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JFS規格まるわかりガイド -A,B,C や国際認証との違い-

ホワイトペーパー

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ドキュメント名 JFS規格まるわかりガイド -A,B,C や国際認証との違い-
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
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取り扱い企業 株式会社カミナシ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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JFS規格まるわかりガイド A,B,Cや国際認証との違い
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本資料の概要 01 ⽇本の⾷品製造業を取り巻く環境 02 JFS規格の基本情報 03 JFS規格を⽐較から⾒る 04 取得の流れ 2

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⽇本の⾷品製造業を取り巻く環境 3

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⾷品安全を取り巻く環境変化と規格取得の必要性 近年、⾷品業界では消費者の安全意識の⾼まりやグローバル化の進展、法規制の強化など、事業環境が⼤きく変化しています。 ⾷品企業には、より⾼度な品質管理体制の構築と、それを客観的に⽰す⼿段としての認証規格取得が求められています。 食品安全を取り巻く環境変化 消費者意識の変化 グローバル化の進展 法規制の強化 新たなリスクの出現 ⾷品事故や健康被害への消費者の関⼼ グローバルな⾷品取引の増加に伴い、 すべての⾷品事業者にHACCP(ハサッ ⾷品の産地偽装や消費期限の改ざん、 が年々⾼まっており、⼀度問題が発⽣ 国際規格への適合が取引条件として求 プ)に沿った衛⽣管理の実施が義務付 製造⼯程での異物混⼊リスク、さらに すると特にSNSを通じて瞬時に拡散さ められ、特に海外展開を視野に⼊れる けられ、さらに⾷品表⽰法の改正など は重篤な健康被害をもたらす⾷物アレ れ、企業の信頼性に⼤きな影響を与え 企業にとって、基準に基づく品質管理 の新たな要求事項への対応が必要と ルギー事故など、⾷品企業が直⾯する る可能性が⾼まっています。 体制の構築は重要になっています。 なっています。 リスクは多様化‧複雑化しています。 規格を取得することで次のようなメリットが 取引先からの信頼性向上 ⾷品安全管理の体系化 国際市場への参⼊機会の拡⼤ 従業員の意識向上と教育効果 ⾷品安全マネジメントシステムの国際 規格要求事項に従って管理体制を構築 グローバルに認知された⾷品安全マネ 規格取得のプロセスを通じて、全従業 規格を取得することで、取引先に対し することで、原材料の調達から製造、 ジメントシステム規格を取得すること 員が⾷品安全の重要性を再認識し、⾃ て客観的な品質保証体制を⽰すことが 出荷までの各⼯程における⾷品安全リ で、海外市場への参⼊障壁を低減でき ⾝の役割と責任を明確に理解すること でき、新規取引の開拓や既存取引先と スクを体系的に特定‧管理することが ます。 ができます。 の関係強化につながります。 可能になります。
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JFS規格の基本情報 5

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JFS規格の基本 JFS規格(Japan Food Safety Standards)は、⽇本の⾷品安全管理に関する認証制度であり、2016年に⼀般財団法⼈⾷品安全マネジメ ント協会(JFSM)によって公開されました。⾷品を取り扱う事業者が⾷品安全管理のレベルを向上させることを⽬的としています。 JFS規格ができた背景と目的 背景 ⽬的 ● 和⾷や⽇本⾷品の世界市場展開が成⻑戦略の重要な柱に ● ⾷品事業者が活⽤しやすい形でHACCPを含む国際基準に対応 ● 海外への輸出時に各国‧地域の厳格な⾷品安全基準への対応が必須 ● ⾷品安全管理のコストを最適化しながら輸出促進を⽀援 ● 国内市場でも、インバウンド増加により国際的な視点が必要 ● 国内外の消費者からの信頼確保 JFS規格の対象範囲 【⾷品加⼯‧⾷品製造‧⾷品添加物や化学品製造事業者】→ JFS-A規格、JFS-B規格、JFS-B Plus規格、JFS-C規格で段階的でカバーされています。 【フードサービス事業者(外⾷‧中⾷/そうざい‧給⾷施設等)】→ JFS規格(フードサービス)、JFS規格(フードサービス‧マルチサイト)でカバーされています。 文書体系 組織に対する要求事項 … 組織がJFS規格に基づく⾷品安全マネジメントシステムを構築‧維持する際に求める要求事項 規格を取得/維持する組織のための⽂書 ガイドライン … ⾷品安全マネジメントシステムの構築の参考となる事例をベースに作成された規格解説書 認証機関‧監査会社等が使⽤する⽂書 プログラム⽂章 … 規格オーナー、認定機関、認証機関、監査会社に求める要求事項 ※参考‧引⽤:JFS規格とは|⼀般財団法⼈ ⾷品安全マネジメント協会(JFSM)https://www.jfsm.or.jp/scheme/whatisjfs/
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JFS規格の構成 JFS規格は、FSM、HACCP、GMPの3つの要素で構成されています。これらの要求事項への適合性評価は、JFSMに登録された監査会社に よる監査と適合証明の発⾏が⾏われます。 3つの構成要素 FSMはこれらGMPとHACCPを効果的に機能させるための全体的な管理の仕組みです。経営層の責任明確化から始まり、安全⽅針 FSM(⾷品安全マネジメント) Food Safety Management の設定や各種⼿順書の作成、⽂書管理の⽅法など、組織全体での管理体制を構築します。さらに近年重要性が増しているフード ディフェンスや⾷品偽装への対応も、FSMの重要な要素として含まれています。 HACCPは、より具体的な製造⼯程における危害の管理に焦点を当てています。⽣物学的、化学的、物理的な危害が発⽣する可能 HACCP(危害分析重要管理点) Hazard Analysis and Critical Control Point 性を科学的に分析し(HA:危害分析)、その結果に基づいて特に重要な管理が必要な⼯程(CCP:重要管理点)を特定します。 そして、それらの⼯程における具体的な管理条件を設定し、継続的にモニタリングすることで、⾷品の安全性を確保します。 GMPは⾷品安全管理の⼟台となる⼀般衛⽣管理のことです。従業員の衛⽣管理から、製造環境や施設の整備、装置の管理、各種 GMP(適正製造規範) Good Manufacturing Practice 検査やメンテナンス、さらには従業員教育まで、幅広い基本的な衛⽣管理活動を含みます。これはHACCPを実施するための前提 条件プログラムとして位置づけられ、⾷品安全管理の基礎を形成します。 JFS規格(JFS-C規格以外、JFS-C規格では認証機関も⾷品事業者の審査および認証を⾏うことができる)の認証プロセスは、プログラムオーナーであるJFSM(⼀般財団法 認 証 ⼈⾷品安全マネジメント協会)が審査‧登録を⾏った監査会社によって実施されます。監査会社が⾷品事業者の現地監査を実施し、規格要求事項への適合を評価します。 機 評価の結果、要求事項を満たしていると判断された場合、監査会社から⾷品事業者へ適合証明が発⾏されます。 関 の 登録‧審査 監査‧適合証明 仕 JFSM 監査会社 ⾷品事業者 組 み 規格開発‧改版 ※参考‧引⽤:JFS規格とは|⼀般財団法⼈ ⾷品安全マネジメント協会(JFSM)https://www.jfsm.or.jp/scheme/whatisjfs/
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JFS規格の種類 6つの規格の種類 JFS規格の階層構造 製造事業者向けに4段階の規格(JFS-C、JFS-B Plus、 JFS-B、JFS-A)を⽤意し、⾃社の規模や状況に合わせて最適 な規格を選択できます。要求内容や項⽬数は段階ごとに異な り、⼩規模から⼤規模まで段階的な取り組みが可能です。 規格選択の柔軟性 規格の選択は事業者の実態に応じて柔軟に⾏えます。初めは 基礎的なJFS-Bから始め、管理体制の充実に合わせてJFS-B PlusやJFS-Cへとステップアップするなどの構想を描くこと で、着実な⾷品安全管理レベルの向上が図れます。 多店舗事業者 フードサービス業界への対応 外食/中食 のための規格 事業者のため フードサービス事業者向けには、以下の2種類の専⽤規格を の規格 整備しています。「JFS規格(フードサービス)」「JFS規格 (フードサービス‧マルチサイト)」 ※参考‧引⽤:JFS規格とは|⼀般財団法⼈ ⾷品安全マネジメント協会(JFSM)https://www.jfsm.or.jp/scheme/whatisjfs/
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JFS規格を⽐較から⾒る 9

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6つの規格の種類 JFS規格には、次の6種類があります。これらは対象や要求事項の難易度が異なるため、⾃社の状況に応じて最適な規格を選択すること が重要です。特にJFS-B規格は取得企業数が最も多く、初めてJFS規格の取得を検討する企業には、まずJFS-B規格の取得からスタートす ることをお勧めします。 規格 対象 内容 国内取引が中心の中堅・小規模食品事業者向け。 ・食品安全に関する認証取得のベーシックな規格 JFS-A規格 (スーパーマーケットなど) ・食品衛生法(HACCPの考え方を取り入れた衛生管理)に対応 ・コーデックスHACCPを完全履行した規格。 JFS-B規格 国内取引が中心の中堅・小規模食品事業者向け ・食品衛生法(HACCPに基づく衛生管理)に対応 ・JFS-B規格にプラスして、GFSIグローバルマーケットプログラム中級に完全 JFS-B Plus規格 国内取引が中心の中堅・小規模食品事業者向け 整合した規格 ・台湾の規格との自動相互承認予定 JFS-C規格 国際取引を行う食品事業者 ・GFSIに承認された国際規格 JFS規格 外食・中食・給食施設・ケータリングなど、飲食を提供する ・フードサービス業界に特化した規格で、食品の安全性を確保するための基準 (フードサービス) フードサービス事業者 を提供。 JFS規格 多店舗展開を行うフードサービス事業者 ・多店舗展開を行う事業者向けに設計された規格で、全体としての食品安全管 (フードサービス・マルチサイト) (大型の外食チェーンなど) 理を強化するための基準。 ※参考‧引⽤:株式会社 FSA(株式会社エフエスエー)https://haccp-iso.jp/pdf/download11.pdf
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JFS規格の要求事項の違い FSM(⾷品安全マネジメント) GMP(適正製造規範) 番号 項目 JFS-A JFS-B JFS-B JFS-C Ver.3.0 Ver.3.0 Plus Ver.3.1 番号 項目 JFS-A JFS-B JFS-B JFS-C Ver.3.0 Ver.3.0 Plus Ver.3.1 Ver.1.0 Ver.1.0 FSM 1 トップマネジメントの責任 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ GMP 1 立地環境 ⚫ FSM 2 トップマネジメントコミットメントと食品安全文化 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ GMP 2 敷地管理 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 3 マネジメントレビュー ⚫ GMP 3 事業所の設計、施工、配置及び作業・製品の動線 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 4 食品安全に係る法令の遵守 ⚫ ⚫ ⚫ GMP 4.1 交差汚染(アレルゲンの交差接触を含む)と隔離 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 5 食品安全マネジメントシステム及び一般要求事項 ⚫ GMP 4.2 強化が必要な危害要因の管理 ⚫ ⚫ FSM 6 食品安全の方針及び目標 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ GMP 5 従業員用の施設 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 7 食品防御 ⚫ ⚫ ⚫ GMP 6.1 従業員等の個人衛生基準 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 8 食品偽装防止対策 ⚫ ⚫ GMP 6.2 従業員等の作業服 ⚫ FSM 9.1 文書化手順 ⚫ GMP 6.3 従業員等の健康管理 ⚫ FSM 9.2 文書化情報の管理及び保管 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ GMP 6.4 事業所外従業員・訪問者への適用 ⚫ FSM 10 購入するまたは供給を受けるものの仕様の管理 ⚫ GMP 7 教育・訓練 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 11 手順 ⚫ ⚫ ⚫ GMP 8 整理整頓、清掃、殺菌・消毒 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 12 資源の管理 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ GMP 9 手直し ⚫ FSM 13.1 購買管理 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ GMP 10 事業所の巡回・点検 ⚫ FSM 13.2 サプライヤーの管理 ⚫ ⚫ ⚫ GMP 11 空気及び水の管理 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 13.3 外部委託管理 ⚫ GMP 12 廃棄物の管理 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 14.1 トレーサビリティ ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ GMP 13 有害生物防除 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 14.2 トレーサビリティの検証 ⚫ ⚫ GMP 14 購入品の受け入れ ⚫ FSM 15 製品の開発 ⚫ GMP 15 輸送 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 16 アレルゲンの管理 ⚫ ⚫ ⚫ GMP 16 保管 ⚫ FSM 17 測定・モニタリング装置・機器の管理 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ GMP 17 在庫の管理 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 18.1 製品表示(B to C 製品) ⚫ ⚫ ⚫ GMP 18 装置・器具 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 18.2 製品表示(B to B 製品、仕掛品、半製品) ⚫ GMP 19 保守 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 19.1 分析と試験 ⚫ ⚫ ⚫ FSM 19.2 食品製造環境のモニタリング ⚫ FSM 20 内部監査 ⚫ HACCP(危害分析重要管理点) FSM 21 苦情対応 ⚫ ⚫ ⚫ FSM 22.1 重大事故管理 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 22.2 食品事故対応手順の検証 ⚫ ⚫ HACCPの要求事項は⼿順 1〜12まであるが、4つの規格ですべての要求事項 FSM 23.1 製品の仕様の管理 ⚫ ⚫ を満たすことが求められている。 FSM 23.2 製品のリリース ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 24 不適合の特定及び不適合品の管理 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 25 是正処置 ⚫ ⚫ ⚫ ⚫ FSM 26 変更管理 ⚫ FSM 27 従業員からの改善提案の活用 ⚫
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ISO 22000‧FSSC 22000などの国際認証との⽐較 JFS規格、FSSC 22000、ISO 22000を⽐較すると、JFS規格は⽇本発の⾷品安全規格であり、その特徴として要求事項が平易な⽇本語で 記載され理解しやすい点が挙げられます。また、JFS規格はレベル分けされており、その中でもB規格はHACCPに、C規格はFSSC 22000 や同等の要求⽔準を満たしています。 比較軸 ISO 22000 FSSC 22000 JFS規格 ・ISO 22000をベースに、より詳細な要求事項を ・食品安全マネジメントシステムの一般的な枠組 ・ISO 22000を参考に、日本の食品業界の状況 追加。 みを規定。 や法律に適合するように開発。 ・PRPを強化し、食品安全に関するリスク管理を 規格の構造と内容 ・HACCP原則に基づいたシステム構築を要求。 ・A、B、Cの3つのレベルがあり、組織の規模や製 より厳格化。 ・PRP(前提条件プログラム)や危害分析など、食 品の種類に応じて選択可能。 ・モジュール方式を採用し、食品の種類や製造プ 品安全管理に必要な要素を網羅的にカバー。 ・日本の食品衛生法との整合性を重視。 ロセスに応じてカスタマイズが可能。 GFSIからの承認 なし あり JFS-C規格のみあり ・要求事項が詳細で、認証取得には専門的な知 ・日本の食品業界に特化しているため、日本企業 ・柔軟性が高いため、導入しやすい。 識が必要。 にとっては理解しやすい。 認証取得の難易度と費用 ・認証取得費用は、組織の規模や複雑さによって ・認証費用は、ISO 22000よりも高くなる傾向が ・認証費用は、ISO 22000とFSSC 22000の中間 変動する。 ある。 程度。 原文が英文のため日本語も翻訳めいており理解 原文が英文のため日本語も翻訳めいており理解 日本発祥の規格のため、理解しやすい。また「ガ 理解のしやすさ しにくい側面がある。 しにくい側面がある。 イドライン」などでも細かい説明が載っている。
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取得の流れ 13

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取得の流れと⼿順 キックオフ ・JFS規格について知る キックオフステージでは、まずJFS規格の概要を理解し、組織に適した規格認証/適合証明の ステージ ・ガイドラインを参考に取得方針を決める 取得方針を決定します。その後、認証取得を推進するためのプロジェクトチームを立ち上 (約1ヶ月) ・プロジェクトチームを立ち上げる げ、責任体制を明確にして社内外の調整や進捗状況の管理体制を整えます。 コンサルティング ・専門コンサルタントの選定・契約 コンサルティングステージでは、専門家の支援のもと、現状の分析と課題の特定を行い、規 ステージ ・食品安全マネジメントシステム構築の 格要求事項と現状とのギャップを明確にします。これらの分析結果に基づいて具体的な改善  サポート (約3ヶ月) 計画を立案し、必要な社内研修や教育を実施することで、組織全体の理解度と対応力を向上 ・課題や改善点の抽出と対応策の提案 させていきます。 マネジメントシステム ・J食品安全マネジメントシステムを マネジメントシステム構築ステージでは、食品安全マネジメントシステムのセルフチェック 構築ステージ  セルフチェックする を実施し、認証機関または監査会社への連絡を開始します。同時に、現状の社内規程や業務 ・認証機関/監査会社へコンタクトする 手順を確認した上で、必要な体制構築やマニュアル整備を進め、具体的なスケジュールに基 (約3ヶ月) ・社内体制やマニュアルの整備 づいて実行していきます。 審査/監査・登録ステージでは、選定した認証機関または監査会社と正式に契約を締結し、 審査/監査・登録 ・認証機関/監査会社を選定・契約 ・審査/監査を受ける 実地審査または監査を受けます。要求事項への適合が確認されれば適合証明書が発行され、 ステージ ・登録 協会のウェブサイトで公表されます。認証の有効期間は3年間で、その間、年1回の定期審査 と3年ごとの更新審査が必要となります。 ※参考‧引⽤:JFS-BからJFS-Cのステップアップ∕JFS規格取得への道 | 規格‧認証|⼀般財団法⼈ ⾷品安全マネジメント協会(JFSM)https://www.jfsm.or.jp/scheme/jfsprocess/
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JFS規格の認定‧認証機関、監査機関 認定機関(JFSMが契約した、認証機関の能力を評価し認定する組織) 監査会社(続き) 公益財団法人日本適合性認定協会 https://www.jab.or.jp/ 株式会社静環検査センター 静岡県 https://www.seikankensa.co.jp/ JAS-ANZ https://www.jasanz.org/ ペリージョンソンレジストラー 東京都 http://www.pjr.jp/ 株式会社消費科学研究所 大阪府 https://www.shoukaken.co.jp/ 認証機関(JFS-C規格の認証審査を行う機関) 株式会社江東微生物研究所 東京都 http://www.koutou-biken.co.jp 一般財団法人 日本ガス機器検査協会  JIA-QAセンター https://www.jia-page.or.jp/iso/ 株式会社FSA 福岡県 https://haccp-iso.jp/ 日本海事検定キューエイ株式会社 https://www.nkkkqa.co.jp/ 一般社団法人日本パン技術研究所 東京都 https://www.jibt.com 一般社団法人日本能率協会  審査登録センター https://jmaqa.jma.or.jp/ 一般財団法人三重県環境保全事業団 三重県 http://www.mec.or.jp 一般財団法人 日本品質保証機構 マネジメントシステム部門 https://www.jqa.jp/service_list/management/index.html 株式会社トーホービジネスサービス 兵庫県 http://t-biz.to-ho.co.jp/index.html 株式会社グローバルテクノ 東京都 https://www.gtc.co.jp/ 監査会社(JFS-A/B/B Plus規格の適合証明審査を実施する会社) 株式会社フィールズコンサルティング 東京都 https://jfs-feals.jp/ エコア株式会社 東京都 http://www.ecore.jp/ カゴメ株式会社商品開発本部食品安全部 栃木県 https://kagome-fscat.com/ 一般社団法人中部産業連盟 愛知県 https://www.chusanren.or.jp/haccp/ ISOコム株式会社 大阪府 https://isocom.co.jp/ HACCP認証株式会社 福岡県 https://haccpninshou.jp/ 株式会社市文字屋與三郎 食品安全適合証明センター 京都府 https://www.ichimonjiyayosaburo.com 株式会社BMLフード・サイエンス 東京都 http://www.bfss.co.jp 一般財団法人広島県環境保健協会 広島県 https://www.kanhokyo.or.jp/ 生活協同組合コープさっぽろ 北海道 https://www.sapporo.coop/corporate/content/?id=70 株式会社ファクトリー・クリーンシステム 熊本県 https://www.factory-japan.co.jp/ 一般財団法人東京顕微鏡院 食と環境の科学センター 東京都 http://www.kenko-kenbi.or.jp/ 一般財団法人石川県予防医学協会 石川県 https://www.yobouigaku.jp/ 株式会社シー・アイ・シー 東京都 http://www.cic-net.co.jp/ 株式会社ベストプラクティス 東京都 https://www.bestpractice.co.jp/ エア・ウォーター・ラボアンドフーズ株式会社 北海道 http://www.qandc-lab.com/ 株式会社くらし科学研究所 大阪府 http://www.kurashikagaku.co.jp 株式会社ファスマック 神奈川県 https://fasmac.co.jp/consul/haccp_jfs 株式会社食環境衛生研究所 群馬県 https://www.shokukanken.com/index.html 株式会社町田予防衛生研究所 東京都 https://www.mhcl.jp/ 株式会社日本食品エコロジー研究所 兵庫県 https://jife.co.jp エフェクティブ・ナビ有限会社 福岡県 http://www.effective-navi.jp/ 公益財団法人日本食品油脂検査協会 東京都 https://www.syken.or.jp/ イカリ消毒株式会社 東京都 https://www.ikari.co.jp/ 株式会社ダスキン 大阪府 https://biz.duskin.jp/other/jfsm/ OMリサーチ&コンサルティング株式会社 北海道 http://www.omrc.co.jp/ 株式会社 クロックワーク 沖縄県 https://www.clock-work.net/ 東京サラヤ株式会社 東京都 http://pro.saraya.com/ 株式会社髙澤品質管理研究所 石川県 https://www.team-takasawa.jp SOMPOリスクマネジメント株式会社 東京都 https://www.sompo-rc.co.jp/services/view/93 株式会社ウエノフードテクノ 東京都 https://www.ueno-food.co.jp/ アース環境サービス株式会社 東京都 http://www.earth-kankyo.co.jp/ ※参考‧引⽤:認定機関/認証機関/監査会社⼀覧|⼀般財団法⼈ ⾷品安全マネジメント協会(JFSM)https://www.jfsm.or.jp/scheme/accreditation/
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デジタル化で規格取得の負担を減らす 16

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JFS規格取得における課題。取得や運⽤を少しでも効率化するためには? JFS規格は、⽇本の⾷品製造業に適した⾷品安全管理に関する認証制度ですが、多くの企業が効率的に進めることに課題を感じていま す。取得や運⽤における共通の課題を明らかにし、それらの課題を克服するための具体的な対策を講じていきましょう。 JFS規格取得における課題 デジタル化やシステム導⼊による効率化が必須 記録しなければならない書類が増える JFS規格に準拠するためには、膨⼤な量の記録を保持する必要がありま す。これには、品質管理活動の様々な記録が含まれます。 様々な部署の記録を保管しなくてはならない デジタル化とシステム導⼊は、JFS規格に伴う課題を解 JFS規格では、品質管理が企業全体にわたることが求められるため、 決するための最も効果的な対策の⼀つです。この⽅法 各部⾨の記録を統合的に管理する必要があります。 は、従来の紙ベースの記録管理や⼿作業による分析を⾃ 動化‧効率化することを⽬指しています。 メリット 審査準備が⼤変 審査準備には、各プロセスのドキュメント化‧従業員の教育訓練‧内 書類作成や チェック作 部監査の実施とその結果のフィードバックが含まれます。審査に向けた 運⽤の負担 業等の効率 記録の検索 軽減 向上 性の向上 準備作業は膨⼤です。
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「カミナシ レポート」について カミナシは、⼯場‧現場で使うチェックシートを電⼦化する現場DXクラウドシステムです。紙の記録をアプリ化することで誰でも簡単 にチェック‧点検が⾏えて、信憑性の⾼い記録が残せます。管理業務はクラウドで承認から改善まで⾏い、データの⼀元管理で可能で す。 誰でも正しい⼿順で作業を実⾏ 管理者の代わりに作業をチェック データから⾃動で集計‧報告書を作成 改善活動をサポート
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カミナシは現場で働いた経験から誕⽣しました 「紙」であるがゆえに起こる⾮効率は、あらゆる現場の普遍的な課題です。創業者⾃⾝が実際に⾷品⼯場、清掃業、航空産業の現場で働 き「紙」であるが故に起こる⾮効率な業務課題を実際に体験してきました。 「退屈で憂鬱な仕事はカミナシに任せて、⼈が本来やるべき仕事に集中できる世界」を実現してまいります。 代表が現場管理者として5年間⼯場で従事 紙運⽤によるミスや管理者の負担が発⽣ (HACCPコーディネーターの資格を持っており、現場を理解している) (紙の差し戻しストレス、記⼊確認、是正対応、品質管理のエクセル転記など) 代表の諸岡
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業務アプリの作成〜利⽤〜確認‧承認までワンストップ 仕組み化するのに特別な知識は不要です。 ⾃社オリジナルの業務アプリを、現場の⽅々だけで作成できます。 管理者がアプリを作成 現場で利⽤ 管理者が確認‧承認 パーツを⾃由に組み合わせて、オリジナ 管理者がいない現場でもアプリが作業を 承認作業やExcelに転記していたレポート ルの現場管理アプリを作成。現場のリー ナビゲートし、ミスを未然に防ぐことが はカミナシ上で⾃動作成することができ ダーや管理者⾃らの⼿で作成することが できます。 ます。 できます。