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ベアリング保護ハンドブック

製品カタログ

新設・整備モーターのベアリング保護、運転中モーターの 状態評価、および損傷したベアリングの最適検査方法

【目次】
◆ベアリング電流の概要
◆インバーター制御による軸電圧およびベアリング電流について
◆モーターアース
◆イージスの技術
◆イージスアースリングの最適な使用方法 - 低圧
◆イージスアースリングの最適な使用方法 - 中圧
◆DCモーター用 イージス 軸アースの最適な使用方法
◆イージスの取り付けおよび軸の準備
◆イージス 軸電圧測定
◆選定方法
◆イージス リング ラインアップ
◆製品仕様書
◆変換表 インチ⇔メトリック

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このカタログについて

ドキュメント名 ベアリング保護ハンドブック
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 福田交易株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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第 3版 日本語 ベアリング保護ハンドブック 新設・整備モーターのベアリング保護、運転中モーターの 状態評価、および損傷したベアリングの最適検査方法 ~インバーターモーターの信頼性向上技術~
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会社概要 ITWグループメンバーの Electro Static Technology社は、モーターおよびその他回転機器をインバーターで駆 目次 動するときに発生する軸電圧を安全にアースするイージス®アースリングのグローバルなメーカーです。イ ージス®アースリングは、多くのモーターやその他の回転機器に使用され、その技術は小形モーターから業 務用/産業用モーターといった中・大形モーターまで、あらゆる場面で広く採用されています。 ベアリング電流の概要 4-5 イージス®アースリングは、導電性マイクロファイバーが軸表面に対し、接触状態と非接触状態(ナノギャッ プ)の両状態において、電食の症状であるピッティング、フロスティング、フルーティングを引き起こす軸受電 流からベアリングを確実に保護する、唯一の技術です。イージス®リングは、軸の全周へ配置された特許取得 インバーター制御による軸電圧およびベアリング電流について 6-12 の導電性マイクロファイバー技術を用い、運転中においても特許技術イージス® FiberLock™チャンネルがフ ァイバーを保護します。次の特許(8199453、8169766、7193836、7136271、7528513、7339777)が取得済みで、 その他特許も出願中です。 モーターアース 13 保証 イージス®の技術 14-17 製品のご購入から1年間、材料および製造上の品質を保証します。誤った使い方、あるいは誤った取扱いによ る不具合を除き、不良品は交換いたします。本書記載の内容および技術情報は当社またはその代理店によ イージス®アースリングの最適な使用方法 -低圧 18-21 る善意で提供されています。製品の適合性の決定に関する責任は一切負いません。当社は製品の使用にお ける直接、または製品の使用による結果発生した、いかなる傷害・損失または損害に対して、一切の責任を 負いません。 イージス®アースリングの最適な使用方法 -中圧 22-27 安全 DCモーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 28-29 モーターの修理およびあらゆる危険な作業が伴う職場におけるすべての安全方針に従ってください。準拠 法で義務付けられている適切な保護具を着用してください。作業者は該当する安全規則について通知を受 イージス®の取り付けおよび軸の準備 30-33 け、それを遵守する必要があります。当社は製品の使用における直接、または使用の結果発生したいかなる 傷害・損失または損害に対して、一切の責任を負いません。 イージス®軸電圧測定 34-43 選定方法 44 © 2016 Electro Static Technology, An ITW Company, All rights reserved. Artwork and layout by Joanne Audet, Electro Static Technology イージス®リングラインアップ 45-53 このハンドブックの記載内容は、簡単に引用したりクレジット表示してイラスト引用したりする以外は、Electro Static 製品仕様書 54 Technology社の許諾なしに一部あるいはすべてを複製することは認められていません。また、このハンドブックの いかなる記載内容も、Electro Static Technologyの書面による事前の承諾なしに複製、検索システムへの保管、また は電子データや、写真複写、記録またはその他の形式を再配布することは認められていません。 変換表インチ⇔メトリック 55 本ハンドブックは、通常毎年見直され更新されます。ご意見・ご提案をお寄せください。データのエラーまたは漏れ については、編集者へご連絡願います。入手可能なハンドブックにおける追加や改訂は、次版のハンドブックに記 載され、確認され次第、Electro Static Technology社のウェブサイトに掲載されます。 権利の放棄 - アプリケーションノートに記載されている内容は、モーターベアリングを保護するために イージス® ベアリング 保護リングを適切に適用するための一般的な指針です。アプリケーションノートの内容および技術情報は参考例として提供さ れています。製品の使用における製品の適合性の決定に関する責任は一切負いません。 ISBN 978-0-9905745-9-0 © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 3 特許技術 技術仕様 型番表 サイズ選択 軸電圧測定 シャフトの取 直流モー 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング り付け準備 ター ター ター の技術 アース 電流
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ベアリング電流の概要 ベアリング電流の概要 EDM放電損傷 ANSI/EASA規格 AR100-2015、Section 2、機械整備:2.2ベアリング 「ベアリングは剥離、異物、フレッチング、フルーティング、かじり等の損傷状態を 点検すべきである。」 PWMの高速スイッチングにより、インバーターが、モーターの軸へ静 電誘導による電圧を発生させます。これらの制御で使用される絶縁ゲ ートバイポーラトランジスタ (IGBT)の高速スイッチングにより、ステー ピットを インバーター駆動のモータ―: ターとローター間の静電容量を介し軸にコモンモード電圧を発生さ 作る放電せます。ピーク値で10~40V 程度の電圧はイージス®軸電圧プローブ インバーター駆動のACモーターは、パルス幅変調(PWM)を使用してモーターの速度を制御します。これは、モー ™ をモーターの軸へ接触させることで簡単に測定できます。AEGIS- ターの軸には静電誘導されたコモンモード電圧が存在し、それがベアリングで放電することで予期せぬダウンタ OSC-9100 軸電圧テスター(100 MHz のデジタルオシロスコープ)によ イムと修理費用を導く、ピッティング、フロスティングおよびフローティングを発生させることを意味しています。さ り、分析用に電圧を表示および記録できます。 らに、75 kW 以上の大きなモーターや中圧モーターには高周波循環電流が存在し、それがEDM電流によるピッテ ィング、フロスティングおよびフルーティングを発生させます。ドライブ制御のDCモーターでもベアリングで放電 参考文献:NEMA MG1 Section 31.4.4.3 が起きるほどの静電誘導による軸電圧が存在することもあり、さらに7.5 kW以上のモーターには循環電流が存在 する場合もあります。 新設および整備モーターに特化したベアリングの保護: 電圧がグリース内の絶縁破壊を起こすレベ インバーターまたは ルに至ると、最小の電気抵抗路(たいていは EDMピット DCドライブ制御のモーターの場合、2種類の軸受電流に対する軸受保護が施されている重要 です。イージス® アースリングを取り付けることで、静電誘導による軸電圧をベアリングから安全に放電させる信 ベアリング)からモーターのフレーム側へ放 軸 頼性のあるアース経路を設けることができます。循環電流を有するモーターには、高周波循環電流経路を遮断す 電します。実際はインバーターのスイッチン 内輪転動面 るために軸またはハウジングの絶縁、あるいはイージス®アースリングの反対に絶縁したベアリングを取り付ける グのサイクルごとに軸電圧は軸からフレー 必要があります。この方法はインバーターモーターの、最も重要な機械部品であるベアリングを保護することでイ ムにベアリングを介して放電し、ベアリング ピットはすぐ油膜 に冷え硬化し ンバーターモーターの本来のメリットを発揮させるために推奨されるベストプラクティスです。 転動面を溶融させクレータを形成します。これらが発生した場合、ベアリング鋼でさえも ます 溶かすほどの高温で潤滑炭化など深刻なダ 外輪転動面 メージを与えます。 ベアリング診断レポート: インバーターモーターが故障した場合は必ず、ベアリングを取り外し、切断して、EDM放電の兆候を調査する必要 があります。ベアリングの内輪または外輪に「洗濯板」状のフルーティングパターンがあり、損傷が見た目に明らか 放電は毎時数百万回発生しており、短時間のうちにベアリング転動面 な場合があります。ANSI/EASA AR100-2015では、すべてのモーターの修理について、この方法を推奨しています。 全体にフロスティングとして知られる無数のピットを形成します。フル フロスティング この故障を最初から防ぐことにより、すべてのインバーターモーターシステムの信頼性を向上させることができま ーティング現象も発生していることもあり、洗濯板状のリッジマークを す。 形成します。フルーティングは深刻なノイズと振動を発生させ、暖房・ 換気・エアコンなどではダクトを通じてノイズが増幅します。フルーテ 軸電圧の測定: ィングが起こることにより、モーターの不具合が発生し、設備稼働停止 や生産停止などにより、莫大な損失が発生する場合があります。 NEMA MG1 Part 31.4.4.3では、ピーク電圧で10~40 Vp(または20~80 Vp-p)の容量性軸電圧をモーターのベアリ ングで放電を起こす可能性のあるレベルとして特定しています。軸電圧測定は、ベアリングのEDM損傷による設備 停止を防ぎ信頼性を確保する上でインバーターモーターへのイージス®アースリングの必要性を確認する最善の 方法です。イージス®軸電圧テスター™デジタルオシロスコープは、軸電圧を測定し記録するための特別な設計 がなされています。 軸電圧測定は、新しいモーターが取り付けられるとき、モーターが修理されるとき、またはベアリングの交換が完 了した時、さらに新しくビルが建設されたり、新しい生産設備が設置される時に実施すべきです。 不具合は多くの要因で発生しますが、結果から言えることは、問題の多くが稼働開始から、わずか3~12ヵ月で深刻な不具合が発生すると ベアリングの いうことです。ドライブ制御またはインバーター制御のすべての 外輪のフルーティング AC/DCモーターにはモーターの枠番・出力に関わらず、ベアリングに インバーターモーターの適切な軸接地: おいてこのような不具合を起こす可能性があります。 インバーターモーターにおける適切な高周波アースは、機器間の筐体間における電位差を防止するために不可 欠です。これは共通の台床にモーターと連結機器が据え付けられていない場合、特に重要です。このような場合、 装置フレーム間の電位を等しくするため、またモーターと連結機器の間の接地ループを防止するために設備す べてにおいて効果的な高周波アースが必要です。高周波電流のアースで最も有効とされているのが高周波用平 網線(イージス®高周波用アースケーブル)で、主要モーターメーカーやドライブメーカーで推奨されています。 4 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 5 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー 直流モー シャフトの 軸電圧測定 サイズ選択 型番表 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター ター 準備
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インバーター制御による軸電圧およびベアリング電流について インバーター制御による軸電圧およびベアリング電流について ベアリングの検査 グリースが黒いのは放電時の熱によるグリースの炭化や、放電時 修理で持込まれるモーターはすべてベアリングを切断し点 に溶融したベアリング転動面の金属成分が含有したことによるも 検します。特にインバーター制御の場合は修理に加え、装 のです。 置の全体的な性能改善を検討する重要な情報をユーザー へ提供します。 新しいベアリンググリースです。 レポート用テンプレートはこちら: www.est-aegis.com/bearing 4. 脱脂剤または溶剤でベアリングの汚れを落とします。 安全に注意して作業してください。 1. すべてのベアリングの外側と内側を検査し、分析用に潤滑のサン プルを保存します。次の点をチェックします。 5. 放電加工(EDM)の兆候について調査:EDM損傷はモーターベアリ ング内で放電することにより形成される無数にある微小ピットで a. 異物の混在状況 す。電圧が潤滑で絶縁破壊を起こし瞬時に内輪転動面、転動体、 b. 異常発熱を示す傷の有無 外輪転動面においてアーク放電します。ピットの大きさは、およそ 直径5~10μm程度です。 c. グリースの硬化状況 d. グリースの異常な変色(黒色化したグリース)の有無 e. ベアリングからのグリースおよびオイル漏洩状況 6. フロスティング:フロスティングはベアリング内外輪の転動面の一 部または全体に形成される灰色に変色した線です。これは機械摩 耗やEDM放電により形成され変色します。これがEDMによるもの なのか機械的なものなのかを判断するために顕微鏡による確認 2. ベアリングの外輪を半分に切断します。切断する前にシールやシ が必要の場合もあります。もしモーターがアースリングなど適切 ールドをはがします。 な保護がなされずにインバーターで動かされていた場合は、この 保護メガネや耳栓、手袋や各種保護具を使用して安全に十 フロスティングはEDMが原因で起こっている可能性が高いと言え 分に注意してください。 ます。 1000x 7. フルーティング:フルーティングは電食として典型的な洗濯板状の 3. ベアリング内のコンタミやグリースの状況を点検します。 パターンです。フルーティングは裸眼や10倍ルーペ程度で確認で きます。フルーティングは、稀に機械的なベアリングの損傷と誤解 a. 黒色化したグリース:継続的に発生するベアリング内の放電 されることもありますので注意してください。 により潤滑の性能を短時間で悪化させ、ベアリングの転動面 に損傷を発生させます。放電が起こると、グリースの油分が許 容温度を越えた高温まで加熱されます。 b. コンタミネーション:グリースの焼きつきに加え、放電はベア このハンドブックの他に、ベアリングの資料を参照して不具 リング転動面から微小な金属片を発生させグリース内へ混 合の根本原因を確認する必要があります。 入し拡散していきます。これらのパーティクルは研磨剤となり ベアリングの摩耗を加速させることになります。 インバーターモーターベアリング交換の際は、いつでも新し いイージス®リングを取り付けてください。 6 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 7 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧テ 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 スト ズを選択
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インバーター制御による軸電圧およびベアリング電流について インバーター制御による軸電圧およびベアリング電流について ベアリング電流の3つの発生原因 商用電源駆動のモーター 本ハンドブックでは3つのベアリング電流について記載されており、そのうちの2つ、静電誘導によるEDM電 流と高周波循環電流は、インバーターが原因です。50/60Hz循環電流と称されている、3つ目の電流タイプは 主に大形の50/60 Hzの商用電源で運転するACモーターで存在します。 460 VAC 1. 静電誘導によるEDM電流 (インバーター運転時):インバーターのパルス幅変調によ 50/60Hz る電圧。この電圧は浮遊容量を通じてモーターの軸と結合しており、モーターのベ アリングまたは連結された機器のベアリングに放電し、放電加工(EDM)損傷を発 生させます。 2. 高周波循環電流 (インバーター運転時原因):高周波循環電流はコモンモード電流に • 誘導モーターは、50/60Hz三相電源で運転させるために設計されています。 よって形成された高周波磁束が原因で流れる電流です。インバーターによる高周 • 入力電源は、周波数・位相(120度ずつの位相)・振幅がすべてバランスして 波誘導循環電流の周波数は、数kHz~数MHz帯域です。75 kW以上のモーターに流 います。 れることがあります。一般的に、モーターが大きいほど高周波循環電流の影響は大 きくなります。 • コモンモード電圧-バランスしていると三相の和は、常にゼロになります。 3. 50/60Hz循環電流(商用電源時):大形モーターにおいては、50/60 Hzの正弦波電源 注:一般的にベアリングの保護は、大形モーターを除き特に必要ありません。 でもモーターの非対称構造と磁気非対称が原因で極めて低い周波数の循環電流 が流れることがあります。 ベアリングを流れる電流 静電誘導による 静電誘導による EDM電流と EDM電流 高周波循環電流 インバーター制御のモーター 75kWまでの 75kW以上の モーター モーター 環電 流 周波 循 • インバーター制御の場合、モーターへ供給される電圧は、正弦波ではなく、プ 高 ラスとマイナスのパルスで入力されます。 導 EDM電 流 • 三相パルスすべて、0V、+、-で高速スイッチングするため入力電圧は必ず平衡 静電誘 しません。 • コモンモード電圧はたいてい〝方形波”か〝6ステップ電圧形状”になります。 ベアリング内部でのEDM放電を防ぐためにベアリング保護が必要です。 Hz循環電 流 50/60 0.75 75 375以上 モーター出力 (kW) 8 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 9 特許技術 特許技術 ベアリング電流 バランスしていない電圧状態 バランスしている電圧状態 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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インバーター制御による軸電圧およびベアリング電流について インバーター制御による軸電圧およびベアリング電流について 静電誘導によるEDM電流 インバーターモーターの高周波循環電流 モーターのコンデンサーのような働き コモンモード 電源 480vAC • インバーターからモーターへのパルスはモータ ー軸に静電容量を介してコモンモード電圧を発 生させます。 ステーター巻線からのモーター軸周辺にお 連結機器 ステーター アース線による電荷 ける磁束不均衡により、電流はモーターベ • ベアリングで放電電流を発生させます。 アリングを介して循環します。高周波循環電 シャフト • この電圧はイージス® 軸電圧テスター™ デジタル ステーター 流は75 kW 以上の大形ACモーターと7.5 kW ローター ローター オシロスコープ (AEGIS-OSC-9100)とイージス®SVP 以上のDCモーターで問題になることがあり シャフト 負荷 軸電圧プローブ™ ティップを使用すると観察でき ます。 ローター ます。 ステーター 不平衡出力 VFD 平衡三相入力 ステーター 高周波循環電流とともに、連結する装置のベ アリングまたはギアに放電加工損傷(EDM) 連結機器 ステーター ローター を発生させる静電誘導によるEDM電流もあ 容量性電圧AEGIS-OSC-9100 ります。そのため、高周波循環電流を考える シャフト ときもイージス®アースリングを使ってモー ターベアリングおよび連結装置でのEDM電 ローター 流の除去が重要です。 ベアリングで起こる電圧アーク • ベアリングの電圧アークと放電加工(EDM)電 コモンモード 軸電圧アーク電源 480 Vp-p 30 Vp-p 流によりベアリング転動面に数千のピットが 形成されます スリーブ • ベアリングの劣化による摩耗とノイズの増加 アース線による電荷 静電誘導によるEDM電流と高周波循環 • 結果的にベアリング転動面にフルーティング 電流の両方からベアリングを保護する最 イージス® SGR イージス® CS015 ステーター -内側または外適な方法 側(図示)へのを形成させます ローター 取り付け 絶縁ベアリング シャフト 負荷 • ベアリング潤滑の炭劣化や炭化の発生 ローター 最適な方法は、モーターの反負荷側(NDE) ステーター を絶縁することで高周波循環電流を遮断し、 連結機器 ステーター • 予期せぬ設備稼働停止の可能性 静電誘導によるEDM電流はイージス®リング 不平衡出力 を負荷側(DE)へ取り付け除去することです。 シャフト 平衡 この方法によりモーターの負荷側のベアリン ローターVFD 三相入力 グと連結された装置の両方が保護されます。 シャフト 転動面内輪 油膜 イージス®高周波 アースストラップ EDMピット 黒色化したグリース フルーティング 10 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 11 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 インバーター インバーター インバーター ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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インバーター制御による軸電圧およびベアリング電流について モーターアース 50/60 Hz循環電流 –大形モーターの 50/60Hzライン モーターフレームと系統アースの同電位化を確実に行うイージス® 電圧からの低周波循環電流 高周波アースストラップ イージス®リングはモーターベアリングを保護し、フルーティングなど、 ベアリングの故障を防ぎ、高周波アースストラップ (HFGS) は系統アー 大形モーターにおいては、商用電源(正弦波)でもモー ベアリングを流れる電流 スへの確実な経路を確保します。 ターの磁気非対称が原因で低周波循環電流が流れ インバーターモーターにおける適切な高周波アースは、機器間にお ることがあります。 ける筐体間電位差を防止するために不可欠です。これは共通の台床 にモーターと連結機器が据え付けられていない場合、特に重要です。 a. 一 般 的 に は 大 形 モ ー タ ー で 現 れ 75kW未満の 75kW以上の 電 流 モーター モーター 循環 このような場合、装置フレーム間の電位を等しくするため、またモー ます。 高周 波 ターと連結機器の間の接地ループを防止するために設備すべてに 流 おいて効果的な高周波アースが必要です。b. 2つのベアリングを介し軸とフレームを循環 電誘導 EDM電静 します。 高周波電流のアースで最も有効とされているのが高周波用平網線 (イージス®高周波用アースストラップ)で、主要モーターメーカー やドライブメーカーで推奨されています。イージス®高周波アースス 対策:ベアリングを介して流れる高周波循環電流を遮 トラップは、インバーターが発生させる高周波電流に対してモータ 断することがベアリングの電食を防ぐ上で最適な方 電流 50/60 H z循環 ーのフレームからアースへの極めて低いインピーダンス経路を確保 法です。 0.75 75 375以上 します。モーターのベアリングに流れる電流に安全な経路を提供す 参考:NEMA MG1 Part 31.4.4.3 モーター出力 (kW) るイージス®リングと、イージス®高周波アーストラップでモーターか ら系統アースまでの経路を完成させます。 高周波アースストラップは、8mm [5/16”]ネジを締め付けるために、 スズめっき リング端子 一端がスズめっきされたパンチ穴(NEMA/IECフレームに基づいたサ パンチ穴 イズ)ともう一端がリング端子として設計されています。標準の長さ は、305mm [12”]および 610mm [24”]刻みでご提供できます。両端に リング端子の付いた汎用ストラップもあります。長いストラップとそ の他の端子についてはご要望によりご提供できます。部品リストに ついては、53ページを参照してください。 アース経路 イージス®リングは、軸からフレームへ有害な軸 マイクロファイバ―・アー 電圧をアースします。軸電圧は、軸・導電性マイク スリング ロファイバー・イージス®リングのハウジング・取 4 り付け金具(または導電性エポキシ)を通ってモー 1 モーターの脚からアース連結機器 ターフレームへ流れます。 ステーター (大地) 連結機器 イージス® HFGS(高周波アースストラップ)は、モ シャフト ステーター ーターのフレームとアース間のインピーダンスを 2 連結機器からモーター、またローター は共通アース(大地) 低くするために使用する平網線です。一端をモー シャフト ターに固定し、もう一端をアースに固定します。 ローター そのため、これらの経路はすべて導通を阻害して 3 モーターの脚/施設のアースからインバーターアース線 はいけません。モーターを修理する場合、モータ 2 ーブラケットとフレームとの間などに塗装がある モーター筐体から金属配管、 場合は必ずそれらを除去してください。テスター 4 インバーターアースから金属 31 を使用して抵抗を確認してください。 配管 アース(大地) イージス® 高周波アースストラップ 12 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 13 特許技術 特許技術 ベアリング電流 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 インバーター インバーター ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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イージス®の技術 イージス®の技術 イージス®アースリングは、接触と非接触でアースします。 軸と接触・非接触に関わらず、確実にアースします 独創的で他にない製品 イージス® はその独創的なデザインにより、機械的に軸と接触しているマイクロファイバーと、接触せずにナノレ ベルで近接しているファイバーが混在します。特許取得のElectron Transport Technology™ により、すべてのマイク ロファイバーが電気的接点を保持し、常時最良のアース性能を発揮します。この技術がモーターの寿命を迎える イージス®アースリングの まで、機械的な接触と3つのナノギャップレベルで近接した状態で導通を保持し続けます。この3つの非接触状態 ナノギャップ技術 はグリースやオイル、塵芥などのコンタミがある環境でもアース効果を発揮し、モーターの回転数に関係なく、機 能を保持し続けられます。イージス®リングはモーターの長寿命化やメンテナンスフリーが実現できます。 • 独自の接触/非接触設計 • 360°軸全周に配置された導電性マイクロファイバー • ファイバー多層構造による高い信頼性 • 最高のアース技術と性能 電子の 電界 タウンゼントのトンネル効果 放出効果 電子雪崩現象 イージス®アースリングは、その特許取得のデザインと、独創的な導電性マイ クロファイバーにより、モーター軸と電気的接点を持ち、軸との機械的な接 触が失われても効果を維持します。イージス®ナノギャップ技術は、メンテナ ンスフリーで軸と接触と非接触状態で機能し、モーターのベアリング寿命を 延ばし、高い信頼性のアース技術を提供し続けます。 特許取得の導電性マイクロファイバーがモーターの寿命を延ばします イージス®アースリングの特長は、モーターの軸全周を覆う十万本以上の導電性マ イクロファイバーにあります。この無数にある接点がファイバーと軸とを機械的に 接触/非接触で、アースリングを常に導通させます。特許取得済みの”nanogap(ナノ ギャップ)”技術が、常に、軸と接触状態と非接触状態でアースします。 トンネル効果はギャップが2nm 電界放出は、強い電界下ではポ タウンゼントの電子雪崩は、5μm 破断することのない特別に設計されたマイクロファイバー よりも小さいところで起こる現象 テンシャル障壁をこえて量子が よりも大きいギャップで起こるで、電子が絶縁体を”トンネル”の トンネル効果で移動するという 現象で、衝突とギャップ間で加 摩耗を極小化させ、導通を最大化させるよう、特別に開発されたイージス®導電性 ように通過できる性質を利用し 現象です。2nm~5μmでアースと 速されたイオンのイオン化の衝 マイクロファイバーは、モーターの寿命までその効果を発揮し続けます。 ています。 して効果を発揮します。軸電圧に 撃により、放出された二次電子 10,000時間のテストにおいて摩耗量が0.025mm未満であることから、計算上、連続 よる電界が、イージス®リングのフ のカスケード効果の結果起こる 使用で200,000時間以上の寿命が期待できます。 ァイバーにとって、軸から電子を 現象です。このイオン化がプラス デザイン 移送させる最適な条件を形成し イオンとマイナスイオンを形成Wear-to-Fit™ シャフト ます。 し、それが軸電圧の中性化を起 特許取得のイージス®導電性マイクロファイバーはその摩耗が極めて少なく、破断 こします。 することのない機械的に柔軟な性質を持っています。リングの耐用年数において、 少ない摩耗特性のファイバーは、モーターの軸径までしか摩耗せず、イージス® ア ースリングが引き続き効果的にモーターのベアリングを保護することができるナノ ® ギャップ接触が保持されます。テストでは、2 0 0万回の正逆反転テスト( 0 イージス リングと従来のアースブラシ ~1,800min-1)でファイバーの劣化や破断がありませんでした。 イージス®リングのデザインや性能の特長を、従来のカーボンブラシと比較します。イージス®リングは、その特許 技術のデザインと、独創的な導電性マイクロファイバーにより、モーター軸と電気的接点を持ち、例え軸との機械 イージス® 特許取得「FiberLock™(ファイバーロック機構)」によるマイクロファイバーの 的な接触が失われても効果を維持します。このようにベアリングを独自の技術で保護できるアースブラシは他に リング 保護 ありません。 イージスの特許取得”FiberLock”機構はモーター軸の全周で導電性マイクロファイ バーを保護し、破断することなくファイバーを柔軟な状態に保ちます。またこの 性能/特性 イージス®リング 従来のアースブラシ FiberLock機構は過度の塵芥、オイルやグリースなどのコンタミからも保護する働き シャフト があります。 軸の全周にわたるリングデザイン o x 接触・非接触でアース o x 劣悪環境ではモーターの内部にイージス® リングを取り付けるかOリングまた は、Vリングなどを軸へ取り付けます(33ページ参照)。大形モーターまたは中圧モ ファイバー保護機構 o x FiberLock™ ーターについては、塵芥または異物から保護する、Oリング保護付きのイージス® 極少摩耗量/摩耗後も機能 o x 機構 PROSLR (23ページ)をご指定ください。 メンテナンスフリー o x 塵芥、オイル、グリースに悪影響を受けない o x 14 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 15 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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イージス®の技術 イージス®の技術 低圧モーターにイージス® SGR、中圧モーターにはイージス® 仕様 PROシリーズ ファイバーの柔軟性 イージス® リングは特許取得のFiberLock™ 機構により、導電性マイクロファイバー がしなやかに曲がるように設計されています。ファイバーは軸の 360°全周に 375kW未満の低圧モーター 低・中圧モータ> 375kW FiberLock™内で複数層配置され、軸接触を最大化させます。ファイバーの長さは軸 に対し、約0.76mmオーバーラップします。 入力電圧:600 VAC未満 推奨リング:イージス® PROシリーズ 推奨リング:イージス ファイバーの摩耗 一般的な摩耗量は10,000時間で0.025mm以下の摩耗量です。ファイバーのオーバー® SGR 一方のベアリングを絶縁させ、その反対側の軸 ラップしている分の長さが摩耗する予想時間は20万時間を超えます。摩耗量はそれ 75kW超のモーターは、一方のベアリングを絶 へイージス® PROシリーズを取り付けます。 ぞれのアプリケーションの条件により変わる可能性があります。ファイバーは接触と 縁させ、その反対側の軸へイージス® SGRを取 非接触両面で機能を維持します。 り付けます。 摩擦 アキシアル・ラジアルの両方向においても、ファイバーの摩擦はほぼゼロです。非 常に軽い接触のみで、モーターの性能を落とすことのない最小の摺動抵抗です。 軸の表面仕上げ Ra 3.3、またはそれ以上 イージス®リングの イージス®リングはメンテナンス不要です。軸電圧の除電のために軸表面は必ず導 メンテナンス 電性を維持しなければなりません。 交換 インバーターモーターのベアリングを交換される場合は、毎回新しいイージス®リン グに交換してください。 6層の導電性マイクロファイ モーター軸のオイルやグリー 少量のオイルやグリースはモーター表面が導電性である限り問題ありません。ファ バー ス イバーはモーターの軸と接触を保持し、さらにそれが表面からオイルを”掃き出す” 特徴: 効果もあります。特徴: • デザイン:イージス® SGR 塵芥 少量の塵芥は問題ありません。運転中、ファイバーが塵芥を「掃き出し」ます。軸表面• デザイン:イージス® PROシリーズ は必ず導電性を維持しなければなりません。 • 特許取得のファイバー保護技術FiberLock™構造 • 特許取得のファイバー保護技術FiberLock™構造 回転方向 モーターの正逆回転は問題ありません。回転方向の制限はありません。により導電性マイクロファイバーを保護 により導電性マイクロファイバーを保護 同芯度 0.25mmTIR • ファイバー:2層 • ファイバー:6層 回転数(周速)制限 ありません。高回転の場合は実質的に非接触状態となり摺動がなくなります。特別 • 軸とのオーバーラップ:約0.76mm • 軸とのオーバーラップ:約0.76mm なアプリケーションの場合はご相談ください。 • 厚み:7.5mm • PROリング形状により異なる 温度(最高) 210 °C-特別なアプリケーションの場合、ご相談ください。 • リング外径:イージス®カタログをご参照 • 外径:軸 + (図面を参照) 温度(最低) -80 °C-特別なアプリケーションの場合、ご相談ください。ください。 湿度 0~90%-特別なアプリケーションの場合、ご相談ください。 取り付け: 取り付け: 軸表面の導電性 シルバーペイント(別売:CS015)を軸に塗布すると、表面導電性が向上し、さびや腐 • モーター内部/外付け可能 • モーター内部/外付け可能 食の防止にも役立ちます。 • 軸径から型番を選択 • 軸径から型番を選択 RoHS規制 リングに使用されるすべての材料は電気/電子機器の特定有害物質使用規制 2002/95/EC指令に準拠しています。最大濃度値 ( MCV)を超えるRoHS使用禁止物質 • 一体型/二分割型 • 一体型/二分割型 • 特殊な取り付け時はご相談ください • 特殊な取り付け時はご相談ください は使用していません。 リングに使用されるすべて 1. 次の物質は均一材料の質量の 0.1%(RoHS指令による): の材料は電気/電子機器の イージス® SGRの許容電流 イージス® PROシリーズの許容電流 鉛 (Pb)特定有害物質使用規制 水銀 (Hg) 2002/95/EC指令に準拠 六価クロム (Cr(VI)) しています。 イージス®アースリング 多臭素化ビフェニル (PBB) 高周波放電特性(50Wでのアンペア) イージス® PROシリーズ ポリ臭素化ジフェニルエーテル (PBDE) 高周波放電特性(50Wでのアンペア) 70 250 2. 次の物質は均一材料の質量で 0.01%以下(RoHS指令による): 60 カドミウム(Cd) 200 50 注:RoHS証明書はご相談ください。 40 150 防爆 防爆は不適合です。(Class 1 Division 1, Division 2 or Class 1 Zone 1, Zone 2).イージス® 30 100 アースリングは、IEEE Std 303™-2004に従って防爆容器の内側に取り付けられます。 20 CEおよび UL規格 CE および UL 規格イージス®リングは、”部品”であるため、どの指令にも該当しませ 50 10 ん。この部品には、CEまたはULマークは適用されません。 0 0 12.5mm 25mm 50mm 100mm 200mm 50mm 100mm 200mm 400mm 800mm 16 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 17 特許技術 特許技術 電流(A) 電流(A) 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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低圧モーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 低圧モーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 75kW未満のモーター(低圧) 両側のベアリングが絶縁されているモーター 低圧モーター: 推奨方法:負荷側・反負荷側ともに単列ボー 低圧モーター: スリーブ ルベアリングの誘導モーターの場合: • ギヤボックスやポンプ、ファン、エンコー イージス® SGR イージス® CS015 -内側または外 • イージス イージス® SGR® SGRを負荷側、あるいは反負荷 ダーなどのベアリングを保護するため、 イージス® CS015側(図示)への 取り付け 側に1つ取り付け容量性軸電圧を除去 負荷側にイージス -内側(図示)ま ® リングを取り付けま たは外側への取 負荷側と反負荷側の す。 り付け 絶縁スリーブまたはセします。 ラミックベアリング 連結機器 • イージス® SGRは、モーター内部でも外部 • イージス®リングはモーターの内部でも、ステーター でも取り付け可能です。 外側のモーター端面でも取り付け可能 連結機器 ステーター • モーターの軸でイージス® SGRのファイ です。 シャフト バーがあたる部分に、シルバーペイント ローター • シルバーペイント(別売:CS015)を塗布す シャフト(別売:CS015)を塗布してください。 ることを特に推奨します。 ローター 推奨品: アース 推奨品:イージス® SGR Œ 低圧モーター:イージス® SGR Œ 375kW以上の低圧モーター: イージス®高周波 アース アースストラップ イージス® PROシリーズ イージス®高周波 アースストラップ 安全に注意して作業してください。GHS モーターでイージス® リングを取り付 モーターベアリングおよび機械側のベア SDSはこちらからダウンロード可能です。 STOP けていない場合、軸電圧が連結機器 イージス®リングは絶縁の反対側へ取り付けます。 リングを保護します。 www.est-aegis.com 側へ流入する恐れがあります。 75 kW以上のモーター ローラーベアリング、またはスリーブベアリングのモーター 低圧モーター: スリーブ 負荷側・反負荷側ともに単列ボールベアリン グの横形モーターの場合: イージス® SGR 低圧モーター: スリーブ イージス® CS015 イージス® SGR -内側(図示)ま イージス® CS015 • 反負荷側:ベアリングハウジングは絶縁 -内側(図示)ま たは外側への取 スリーブや絶縁ベアリング、絶縁ブラケッ • ローラーベアリング、スリーブベアリング たは外側への取り付け 絶縁ベアリング り付け トなどで絶縁し、循環電流を遮断します。 のハウジングで絶縁させるか、絶縁ベア ローラーベアリングの絶縁 リングを使用してください。 連結機器 • 負荷側:イージス®リングを取り付けます。ステーター • 負荷側が絶縁されたローラーベアリン • イージス®リングはモーターの内部でも、 ステーターグ:イージス®リングを反対側(反負荷側) 連結機器 シャフト 外側のモーター端面でも取り付け可能 へ取り付けます。 またはベル ローター です。 トの付いた シャフト • イージス®リングはモーターの内部でも、 アプリケー ローター • モーターの軸でイージス® SGRのファイバ ション外側のモーター端面でも取り付け可能 ーがあたる部分に、シルバーペイント(別 です。 アース 売:CS015)を塗布してください。 • シルバーペイント(別売:CS015)を塗布す イージス®高周波 推奨品: アースることを特に推奨します。 アースストラップ Œ 375kW未満の低圧モーター: イージス®高周波アースストラップ イージス® SGR 推奨品: Œ 375kW以上の低圧モーター: Œ 低圧モーター:イージス® SGR 注:負荷側のローラーベアリングを絶縁することを推奨しま イージス® PROシリーズ Œ 375kW以上の低圧モーター: す。ただし、これが不可能な場合、反対側のベアリングで絶 イージス®リングは絶縁の反対側へ取り付けます。 イージス® PROシリーズ 縁させイージス®リングをローラーベアリング側に取り付け ます。 イージス® リングは絶縁の反対側に取り付ける必要があり ます。 18 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 19 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 インバーター インバーター インバーター インバーター ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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低圧モーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 低圧モーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 75 kW未満の立形中実軸モーター 75 kW未満の立形(中空・中実軸)モーター 低圧モーター: 低圧モーター: ベアリングキャリア スラスト • 下側のベアリング:イージス®SGRリング • 下側のベアリング:イージス®SGRリング ベアリング を取り付けます。 を取り付けます。 イージス® CS015 • イージス® SGRはモーターの内部でも外側 • イージス® SGRはベアリングキャップの後 軸電流 のモーター端面でも取り付け可能です。 ろに、内部に取り付けることができます。 • シルバーペイント(別売:CS015)を塗布す • シルバーペイント(別売:CS015)を塗布す イージス® CS015 イージス® SGR ることを特に推奨します。 ることを特に推奨します。 -内側(図示)ま たは外側への取 推奨品:イージス® SGR 推奨品:イージス® SGR 中空軸 り付け イージス® SGR-内側(図示)ま たは外側への 取り付け イージス ® イージス®高周波 アースリング アースストラップ 安全に注意して作業してください。MSDS 注: モーター外部へ取り付ける場合、イー はこちらからダウンロード可能です。 ジス®リングは下側のベアリングのモ ガイド イージス 高周波 ベアリング® アース アースストラップwww.est-aegis.com ーターかポンプ軸に取り付ける必要 があります。イージス®リングはブッシ 連結機器 アースングの周りには取り付けないでくだ さい。 連結機器 上側のベアリングは絶縁されているこ とがあります。 75 kW以上の立形中実軸モーター 75 kW以上の立形(中空および中実軸)モーター 絶縁 ベアリング スリーブ 低圧モーター: 低圧モーター: キャリア スラスト • 上側のベアリング:スリーブで絶縁させる • 上側のベアリング:軸スリーブで絶縁さ ベアリング絶縁ベア リング か、絶縁ベアリングで絶縁させます。 せるか、絶縁ベアリングで絶縁させます。 • 下側のベアリング:イージス®リングを取 • 下側のベアリング:イージス®リングを取 軸電流 イージス® CS015 り付けます。 り付けます。 • イージス®リングはモーターの内部でも、 • イージス®リングはベアリングの内側に取 イージス® CS015 イージス® SGR 外側のモーター端面でも取り付け可能 り付けることができます。 -内側(図示)ま です。 たは外側への取 • シルバーペイント(別売:CS015)を塗布す 中空軸 り付け • シルバーペイント(別売:CS015)を塗布す ることを特に推奨します。 イージス® SGR-内側(図示)ま たは外側への ® イージス®高周波 ることを特に推奨します。 推奨品: イージス取り付け アースリング アースストラップ 推奨品: Œ 低圧モーター:イージス® SGR ガイド Œ 低圧モーター:イージス® SGR Œ 375kW以上の低圧モーター: イージス®高周波 ベアリング アース Œ 375kW以上の低圧モーター: イージス アースストラップ® PROシリーズ 連結機器 イージス® PROシリーズ アース 連結機器 20 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 21 特許技術 特許技術 スステテーータターー スステテーータターー シャフト シャフト ローター ローター ステーター ステーター ヘッド軸 ヘッド軸 ローター ローター 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 インバーター インバーター インバーター インバーター ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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中圧モーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 中圧モーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 イージス® PROシリーズ -最強のアースリング イージス® PROシリーズ -アースリング イージス® PROSL イージス® PROシリーズは、中圧モーター、発電機およびタービンで、有害 イージス® PROSL は、大電流に耐えられる大形モーター・発電機・タービン用のアー な軸電圧をアースさせ、ベアリングの寿命を延ばすための信頼できる軸ア スリングです。スリムなデザインと多彩な取り付けにより、実質的にすべての大形モ ースリングです。イージス® PRO を負荷側に取り付け、反対側(反負荷側)の ーターに使えます。 ベアリングを絶縁させます。大形モーターおよび発電機は、非常に大きな軸 イージス® 仕様 電圧とベアリング電流が存在していることがあります。これらの大電流アプ ユニバーサル デザイン:一体型、分割型および圧入型 リケーションは、円周状に配置された6層構造の導電性マイクロファイバー ブラケット 軸径: 63.5mm~ 400mm が、ベアリングを保護します。 外径: 軸径 + 47.24mm 発電機はベアリングおよび装置において、アーク放電を引き起こすサージ電 厚み: 16.51mm(ボルト固定での最大) 流を発生させる場合があります。イージス® PRO リングは大電流に耐えられ 取り付け:ボルトスルータイプ用のねじを同梱メトリックサイズ:M4 x 0.7 x 25mm皿小ネジ る設計がなされており、軸電流を放電することができます。 インチサイズ:8-32 x 1”皿小ネジ 設計用途: 大形低圧モーター:375kW以上 簡単取り付けのオプション=ユニバーサルブラケット 中圧モーター DCモーター:225kW以上 仕様: イージス® PROSLR 劣悪環境モーターの多くは、粉塵、汚れ、液体、潤滑剤あるいはその他のコンタミの • 軸径 63.5mm~ 800mm イージス® 存在する劣悪環境下で保護が必要になります。これらの用途では、Oリング付きの • 特許取得のファイバー保護技術FiberLock™構造により導電性マイクロ PROSL イージス® PROSLRが、Oリングにより粉塵や異物を食い止め、導電マイクロファイバ ファイバーを保護 ーの軸との接点を阻害する異物侵入を防ぎます。 • ファイバー:6層 注:イージス® PROSLR がモーター内部に取り付けられた場合、Oリングで過給脂されたグリースがファイバーに付着・固着するのを防ぎます。 • 軸とのオーバーラップ:0.76mm イージス® PROSLユニバーサル 仕様 • イージス®シルバーペイント(別売:CS015)同梱 ブラケット付き デザイン:一体型/二分割型 軸径: 63.5mm~ 400mm オプション: 外径: 軸径 + 47.24mm • 一体型/二分割型 厚み: 19.68mm取り付けねじで組み立て Oリング 取り付け:ボルトスルータイプ用のねじを同梱 • 電圧監視のためのモニタリングリングのオプション メトリックサイズ:一体型リングM4 x 0.7 x 25mm皿小ネジ、 • 標準ブラケット対応 分割型リングM4 x 0.7 x 31mm皿小ネジ インチサイズ:一体型リング 8-32 x 1”皿小ネジ、 • 特殊ブラケットも製作可能 分割型リング 8-32 x 1.25”皿小ネジ 簡単取り付けのオプション=ユニバーサルブラケット イージス® PRO 外側取り付け ベアリングキャッ 内側取り付け シリーズ プ上のイージス® PROシリーズ イージス® PROMAX イージス® PROMAXは、大形モーター・発電機・タービン用に設計されていま 連結機器 連結機器 ステーター す。400mm以上の軸径に拡張可能で、大電流に耐えられるイージス® PROMAXアステーター ースリングは、ベアリング保護を確実にするためにそれぞれの用途にあう特殊 シャフト 設計がなされています。 シャフト ローター 仕様 ローター デザイン:分割型リングのみ 軸径: 400mm~ 762mm 外径: 軸径 + 76.2mm 厚み: 47.62mm取り付けねじで組み立て 取り付け:ボルトスルー取り付け用のM8 x 1.25 x 50穴付きボルト4本同梱 オプションとして、カスタムブラケットおよびOリングバリヤー付加可能 22 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 23 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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中圧モーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 中圧モーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 イージス® PROシリーズ 75 kW以上のモーター イージス® PROMR イージス® PROMR“モニタリングリング”は、イージス® PROSLと軸電 中圧モーター: スリーブ 圧監視用モニタリングリング、そして2つのリングを絶縁させる絶 負荷側・反負荷側ともに単列ボールベアリン 縁プレートにより構成されます。 イージス® CS015PROSL はアースする一方で、モニ グの横形モーターの場合: イージス® PROシリーズ-外側(図示)または内側 タリング用の SGRリングはアースするのではなく、軸上の電圧を監 への取り付け 絶縁ベアリング 視します。モニタリングリングをアース用のリングと絶縁させるた • 反負荷側:ベアリングハウジングは絶縁 めに 2つのリングの間にはフェノールプレートが使用されます。 スリーブや絶縁ベアリング、絶縁ブラケッ トなどで絶縁し循環電流を遮断します。 連結機器 ステーター 軸径:63.50mm~ 400mm用 • 負荷側:イージス®リングを取り付けます。 デザイン:一体型/二分割型 シャフト 外径: 軸径 • イージス®リングはモーターの内部でも、+ 47.24mm ロータ 厚み: 外側のモーター端面でも取り付け可能33.32mm取り付けねじで組み立て 取り付け:ボルトスルータイプ用のねじを同梱 です。 メトリックサイズのねじ:M4 x 0.7 x 25mm皿小ネジ • モーターの軸でイージス® SGRのファイバ モニタリングリング インチサイズのねじ:8-32 x 1”皿小ネジ ーがあたる部分に、シルバーペイント(別 売:CS015)を塗布してください。 イージス®高周波アースストラップ 簡単取り付けのオプション=ユニバーサルブラケット 推奨品:イージス® PROシリーズ イージス®リングは絶縁の反対側へ取り付けます。 フェノールプレート絶縁 イージス® PROSL イージス® PROシリーズ用オプションブラケット イージス® PROSL、PROSLR、PROMR用 ベアリングが絶縁されているモーター イージス® PROSL スリーブ uKitブラケット 中圧モーター: イージス® PROシリーズ イージス® CS015 -外側(図示)または内側 各キットには、ブラケッ • ギヤボックスやポンプ、ファン、エンコ 負荷側と反負荷側のへの取り付け 絶縁スリーブまたはセ 絶縁ベアリング ト、種類のスペーサおよ ーダーなどのベアリングを保護するた ラミックベアリング4 びボルト類が同梱されて め、負荷側にイージス® リングを取り付 います。詳細については、 けます。 連結機器 ステーター カタログを参照してくださ • イージス® リングはモーターの内部で い(50ページ)。 も、外側のモーター端面でも取り付け シャフト 可能です。 ロータ 特殊ブラケット/取り付け例 • シルバーペイント(別売:CS015)を塗布 特殊な取り付け用途については、ご相談ください。 することを特に推奨します。 推奨品:イージス® PROシリーズ イージス®高周波 アースストラップ イージス®リングは絶縁の反対側へ取り付けます。 モーターでイージス® リングを取り付けてい STOP ない場合、軸電圧が連結機器側へ流入する 特殊分割型取り付けプレート ベアリングキャップの取り付け カスタムブラケット 恐れがあります。 タイバー付き 24 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 25 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 インバーター インバーター ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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中圧モーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 中圧モーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 ローラーベアリング、またはスリーブベアリングのモーター 75 kW以上の立形中空軸モーター 絶縁 ベアリング スリーブ イージス® CS015 イージス® PRO キャリア シリーズ 中圧モーター: 中圧モーター: スラスト -内側(図示)また ベアリング は外側への取り • ローラーベアリング、スリーブベアリン • 上側のベアリング:軸スリーブで絶縁させる ローラーベアリング 付け の絶縁 グ:ハウジングで絶縁させるか、絶縁ベ か、絶縁ベアリングで絶縁させます。 アリングを使用してください。 • 下側のベアリング:イージス®リングを取り付 軸電流 ステーター • 負荷側が絶縁されたローラーベアリン けます。 連結機器ま グ:イージス®リングを反対側(反負荷側) イージス® CS015 たはベルト • イージス®リングはベアリングの内側に取り付 の付いたア シャフト へ取り付けます。 プリケーシ けることができます。 ョン ローター • イージス®リングはモーターの内部でも、 • シルバーペイント(別売:CS015)を塗布するこ 中空軸イージス® PRO 外側のモーター端面でも取り付け可能 とを特に推奨します。 シリーズ です。 -内側(図示)ま ®たは外側への イージス 推奨品:イージス® PROシリーズ 取付け アースリング アース • シルバーペイント(別売:CS015)を塗布 ガイド することを特に推奨します。 イージス®高周波 ベアリング イージス®高周波 アースストラップ アースストラップ 推奨品:イージス® PROシリーズ アース 注:負荷側の絶縁が推奨ですが、不可能な場合は代わりに反負 連結機器 荷側のベアリングを絶縁させ、負荷側(ローラーベアリング側)に イージス®リングを取り付けます。 イージス®リングは絶縁の反対側に取り付ける必要があります。 イージス® PROリングは、お客様の寸法に合わせ製作可能です 75 kW以上の立形中実型モーター 中圧モーター: 取り付け面から軸の端までの距離 スリーブ • 上側のベアリング:軸スリーブで絶縁さ 絶縁ベア リング せるか、絶縁ベアリングで絶縁させま 取り付け面から軸 す。 キーまでの距離 • 下側のベアリング:イージス®リングを取 イージス® CS015 り付けます。 • イージス®リングはモーターの内部でも、 イージス® PROシリーズ -内側(図示)または外側 外側のモーター端面でも取り付け可能 IEC規格 取り付け 取り付け への取り付け です。 ‘D’軸径 段の直径 面の内径 面の外径 • シルバーペイント(別売:CS015)を塗布 イージス®高周波 アースストラップ することを特に推奨します。 推奨品:イージス® PROシリーズ アース 連結機器 取り付け面から段の端までの距離 取り付け面から他の 装置までの距離 測定寸法:インチ:小数第3位 /メトリック:小数第2位 26 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 27 特許技術 特許技術 スステテーータターー シャフト ローター ステーター ヘッド軸 ローター 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 インバーター インバーター ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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DCモーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 DCモーター用イージス®軸アースの最適な使用方法 DCモーターへのイージス®アースリング 7.5 kW未満のDCモーター - DCインバーター駆動(1) DCモーターが周波数制御の場合、軸電圧からベアリングを保護することが 必要な場合もあります。静電容量による軸電圧はピーク・トゥ・ピーク電圧 で何百ボルトになる場合があり、ドライブに依存することで、モーターの速 DCモーター: 度が増すにつれ振幅が増加します。アースリングが取り付けられていない • イージス® SGRを負荷側、あるいは反負荷 場合、ベアリングで放電を起こし、結果として、ベアリング転動面にEDMピ イージス® SGR側に1つ取り付け静電容量による軸電 -内側(図示)ま イージス® CS015 ッティングやフルーティングを発生させます。さらに、7.5 kW以上のDCモー たは外側への取圧を除去します。 り付け ターでは、磁気非対称性による循環電流が存在する場合があります(1)。この ため、イージス®アースリングをモーターの負荷側に取り付け、反負荷側に • イージス® SGRは可能であればモーター ベアリングの絶縁が必要になります。 の内部へ取り付けることができます。モ ーターの外側でも構いません。 連結機器 マグネット 整流子 (1) EASAウェブセミナー:Dealing with Shaft and Bearing Currents, • モーターの軸でイージス® SGRのファイ Thomas H. Bishop, P.E., Electrical Apparatus Service Association, バーがあたる部分に、シルバーペイント シャフト January 19, 2011 (別売:CS015)を塗布してください。 ロータ 推奨方法:225 kW未満のすべてのモーターに対してDCモーターの負荷側 推奨品:イージス® SGR にイージス® SGRを取り付けます。7.5 kWを超えるDCモーターについても、 反負荷側のベアリングを絶縁します。 アース 安全に注意して作業してください。MSDS イージス®高周波 はこちらからダウンロード可能で アースストラップ す。www.est-aegis.com 225 kW以上の大形DCモーター用イージス® PROリング 7.5 kW以上のDCモーター - DCインバーター駆動 225 kW以上の大形DCモーターには高い軸電圧と電流があり、イージス® PROシリーズをモーターの負荷側に取り付ける必要があります。さらに、 DCモーター: 反負荷側のベアリングは循環電流を防止するために絶縁させます。 • 反負荷側:ベアリングハウジングは絶縁 スリーブや絶縁ベアリング、絶縁ブラケッ トなどで絶縁し、循環電流を遮断します。 スリーブ • 負荷側:イージス®リングを1つ取り付け イージス® SGR 軸電圧を除去します。 -内側(図示)ま イージス® CS015たは外側への取 • イージス® リングは可能であればモータ り付け 絶縁ベアリング DCモーター–イージス®の取り付け前後のテスト ーの内部へ取り付けますが、モーターの 225kW DCモーター - DCインバータードライブ 外側に取り付けても構いません。 連結機器 マグネット • モーターの軸でイージス® SGRのファイ 整流子 バーがあたる部分に、シルバーペイント シャフト 電圧 324 電圧 65.2 電圧 1.92 (別売:CS015)を塗布してください。 ロータ 推奨品: Œ 0.75kW~225kWのDCモーター: イージス® SGR Œ 225kW以上のDCモーター: アース イージス® PROシリーズ イージス®高周波 ベアリングで放電を起こす前の 軸アースなし イージス®アースリング付き アースストラップ 静電容量による軸電圧。DCサイ 電圧:65.2 V pk-pk 電圧:1.92 V pk-pk リスタ ドライブからの方形波で ベアリング放電(EDM) イージス®アースリングからの す。 放電 (1) EASAウェブセミナー:Dealing with Shaft and Bearing Currents, Thomas H. Bishop, P.E., Electrical Apparatus Service Association, January 19, 2011 28 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 29 特許技術 特許技術 直流モーター用インバーター 直流モーター用インバーター 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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イージス®の取り付けおよび軸の準備 イージス®の取り付けおよび軸の準備 イージス®リングを内部へ取り付ける場合 イージス®リングを外部へ取り付ける場合 モーター内部へのイージス®リングの取り付けは粉塵や異物から保護できるため理想的です。モーターメーカで イージス®リングはモーター外部へ取り付けることが多いですが、多量のグリースや粉塵などにさらされる場合は はイージス®リングを内部へ取り付けた機種を製品化しています。 注意が必要です。 取り付け方法を確認して イージス® リングを取り付けます。軸の導電性を向上させ、また錆びを防ぐた 安全に注意して作業してください。CS015とEP2400のMSDSはこちらから:www.est-aegis.com めにCS015の塗布を推奨します。 取り付け方法を確認して イージス® リングを取り付けます。軸の導電性を向上させ、また錆びを防ぐため Oリングまたは、Vリングなどを軸へ取り付けることで過度なグリース・粉塵・液体から イージス® リン にCS015の塗布を推奨します。 グを保護できます。 圧入タイプ: 標準ブラケットとuKitブラケットの取り付け: 1. 2. 3. • ベアリングカバーに圧入 1.標準ブラケット(リングのサイズにより3個また • 特殊ブラケットに圧入 は4個) 圧入代:0.05 - 0.10 mm 2. uKitタイプのブラケットが数種類同梱されます メトリックサイズ: イージス®リング外径公差 +0 / -0.025 mm 3.特殊ブラケットも製作可能です 内径仕上公差 +0.025 / -0 mm 製品リストおよびイージス® カタログのダウンロー インチサイズ: イージス®リング外径公差 +0 / -0.001” ドはこちら:www.est-aegis.com 内径仕上公差 +0.001 / -0” ボルト固定タイプ: 導通を阻害するロックタイ 大形の劣悪環境向けモーター:これらのモーターは、モーターの軸のSTOP • ベアリングカバーで固定 トなどは使用しないでくだ 周囲に集まる破片、粉塵、汚れ、液体またはその他のコンタミの存在す • 特殊ブラケットで固定 さい。 る劣悪環境条件下で作動します。これらの用途に対して、イージス® イージス リングの図面で示す PROSLRには異物の侵入を防ぐためのOリングが組み込まれていま® BCDで ボルトを固定したい場合 タップをたてます。 す。23ページを参照してください。は、別売の導電性エポキ • 皿小ネジ シ(EP2400)を使用してくだ 注:GarlockやFlowserveなどのシールメーカーでは、イージス®リングを • 六角穴付きボルト/ワッシャー さい。 内部に取り付けたベアリングアイソレータ―を提供しています。 イージス® PROSLR ボルト固定タイプ: STOP 導通を阻害するロックタイ • エンドブラケット トなどは使用しないでく モーターによってはグリース過給脂によるファイバー汚染を防ぐために特 • 特殊ブラケット ださい。 殊なスペーサーを製作する場合もあります。 イージス®リングの図面で示すBCD グリースからファイバーを保護するためにシールを設ける場合もあります。 ボルトを固定したい場合でタップをたてます。 は、別売の導電性エポキ • 皿小ネジ シ(EP2400)を使用してくだ 写真提供:Independent Electric • 六角穴付きボルト/ワッシャー さい。 ベアリン イージス® SGR グカバー モーター内部へ イージス®リングを取り付ける場合、カバーへの取り付け エポキシの取り付け(モーター外部) が一般的です。ボルト固定もしくは導電性エポキシを使用して固定します。 導電エポキシ用イージス® SGRを取り付けるモーターのエンドブラケッ シャフト 導電性エポキシの場合は、ベアリングカバーの塗装や絶縁性の物質を取 トが、塗料または他の非導電物質で汚れていないことを確認します。こ り除いてから、イージス®リングを取り付けます。これはアースへの放電経 れはアースへの放電経路となりますので金属と金属の接触が不可欠 ロータ エンド ブラケット 路となりますので金属と金属の接触が不可欠です。 です。 導電性エポキシは24°C以上の場合4時間で硬化します。最良の導電性 と接着のために、接着剤を66°~121° Cで10分間熱し、冷却すると早く 硬化します。 導電性エポキシによる取り付け(モーター内部) 導電性エポキシは、24°Cで、約10分で硬化し使えなくなります。 イージス®リングの導電性エポキシ取り付けは、厳しい振動試験と引っ張 イージス®リングの導電性エポキシ取り付けは、厳しい振動試験と引っ り試験を実施しており、長期の強度と信頼性が確認されています。 張り試験を実施しており、長期の強度と信頼性が確認されています。 STOP 純正の導電性エポキシ「EP2400」以外は使用しないでください。 STOP 純正の導電性エポキシ「EP2400」以外は使用しないでください。 30 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 31 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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イージス®の取り付けおよび軸の準備 イージス®の取り付けおよび軸の準備 シャフトの準備(内側/外側取り付け) シャフトの準備(続き) STOP イージス®リングは、ファイバーを損傷させる恐れがあるため、キ ー溝の上では使用できません。キー溝がある場合は次をご参照 ください。 イージス®SGRリングのアルミボディ内径部と軸が接触しないよう、 スペーサーやボルトなどを使ってキー溝を避けるように取り付 軸全周で均一の隙間ができているかを確認しながらリングを取り付 けてください。 けます。イージス®リングの特殊導電性マイクロファイバーが軸全周 で軸へ接触しているか確認してください。 もしくは、キー溝を埋める必要があります。イージス® リングのマ イクロファイバーが接する部分のキー溝は、速乾性のDevcon® STOP アースへの導電経路が阻害される可能性があるため、ロックタPlastic Steel® 5 Minute®パテ(SF)などを使用して溝を埋めてくだ イトなどを使用して取り付けボルトを固定しないでください。 さい。 シャフトは導体でなければなりません。 ボルトを固定したい場合は、別売の導電性エポキシ (EP2400) 正しい 悪い例 を使用してください。軸表面に塗装や絶縁性のものが付着していないか確認します。 状況によってはエメリー研磨布、またはスコッチブライト™など を使用してそれらを除去します。シャフトが汚れている場合は非 石油系の溶剤を使用して残留物を取り除きます。テスターなど を使用してシャフトの導通を確認してください。 取り付け完了後、テスターなどを使用してイージス®リングのボディ ーからモーターのフレームへ導通を確認してください。プローブを1 本イージス®SGRの金属フレームに取り付け、もう1本をモーターフレ ームに取り付けます。 導通テスト: モーターは規格に基づき、ドライブのコモンアースに接続さ マイクロファイバーが軸と接触する場所で軸上にプラスとマイ れていなければなりません。 ナスの測定器のリードを配置します。抵抗値はモーターにより 異なりますが、一般的に最大で2Ω以下になるようにしてくださ い。測定値が高い場合は再度シャフトの清掃を行ってから再テ ストしてください。 イージス® リングが多量の異物や油などにさらされる場合は、イージ ス®リングの保護が必要となることもあります。 Oリングまたは、Vリングなどを軸へ取り付けます。 液体状の軸塗布用シルバーペイント(CS015)をすべてのアプリケー ションで推奨しています。シルバーペイントによりシャフトの導電性 を高め、また錆びの発生を防ぎます。 イージス®リングを取り付ける前のモーターシャフトの準備: 1. 軸表面は汚れや塗装など導通を妨げるものが介在してはいけ ません。シャフトに汚れがないことを確認します。 2. シルバーペイントの瓶をよく振ります。イージス®リングの導電 性マイクロフイバーが接触する部分の軸表面へ薄く塗布しま 劣悪環境における中圧および高出力モーターについては、過度の汚 す。軸全体に均一に塗布します。乾燥させます。ペイントは室温 れやグリースからファイバーを保護するための2本の特注Oリングが シルバー で16~20時間、または120~200℃で熱せば30分程度で乾燥し 搭載されているイージス® PRO SLRを使用します。 ペイント ます。ヒートガンを使用することで簡単に乾燥させることがで (別売:CS015) きます。 3. より良い状態にするために、上記が終了したら再度ペイントを カスタムアプリケーションについては、日本総代理店の福田交易 塗布し乾燥させます。ペイントが乾いたら、イージス® リングを (株)にお問い合わせください。 取り付けます。 安全に注意して作業してください。CS015のGHS SDSはこち らから:www.est-aegis.com 32 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 33 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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イージス®軸電圧測定 イージス®軸電圧測定 軸電圧測定 軸電圧波形のサンプル 高いp-p(ピーク・トゥ・ピーク)電圧-コモンモード電圧 一般的に20~120Vp-p (10~60Vp)。波形はモーターの軸上に静電 軸電圧測定レポート:インバーターモーターの軸電圧測定は、エンドユーザーにとっ 誘導したコモンモード電圧が見られます。6つの段状波形はインバ て、電食による故障があり得るかを判断する上で非常に価値ある情報です。適切な対 ーターからの3相パルスによるものです。ドライブからモーターへ 策をとる上で、軸電圧の測定値や波形を調査し報告することが何よりも有効です。 入力されるパルス幅変調(PWM)のパルスによって、波形がどうなる か決まります。方形波のように見られることもあります。 注:軸電圧を測定する上で最も有効なのは新しいモーター、あるいは補修を終えたば かりのインバーターモーターです。軸電圧測定は保全活動やメンテナンスプログラム この6つの段状波形あるいは方形波は、ベアリングで放電を起こし に取り入れ、振動測定や温度監視などとともに行うことが重要です。 ていない時およびピーク・トゥ・ピーク軸電圧が最大の値のときに 見られる波形です。この電圧は、絶縁されていないベアリングで絶 レポート用テンプレートはこちら:www.est-aegis.com/bearing 縁破壊を引き起こし、放電し始めます。 高いEDM放電パターン 推奨テスト機器: EDM放電は、モーターやベアリングのタイプ、運転時間、その他様 々な要素にもよりますが、一般的に20~80Vp-p(10~40Vp)で放電 10~40Vp (典型例) 10:1軸電圧プローブ™キット付き イージス® 軸電圧テ します。波形を見ると、軸電圧が上昇し急峻に立ち下がり放電して スター™ 100 MHzデジタルオシロスコープベアリング いることがわかります。これはインバーターのキャリア周波数によ 放電およびインバーター波形に関連する正確な高周 って、毎秒数千回も起こることがあります。急峻な立ち下がりの放 波遷移を観測するために、100MHz以上の帯域幅の 電は超高周波で、1~125MHzといった「放電の周波数」です。(さま オシロスコープでの測定を推奨します。 ざまな評価結果による) 推奨製品:PN: AEGIS-OSC-9100MB-W2 参考文献:NEMA MG1 Section 31.4.4.3 • 2本の 1X/10Xプローブ。1本は Shaft Voltage Probe™ SVP Tip付き。 • 1000V CAT IIIマルチメーターテストリード 低い放電パターン • イージス® One-Touch™インスタント画像キャプチャ 機能 一般的に電圧は4~15Vp-p(2~8V-p)です。一般的に低いdv/dtの AEGIS-OSC-9100MB-W2 連続的な放電です。電圧レベルはグリースの導電化により多くの• 波形を記録するためのUSBフラッシュドライブ 電流が流れているため低いのが特徴です。これはベアリング内部 • 5時間超使用可能充電/交換可能リチウムバッテリー の潤滑が、炭化し金属成分で汚染させていることによる放電です。 • キャリングケース 軸電圧に対し、低いインピーダンスが結果として低いp-p電圧とし て確認できます。この状態はたいていモーターが数カ月、あるいは 数年稼働した状態で確認されます。 イージス®SVP軸電圧プローブ™ イージス®SVP軸電圧プローブ™ティップ は回転軸の電圧を簡単そして正確に測定 するためにオシロスコープの電圧プロー イージス®リングを取り付けた状態の電圧パターン ブに取り付けます。密集させた導電性マイ イージス®リングを取り付けると、モーターの出力、グランドノイズ、 クロファイバーのプローブが回転軸へ的 軸の導電性およびその他の要因によりますが、一般的に2~ 10 Vp-p 確に接触します。SVP-KIT-9100MB には、交 (1 ~ 5 Vp)の軸電圧を示します。ここにシルバーペイント(CS015)を 換用のティップ、エクステンダーロッド、マ 塗布するとさらにアース性能が高まり電圧値は下がります。 グネットスタンド/プローブホルダおよび イージス®リングシミュレータが含まれて この波形は低いp-p電圧で、イージス® リングで軸電圧をアースして います。 います。 注意:回転中の機械周辺では適切な PN: SVP-KIT-9100MB 安全手順にしたがってください。 34 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 35 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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イージス®軸電圧測定 イージス®軸電圧測定 AEGIS-OSC-9100のセットアップおよびパラメータ セットアップ:10Xプローブの選択 ここからは軸電圧を測定するためのパラメータをご説明し ます。使いやすいように、工場出荷時の設定は軸電圧測定 用にプリセットされています。 ここでは、AEGIS-OSC-9100軸電圧テスター™ 2チャンネルを 使用します。作動中の装置の軸電圧を簡単に取得できるよ う設計された100 MHz デジタルオシロスコープです。これ 以外のオシロスコープをお持ちの場合は、お持ちの機器の 取扱説明書に従って設定してください。 イージス® 軸電圧テスター™ は、以下の手順でいつでも工 プローブが 10X にセット 場出荷時の設定にリセットすることができます。 されていることを確認し ます。 CH1を押すと1/3ページの 青色の上下の矢印の付い CH1メニューが表示されま た10Xを選択し、 を押しま す。(別のページが表示され す。MENUを押してCH1メニ たら、F5を押して1/3ページ ューを終了します。 に戻ります。)F4 PROBEを 押します。 セットアップ:イージス®SVPティップの取り付け セットアップ:出荷時設定 / リセット イージス®機器のプローブ PP510 10:1プローブ セットアップ:プローブの校正 1. イージス®機器のプロ プローブを校正するためのスコープがセットアップされました。AEGIS- ーブにはティップ上に OSC-9100 には、スコープの側面に差し込む二又の校正ドングルが同梱 絶縁スリーブがありま されています。このマイクロ USB ドングルは、プローブを微調整するた す。このカバーを取り 外さないでください。 めに使用する方形波を発生させます。 校正はプローブが初めて使用されるときに実施され、正確な波形測定 を確保するために定期的に確認する必要があります。 2. プローブを10Xにセッ トします。 1. SAVE/RECALLを押します。 2. F1TYPEを押します。FACTORYを選 択します。 を押す 調整ねじ 3. ボルトを回して イージ ス® プローブティップを 3. F5 LOAD 固定します。締めすぎな いでください。 デフォルトのパラメータ―: • DCカップリング • 波形のサンプリング: • 測定画面に表示されたピーク・トゥ・ ピーク電圧(Vpp) AUTOを押します。スコープは、3V 絶縁ハンドルの付いた同梱のスク 4. 10:1プローブをチャン の振幅で 1 kHz の周波数のほぼ リュードライバーを使用して、波に ネル 1に接続します。 工場出荷時の設定についての完全なリ ドングルを小さなUSBポート 方形波のような波形を表示しま 四角いエッジが付いて表示される ストは、フラッシュドライブまたはオンラ に差し込み、プローブGND線 す。 までプローブのねじを調整しま す。これでプローブは校正されま インにあるユーザーマニュアルを参照し を 下 のプ ロング に 固 定し、SVPティップを上のプロン した。 てください。 グに接触させます。 注:イージス®メーターには、SVPプローブが取り付けられたプローブが同 ドングルを取り外します。 梱されています。 www.est-aegis.com/tester-manual 36 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 37 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択
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イージス®軸電圧測定 イージス®軸電圧測定 MENUボタン 電圧振幅の設定 EDM放電のパターンは電圧上昇とその後の急峻な立ち下がりで現れます。 垂直で急峻に立ち下がっているのは、アースへ放電している時間を表して MENUボタンで最後に表示 います。適切な波形にするには、表示スケールを調整する必要があります。 したメニューを開いたり閉 電圧を調整し適当な波形を表示させます。波形全体が見えるよう、調整して じたりします。 ください。1ディビジョン(1マス)5V程度から始めるといいでしょう。ディビジ ョンに対する電圧は画面の左下に表示されます。 縦軸を小さく見るには[V]を押します 縦軸を大きく見るには[mV]を押します これは、CH1メニューです。 MENUをもう一度押すとバックア MENUを押すと折りたたみます。 ップを開きます。 AUTOボタン 振幅を条件に基づいて これは振幅が小さす これは振幅が大きす 調整します。 ぎる例です。R a n g e ぎる例です。Range Scale ボタンでピークの (mV )を大きくして詳 (V)を小さくしてピー 最高から最低までの完 細を表示します。 クの最高と最低を表 全な波を表示するよう 示します。 に設定します。 波形を表示する場合、AUTOを押 ピーク・トゥ・ピーク電圧(Vpp)が 注意:軸電圧は非常にランダ すと波形に合うように電圧と時 画面に表示されます。メニューが ムであるため、AUTOモードを 間スケールのサイズが変更され 現れるまでこれはそのまま保持さ 使用することで時間スケール れます。 が大きくなり過ぎる場合があ 注:インバーターのノイズによって、プローブが CH2に接続されていなくて ります。これは調整可能です。 時間軸の設定 も CH2が表示される場合もあります。赤色のトレースが消えるまで を押 時間軸の設定(39ページ)をCH2 し、 または を使用して を見つけます( ページ)。 参照してください。 時間設定ボタンで時間軸を調整します。まずは1ディビジョン500μsから始 Measure Cursors Vpp 41 めるといいでしょう。選択されたディビジョン毎の秒設定は画面の中央下に 表示されます。EDM 波形は 50µs/div 以下の設定で最もうまく表示されま す。時間設定を調整し、希望の波形を表示します。 RUN/STOPボタン 時間軸を拡大させるには[ns]をを押し、 時間軸を縮小させたい場合は[s]を押します。 右は時間軸を1ディビジョン 25μsに設定したときの波形で す。はっきりと電圧上昇と放 測定をしているときに、RUN/ これにより波形の分析がより簡 電の様子が確認できます。 STOPを押すと画面がフリーズ RUN/STOPをもう一度押すと測単になり、必要に応じて保存でき します。停止したら、「STOP」と 定を再開します。ます。 いう文字が画面の左上に表示 「 S T O P」は「 T r i g ’ d」または されます。 「AUTO」に変わります。 38 | イージス®ハンドブック www.est-aegis.com © 2017 Electro Static Technology © 2017 Electro Static Technology www.est-aegis.com イージス®ハンドブック | 39 特許技術 特許技術 技術仕様 カタログ 正しいサイ 軸電圧測定 シャフトの取 DCモーター 中圧モー 低圧モー イージス® モーター ベアリング ズを選択 り付け準備 ター ター の技術 アース 電流 ベアリング モーター イージス® 低圧モー 中圧モー DCモーター シャフトの取 軸電圧測定 正しいサイ カタログ 技術仕様 電流 アース の技術 ター ター り付け準備 ズを選択