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ウイングアーク1stのBIダッシュボード『MotionBoard』導入事例(ヤマハ株式会社)

事例紹介

IoT活用による生産効率化とデジタルツインによるリモート生産管理を実現――ヤマハの楽器工場、スマートファクトリー化事例を公開中!

IoTを活用した楽器組立工程の見える化により生産性を16%向上させたヤマハ。RFIDやビーコン、カメラ映像などを駆使したデジタルツインの実現に取り組んでいます。ヤマハが挑む最新のDXの全貌をご覧いただけます。

このカタログについて

ドキュメント名 ウイングアーク1stのBIダッシュボード『MotionBoard』導入事例(ヤマハ株式会社)
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 3Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ウイングアーク1st株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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製 造 データドリブンで進む生産プロセスの改善とデジタルツイン化 スマートファクトリーの取り組みをMotionBoardが支える CASE STUDY ヤマハ株式会社 IoT活用による生産効率化と、 デジタルツインによる リモート生産管理を実現 楽器・音響メーカーとして世界をリードするヤマハ株式会社 (以下、ヤマハ)は、中期経営計画「MAKEWAVES2.0」を “成長力を高める”フェーズと位置付け、これを実現すべく、 楽器工場のスマートファクトリー化に注力している。これま でにサックスの組立工程においてIoT活用による生産効率化 を達成し、現在はギターの組立工程においてデジタルツイ ンを活用したリモート生産管理のPoC(概念実証)を実施。 それらの取り組みを支えるツールとして「MotionBoard」を 採用し、データのモニタリングやシミュレーション、現場で のアジャイルな業務改善を進めている。 楽器・音響生産本部生産企画統括部企画推進部 スマートファクトリー推進グループリーダー 宮田 智史氏 Summary 概  要 課   題 解   決   策 効   果 • メ ーカーとして、QCD(品質・コスト・納期) • IoT(ビーコン)デバイスとカメラでデータを • デ ータに基づいた現場のコントロール +SE(安全・環境)を継続的に向上させたい 取得し、ダッシュボードや“あんどん”を活用 と生産管理により、半年でサックスの生 • 経験値や勘コツ、現場へのヒアリングに した実績管理・進捗管理の仕組みを導入 産能率が16%向上 よる現場管理で生じる製造プロセス・生 • 国内、海外の全工場の製造プロセス統一 • 楽器工場内で働くクラフトマンたちの意 産数のばらつきを是正したい のために、部品表(BOM)に工程設計情報 識改革を実現 • 国内外に点在する生産工場の管理を遠隔 等を統合したBOP(BillofProcess)を構築 • BOP整備による楽器製造プロセス標準 からスムーズに行いたい • BOPに基づいてIoTデバイスで実績デー 化活動を牽引 • 競争力の源泉であるクラフトマンシップ(匠 タを収集し可視化することでデジタルツイ の技)を適切に継承させて人材育成を効 ンを実現し、それを活用したリモート生産 率化したい 管理の仕組みを検証し確立
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導入製品・サービス MotionBoard ビジネスのあらゆるデータを可視化するBIダッシュボード。 データを必要なカタチで、シンプルに可視化。 CASE STUDY 各工場を横串で管理し、 データ管理の標準化を目指す スマートファクトリー化を推し進める前にも、 ヤマハでは2010年代から工場内のIT化やIoT 化を進めてきた。ただし国内外13ヶ所の各工 場が独自に取り組んでいたため、取得するデー タやデータの取り方そのものが異なってしまい、 現場管理者がダッシュボードで進捗を管理 IT化が進んでも全社的なデータ活用は実施で 録画され、それらのデータが独自開発のデータ 最初の目標は、生産管理を遠隔で行えるよ きずにいた。 統合基盤である「IoTプラットフォーム」に送信 うにし、第1段階で「データによる工場管理が そこで各工場を横串で管理するとともに、デー されて、MotionBoardによって可視化される仕 できる状態にする」、第2段階で「現場に赴かな タ管理の標準化を実現するために、2018年に 組みとなっている。その結果、わずか半年でサッ くてもデータにより工場内外から必要な対応や スマートファクトリー推進グループを発足し、全 クス組立工程の生産性が16%向上するという 支援をタイムリーに行う」という2つの可能性 社でのスマートファクトリー化に着手した。 成果につながった。 を検証している。 同グループが最初に取り組んだのが、サック 現在取り組んでいるのが、ギター組立工程に ヤマハでは今後、デジタルツインによって各 ス組立工程におけるビーコンを活用した実績 おけるデジタルツインの概念実証だ。各工場 工場を遠隔かつ横断的に状況確認し、データド 管理システムの構築だ。人やモノの動きが不規 の生産管理DXを実現するために、実際の工場 リブンで意思決定して問題解決できる仕組み 則な約30人のラインで、組立中のサックスにビー からデータを収集し、デジタル空間上に再現す を構築しようとしている。また、さらなるデジタ コンを付けて作業中の軌跡を追えるようにした。 る“デジタルツイン”の仕組み自体に効果があ ル活用により生産領域を自動化していくことも ビーコンの他にも、作業の様子がIPカメラで るかを検証する取り組みである。 視野に入れている。 ヤマハ製造デジタルツインの概念図 ヤマハ株式会社 創業 : 1887 年(明治 20 年) 所在地 : 静岡県浜松市 URL : URL:https://www.yamaha.com/ja/ ピアノ、電子楽器、管・弦・打楽器等の製造販売等を担う楽器 事業、オーディオ、業務用音響機器、情報通信機器等の製造販 売を行う音響機器事業の2つを中核事業として展開。また、電 子部品事業、自動車用内装部品事業、FA機器事業、ゴルフ用 品事業、リゾート事業等も手掛けている。 サイト内でより詳しく ご紹介しております。 https://www.wingarc.com/ product/usecase/784.html E-Mail: tsales@wingarc.com [ 本 社 ] TEL: 03-5962-7300(代) [ 福 岡 ] TEL: 092-292-1092 [ 新 潟 ] TEL: 025-241-3108 [ 大 阪 ] TEL: 06-6225-7481 [ 仙 台 ]TEL: 022-217-8081 [ 広 島 ] TEL: 082-535-5291 [ 名古屋 ]TEL: 052-562-5300 [ 札 幌 ]TEL: 011-708-8123 〇掲載内容は、2023年1月現在のものです。 〇各製品・サービスの仕様、デザイン等は、改良のため予告なく一部変更することがあります。 〇記載の会社名・製品名等は、弊社および各社の商標または登録商標です。 CSALL078A2301