の取得
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05 | The need for OT-specific Secure Remote Access (SRA)
導入の背景とメリット
SRAソリューションは、インターネット環境さえあれば、場所を問わず業
務リソースへの安全なアクセスとリモートワークを可能にし、システム運
用に柔軟性をもたらします。これは、特に緊急時や、グローバルに展開す
る組織において、極めて有用です。地域にこだわらずリモートワーカーを
採用すれば、グローバルな人材プールを活用でき、専門スキルへのアクセ
スを広げながら、人材不足の影響を軽減することができます。
SRAソリューションは事業継続計画において重要な役割を担っています。
自然災害やパンデミック、世界的な危機など、不測の事態によって従業
員が現場に直接出向けない場合でも、業務を継続できる体制を支え、非
常時の影響を抑えることが可能です。遠隔地や出張が困難な拠点、危険
を伴う場所であっても、安全な運用をリモートで継続的に確保できます。
SRAツールの導入により、支援が必要なデバイスの現場まで技術者
を派遣する時間や費用が不要となるため、経費を抑えつつ高いコス
ト効率を実現できます。さらに、データ分析によって予知保全が可
能となり、運用コストやサポートコストの削減にもつながります。
生産現場の可視性と監査機能が向上することで、OTとITが統合され
たデータに基づく、より的確な意思決定が可能になります。
リアルタイムのモニタリングにより、パターンや異常を即座に把握でき、
予期せぬダウンタイムを回避することが可能になります。技術者は、迅
速に機器のトラブルシューティングを行い、生産障害からの早期復旧を
支援します。セキュアなリモートアクセスソリューションは、機器管理
やプロセスの自動化、パフォーマンスの向上に寄与し、機器の操作から
リソースの活用、保守計画、法規制の遵守、安全対策に至るまで、幅広
い領域で効率化を促進します。
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06
Secomea Secomeaは、産業用ネットワークとOT機器に特化して
の 設計されたセキュアリモートアクセス(SRA)ソ
リューションです。遠隔でのプログラミング、トラブ
ルシューティング、データに基づく意思決定など、リ
ソリューション: モートアクセス・リモート保守業務に必要なソフト
ウェアとハードウェアをワンパッケージで提供します。
OTに特化した Secomeaは、すぐに使える一式提供型のソリュー
ションとして、短時間で導入を完了し、ITの専門知
SRA 識がなくても簡単に使い始めることが可能です。技
術者のアクセスは数クリックで管理でき、場所を問
わず即座に機器への対応が行えます。これにより、
対応時間を最小限に抑え、セキュリティリスクを低
減し、ダウンタイムを防止することが可能です。
サードパーティからのアクセスを サイバー脅威の未然防止を支 IT向けのツールでは対応できない
管理:工場内を見渡すと、一部の 援:Secomeaは、サイバーセ 課題も解決:Secomeaのソリュー
機器には、機械メーカーによって キュリティを事業の中核に据え ションは、PLC、HMI、SCADAな
あらかじめ Secomea のゲートウェ
ています。当社はデンマークで ど、あらゆるOT/ICS機器にシー
イが装備されているかもしれませ
ん。 Secomeaは15年以上にわたり、 初めて公認されたCVE番号割り ムレスに接続可能です。機器の世
製造企業や機械メーカーのサイ 当て機関(CNA)です。製品開 代も問わず、シリアル通信に依存
バーフィジカルシステムのセキュ 発プロセスはIEC 62443-4-1の認 するレガシー機器を使用していて
リティ向上を支援してきました。 証を取得しており、コンポーネ も問題ありません。導入・展開も
産業エコシステムに関わるすべて ント要件であるIEC 62443-4-2に シンプルで、生産拠点ごとにわず
の関係者に対し、リモートアクセ ついては第三者監査により準拠 か1日で本稼働まで立ち上げること
スの標準化を実現することは、当 を実証しています。組織のセ ができます。インターフェースは
社の中核的なミッションです。
キュリティ対策については、
たった1つのソリューションによっ 非常に直感的で使いやすく、ITの
て、安全かつ適切に制御されたア ISO 27002が示す指針に基づい 専門知識がなくても、長時間の研
クセスを外部メーカーに提供し、 て内部統制をレビューし、その 修を受けることなく、すぐに操作
社内外すべてのリモートアクセス 適切性を第三者によるISAE を開始することが可能です。
セッションを簡単にモニタリング 3402報告書で評価しています。
することができます。 最高水準のセキュリティを求め
るお客様のニーズに応えるため、
Secomeaでは特権アクセス管理
(階層に基づくユーザー権限の
設定)、アクティビティログ、
アラート設定、MFA、Azure AD
secomea.com やOktaによるSSO、セキュアな 16
ファイル転送、アクセス申請な
ど ざ な機能を備
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06 | Secomea’s solution: Secure Remote Access purpose-built for OT
OTに特化した 機能 従来型 VPN PAMソリューション Secomea SRA
SRA
ゼロトラスト
ソリューションが アーキテクチャ
選ばれる理由
ロールベースの
アクセス制御
最小権限
アクセス
MFA
セキュアな
ファイル転送
完全な監査ログ
PLC/HMIへの
ダイレクトアクセス
低TCO
導入の迅速さ
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06 | Secomea’s solution: Secure Remote Access purpose-built for OT
Secomea 迅速な導入
• PLC、HMI、SCADAへのプラグアンドプレイ対応
ソリューションの • フルデータトンネリングをサポート:UDP/TCP/
USB
概要 • レガシー機器にも対応:シリアル接続/レイヤ2通信
ユーザーアクセスと資産管理の容易化
• ドラッグ&ドロップによるユーザーアクセス管理
• アクセス権を一括管理できる高度なグルーピング機能
• 階層ベースのユーザーロールと権限による特権アクセス
管理
資産へのスムーズなリモートアクセス
Secomea Prime • アクセス要求、オンデマンドアクセス、スケジュール
すべてのリモート 設定によるアクセスに対応
アクセスセッション • RDP、VNC、SSH、Telnetなど、全プロトコルを
を確実に把握 サポート
• プラグインやアプリのインストール不要でブラウザから
接続可能
IIoT Gateway スタティックトンネル接続
あらゆるOT資産への • ルーティング、ファイアウォール、トンネルの設定は不要
ハードウェア接続/ • 固定IPアドレス不要、IPサブネットの重複にも対応
ソフトウェア導入が • 通信方向(Pull/Push)の設定や、ポート・IP制限にも
可能 対応
セキュリティ・バイ・デザイン
IIoT Server • SMSまたはSSO(Azure AD・Okta)による多要素認証
ユーザーによる ログイン
資産へのアクセスを • 監査ログおよびセキュアなファイル転送
シームレスに管理 • SMS/メールアラームおよび自動アクションを含む
アラート・イベント設定
スムーズなデータ収集
• OPC UA、Modbus TCP、Siemens S7、Ethernet/IP、
Access Client MQTTなど各種プロトコルに対応
認可されたユーザー • スマートなデータ集約、条件付きサンプリング、
が資産にスムーズに
アラーム生成の設定が可能
アクセス
• 外部クラウドサービスプロバイダーへのデータ送信に対応
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06 | Secomea’s solution: Secure Remote Access purpose-built for OT
Secomea
紹介
本拠地はデンマーク
米国、中国、日本に拠点 70+
パートナー
ディストリビューター数
+8,000
世界の顧客数 +400,000
ゲートウェイ出荷台数
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www.secomea.com