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ケーススタディ: 「先を見据えた電気自動車開発」カールスルーエ工科大学(KIT)

事例紹介

ドイツ政府教育省とカールスルーエ工科大学(KIT)の協同プロジェクトの「電気自動車のエネルギー効率化に向けた支援システム」の一環で、詳細な地図データを前後方向制御や、制御に伴う車両の挙動を検証し、電気自動車のエネルギー効率化を高めることができるかどうかを研究した。プロジェクトは、ポルシェ社と共同で、電動化されたボクスターを使い遂行された。

【課題】
プロジェクトの目的は、電気自動車のエネルギー消費量を削減するための予測措置の開発に集中すること。

このカタログについて

ドキュメント名 ケーススタディ: 「先を見据えた電気自動車開発」カールスルーエ工科大学(KIT)
ドキュメント種別 事例紹介
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登録カテゴリ
取り扱い企業 IPG Automotive株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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(英語の原文はこちらよりご確認いただけます。)

Su ccess Stories (英語の原文はこちらよりご確認いただけます。) ケーススタディ:カールスルーエ工科大学(KIT) 「先を見据えた電気自動車開発」 電気自動車のエネルギー効率化に向けた支援システム ドイツ政府教育省とカールスルーエ工科大学(KIT)の協同プロジェクトの「電気自動車のエネルギー効率化 に向けた支援システム」の一環で、詳細な地図データを前後方向制御や、制御に伴う車両の挙動を検証し、 電気自動車のエネルギー効率化を高めることができるかどうかを研究した。プロジェクトは、ポルシェ社と共 同で、電動化されたボクスターを使い遂行された。 課題 プロジェクトの目的は、電気自動車のエネルギー消費量を削減するための予測措置の開発に集中すること。 解決策 KIT の研究者は、研究の目的を達成するために、自動前後方向運動制御の開発に着目した。簡単にいうと、 詳細なルートデータに基づいて常時車両に最適な目標速度を設定した。 目標速度は、インテリジェント ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)への目標値として、車両に統合され た。テスト環境は、開発途中の機能をテストする必要があるため、実車両が使えるようになる前のプロジェクトフ IPG Automotive K.K. Page 1/2
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ェーズで作成した。テストする機能は、制御ユニットに実車両の動作と同じ動作をさせることだった。テスト環境 は、前後方向運動制御のためのコマンドをテスト車両のエンジン制御ユニットに送信するプロトタイプ ECUが含 まれた。さらに、ハードウェアコンポーネント(アクセルペダル、ブレーキライトスイッチなど)の配線全体をレイアウ トした。このテスト試験では、バーチャル車両のシミュレーションに、IPG Automotive のオープン性が高く、さらに 統合テストプラットフォームの機能を持つ CarMakerが利用された。 仮想ドライバは、実際の GPS データを基に作成された道路環境で、予め定義されたテスト走行を行った。検 証環境の点については、研究者はプロジェクトの中で、IPG Automotiveの Hardware-In-the-Loopのテスト ベンチ(リアルタイムコンピュータと制御ユニットを連携したもの)を選択した。このテストベンチを利用した結果、 省エネ運転機能の開発だけでなく、テスト実施の両方を実現することができた。 IPG Automotiveについて IPG Automotive は、バーチャル・テスト・ドライビングのグローバルリーダーとして、車両開発向けの革新的なシミュレーション・ ソリューションを開発しています。シームレスな使用を考慮し設計された当社のソフトウエアとハードウエア製品は、コンセプト実 証(POC)から検証またはリリースに至るまで、開発プロセス全般にわたって活用できます。ユーザにバーチャル車両全体を 使って新しいシステムの開発とテストを行っていただける IPG Automotiveのバーチャル・プロトタイピング技術は、自動車のシ ステムズエンジニアリングを促進します。 IPG Automotive は、ADAS/自動運転、パワートレイン、ビークルダイナミクスという3つのアプリケーション領域でのバーチャ ル開発に特化したエキスパートです。当社の CarMaker 製品群は、現実に近い環境で、高度に再現された車両モデルを統 合することによって、先進運転支援システムと自動運転機能の開発とテストに関連した諸課題に取り組むべく、世界中で使 用されております。詳細なセンサモデルは、車両周辺環境で起こりうる影響を考慮しつつ、インフラと交通流といった要素に左 右されます。この環境モデルを用いて、バーチャルでありながら実世界と同じ状況を実現できます。 IPG Automotive は、①品質、②徹底したユーザ志向、③効率性、④イノベーションの促進、そして⑤長く続くパートナーシ ップを指針としております。 お問い合わせ先: IPG Automotive 株式会社 〒105-0003 東京都港区西新橋 2-9-1 PMO西新橋 9F Phone: 03-5826-4301 Email: sales-jp@ipg-automotive.com http://www.ipg-automotive.com/jp IPG Automotive K.K. Page 2/2