クーラント駆動スピンドル【Colibri-Jet】

C O O L A NT D R I V E N H I G H S P E E D T E C H N O L O G Y クーラント駆動スピンドル 77002070　CAT➀2005K(G)500　　　　　　　　　　　　　

HSM SPINDLE TECHNOLOGY 2003年に設立された Colibri Spindles社は、 高速スピンドルを製造・提供するリーダーであり、 クーラントを駆動源とするコンパクトな増速スピンドルの スペシャリストです。 特許を取得しているクーラント駆動ジェットスピンドルの技術は 革新的であり、クーラント駆動およびワイヤレスの スピードモニタリングにより高速回転させることで お客様の生産コストの削減に貢献しています。 クーラント駆動ジェットスピンドルの概要 ■ クーラントの流れにより回転するスピンドル ■ 仕上げ加工や半仕上げ加工への使用を推奨します。 ■ 標準的な既存の機械へ簡単に取付けられます。 ■ 回転数が高く加工時間を短縮することが可能です。 ■ 既存の機械をアップグレードさせることができます。 ■ 各種ツールインタフェースに対応可能 メインスピンドルの クーラントスルーシャフト クーラントで駆動 精密ベアリング ツール交換用 シャフトロック機構 回転数 タービン ワイヤレス トランスミッター クランピングシステム （CR2乾電池式） ツール タービン クーラントジェットフロー 2

ColibriJet スピンドルの仕様 GJETシリーズ HPCシリーズ 使用圧力（*1） [MPa] 2 ～ 4 1.5 ～ 7 流量（*1） [Nl/min] 10 ～ 20 min.12 回転数（*2） [min-1] 35,000 ～ 55,000 20,000 ～ 45,000 推奨工具径（ドリル） [mm] ∅0.5 ～ 2.0 ∅0.5 ～ 3.0 推奨工具径（エンドミル） [mm] ∅1.5 ～ 3.5 ∅1.0 ～ 4.0 最大ツールシャンク径 [mm] ∅7.0 ∅7.0 *1 ColibriJetスピンドルに供給する入口部における圧力です。 *2 クーラントの圧力や粘度等により変動します。 ColibriJet 本体付属品 ER11レンチ寸法 100 六角レンチ スピンドル本体 シャフトロックキー寸法 電池（CR2） 60 ER11用レンチ シャフトロックキー 3 25 25

ColibriJet スピンドルのラインナップ 下表のスピンドル型式は、シリーズ名と主軸側インターフェース名称の 組み合わせから選定いただけます。 主軸側インターフェースの種類 TJS - _ _ _ - _ _ _ _ _ シリーズ名：GJETまたはHPC *1 シリーズ 型式 主軸側 突出し長さ 胴径*2 重量 インターフェース [mm] [mm] [kg] TJS-GJET-ER32 ER32 109 ∅63 1.3 TJS-GJET-BT30 BT30 139 ∅63 1.6 TJS-GJET-BT40 BT40 122 ∅63 1.8 TJS-GJET-HSK A40 HSK-A40 144 ∅63 1.4 TJS-GJET-HSK A63 HSK-A63 141 ∅63 1.8 TJS-GJET-ST20 ストレート ∅20 115 ∅63 1.2 GJET TJS-GJET-C5 PSC C5 129 ∅63 1.5 TJS-GJET-C6 PSC C6 119 ∅63 1.6 TJS-GJET-CAT40 CAT40 141 ∅63 2 TJS-HPC-ER32 ER32 116 ∅80 1.7 TJS-HPC-BT40 BT40 115 ∅80 1.9 TJS-HPC-HSK A63 HSK-A63 138 ∅80 2 TJS-HPC-ST20 ストレート ∅20 112 ∅80 1.5 TJS-HPC-C6 PSC C6 124 ∅80 2 HPC TJS-HPC-CAT40 CAT40 135 ∅80 2.3 突出し長さ ツールホルダー側 *1 ツール *1 上記型式に記載のないツールインターフェースにつきましては、当社へお問い合わせください。 *2 回転数トランスミッターを含まない寸法です。 4 胴径*2

ColibriJet スピンドルの推奨使用領域 シリーズ 推奨使用領域 20 Bar 25 Bar 30 Bar 35 Bar 40 Bar 300 250 200 150 100 50 GJET 0 10000 20000 30000 40000 50000 60000 回転数 [min-1] 推奨使用範囲 15 Bar 28 Bar 37 Bar 43 Bar 66 Bar 1200 1100 1000 900 800 700 600 500 400 300 HPC 200 100 NEW 0 0 5000 10000 15000 20000 25000 30000 35000 40000 45000 回転数 [min-1] 推奨使用範囲 5 出力 [W] 出力 [W]

ColibriJet スピンドル 外形寸法例 TJS-GJET-ER32 TJS-HPC-ER32 ➀ 本体 ➀ 本体 ➁ 回転数トランスミッター ➁ 回転数トランスミッター クーラント入口 ➂ ER11ナット クーラント入口 ➂ ER11ナット ∅81 ∅81 ➀ ➀ ➁ ➁ ➂ ➂ ∅63 ∅80 TJS-HPC-BT40 TJS-HPC-HSK A63 ➀ 本体 ➀ 本体 ➁ 回転数トランスミッター ➁ 回転数トランスミッター ➂ ER11ナット ➂ ER11ナット クーラント入口 クーラント入口 BT40 HSK A63 （MAS-403） （DIN 69893） ∅81 ∅81 ➀ ➀ ➁ ➁ ➂ ➂ ∅80 ∅80 *コレットシャンク径により変わります。6 17* 98 119 17* 92 from the edge of ER32 cone 17* 121 127 17* 99 from the edge of ER32 cone

ColibriJet スピンドルのラインナップ（ 主に旋盤用） 複合加工機、タレット旋盤等には TRタイプを選定いただけます。 TRタイプは、機械側のインタフェースに合うホルダーを別途 取り付けていただくことで使用することができます。 TJS - _ _ _ _ - TR - RC シリーズ名：GJETまたはHPC 使用例：VDI40 *1 シリーズ 主軸側 胴径*2 型式 重量*3 インターフェース [mm] [kg] TJS-GJET-TR-RC ホルダー ∅63 0.7 GJET TJS-HPC-TR-RC ホルダー ∅80 0.8 HPC *1 ホルダー取り付け部の詳細につきましては、当社へお問い合わせください。 *2 ワイヤレストランスミッターおよびホルダーを含まない寸法です。 *3 ホルダーを含まない重量です。 圧力、回転数、流量等は P.３をご参照ください。 7

ColibriJet スピンドル TRタイプの外形寸法（ホルダー除く） TJS-GJET-TR-RC TJS-HPC-TR-RC ➀ 本体 ➀ 本体 ➁ 回転数トランスミッター ➁ 回転数トランスミッター ➂ ER11ナット ➂ ER11ナット クーラント入口 クーラント入口 ∅37.4 ∅37.4 19.8 A 19.8 A ∅20 ∅20 ➁ ➁ A A ➀ ➀ ➂ ∅63 ➂ ∅63 ∅80 *コレットシャンク径により変わります。 詳細についてはお問い合わせください。 8 17* 34 42 3 17* 34 42 3 14.9

ツールインターフェースの紹介 下記のインターフェース以外に、各種ツールインターフェースに対応 ER32 ST20 HSK-A63 BT40 コレットホルダーへ ストレートシャンク 取り付け可能 ∅20mm ■ 胴体がコンパクトなためツールマガジンに搭載可能 ■ ColibriJet スピンドルは BT40やHSK A63など各種 　 ツールインタフェースに対応可能 ■ インターフェースを利用してツールマガジンに ColibriJet 　 スピンドルを搭載し、メインスピンドルに自動工具交換 　（ ATC）で取り付けが可能 ColibriJet スピンドルのアプリケーション例 切削 ねじ切削 研削 穴あけ 彫刻 面取り 9

アクセサリー ER11 コレット用ナット ER11 コレット用ナット寸法 A　 ∅16 mm　　 C A B 11.5 mm C M13 x 0.75 B 焼きばめコレット ER11 コレット用ナット +10 mm ER11 +15 mm 焼きばめコレット スプリングコレット ER11 SRK …x25 焼きばめコレット ER11 SRK …x10 Lmin SS 4° L1 焼きばめコレット寸法 d2 L1 Lmin D1 D2 ER11 SRK 3x10 3 10 9.5 7.6 8.5 ER11 SRK 3x25 3 25 11.5 7.6 8.5 ER11 SRK 4x10 4 10 9.5 7.6 8.5 ER11 SRK 4x25 4 25 11.5 7.6 8.5 （単位：mm） 回転数表示用ディスプレイ アンテナ 回転数表示 ・スピンドルの回転数ワイヤレストランスミッターの受信機 電源スイッチ ・通信によりリアルタイムで回転数を表示 回転数ワイヤレス トランスミッター ・電池残量、信号強度も表示 受信機 電池残量 ・最大 127のセンサー IDを登録可能 DC電源用 ソケット ・ディスプレイ画面には回転中のスピンドルのみ表示 信号強度 設定用ボタン各種 ・電源：AC100～ 240V 回転数トランスミッタのID番号 10 ∅d2 ∅D1 ∅D2

●ご使用にあたっての注意事項 ■ 保証期間は１年間です。納入スピンドルの保証期間内で、正常な取扱い及び正常な使用方法で発生し故障に限り、 　 無償にて修理いたします。保証期間経過後の故障修理については全て有償となります。 ■ 保証期間内でも下記項目に該当するような場合は、有償となります。 　　・スピンドルの改造または分解が Colibri社によって認可されていない第三者で行われた場合 　　・オペレーターの操作エラーまたはプログラムエラーによる故障の場合 　　・取扱説明書内での規定内容に反する不適切な取り扱い、使用法、保管による故障の場合 ■ 納入した品物の不具合の為に生じた二次的な事故、損害及び第三者に与えた損害等については、補償の対象と 　 なりません。 11

www.fukudaco.co.jp 本 社 〒104-0044 東京都中央区明石町 11-2 TEL.03-5565-6811 FAX.03-5565-6816 大阪営業所 〒540-0012 大阪市中央区谷町 4- 3- 1 TEL.06-6941-8421 FAX.06-6944-0241 名古屋営業所 〒460-0013 名古屋市中区上前津 2-14-17 TEL.052-322-6421 FAX.052-322-2384 広島営業所 〒733-0842 広島市西区井口 5-20-7 TEL.082-277-6341 FAX.082-277-8199 厚木営業所 〒243-0417 海老名市本郷 1672 TEL.046-237-3133 FAX.046-237-3137 北陸営業所 〒921-8005 金沢市間明町 1-198 TEL.076-292-2811 FAX.076-292-2510 九州営業所 〒812-0038 福岡市博多区祇園町 4-13 TEL.092-263-5300 FAX.092-263-5301 ■記載内容は予告なく変更する場合があります。そのほかの注意事項はウェブサイトでご確認ください。 77002070　CAT➀2005K(G)500