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PCB Piezotronics「これでPCBセンサの校正が分かる」

ハンドブック

このカタログについて

ドキュメント名 PCB Piezotronics「これでPCBセンサの校正が分かる」
ドキュメント種別 ハンドブック
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このカタログの内容

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加速度計校正サービス 校正方法 PCB社の校正法は ISO規格 10012 - 1:1992 - 計測機器の品質保証要 求を満足しており、さらにMIL- STD - 45662A規格で定められてい る計量品質保証要求に合致しています。また、校正基準器および校正 に使用している機器はすべてはNISTトレーサブルです。 PCB社は ISO及び各種工業規格に準拠した、最も高精度で信頼性のあ る校正データを提供し続けることをお約束します。 校正証明書 個々のセンサの校正試験データは参考特性データとし校正証明書に添 付されます。全自動コンピュータ制御校正装置により、個々の加速度 計の使用周波数範囲での校正を行い、周波数応答をプロットをします。 さらに、別の試験で軸感度、横軸感度、共振周波数、出力バイアスレ ベル、絶縁抵抗、低周波数限界を規定する放電時定数の測定などを行 っています。 一般的な ICP® 加速度計の校正証 (ACS - 1) 特性試験 校正により、個々の加速度計が公表されている仕様を満足しているこ とを確認します。その場合気をつけるべきことは測定環境です。加速 度計の低周波限界はシグナルコンディショナ内回路の放電時定数によ るハイパスフィルタ特性により決まります。この回路は ICP® センサ 内部に組み込まれているか、電荷出力センサの場合は外部チャージア ンプ内にあります。高周波限界は加速度計の共振周波数に依存してお り、加速度計は一自由度系の構造特性を示します。もし、加速度計に 自身の共振周波数以上の加速度を加えた場合、その共振を励起し、誤 差の多いデータとなります。他の誤差要因としてはベースストレイン の影響、熱衝撃、EMI、RFI 等があります。それ故 , 測定に際しては常 にセンサの置かれる環境を考慮に入れておく必要があります。加速度 計の環境に対する影響を試験することで、実計測データをより良く理 解できるようになります。 低周波試験による校正証 (ACS - 4) 6-4 株式会社東陽テクニカ 機械計測部 TEL:03-3245-1058 E-mail: we-car@toyo.co.jp URL:www.toyo.co.jp/sens
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加速度計校正サービス 校正と各種試験 イ加 加速度計の校正はその各種仕様を検 ン速 パ 証するための一連の試験から成りま 度 校正及び試験サービス ク計 す。この一連の試験結果は “校正証 ト ハ・ 書 ”で表します。“校正証書 ”例は コード 内容 ン 7-4 ページをご参照ください。 ACS-1 一軸振幅応答校正 10 Hz から 5% 上限周波数まで。 NIST トレーサブル マ ー ACS-1T 三軸振幅応答校正 10 Hz から 5% 上限周波数まで。 NIST トレーサブル PCB 社での加速度計の通常の校正 ACS-2 一軸一点振幅応答校正 @ 100 Hz , NIST トレーサブル では 10Hz から 5%上限周波数まで ACS-2T 三軸一点振幅応答校正 @ 100 Hz , NIST トレーサブル の振幅応答 (ACS-1), 横軸感度試 ACS-3 一軸位相校正、10 Hz から 5% 上限周波数まで。 験、時定数計測などを行います。地 ACS-3T 三軸位相校正、10 Hz から 5% 上限周波数まで。 震計測用加速度計では、さらに低周 ACS-4 一軸低周波位相・振幅校正 0.5 から 10 Hz 波応答として 0 .5Hz まで試験を行 ACS-4T 三軸低周波位相・振幅校正 0.5 から 10 Hz います (ACS-4)。衝撃用加速度計で ACS-5 一軸高周波振幅校正 5%上限周波数 から 15 kHz NISTトレーサブル は高レベル衝撃試験 (ACS-14) を行 ACS-5T 三軸高周波振幅校正 5%上限周波数 から 15 kHz NISTトレーサブル います。ある種の低価格加速度計で ACS-6 一軸高周波振幅校正 15kHzから 20 kHz は一点振幅校正 (ACS-2) のみ行い ACS-6T 三軸高周波振幅校正 15kHzから 20 kHz ます。 ACS-7 一軸高周波振幅校正 100Hzから 50 kHz 重さ 12グラムまで PCB 社での校正はすべて NIST ト ACS-8 一軸高周波振幅校正 100Hzから 100 kHz 重さ 3グラムまで レーサブルで ISO 及び各種工業規 ACS-11 3700シリーズ DCセンサ一軸周波数振幅校正、0.5 Hz から 5% 上限周 格に適合し、その精度は保証されて 波数まで います。又 PCB社では比較校正の ACS-14 衝撃加速度計ホプキンソンバー校正、1,000,000 m/s2 まで 基準加速度計では 44の周波数点で ATS-1 高温感度試験 , 21℃から 204℃までの任意の温度での温度係数を計測 NIST トレーサブルを取得しており ATS-1A ATS-1に測定温度点を追加 ます。そして、校正用機器すべてに ATS-2 高温感度試験 , 204℃から 343℃までの任意の温度での温度係数を計測 も NIST トレーサブルを取得してい ATS-2A ATS-2に測定温度点を追加 ます。 ATS-3 低温感度試験 , -6℃から -196℃までの任意の温度での温度係数を計測 ATS-3A ATS-3に測定温度点を追加 PCB 社では各種加速度計に右表の ATS-4 トータル漏れ試験 各種校正試験サービスを行っており ATS-5 ハーメチックシールの漏れ試験 ます。 ATS-6 水中加圧試験 — センサ /ケーブルを 210kg/cm2 に加圧し 30分間放置 校正試験サービス委託の詳細は弊社 ATS-7 360 ° 横軸感度試験 極座標プロット 営業第11部 までお問い合わせくだ さい。 株式会社東陽テクニカ 機械計測部 TEL:03-3245-1058 E-mail: web-car@toyo.co.jp URL:www.toyo.co.jp/sens 6-5
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加速度計校正サービス 一般的な加速度計校正成績書: バイアス電圧 感度 横軸感度 放電時定数 共振周波数 周波数特性 校正機器リスト(有償) 校正結果 (合格または不合格) 東陽テクニカの加速度計校正サービス ISO17025 対応: 信頼性がよい試験を継続的に行うため、加速度計の定期的な校正をお 勧めいたします。(メーカ推奨期間:1年) 東陽テクニカは ISO17025 に対応した加速度計校正サービスを行っ ております。 短納期 /低価格でメーカーと同品質の校正サービスが提供可能です。 また、東陽テクニカの高性能校正システムは、最大 20KHz までの拡 張校正が可能です。 加速度計の他にもマイクロホン、インパクトハンマー、シグナルコン ディショナの校正サービスも行っております。 6-6 株式会社東陽テクニカ 機械計測部 TEL:03-3245-1058 E-mail: we-car@toyo.co.jp URL:www.toyo.co.jp/sens