「EtherCATが支える産業用オープンネットワークの技術」特集
特集開始日:
アペルザにおいても2017年9月「トヨタが選んだつなげる規格『EtherCAT』特集」として第一弾の特集を組んだ。それから一年、EtherCAT Technology Group 日本オフィス 小幡正規代表に最近の取り組み状況を聞いた。本特集では、アペルザ独占取材コンテンツを公開する他、EtherCAT Technology Group メンバー企業各社の取り扱う様々な製品を紹介する。
(取材協力:EtherCAT Technology Group 日本オフィス)
【特集限定コンテンツ】EtherCATが支える産業用オープンネットワークの技術のダウンロード
産業用Ethernetとして、「EtherCAT(イーサキャット)」の採用が増えている。
高速性、リアルタイム性、高精度時刻同期機能などに優れ、一つのネットワークでモーション、I/O、セーフティまで対応できることも評価されている。使い易さ向上に向けた新技術開発にも意欲的に取り組んでいる。EtherCAT Technology Group 日本オフィス 小幡正規代表に最近の取り組み状況を聞いた。
-- 企画編集:株式会社アペルザ(聞き手:オートメーション新聞 藤井裕雄)
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「EtherCATが支える産業用オープンネットワークの技術」特集の関連企業

芝浦機械株式会社
芝浦機械グループは1938年(昭和13年)の創業以来、日本そして世界の産業から要求されるさまざまな機械を、お客様に寄り添い、共創し、提供することで、社会、産業の発展の一翼を担ってまいりました。 当社は、1961年(昭和36年)から「東芝機械株式会社」としていた商号を、2020年4月1日より「芝浦機械株式会社」(英文表記:SHIBAURA MACHINE CO., LTD.)に変更いたしました。この社名は、創業以来、今でも使用している当社ブランド「SHIBAURA」を由来としており、「モノづくり」を通じて社会に貢献することで進化を続けてきた、このDNAを忘れることなく、今後も、「お客様と共に更なる進化を遂げていく」との思いをこめています。

オリエンタルモーター株式会社
精密小型モーターおよび制御用電子回路などの開発・製造・販売を行っています。 オリエンタルモーターは、世界をフィールドに常時20,000社を超えるお客様とのお取引を通じて、市場のニーズに応えるさまざまな「動き」を創り出しています。

デルタ電子株式会社
1971年に設立されたデルタは、電力・熱管理ソリューションの世界的リーダーである。 ミッション・ステートメント「革新的でクリーンでエネルギー効率の高いソリューションを提供し、 明日を良くする」は、地球規模の気候変動などの主要な環境問題に取り組むことに重点を置いている。 パワーエレクトロニクスとオートメーションのコアコンピタンスを持つ省エネソリューションプロバイダーとして、 デルタの事業区分は、パワーエレクトロニクス、オートメーション、インフラストラクチャーなどである。

ADLINKジャパン株式会社
ADLINKは、コンピュータ・ベースの産業アプリケーション分野で、産業用PC と計測・制御とオートメーション主に、豊富な知識と経験を獲得してまいりました。専門的なコンサルティングとOEMサービスに基づく最先端のコンピューティング製品をお客様に提供いたします。ADLINKの理念は、最高の製品とテクニカルサポートでお客様にワンストップ・サービスを提供し続けることです。

リコーインダストリアルソリューションズ株式会社
リコーインダストリアルソリューションズは1990年代からPCの自社設計、自社生産にこだわってきた国内有数の組み込みPCベンダーです。長年にわたって培った技術を活かした組み込み商品開発とコンサルティングで、FAロボット、工作機械、医療装置、計測装置などをはじめとした幅広いお客様から高い支持をいただいております。自主企画商品にとどまらずカスタム開発商品まで、その豊富な採用実績に裏打ちされた高い信頼性と高品質な商品をこれからもお届けいたします。

株式会社マイクロネット
株式会社マイクロネットは産業用アプリケーション開発を継続させながら、そこで得られた技術をベースにさらなるシステム製品・ソフトウェア製品を開発し、リアルタイムソリューションを提供する会社です。

株式会社アルゴシステム
アルゴシステムはあらゆる業態のお客様へ「トータルソリューション」を提供できる企業を目指しています。 当社は創業以来、FA、SA分野を中心に、マイクロエレクトロニクス製品をハードウエア(回路設計や機構設計等)やソフトウエア(ファームウエア、ドライバ開発、アプリケーション開発等)だけでなく、それらを長くお客様に安心してお使いいただくためのシステム評価など、最先端のテクノロジーを用いてお客様からの高度なご要望に対してお応えしており、高いご評価をいただいてまいりました。 当社では、これらの経験を独自のノウハウとして蓄積・活用しており、オリジナル製品の開発に生かし、外国製にはない「Made in Japanの品質」と「「オリジナリティの発揮」に向け、日々切磋琢磨しております。 お客様の産業、ビジネスの色々な状況においてマイクロエレクトロニクスの活用が必要になった場面で、トータルソリューションメーカーとしてのアルゴシステムに、お客様のビジネス成功のお手伝いをさせていただく機会をお与えくださいますようお願い申し上げます。

株式会社アイエイアイ
日々変化する小型産業用ロボットのニーズを的確に把握し、常に革新的な製品を市場にお届けしてきた私たちIAI。その根底にあるのは、変化を進化に変えていく力。変化の先を予測し、自ら変革し続けることにより、市場をリードする数々の進化を成し遂げてきました。 Changing-変わり続けるという確固たる信念。それが私たちの、変わらない原動力です。 <お客様の期待に「心」で応える製品づくりとサービスを> 2007年8月、従来の尾羽工場に隣接した社屋に開発部門、本社管理部門等を移転。開発・生産が一体となった製品開発・量産化を実現し、 より高品質の製品化が可能となりました。この新本社社屋の窓には私たちのお客様への思いを込め、「心」という文字をかたどっています。 心をこめて製品をつくること、それは使いやすさや品質の高さなどお客様の「あったらいいな」を想像し、応えることに他なりません。また、そうした製品の魅力は心のこもったサービスがあってはじめて、お客様の実感や満足へと変わります。私たちは、このホスピタリティの精神を忘れることなく、お客様の期待に「心」で応える製品づくりとサービスで、事業の発展に貢献いたします。

マッスル株式会社
産業用機器に使用されるシステムのトータルソリューションを提供しています。 特にサーボモータやリニアモータの制御を得意とし、安価なステッピングモータを使って今までにないコストで高い性能を出す事に成功。 参照)https://musclecorp.com/motionmember/motion/cm3-top/ さらに各種オリジナルコントローラと融合することにより工業用コンピュータ刺繍ミシンを始め、人工呼吸器などの医療機器、半導体・HDD製造、検査装置等々の各種機械制御に採用され、ユニークな制御のスペシャリストとして業界で高い評価を得ています。 また、2010年上海万国博覧会日本産業館で人気を博した「夢ROBO」は、関西の中小企業15社が共同製作、その中心的役割を果たしました。これを機に創業当初からの夢であったロボットメーカーに転身すると共に大阪のロボット産業発展に貢献すべく鋭意努力中です。

IARシステムズ株式会社
IARシステムズは世界トップクラスの組込み開発ツールメーカーであり、C/C++ コンパイラ・デバッガ統合開発環境 (IDE) 、開発キット、エミュレータ―(ICE)、ステートマシン設計ツールなどを組込みシステム開発向けに幅広く提供しています。IARシステムズの顧客は通信、産業機器および車載機器など多岐にわたっています。創業は1983年で、スウェーデンに本社を置き、北米、日本、中国、韓国、ドイツ、フランスの現地法人に加えて、代理店ネットワークを介して世界中に販売網を展開しています。IARシステムズは、そのオーナー企業であるIAR Systems Groupを介してNASDAQ OMXストックホルムに上場しています。

サンテスト株式会社
弊社は、1953年5月一般産業用機器部品の輸出専門商社としてスタートすべく創立されました。 爾来、東南アジア、北米、ヨーロッパを中心に輸出市場を拡げてまいり、その取扱い商品は鉄鋼製品、機械工具部品、工業用ゴム製品、電子機器部品とあらゆる分野に及んでおります。 近年は輸入業務も手掛けており、主として欧米の信頼性の高い電子機器(主としてセンサー)を皆様方にご紹介し、これを合理的な価格で販売するなどご好評を頂いおります。 更に、弊社独自の製品開発・製造を始めるべく1984年に技術部を発足し、従来にない独自の製品の開発に成功し国内の各分野で高い評価を得ております。弊社技術部につきましては、先ずわが国初の磁歪式変位センサーの開発・製造に着手し、次にPCB孔明試験機を開発いたしました。また、最新の現代制御理論を採用した画期的なサーボコントローラを完成させました。更に高精度のリニアセンサー、今までにない油空圧サーボシステム、試験機、重要機械構成部品などハードウエアも開発中で、各産業界のメカトロニクス化にお役に立つべく鋭意研究に努め、技術力をより一層高め名誉ある地位を占めたいと存じております。

株式会社協和製作所
当社は、1950年(昭和25年)川崎航空機株式会社(現在の川崎重工業株式会社)の機械加工協力工場として自動車・二輪車・農業機械用ミッション部品のメーカーとしてスタートしました。 創業以来、生産体制の強化を図りながら、冷間鍛造塑性加工など新たな技術も積極的に導入し、大量生産から多品種少量生産まで時代の要請に柔軟に応え、多くのお客様のご支援・ご支持を頂いてまいりました。その間、組織の充実を図りながら、自社ブランドの製品開発を進め、ベルトコンベヤ用モータープーリ、ローラーコンベヤ用モーターローラの開発に成功し、現在は搬送機器を主体に産業機器を製造・販売する産業機器事業部と部品加工を行う汎用事業部の二事業部体制を築きそれぞれの分野の発展に取り組んでおります。近年では更に高速搬送、高トルクに対応したブラシレスモーターを搭載したPULSEROLLERの開発、特殊ギヤードモータ、各種仕分け機の生産も進め多様化するニーズにお応えできるよう、さらなる「技術力の向上」「製品開発の拡充」に努めてまいります。2020年には創業70周年を迎え、その節目の年にKMJPとロゴ変更をしました。現在では国内3工場、アメリカ、ヨーロッパにそれぞれ自社工場を持ちPULSEROLLER、モーターローラ、モータープーリ並びに各種応用製品の製造販売をグローバルに展開しています。

株式会社工苑
当社はもともと写真焼付け機などの写真用品の製造からはじまりました。 昭和48年に現社長の野見山紘一が電気通信大学時代の仲間と共に電子応用機器の業務も手掛け、その後展開する中で建設機械や油圧制御の分野へ進出しました。 当社を支える三部門として、各種アンプ類(量産品)、モーションコントローラ類(代理店)、各種制御・試験装置があります。

株式会社エム・システム技研
エム・システム技研は約50年におよび、プロセスオートメーション分野でインタフェース機器事業を営んで参りました。そのノウハウはアナログ回路技術、高耐圧絶縁技術、低消費・低ノイズ電源設計などデジタル回路だけでは実現不可能な要素の集合体です。 近年、ファクトリオートメーション分野では、各種フィールドネットワーク技術や小型化、特殊化が求められており、アナログとデジタル技術のシナジーが新たな製品を生み出しています。 また、ビルオートメーション分野でも、オープンアーキテクチャを主体としたアプリケーション技術を加え、便利で環境に優しい製品を生み出し、省エネルギーに貢献しています。

コントリネックス・ジャパン株式会社
コントリネックスはスイスに本社をおき、現在では全世界に500人以上の従業員を有する 1972年に創立されたセンサー専業メーカーです。 全世界60カ国以上に販売店をもっています。 ■現在では一般的になったφ4mm、M5の超小型近接センサーを世界に先駆けて世に送り出し、1982年に センサー発振回路と付随する回路部をデジタルIC化し温度による変動をデジタル補正、安定化させた新技術 CONDIST(コンディスト)を採用した500シリーズをリリースしました(世界各国で特許取得)。 これにより従来品と比し2~3倍の長距離検出を実現しています。 ■更にその後検出原理において全く独創的な磁気誘導型近接センサー700シリーズを開発しました (CONDET、コンデット)。これは従来のそれとは原理を異にしそれ故検出面を含むケース全体全てを つなぎ目のないオールメタルにすることができます。これにより非常に高いIP保護等級(IP68+IP69K)と 検出面においては強靭な機械的強度を実現できます。またこの検出原理は原理的に温度変動による影響を 受けずかつ鉄、アルミにおいても同等の検出距離が得られます。さらに一般品と比し2倍の検出距離能力を 有します。