ファイバを使用し、出射ヘッドを小型化したレーザシート(光膜)光源です。出射ヘッドは、先端の各種出射口を交換することで、狭角(5deg)から広角(300deg)まで、様々なレーザシートを生成できます。
走査型光源の場合、レーザ光を通す窓の無い装置や乾燥炉などの閉ざされた空間では、内部に出射ヘッドを入れる必要がありますが、構造上、出射部分のコンパクト化に限界がありました。また、トレーサを使用して気流分布を観察する場合、走査型は極めて感度の良い気流可視化映像を取得できるものの、得られた映像から画像処理で流速分布など定量情報を求める際に、レーザー光の走査速度が影響して、高速な気流の画像処理には不向きでした。
パラレルアイF は、装置内に設置できるコンパクトな筐体と、高速気流の処理を両立できる可視化光源です。また、出射ヘッドの設置位置が限られていても、300 度にレーザー光を照射できることで、出射口の後方まで光が届き、一度に可視化できる範囲を広げることができます。これらの特徴から、出射ヘッドの設置自由度が各段に向上し、従来製品の機能では必ずしも十分ではなかった、装置内部への設置や高速な気流分布の可視化などの適用対象に対して最適なレーザーシート可視化光源となっております。
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主な用途 | ■ 窓の無い実験・製造装置内の可視化 ■ トレーサを使用した低速~高速気流の可視化 ■ 電装品を持ち込めない環境の可視化 ……など多数 |
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URL | http://www.snk.co.jp/particle/product3.html |
ファイバ式レーザシート光源 「パラレルアイ F」の関連カタログ
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