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Teamwork FFTアナライザ
構造解析、音響解析、回転機器、製造ライン・テストベンチなどにご利用いただけるFFTアナライザです。
このカタログについて
| ドキュメント名 | Teamwork FFT アナライザ OR3xシリーズ |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 製品カタログ |
| ファイルサイズ | 5Mb |
| 登録カテゴリ | |
| 取り扱い企業 | 株式会社東陽テクニカ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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Teamwork FFTアナライザ
OR3xシリーズ
NOISE
& VIBRATION
Testing & Analysis Solutions
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幅広い産業で活躍する高精度計測ソリューション
精密機械加工
工作機械
半導体製造装置
ロボット&コンベア
ドローン
オートモーティブ
EV/HV
自動車
大型車
鉄道
車載部品
認証試験
テストベンチ
生産ラインにおける品質管理
航空宇宙 研究開発向けプロトタイプの検証
航空エンジン シミュレーションモデルとの相関
航空機、ヘリコプター 車載テスト
防衛システム、人工衛星 テストベンチ
造船 フィールド計測
エネルギー&プロセス 生産ラインにおける品質管理
風力発電
発電機
海洋計測
水中音計測
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構造解析
● ハンマリング
● 加振器制御
● 伝達関数測定
音響
● サウンドパワー
● 心理音響解析
● 1/nオクターブ分析
回転機器
● 軸振動分析
● フィールドバランシング
● 次数比回転機器診断
● 回転変動分析
● エンベロープ/時間波形統計処理
● オービット線図(軸軌道)
製造ライン・テストベンチ
● 自動計測モニタリング
● FFT
● マクロプログラム
● レポート出力
● レコード/ポスト解析
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Teamwork FFT アナライザ
■複数台ユニットを組み合わせた同期計測
● チャンネル間の高い位相確度(0.2°@20kHz)
● 同期はLANケーブルで接続するだけ
■高い拡張性
● ひずみゲージや熱電対モジュール追加可能
● 全機種PCレスダイレクトレコーディングに対応
● CAN信号取り込み
■センサー
● 加速度計、マイクロホン、ロードセル、圧力計
(ICP/TEDS対応)
● DC入力
● CAN信号取り込み
■熱電対用Xpod
● 測温抵抗体(RTD):PT100, PT1000
● J, K, T, N, E, T熱電対(温度補償付き)
■ひずみゲージ用Xpod
● フル, 1/2, 1/4 ブリッジ
● 0-10V励起電圧連続補償
■仕様
■高い堅牢性 ● ±40V入力
● アルミケーシング ● 24bits
● 筐体を防振ゴムで保護 ● 140dB
● 各種EMC規格にも適合 ● チャンネル間同期精度:±0.02°/±0.01°dB
● OR35:IP40, OR36&38:IP42 ● 40kHz バンド幅(102.4kHzサンプリング@1000ch)
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■トリガー回路
● 2-6chのトリガー/タコ信号入力
● 6.4MHzサンプリング
● 角度サンプリング
■マルチ信号発振器
● 外部加振器制御
● 2-6ch出力Ch
● 25µHz分解能
● サイン, ステップサイン, リニア/ログスイープ,
マルチサイン, チャープ, バースト
■内蔵バッテリー標準搭載
● バッテリー駆動で2-3時間使用可能
■レコードと同時に各種リアルタイム解析が
実施可能
● 実験の生データを見ながら、
各種結果もリアルタイムで表示
(時系列信号、FFTスペクトル、カラーマップ、値)
● 生データからいつでも再解析可能
■仕様 ■フィールド計測への最適化
● ドングルキーライセンス/ハードウェアライセンス ● 堅牢なアルミボディ
● PCレス計測可能 ● IEC 68-2-27およびIEC 68-2-6準拠
● 入力チャンネル毎に異なるサンプリングを設定 ● −20℃~45℃で計測可能
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解析ソフトウェア NVGate
標準機能
■レコード/ポスト解析
● 時系列信号を記録し、後から解析
● 入力チャンネル毎に異なるサンプリング周波数
(10~102.4kS/sまで)を設定
● プリトリガ機能
■FFT分析
● リアルタイムに時間波形、FFTスペクトル、カラーマップ、
オーバーオール値を表示
● 最大40kHz、25691ラインで解析
● RMS、0-pk、pk-pk、PSD、ESDから軸を選択
● 1階/2階積分、微分機能
■ウォーターフォール/カラースペクトラム
● 分析周波数と時間、回転域のすべての情報を1グラフで表示
● カラースペクトラム、3D等積図、3D遠近図
■伝達関数測定(ハンマリング/加振器)
● ハンマリング
● FRF&クロススペクトラム
● 加振器への波形出力(オープンループ):サイン,
ステップサイン, リニア/ログスイープ, マルチサイン,
チャープ, バースト
■センサデータベース機能
● 加速度計やハンマーなどのセンサ感度、校正値を履歴込みで
データベース登録
● 校正日毎の感度トレンドを追う事で校正の妥当性を判断
■マクロ
● シンプルなGUIから自分でプログラムを作成でき、コーディン
グのように高度なソフトウェア開発スキルを必要としません
■レポート出力
● ワンクリックでWord形式でレポート出力可能
● ドラッグ&ドロップで数値データをExcelに転送
■NVDrive、Toolkit(開発環境)
● TCP/IPベースのNVDrive APIにより、NVGateを外部アプ
リケーションから制御でき、システム設定、
リアルタイムデータ収集、事後分析などを管理。
● Toolkitを使えばNVGate外で時間信号や測定結果ファイル
の読み取りや修正が可能。
● Python、C++ 、Matlab、Visual Basic、C# 等通信可能
■その他
● 各種フィルタ(ハイ/ローパス、バンドパス、微積分 等)
● ビューワ機能(ライセンスフリーで結果の閲覧可能)
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3stepでセットアップ
Step1 Step2 Step3
入力 解析・グラフ設定 保存の設定
● サンプリング周波数 ● FFT分析 ● PCに保存するデー
の設定 ● オクターブ分析 タの選定
● センサの諸情報入力 ● 次数比解析 測定・解析
● センサのデータベー ● スペクトラム、オー
ス機能あり バーオール、ウォー
タ ー フ ォ ー ル な ど
様々なグラフ形式に
対応
追加オプション
■回転機器分析
● 時次数比分析、定比/定幅トラッキング(ORD)
● エンベロープ解析、時間波形統計処理(DIAG)
● 次数比回転機器診断(ORD+DIAG)
● 回転変動分析(IVC)
● 仮想入力/Ch間波形演算(VI-DC)
● 多面バランシング(BAL)
● 軸振動分析(ORBI)
■音響分析
● 1/n オクターブ(OCT)
● 心理音響解析、イコライジング(SQL)
● サウンドパワー(SP)
● サウンドインテンシティー(SI)
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標準機能(NVGate)
1.計測準備:センサ設定とシステム構築
■センサーデータベース機能(TEDS対応)
本システムには、加速度計やインパクトハンマーなど、様々な計測センサの仕様を一元管理できるセンサー
データベース機能を搭載しています。感度・校正値・シリアルナンバーなどの情報を事前に設定することで、
実験準備の効率化と計測の再現性向上を実現し、複数チャンネルを扱う大規模計測でも誤設定を防ぎ、確実な
データ収録をサポートします。また、校正値の過去履歴管理も可能で、校正日毎の感度トレンドを追う事で校
正の妥当性を判断するのに役立ちます。
2.計測:時系列データ収録とリアルタイム分析
■レコード
最大102.4kS/sの高速レコード機能搭載。レコード/ポスト解析機能を備えています。チャンネルごとに異
なるサンプリング周波数を設定できるため、振動・音響・回転など測定対象に応じた最適条件で収録可能。実
験中は計測に集中し、必要な解析は後から落ち着いて実施できます。
OR3xシリーズの本体にはレコード専用ボタンを搭載し、PCを使用することなくFFTアナライザ単体で音・
振動データをレコードすることができます。
長時間の生データ処理もスムーズです。興味のあるセクションをドラッグ&ドロップし、数秒単位のセグメ
ントにズームするだけで、詳細を確認できます。例えば、20時間(60GB)以上の時系列データに対して、信号
のどの部分でも数秒単位で瞬時に拡大表示できます。
■FFT分析
収録中の信号をリアルタイムでFFT解析し、時系列波形、スペクトル、カラーマップ、オーバーオール値を同時
表示できます。最大40 kHz帯域・25691ラインの高解像度解析に対応し、RMS、0-pk、pk-pk、PSD、ESDな
ど多様な指標を選択可能。異常検出や共振確認など、現場で即時判断が求められるシーンでの振動・騒音の原
因分析に貢献します。
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3.3次元分析:時系列×周波数×回転数の統合表示
■ウォーターフォール/カラースペクトラム
時間変化や回転数変動に伴う振動・音響特性を一目で
把握できるウォーターフォール・カラースペクトラム
表示を搭載。周波数・時間・回転域を統合した3D遠
近図や等積図により、共振点の移動や構造応答の特徴
を直感的に把握できます。機械回転体の分析やトラブ
ルシュートに不可欠な可視化手法です。
例えば、モーターの回転速度の変化により変わる信号
の原因調査をする場合には、回転速度を変化させなが
ら3次元分析を行う事により不具合原因をスペクト
ルから判断します。
4.ダイナミクス計測:構造物の特性把握
■伝達関数測定(ハンマリング/加振器)
インパルスハンマーや加振器を用いたFRF(周波数応
答関数)測定に対応。クロススペクトル解析に加え、
オープンループ方式でサイン(リニア/ログスイー
プ、ステップ)、マルチサイン、ランダム、チャープ、
バーストなど多様な波形を加振器へ出力可能です。
一般的な振幅/位相表示に加えて、実部/虚部表示、
相関係数、コヒーレンスなど様々な演算表示をリアル
タイムで実行し、モーダル解析や剛性評価など、構造
物の動特性把握を高精度にサポートします。
5.ポスト解析/各種フィルター
■ポスト解析
収録済の時系列データに対して、異なる条件での再解析やフィルタ処理などの後処理を柔軟に実行できます。
収録時の条件に縛られず、目的に合わせて解析条件を変更できるため、追加実験を行わず解析方針を再構成可
能です。仮説検証や異常原因追跡など、研究・開発フェーズにおける分析効率を向上させます。
■各種フィルタ/ビューワー機能
ハイパス、ローパス、バンドパス、微分/積分などの多様なフィルタ処理を備え、必要な成分を抽出して解析の
精度を高めます。
専用ビューワーはライセンスフリーで、他環境でも解析結果を閲覧可能。チーム内共有やレポート確認がス
ムーズに行え、開発プロセス全体の効率化に貢献します。
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標準機能(NVGate)
6.複合演算タコメータ(CTE)
CTEは、2つの実タコメータ信号を組み合わせ、演算に
よって新たな演算角速度(仮想タコメータ)を生成するオ
プション機能です。通常では取得が難しい、複雑な回転部
や CVT(無段変速機)チェーンの回転特性を扱う際に有
効で、通常のタコ信号と同様に扱うことができます。計算
はリアルタイムでもポスト処理でも実行可能です。
7.自動化・外部連携:システム統合と解析効率化
■マクロ機能
よく使う処理手順をマクロ化し、解析の自動化を実現できます。判定ロジックをに組み込むことで、品質
チェックの自動判定システムとして利用することも可能で、作業の属人化を解消します。
■NVDrive/Toolkit(開発環境)
OROSは標準ソフトウェアNVGateのソフトウェアインターフェースを公開しており、お客様の測定自動化
のための開発環境を提供しております。
OROSアナライザを制御し、NVGateからリアルタイムの信号や測定結果を収集し、さらなる処理を容易に行
うプログラムを構築しましょう。
TCP/IPベースのNVDrive APIにより、外部アプリケーションから計測システムを制御できます。リアルタイ
ム収集、設定変更、事後解析までワークフローを統合。
ToolkitはNVGate外部で時間信号や計測結果ファイルを読み書きでき、Python、C++、Matlab、C#など主要
言語と連携可能。システム統合や自動化に最適です。
8.レポート・データ出力:成果物作成の効率化
ワンクリックでWords/Excel形式のレポートを自動生成し、測定結果やグラフを整理して出力できます。
さらに、数値データをExcelへドラッグ&ドロップで転送できるため、統計処理や報告資料作成がスムーズで
す。実験結果の提示から社内外への共有まで、ドキュメント作成の手間を大幅に削減します。
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回転機器分析(NVGate)
次数比分析、定幅/定幅トラッキング(ORD)
■次数比分析
回転機械特有の周期性を持つ振動は、回転数に同期して変化するため、周波数軸で評価するだけでは本質が見
えにくい場合があります。次数比分析では、周波数成分を回転数データによって次数化することで、機器内部
のメカニズム由来の成分を明確に把握できます。これにより、運転条件が変化する過程で、特定次数の増幅や
減衰、異常要因の兆候を解析することが可能になります。
■定幅/定比分析
定幅分析は、周波数スペクトラムを一定の周波数幅ごとにトラッキングし、運転条件の変化に伴うスペクトル
形状の変動を連続的に可視化する機能です。特定の周波数に固定して見るのではなく、一定の周波数幅を保っ
たまま、中心周波数を動かしながら測定する方法です。これにより、信号が広い周波数に分布している様子や、
共振による変化、負荷条件が変わったときの影響を、全体のつながりとして分かりやすく把握できます。特に、
運転条件の変化に伴う共振点の移動やスペクトルの膨張・収縮など、従来分析では見落としがちな現象を明
確に抽出します。
定比分析は、周波数と回転数の比率を基準としてスペクトルを追跡する手法で、回転数に比例して変化する特
定の成分を安定して検出できます。負荷変動や速度変動の影響を受けにくく、各成分がどのような関係性で
変化しているかを解析できます。特定のギア比、モジュール比、あるいは固有振動数比を持つ現象の解明に適
しており、機械構造由来の複雑な共振・連成現象を把握する際に非常に有効です。
■角度同期サンプリング
回転機械における次数成分を、回転角度に同期して正確に捉えるための機能で、回転速度が急激に変動する機
械で特に有効です。
● ディーゼル/ガソリンエンジン
● レシプロポンプ、コンプレッサ
● トランスミッション(トルクダンパ、ベルト、シャフト系)
● 発電機、オルタネータ、モータ
これらの機械では、回転速度が常に一定ではなく、1回転の中で微妙に変動する場合があります。角度同期サ
ンプリングを使用すると、「機械サイクル内のどの角度(位相)で何が起きているか」を正確に取得できるため、
信頼性の高い解析が可能になります。
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回転機器分析(NVGate)
エンベロープ解析・時間波形統計処理(DIAG)
■時間波形統計処理(TDA)
時間領域解析機能で、FFTや次数解析では捉えにく
い“生の時間信号の特徴”を把握する事に特化してい
ます。
TDAは2種類の結果を提供します。
1つは、オシロスコープのように時間波形を直接可
視化するTime View機能で、任意時間幅での連続
モニタリングができます。2つめは、DC・RMS・最
大値・最小値・Peak・Peak-Peak・Crest Factor・
Kurtosis などの 統計量(スカラー値) を指定期間で
算出する機能です。
TDAは複数チャンネルを異なる時間長で同時監視でき、トリガ・平均化・オーバーロード検知にも対応します。
信号の全体傾向把握やイベント検知、機械状態監視に非常に有効です。
■定幅分析(CBT)
定幅分析は、周波数スペクトラムを一定の周波数幅ごとにトラッキングし、運転条件の変化に伴うスペクトル
形状の変動を連続的に可視化する機能です。
■シャフトビュー/オービット/ 極座標プロット
シャフトビューは、角度同期サンプリングによって
取得したデータを用い、FFTトリガーブロックを1回
転させて表示し、従来の同期オーダー解析との位相
差を可視化します。
極座標プロットは、振動の軌跡(オービット)を周波
数成分ごとに複素平面にプロットすることで、回転
速度の変化に伴う振幅および位相の推移を解析しま
す。共振領域に近づくと、振幅の急激な増大や、位相
が90°近傍で急変、といった特性を明瞭に捉えること
ができ、軸受の油膜振動、アンバランス、スリーブベ
アリング挙動の解析、危険速度の判定にきわめて有
効な解析機能です。
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■エンベロープ解析
エンベロープ解析は、転がり軸受の初期異常の検出に有効な手法です。軸受の欠陥が発生すると、衝撃振動が
生じますが、この衝撃は非常に弱く、通常のFFTスペクトルでは背景ノイズに埋もれてしまいます。また、欠陥
周波数そのものは低周波である一方、衝撃は機械構造の共振周波数帯(数kHz~数十kHz)を励起し、高周波の
“キャリア”として現れます。包絡線処理によってこの高周波キャリアに乗った微弱な欠陥成分(低周波成分)
を復調し、欠陥特有の周波数成分(外輪欠陥BPFO、内輪欠陥BPFI など)を明確に抽出します。これにより、通
常のFFTでは見えない早期損傷を高い精度で捉えることができ、機械の状態監視・予保全に非常に有効です。
■回転機器診断
エンベロープの復調や相関解析などの追加設定が利用可能
になり、ズーム解析前提の復調機能、有効化設定、平均化方
法、帯域幅の指定、ウィンドウ処理などが行えます。また、
解析結果として、Min/Max、Peak、Peak-to-Peak、Crest
factor などのスカラー指標、ケプストラム(Cepstrum)、自
己・相互相関、などが追加され、リアルタイムまたはポスト解
析で活用できます。これらにより、ベアリング損傷や回転機
構の異常など、FFT 単体では捉えにくい故障兆候を効率的に
検出し、より高度なFFTベースの機械診断が可能になります。
次数比回転機器診断(ORD+DIAG)
同期した次数比解析に基づく伝達経路の抽出および機械診
断を強化するためのオプションで、クロス関数の参照選択と
して全チャンネルを対象とするフルマトリクス、あるいは必
要なチャネルのみを参照する方式を選択でき、次数領域での
平均化にも対応しています。
また、角度相関の有効化により、回転角度に基づく相関解析
が可能となり、ウェイティングウィンドウ処理も、レクタン
ギュラ、中央ゼロ挿入、左側ゼロ挿入から選択できます。
解析結果としては、最小/最大値、RMS、DC などの基本スカ
ラー値をトリガーブロック(次数)ごとに算出できます。さ
らに、Copstrum(次数ケプストラム)による周期性成分の抽
出をはじめ、瞬間次数クロススペクトル、次数応答関数ORF H1/H2、コヒーレンスなど多彩なクロス関数を
用いた詳細解析が可能です。
これらの機能により、回転機械の動的挙動や伝達特性を次数ベースでより精密に把握でき、診断精度の大幅な
向上に寄与します。
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回転機器分析(NVGate)
回転変動分析(IVC)
外部同期入力(パルス)をもとに瞬時回転角速度を算出する機能で、速度変動の激しい回転機械(エンジン、
CVT、トーション軸など)の、ねじり振動や非周期的な回転の高速変動を精密に測定するために用いられます。
回転パルスから回転速度の変動をF-Vコンバータで振幅変化に変換し、瞬時角速度・加速度を算出して標準の
入力信号と同様に利用でき、リアルタイムとポスト解析の両方に対応します。
ねじり振動由来の加速度・速度・角速度を、RPMとは独立した結果として出力することで、回転速度そのもの
と、シャフトがねじれて生じる動的振動成分を明確に分離して解析可能です。
仮想入力/Ch間波形演算(VI-DC)
■動的仮想入力 Virtual inputs(VIn)
実際の動的入力信号(振動・音など)や収録済みのデータを組み合わせ、数学的処理(加算・乗算・係数調整・
指数・フィルタなど)で新しい“仮想の動的信号”を生成する機能で、時間/位相で同期した12個の信号出力
が可能です。
ロゼットゲージを用いたベクトルひずみ計算やトランスミッションの動的ねじれ測定がNVGate 内部で完
結し、仮想入力は標準的な入力信号として提供されるため、FFT や次数比解析にそのまま使用できます。
さらにVInとIVCを組み合わせると、2つの位相差を用いた「静的ねじれ(Static twist)」の計算も可能になり
ます。
■静的仮想入力 Virtual parameter(VDC)
振動解析で使う回転数(RPM)、温度、圧力などの ゆっくり変化するパラメータ信号を、数学的処理で新しく
生成する機能です。VIn が“動的信号”であるのに対し、VDCはDCやトレンドといったの変化の遅いパラメー
タ信号を生成する点が違いです。
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回転機器分析(Solution)
1面/2面バランシング(BAL-SP)
回転機械の軸の不釣り合い(アンバランス)を正確に
測定・補正するために、ロータ(回転体)の振動を測定
し、どこにどれだけの重りを付ければ振動が最小にな
るかを計算する機能です。
比較的剛性の高いモーター(危険速度の70%以下程
度)向けで、加速度計で各軸受けの振幅と位相を取得
し、回転速度の1X(基本回転周波数)成分を極座標で
表示することで、「 どれだけ振れているか」「どちら
の方向に振れているか」が一目で判別可能です。ISO
1940に基づく残留アンバランス判定にも対応してお
ります。
多面バランシング(BAL-MP)
多面バランシング(Multiplane Balancing) は、1面・2面バランスでは補正しきれない複雑な回転軸(長い
シャフト、多段ロータ、タービン、超高速スピンドルなど)を対象とした高度なバランシング手法です。
特に、危険速度(Critical Speed)付近で軸がしなって振動モードが現れる場合、ロータは剛体として扱うこと
ができず、複数位置で補正を行う必要がありますが、多面バランシングでは最大20面までの補正が可能です。
Run-up(加速)、Coast-down(減速)、Steady-state(定常回転)といったあらゆる運転状態で解析できるた
め、高速回転機で重要となる危険速度付近の挙動を詳細に観察でき、ボード線図、影響係数、極座標プロットな
ど多面的な評価が可能です。
また、補正後の振動レベルをソフトウェアが予測し、補正の妥当性を事前に確認できます。加えて、取得した
測定データからロータにどれほどのアンバランスが存在するかも推定でき、効率的なバランシング作業を実
現します。
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回転機器分析(Solution)
軸振動分析(ORBI)
ORBIGateは、タービン・コンプレッサー・ポン
プなどの回転機械の“総合診断ソフト”です。特
に、シャフト(軸)の振れ回りやベアリング振動
などを詳細に測定し、故障診断・試験評価に活用
できます。
● 軸軌跡を見える化(軸芯軌跡プロット)
● 周波数分析で原因を特定(FFTスペクトラム)
● 回転速度依存性を見る(ボーデプロット)
● アンバランス方向を把握(ポーラープロット)
● 軸全体を動的に表示(フルシャフトモーション)
● 不要なセンサー誤差を除去(ランナウト補正)
ORBIGateはポンプ、コンプレッサ、タービン、シャーシダイナモメータ、モーター、といった単体の回転機械
だけではなく、タービン+モーター、タービン+発電機といったギアボックスを介した複合回転機械における
振動解析装置としても利用できます。
■Tabular list(数値一覧表示)
取得した各パラメータをソフトウェア上で表形式にまとめて一覧表示する機能です。機器の状態監視や異常
診断に必要な各種パラメータを視覚的に確認でき、分析作業をより効率的に行うことができます。
表示内容には、 ギャップ電圧、装置全体の振動レベルを示すオーバーオール値、周波数ごとの振動特性を評価
する次数成分の振幅・位相のデータも表示されます。これには1X(回転数と同一周波数)、0.5X、nX(整数倍
周波数)、Sub1X、Smaxといった、異常診断のポイントとなる周波数成分が含まれます。
■軸芯軌跡プロット/フルシャフトモーション
オービット(軸先端の軌跡)は、軸先端の振れをXY平面上に描いてアンバランスやミスアライメント、油膜不
安定などの振動傾向を把握する図で、Overall orbit(全成分の軌跡)およびnX filtered orbit(特定周波数成
分のみを抽出した軌跡)を表示し、
さらにフルシャフトモーション(軸全体の動き)は軸中心線、軸受クリアランス円、オービットを組み合わせ
ることで、軸がベアリング内部でどのように移動・偏心したかを再現し、軸受内の軸挙動を可視化する高機能
ツールです。
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■Bode, Polar, Trend plots(3大解析グラフ)
● Bode(ボード)プロット
回転速度に対する振幅(ゲイン)と位相の変化から、危険速
度(Critical speed)や、危険速度付近の振動挙動を特定する
グラフ。
● Polar(ポーラ)
振幅+位相を円にプロットでアンバランス方向の把握が
可能。
● Trend(トレンド)
プロット時間変化を追跡することで、劣化や異常の進行度を
チェック。
■フル/ハーフスペクトラム
油膜不安定、渦巻き現象、非同期成
分などの診断に必要な機能です。
● フルスペクトラム:正方向・逆
方向の回転成分を含めた周波数
解析
● ハーフスペクトラム:軸振動特
有の片方向成分を強調
● カスケードビュー/ウォーター
フォール:回転上昇や下降中の
周波数変化を3D表示
■スロー回転ベクトル基準
低速回転中に、軸の基準角度(位相)を取得する機能で、アンバランス方向の正確な解析が可能です。ランナウ
ト(軸の偏芯/プローブの誤差)補正に必要な機能です。
■ランナウト補正
ローターの動作を変位計で測定する場合、渦電流式変位センサを使用する事が一般的ですが、対象物表面に電
気的/磁気的な偏りがあると、渦電流や磁束の変化に干渉してしまうため、物理的な距離が一定であるにもか
かわらず、変位センサでは表面に凹凸があるように見えてしまう事があります。これが、ランナウトという現
象です。
ORBIGateでは、このランナウトを補正する機能が付いており、スローロール(低速回転)で変位測定を行い、次
数スペクトルを計算して、どの回転次数にどれだけランナウト(変位の偏り)が含まれているかを解析します。
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音響分析(NVGate)
1/n オクターブ(OCT)
人が耳で感じる音の周波数分布は、一定帯域幅で区切るFFT演算だけでは正確な再現が難しく、人間の聴覚特
性に合わせて帯域幅が周波数に比例して広がるオクターブ分析が必要となります。聴感補正を考慮したオク
ターブ分析に対応しており、一定帯域で高分解能を得られるFFT演算と、定比帯域で構成されたオクターブ・
フィルタ演算を同時に実行し、リアルタイムで表示できます。また解析中の時系列信号も同時に記録され、ポ
スト解析においても柔軟な分析が可能です。
搭載されるデジタルフィルタは1/1、1/3、1/12、1/24オクターブに対応し、IEC 61260-1:2014をはじめ、
最新の国際音響規格に準拠した精度を持ちます。時間重み付
けとしてA/C重み付けやデジタルインテグレーターを選択
でき、さらにFast、Slow、Impulse、LEQといった騒音計規格
に準拠した検出方式にも対応しています。さらに、3Dウォー
ターフォール分析と組み合わせることで、時間的な変化に対
しても直感的な解析が可能です。
マルチ騒音計(OVA)
NVGateのOverall Acoustic(OVA)は、IEC 61672をはじめとする国際音響規格に準拠した多チャンネル
対応のサウンドレベルメータ機能です。各チャネルごとに3つのRMS検出器と1つのピーク検出器を備え、
A/C/Zの周波数重み付けおよびFast・Slow・Impulseの時間重み付けに対応しています。解析帯域はフ
ロントエンドの最大サンプリング帯域をそのまま使用し、最大24kHzの信号も検出可能です。LEQ、瞬時値、
最大・最小、ピーク値など多様な音圧レベル結果をリアルタイムとポスト解析で取得できます。また10Hzの
高域通過フィルタを搭載し、低周波ノイズ除去にも対応。ステータス表示としてトリガー状態、オーバーロー
ド、安定化時間などを確認でき、多チャンネルの高精度音響評価に適した測定ツールとなっています。
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音響分析(Solution)
心理音響解析、イコライジング(SQL)
収録したデータから心理音響指標を算出し、フィルタ処理、そして聴感評価までをシームレスに行える、直感
的で効率的なサウンド評価ツールです。
NVGate上で記録された時系列信号を基に、ラウドネス、シャープネス、ラフネス、変動強度、さらにはトーナ
リティ指標(PR/TNR)などの主要な心理音響解析を実施します。
フィルタリング機能では、最大32個のフィルタを作成・保存・適用し、原因帯域の分離や改善案のシミュレー
ションを実施できます。LP/HP、BP/BS、イコライザ、次数イコライザ など多彩なフィルタを備え、通過帯域・
減衰量・遷移幅といったパラメータをグラフィカルに設定可能です。
プレイバック機能では、フィルタ処理後のサウンドを即座に再生し、心理音響指標と実際の聴感を照合しなが
ら評価できます。実波形再現のように高い精度を求められる試験においても、フィルタリング機能と併用す
ることでより高いレベルでの合わせこみも実現いたします。さらに、プレイリスト管理により複数音源の比
較試聴が可能で、改善前後の違いや設計案の優劣を短時間で判断できるようになり、カラースペクトル表示と
連動した再生により、音質設計プロセスの効率化を支援します。
サウンドパワー(SP)
試験対象物の周囲に配置されたマイクロホンで測定した音圧レベルに基づき、精度の高いサウンドパワーを
算出する専用ツールです。ISO 374xに準拠した自由音場環境での評価に対応し、屋内無響室から屋外試験ま
で幅広い環境で活用できます。すべてのマイク位置を同時測定し、リアルタイムでスペクトル表示。Type-1
精度、バックグラウンドノイズ補正、自動妥当性チェック、指向性確認など、信頼性を高める機能を統合したソ
フトウェアです。
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機体スペック
OR35 OR36 OR38
入力
入力チャンネル数 10(2chはトリガと共用)(BNC) 16(BNC) 32(BNC)
入力カップリング AC/DC/ICP/TEDS/FLOAT
ICP電流 2mA, 4mA
入力レンジ ±10mV~±40V
入力インピーダンス 1MΩ±1%, <100pF
ダイナミックレンジ 140dB
カットオフ周波数
(AC, ICPカップリング) 0.35Hz±10%
サンプリング周波数 102.4kHz, 65.536kHz, 51.2kHz, 37.768kHz, 25.6kHz, 16.384kHz, 12.8kHz,
8.192kHz, 6.4kHz, 5.12kHz, 4.096kHz, 3.2kHz, 2.048kHz
分解能 24bits(144dB)
振幅確度 ~0.05dB@1kHz
位相確度 ±0.02°(10V@20kHzレンジ)
周波数相対精度 0.5×10−4
S/N比(±10Vレンジ) >100dB(40kHzバンド幅)、 >104dB(20kHzバンド幅)
入力ノイズ <7.0µV(40kHzバンド幅)、 < 4.4µV(20kHzバンド幅)
Auxチャンネル拡張
(DC, 出力, トリガ) 0 4
DC入力
入力レンジ −40V
バンド幅/サンプリング −3dB@3.5Hz
分解能 22bit
DCオフセット <±1mV(±10Vrange)/<±2mV(±40Vrange)
外部同期信号入力(Ext. sync)
出力チャンネル数 2(入力chと共用) 2(6chまで拡張可能) 2(6chまで拡張可能)
カウンタ周波数 サンプリング周波数の64倍(最大6.4MHz)
入力レンジ ±300mV、±1V、±3V、±10V、±40V
時間分解能 >160ns(0.06°@1kHz, 1.2°@20kHz)
パルスレート <375kパルス/s
カップリング AC/DC
トリガ機能
トリガの種類 エッジ、RPM、ΔRPM、レベル、Δレベル、周期、マニュアル、複合イベント(OR/AND/AFTER)
ディレイ機能 プリトリガ、 ポストトリガ機能
トリガ信号 任意の入力チャンネルから選択
出力
出力チャンネル数 2(入力chと共用) 2(6chまで拡張可能) 2(6chまで拡張可能)
周波数範囲 ~40kHz
分解能 24bits(144dB)
レンジ ±10V peak、クリッピング機能あり
ゲイン 10−5~103
振幅確度 ±0.05dB@1kHz
インピーダンス 50Ω, 600Ω, 接地
電流 <10mA
全高調波ひずみ <0.002%@1kHz, <0.005%@5kHz
出力波形 リニア&ログスイープ/ステップ/サイクル/ピンク&ホワイトノイズ/
バースト チャープ/位相&振幅オフセット/プレイバック(実波形再現)
ひずみアンプXpod
搭載可能モジュール数
(1モジュール8ch) 2 4
コネクタタイプ D-sub 9ピン メス
ブリッジタイプ フル、 ハーフ、 クォーターブリッジ
ハーフブリッジ内部抵抗 2×10kΩ
クォーターブリッジ内部抵抗 120Ω, 350Ω
ブリッジ駆動電圧 0~10V
ブリッジ駆動電流 <30mA(0~4V)、<12mA(4V~10V)
ゲイン 10, 100
入力電圧 ±100mV、±1V
コモンモード電圧 ±7V
入力インピーダンス 1MΩ
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