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ロボット導入|課題解決提案事例⑯製函・箱詰め・封函編【JRC】

製品カタログ

箱詰め工程とその前後工程をまとめた自動化の事例5選を掲載

事例1:ラップラウンドケーサー(食品)
事例2:ダンボール製函・スパウトパウチ箱詰め・封函
事例3:生クリーム入りバッグの製函・箱詰め
事例4:チューブ入り食品の製函・箱詰め・封函全自動化
事例5:酒瓶梱包ライン自動化|梅乃宿酒造株式会社 様
    人の手はより付加価値の高い作業へ
    多品種化・生産量増加に向けて、梱包工程にロボットを導入し省人化

このカタログについて

ドキュメント名 ロボット導入|課題解決提案事例⑯製函・箱詰め・封函編【JRC】
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 5.6Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社JRC(ALFIS) (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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ロボット導入 課題解決事例集 06-6543-8180 〒 550-0011 大阪市西区阿波座2丁目1番1号 CAMCO西本町ビル5F
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課題解決提案事例 ラップラウンドケーサー(食品) プラスチック製瓶を6個ずつ包装するラップラウンドケーサー。 2種類の高さの瓶に1台で対応可能な仕様。 ワークの種類 プラスチック製瓶 ※カップ、缶、紙パックなども可 納入先 食品メーカー / 梱包ライン 工程・用途 段ボールシートで包装 プロダクト ラップラウンド式ケーサー 課題 包装工程の生産性向上。人手不足の解消。 内容量により容器の高さが2種類存在するため、両方に対応することが必要。 ご提案 コンベヤで供給される製品を3列2行に整列させ、ラップラウンド式で製函し、 ホットメルトを活用して3面糊付けし排出する。 装置の動き ①段ボールシートをシートマガシンにセットする。 ②製品がコンベヤにてラップラウンドケーサーまで搬送される。 ③3列に並べ替える。 ④3列 2行の6製品ずつ切り出し、段ボールシート上に装填する。 ⑤製品を包み、ホットメルトで3面糊付け圧着し、排出する。 株式会社 JRC ロボットSI カンパニー 課題解決事例集
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課題解決提案事例 ダンボール製函・スパウトパウチ箱詰め・封函 Before After 作業員 2 名が段ボールの組み立て、 協働ロボット1 台で段ボールの組み立てからワークの 底の I 貼り、箱詰めを行い封函機で封函する。 箱詰めまでを自動化。人の作業は段ボールの補充と ロボット操作のみ。2 名の省人化。 ワークの種類 段ボール / 液体入りスパウトパウチ 納入先 食品・化粧品・トイレタリー製品等の工場 工程・用途 段ボールでの梱包・箱詰め工程 プロダクト ロボットケーサー 課題 製造ラインは 24 時間稼働であるため、夜間作業の人手不足が深刻化していた。 製品ごとに段ボールサイズが異なり、自動での製函機や箱詰め機が導入できず、 手作業で段ボールの組み立てと箱詰を行っていた。 ご提案 製函・箱詰め作業をロボットにより自動化。専用の装置よりも作業の自由度が 高いため、段ボールのサイズ変更などにも柔軟に対応が可能。 協働ロボットを採用することで、段ボールの補充などで人が近づく可能性のある 場所でも作業が続行できる。 装置の動き ①空の段ボールを手動でストッカーにセット。 ②ロボットを操作し、箱詰めを行う製品を選択、動作開始。 ③ロボットが段ボールをストッカーから1 枚取り出し、組立、底に I 貼りをする。 ④ロボットがコンベヤで運ばれてきたワークを吸着してつかみ、箱に並べる。 株式会社 JRC ロボットSI カンパニー 課題解決事例集
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課題解決提案事例 生クリーム入りバッグの製函・箱詰め Before After 作業者 1 名で、クレートから生クリーム入りバッグを 協働ロボットにより、完全自動化。 箱詰め位置にセット。バッグを詰めた段ボール(バッ 装置起動後は人がついていなくてよいため、 グインボックス)にラベルを貼り付ける。 1 名の省人化。 ワークの種類 バッグインボックス(BIB) / 生クリーム 重量 :10 ㎏ 納入先 乳製品加工業者 工程・用途 箱詰め / 段ボール詰め / 製函 / ラベル貼り プロダクト ロボットケーサー 課題 梱包ラインを無人化したい。2 個 /1 分の速度で行う作業で、作業者のよそ見が原因 のヒューマンエラーが発生していた。協働ロボットを使用したい。 ご提案 ロボットでラベル貼り、製函、I 貼り、箱詰め機構へセットまですべて行うことで、 省スペースで自動化を実現。一般的な段ボールケーサーと比較しても半分以下の 設置面積。導入当初は 1 個 /2 分の速度で稼働していたが、他工程の生産能力向 上に合わせてロボットの動作速度を調整し、ボトルネックを起こさないように対 応。1 台のロボットで、段ボールサイズが ±150 ㎜程度変化しても対応が可能。 装置の動き ①ラベル印刷機で発行されたラベルを、ロボットが取りに行く。 ②ラベルを段ボールホッパー先頭の段ボールに張り付ける。 ③ラベルを貼り付けた段ボールを、1 枚ホッパーから取り出す。 ④ロボットが段ボールを製函ユニットに沿って動かすことで、A 式段ボールを組 み立て底を I 貼りする。 ⑤段ボールを箱詰め位置にセットすると、箱詰め機構が生クリーム入りバッグを 段ボールに詰める。 株式会社 JRC ロボットSI カンパニー 課題解決事例集
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課題解決提案事例 チューブ入り食品の製函・箱詰め・封函全自動化 Before After 化粧箱を組み立て、チューブを詰め、下流の検査工程に 装置の起動・停止操作と組立前の箱の供給を、1 人 送る作業を、3~4 人の作業者が手作業で行っていた。 のオペレータが行う。2 ~ 3 名の省人化。 ワークの種類 チューブ / スタンディングパウチ / 食品 / 菓子化粧箱 納入先 食品メーカー 工程・用途 箱詰め / 製函 / 封函 / 画像検査 課題 省力化により作業負担の軽減を行いたい。 箱詰め工程と同時に後工程の検査やラベルの印刷・貼り付け等もまとめて自動化す ることで、省人化もしたい。 ご提案 特殊な設計のサーボループコンベヤ(ダブルループ機構)を使い連続的に動くシ ステムを構築することで、100 個 /1 分の処理能力を実現。 パッケージに傷をつけないことが求められるため、素材の選定や表面処理等では 食品メーカー向け装置のノウハウを活かして選定。 →高速処理とワークを傷つけないハンドリングを両立。 装置の動き ①コンベヤから1 本ずつワーク(チューブ)が供給され、ダブルループ機構に入る。 ②ダブルループ機構で必要な本数ずつ切り分ける ③化粧箱を組立てて底を作り、箱詰め機構に供給する。 ④箱に 1 セットずつワークを箱詰めする。 ⑤蓋を折り込んで閉める。 ⑥蓋がきちんと折られているかを画像検査でチェックし、NG 品は排出する。 ⑦⑥の検査で OK だった化粧箱に、テープを貼って封函。 ⑧箱に印字を行い、印字部分を画像検査でチェック。  ※ NG 品が出た場合は、装置が停止する。 ⑨⑧の検査で OK だった箱を、次工程へと払い出す。 株式会社 JRC ロボットSI カンパニー 課題解決事例集
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課題解決提案事例 導入インタビュー 酒瓶梱包ライン自動化|梅乃宿酒造株式会社 様 Before After 1 時間当たり1400 本~ 2000 本の瓶を作業者 3~4 名 箱詰め工程とパレタイズ工程それぞれに、ロボット1 で手作業で箱詰めし、パレットへ積み付けていた。 台ずつ用いて自動化。作業者 1 名が段ボールを供給、 もう1 名が機械の起動・停止操作等を行うのみで、 人手による重労働は不要に。生産性が 25% 向上。 工程・用途 お酒が入った瓶の箱詰め パレタイジング 段ボール  (約 18kg) 4 合瓶  (約 1.5kg) ワークの種類 プラスチック製瓶ケース 1 升瓶  (約 3kg)       (約 23kg) プロダクト ロボットケーサー ロボットパレタイズシステム 課題 重い瓶を素早く段ボール詰めしたり、高く積み上げる作業は重労働であるため、 自動化の必要があった。瓶はリユースされるものもあり、作業中に割れるリスクが高い。 また、段ボールに詰める際、ラベルが仕切りと擦れ、破れたり、剥がれたりすることがある。 ご提案 ロボット 2 台 + 封函機で自動化することで、人の作業は装置の操作や箱の供給と いった身体的な負担の少ない作業のみに。パレタイズ工程のハンドツールはチャッ ク式を採用し、停電時の落下を防止。箱詰め時には箱の内側にガイドを差し込み、 間仕切りや箱と瓶が接触することを防止。今後予定のある品種追加(より小さい 瓶への対応)や、上流工程の生産性向上に向けて、改造可能な設計に。 装置の動き ■箱詰め工程 ■パレタイズ工程 ① 段ボール・瓶ケースを手作業でロボットケーサーへ供給。① コンベヤで運ばれてきた段ボール及び瓶ケースをチャック ② コンベヤで 1列に並んで送られてきた瓶を、詰め方に  して、既定の積み方でパレット上へ積みつける。   合わせて1 箱分ずつ整列する。   パレットは 2 枚設置されており、片側が満載になると  例)1升瓶の場合 2×3 に並べる。  もう片方に積みつける。 ③ 箱にガイドを差し込む。 ② 満載になったパレットを、フォークリフト等を用いて ④ 1 箱分の瓶をまとめてつかみ、箱に詰める。  空のパレットと交換する。交換中は、ロボットの動作は ⑤ コンベヤで封函機へ送り、封函機で段ボールを閉めて  停止する。  テープを貼る。   ※瓶ケースの場合は素通りする。 株式会社 JRC ロボットSI カンパニー 課題解決事例集
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導入事例インタビュー 梅乃宿酒造株式会社 様 人の手はより付加価値の高い作業へ 多品種化・生産量増加に向けて、 梱包工程にロボットを導入し省人化 設備を導入して、次の未来が見えました。 弊社の代表を始め、社員、アルバイト、パートの皆さんが、 これまで手作業で行っていた作業がだんだん機械化されている ことを実感しています。 今日の生産活動だけでなく、ひとりひとりが先の未来について考 えられるチームになってきました。加えて、社員一人一人の安全に 対する意識が高まってきたことも大きな効果だと感じています。 ケーサー・パレタイザの導入をきっかけに、生産性向上だけでは ないシナジー効果が生まれています。 梅乃宿酒造株式会社 物流部 副部長 桐 隆大 様 導入のきっかけ 導入の決め手 新しい酒文化を創造し、より多くのお客様に 付加価値の高い新たな商品に人の手をかけ、 梅乃宿のお酒を召し上がっていただきたい。 既存の梱包工程をロボットでの作業に切り替え 景利(JRC営業) ロボットを導入しようと思ったきっかけにつ リードタイムを短縮。 いて、教えてください。 景利(JRC営業) 弊社ロボットシステムを導入する決め手となっ たのは、どういったことでしょうか。 桐様 弊社は創業130年の日本酒蔵ですが、日本酒蔵のなかで は歴史が長い方ではありません。だからこそ常に新しいことに挑 桐様 生産性を高めたい、社員の作業負担を軽減したいという 戦し続ける必要がありました。 思いがありました。加えて  「新しい酒文化を創造する」をパーパスに掲げ、2022年7月に 自社のオンラインショップから直接お客様に購入いただくような 現在の所在地に新しい蔵を構え、製造・営業・物流と本社の機 高付加価値商品は、多品種少量生産での対応になります。 能を1箇所に集中させスタートしました。  これら高付加価値の商品を製造するためには、人の手での作 業割合が高くなる。「だったら、既存の製造ラインを機械化して、  新しい蔵で造った梅乃宿のお酒を、今後はより多くのお客様に 空いた人の手を活用しよう。」と考えました。 召し上がっていただきたい思いが、ロボットを導入する大きな背 景です。またこれまでは男性の手による力仕事がメインの作業で  次に、投資回収性の高さです。これまで3人の作業員で行って したが、作業に携わっている社員は「このままでは長く続かない」 いた工程を機械化し、別のお仕事を担当いただくことになります。 と考えていました。 また段ボールを事前に組み立てたり、移動したりしていた「見え ないコスト」が多くかかっていました。これらの作業工程は大幅  より多くのお客様に提供できる体制整備、労働力確保の課題 に短縮され、設備投資の回収が早くできると考えました。 の両方を解決することに加えて、地元である奈良葛城に貢献した いという思いは、必ずしも人の手でしなくてもいいのではないか と考えたことがきっかけです。 昨年新設された蔵では丁寧に人手で 濃厚な果物の味わいと果肉感で人気 酒造りを行いながら、瓶詰め・検査・ の「あらごしシリーズ」。取材当日は 梱包などの工程は機械による効率化 この中の「あらごしみっく酒」が、 を進め生産量を伸ばしています。広 箱詰め作業の真っ最中でした。梅乃 い敷地内にはその場で購入できる 宿酒造 130 周年を記念して作られた ショップが併設されており、試飲をし 期間限定でしたが、再販希望の声多 ながらお気に入りの 1 本を選べます。 数により定番商品としてリニューアル されたそうです。 株式会社 JRC ロボットSI カンパニー 課題解決事例集
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導入事例インタビュー 梅乃宿酒造株式会社 様 人の手はより付加価値の高い作業へ 多品種化・生産量増加に向けて、 梱包工程にロボットを導入し省人化  これまで製造現場の社員は、今日の生産活動を無事に終わら 導入後の効果 せることだけに心血を注ぎ、1年後も同じことをやっているイメー 生産性向上だけでなく、 ジを持っていました。  しかし、機械は時間がたてば劣化します。営業や販売担当は、 未来へ向けた意識改革のきっかけに。 お客様から新しい商品やサービスを求められる。ここにギャップ があるのに、製造現場が今日を終わらせることだけを考えていた らいつまでもギャップが埋まらない状況がありました。  導入をきっかけに1年先、2年先の未来を考えるチームになり つつあります。  ケーサー、パレタイザの導入が生産性の向上だけでなく、 いろいろな面でシナジーを生んでいます。 景利(JRC営業) ロボットケーサーとロボットパレタイズシステ ムを採用いただき、封函機を含めて梱包ラインが自動化されまし た。導入効果はいかがでしょうか。 梅乃宿酒造株式会社 様 桐様 次の未来が見えました。実際に工程が自動化されたのを 「梅乃宿」「あらごしシリーズ」など 目の当たりにして、梅乃宿の社員は、自社の設備の機械化が進 の人気商品で知られる、 んでいくことを実感しています。 昨年創業130周年を迎えた奈良県 の酒造メーカー。  手作業工程を自動化することについては、弊社の設備技術者 新製品の開発・製造に力を入れて と景利さん(JRC営業)とで進めていたので、我々はイメージし おり、製造キャパシティを ていました。でも大多数の社員は直接かかわっていないので、「突 確保するため、設備の自動化を進 然大きな機械が入ってきた」という驚きがありました。 めているとのこと。  実稼働後、操作する作業者はこれまでとは異なるスキルの獲 得と、安全確保に対する提案や発言をされるようになりました。  ガラス瓶に入った商品は重く、割れると危険であるものの、全 体的に社員の安全に対する意識が高くないと感じていました。ロ ボットアームが力強く運転していると、自主的に立ち入り禁止線 を引いたり、ルール化したりと変化があったことは、私は意外な 効果があったと感じています。  生産性における効果は、導入前に算定して目標としていた見立 て通りでしたので、こちらの要望に応えていただけたと考えてい ます。 景利(JRC営業) 1つ装置を導入してから、他の現場の方から も「これもできるんじゃないか」という相談をもらうようになりま した。 桐様 もともと設備技術者は、機械化を進めていきたいと考えて いたので、導入をきっかけにいろいろな相談をしていますね。  いくら商品力があっても、おなじことをやり続けているだけで は模倣されて、自社の優位性は維持できません。多品種少量生 産に対応できる体制を整えることは必然です。そのためにも既存 商品の生産ラインの機械化を進めていきたい、という声が社内か ら出てくるようになりました。 株式会社 JRC ロボットSI カンパニー 課題解決事例集