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《ロボット導入事例》鋳造業における主型の倉庫への出入庫および造形機設置のロボット化

事例紹介

一連の工程を自動化したことで労働生産性が20倍になった事例です。

<導入前>
多品種の製品を製造しており製品1個ずつの主型が必要なため、多数の主型を保有。倉庫からの出入庫、造形機への設置作業を高頻度で行う必要があり生産性が高いとは言えない状況でした。

<導入後>
自動化することで生産性が20倍向上したほか、作業時間のばらつきがなくなり安定稼働を実現。重量物を運ぶ必要もなくなったので安全面も向上しました。


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※『ロボット導入実証事業 事例紹介ハンドブック2017〜先進的なロボットの活用を紹介します〜』より抜粋した事例です。

このカタログについて

ドキュメント名 《ロボット導入事例》鋳造業における主型の倉庫への出入庫および造形機設置のロボット化
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 1.2Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 一般社団法人日本ロボット工業会 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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労働生産性の向上 アサゴエ工業株式会社 A 鋳造業における主型の倉庫への出入庫および造型機設置のロボット化 製造業 中小企業 ハンドリング 労働生産性の向上 (金属製品)  自動倉庫から造型機への主型設置工程へロボットを導入。  ライン稼働状況データと、自動倉庫・ロボットの連携で完全自動化を実現。 導入前 導入後  人が予定表(紙)を見て自動倉庫から主型を  予定データを読み込む 搬送して造型機へ設置まで行っていた 概要  自動で自動倉庫(パターンラック)から出す 多品種の製品を製造しており、製品1個ずつ主型 が必要な為、多数の主型数を保有している。この事 により「主型の倉庫からの出入庫および造型機への 設置」作業の頻度も高くなり、生産性が高いとは言え ない操業であった。 今回自動倉庫とロボットを組み合わせたシステム を導入することにより、今まで人が生産計画(紙)を 見て自動倉庫から主型を搬送して造型機へ設置ま で行っていた作業を、データ(生産計画)を読み込み、 造型機稼働状況を信号認識し、倉庫から造型機へ の主型設置の一連工程の自動化を行った。 自動化する事で人間による作業時間のバラつきも  ロボットが造型機へ設置 無くなり、安定稼働へつながるだけではなく、重量物 である主型を人間が運ぶ事が無くなる為、安全面も 向上した。また、 「主型仮置き場」が不要になるため、 面積生産性を11倍向上させることもできた。 アサゴエ工業(株) (岡山県岡山市) User 自動倉庫から造型機の主型着脱工程 労働生産性 20倍 垂直多関節ロボット 人数 2人 0.1人 川崎重工業(株) 労働時間 20時間 20時間 BX200L Robot 生産量 3300個 3300個 その他の効果 (株)福谷電装 (岡山県岡山市) SIer 事業規模 45.3百万円 8
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平成28年度ロボット導入実証事業(経済産業省)  2015年2月に日本経済再生本部において決定された「ロボット新戦略」では、「ロボッ ト革命」の実現に向けて、我が国として「世界一のロボット利活用社会」を目指すこととし ています。  「ロボット導入実証事業」は、そのような幅広い分野でロボットが活用される社会の実現に 向けて、ものづくり・サービスの分野のうち、これまでロボットが活用されてこなかった領域 におけるロボット導入の実証や検証(FS)を進めていくための事業です。 ロボット導入実証事業 ロボット導入FS事業 ものづくり分野やサービス分野におけるロ ものづくり分野やサービス分野におけるロ ボット未活用領域へのロボット導入の実 ボット未活用領域へのロボット導入を検 証を行う事業者に対し、当該実証事業 討する事業者に対し、当該ロボット導入 に要する費用(ロボットシステムの設備費 についての実現可能性調査(FS)を行 用、SIerによるシステムインテグレーション うための費用(SIerによる業務分析、ロ 費用 等)の一部を補助します。 ボットシステムの検討、費用対効果の算 出等のための費用 等)の一部を補助し ます。 補助率:大企業1/2、中小企業2/3 補助上限額:5,000万円 補助率:大企業1/2、中小企業2/3 補助上限額:500万円 ロボット ロボット 導入前の 実証費用 検証費用 の補助 の補助  本年度は、次のA~Hの類型に該当するロボットの導入実証やFSを対象としました。 A.労働生産性の向上 F.日常空間におけるロボット活用 B.過酷作業、熟練技能の代替・支援 G.ロボットによる新たなサービスの実現 C.複雑・困難な作業のロボット化 H.システムインテグレータの機能強化 D.三品産業(食品・化粧品・医薬品産業)におけるロボット活用 E.サービスのバックヤード等におけるロボット活用 1