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バキューム処理と徹底比較_セイスイ工業

事例紹介

処理コスト削減と環境保全を両立する仮設水処理の8つの特徴

仮設水処理は従来のバキューム車による処理と比較して、どのような場合に有効なのでしょうか?
特に、処理量が500m³以上の場合には仮設水処理の有効性が高まります。
具体的なメリットについて、廃棄物量削減による大幅なコストダウ ンや、緊急トラブル対応、環境保全など8つの観点からご紹介します。

このカタログについて

ドキュメント名 バキューム処理と徹底比較_セイスイ工業
ドキュメント種別 事例紹介
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取り扱い企業 セイスイ工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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バキューム処理と徹底比較 処理コスト削減と環境保全を両立する 仮設水処理の8つの特徴 仮設水処理は従来のバキューム車による処理と比較して、どのような場合に有 効なのでしょうか?特に、処理量が500㎥以上の場合には仮設水処理の有効性 が高まります。具体的なメリットについて、廃棄物量削減による大幅なコストダウ ンや、緊急トラブル対応、環境保全など8つの観点からご紹介します。
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特徴 01 処理コスト圧縮 汚泥処理のコスト構造 バキューム処理の場合 廃棄物処分費 車両費 作業費 工期 処理費用 脱水処理の場合 廃棄物処分費 仮設レンタル費 作業費 工期 処理費用 コスト削減にはいかに廃棄物量を少なくし短期間で処理を行うことが重要なポイントになります。 2
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廃棄物量を最大限圧縮(1/2) SS濃度5%の汚泥を脱水機(遠心分離機)によって脱水処理した場合 今までバキューム車等により廃棄されていた汚泥には水分が含まれており、脱水する事で水と固形 物に分離するため廃棄物量を大幅に減らす事が可能です。 1200 脱水処理前 実は廃棄しなく ても良かった水 SS 濃度 5% 1000 Dry SS(固形物量) 50t 800 廃棄物量 1,000t (固形物+水分) (50t+950t) 600 400 脱水処理後 の廃棄物量 脱水処理後 200 含水率 50% なんと⁉ 0 Dry SS(固形物量) 50t 1/10の量 脱水処理前 脱水処理後 廃棄物量 100t (固形物+水分) (50t+50t) ※.減容化率はSS濃度と含水率により変わります。 3 ( t )
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廃棄物量を最大限圧縮(2/2) SS濃度1%の汚泥を脱水機(遠心分離機)によって脱水処理した場合 今までバキューム車等により廃棄されていた汚泥には水分が含まれており、脱水する事で水と固形 物に分離するため廃棄物量を大幅に減らす事が可能です。 1200 脱水処理前 実は廃棄しなく ても良かった水 SS 濃度 1% 1000 Dry SS(固形物量) 10t 800 廃棄物量 1,000t (固形物+水分) (10t+990t) 600 400 脱水処理後 脱水処理後 200 の廃棄物量 含水率 85% なんと⁉ 0 Dry SS(固形物量) 10t 1/15の量 脱水処理前 脱水処理後 廃棄物量 67t (固形物+水分) (10t+57t) ※.減容化率はSS濃度と含水率により変わります。 4 ( t )
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バキューム処理コスト 処理対象汚泥量1,000t バキューム車で収集運搬した場合 1台/1日当たり 180,000円 <東海エリア> 大型バキューム車(作業費込み) (料金は依頼先企業様により異なります) 1㎥当たり42,000円<東海エリア> 中間処理受託料金 (料金は自治体により異なります) 1,000t÷バキューム車積載重量10t/台=100台 収集・運搬受託料金(A) 1日2往復で運搬した場合 50日(100台÷2台/日)×180,000円 =9,000,000円 中間処理受託料金(B) 1,000㎥×42,000円/t=42,000,000円 合計(A+B) 51,000,000円 5
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仮設脱水機処理コスト 処理対象汚泥量1,000t 無機汚泥濃度5%の場合 仮設脱水プラント(処理期間:3週間) 仮設脱水プラント費(A)=(B+C) 15,000,000円 機材一式レンタル費(B) 13,000,000円 作業費、電源、管理費(C) 2,000,000円 収集・運搬受託料金 1台/1日当たり 40,000円 <東海エリア> 大型アームロール車(作業費込み) (料金は依頼先企業様により異なります) 1㎥当たり42,000円 <東海エリア> 中間処理受託料金 (料金は自治体により異なります) 100t÷アームロール車積載容量8t/台=13台 収集・運搬受託料金(D) 13台×40,000円=520,000円 バキューム車より 中間処理受託料金(E) 100t×42,000円/t=4,200,000円 61%削減 合計(A+D+E) 19,720,000円 6
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仮設脱水機処理コスト 処理対象汚泥量1,000t 有機汚泥濃度1%の場合 仮設脱水プラント(処理期間:3週間) 仮設脱水プラント費(A)=(B+C) 15,000,000円 機材一式レンタル費(B) 13,000,000円 作業費、電源、管理費(C) 2,000,000円 収集・運搬受託料金 1台/1日当たり 40,000円 <東海エリア> 大型アームロール車(作業費込み) (料金は依頼先企業様により異なります) 1㎥当たり42,000円 <東海エリア> 中間処理受託料金 (料金は自治体により異なります) 67t÷アームロール車積載容量8t/台=9台 収集・運搬受託料金(D) 9台×40,000円=360,000円 バキューム車より 中間処理受託料金(E) 67t×42,000円/t=2,814,000円 64%削減 合計(A+D+E) 18,174,000円 7
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特徴 02 工期短縮 バキューム処理の場合 1日に100tの汚泥を処理するには、積載量10tのバキューム車であれば10台必要になりま す。しかし10台全てが同時に作業を開始するのは難しいので順番に行えば吸引作業にどうし ても時間がかかります。また、廃棄物処分場までの距離が近く1日に2往復出来るのであれば 少ない台数でも運搬が出来ますが、距離があったり交通状況や天候による渋滞などにより工 程が遅れるリスクがあります。 脱水処理の場合 1日に100tの汚泥を処理するには、仮設脱水処理プラントであれば汚泥濃度に合わせて機器 を選定しますので稼働中は連続して処理を行う事が出来ます。場合によっては、24時間連続 で処理をする事も可能です。1時間に15tの汚泥を処理出来る脱水機を選定すれば1日8時間 稼働で120tの汚泥を脱水することができます。工期の短縮だけに特化すれば、脱水機を複 数台導入することで大幅な工期短縮も可能です。廃棄物量は1/10~1/15になるため廃棄物の 運搬回数が減り運搬によるリスクも大幅に低くなります。 8
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特徴 03 緊急トラブル対応 お問い合わせから最短1週間以内で納入!24時間運転にも対応し最速でトラブルを解決 お客さまの水処理設備のトラブルはいつ何時発生するかわかりません。そうした お客様の「お困りごと」を解決するため、セイスイ工業では脱水機など仮設水処 理プラントの核となる機材をすべて自社で保有・完璧にメンテナンスしています。 特にレンタル用の高性能脱水機の保有台数は日本一です。 こうした整備体制を整えているため、ご相談から最短一週間以内で、仮設水処理 プラントを稼働させることができます。現地にはセイスイ工業の社員が伺い稼働 から運用までをすべてケアしますので、お客様の貴重な社員のお手を煩わすこと もありません。 四季を問わず全国で仮設水処理プラントを迅速に稼働 セイスイ工業はこれまで、北は北海道から南は沖縄 まで、全国各地で2000現場以上の実績があります。 本社は千葉ですが、今日も社員は日本全国にちらば り、毎年平均して40現場以上で仮設水処理プラント を設置しています。
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特徴 04 大規模水量処理にも対応 時間1,000tを超える様々な排水に対応 大規模水量処理システムでは、時間1,000㎥を超える含油廃水、重金属、放射性物 質、有機物を含んだ廃水や中和など、2,000以上の処理を行い実績を重ねてきまし た。従来の限られた用途に向けた仮設水処理装置では対応する事が出来ない、さ まざまな現場のニーズに、下水処理場や工場、土木現場など多岐にわたる業界で 実績を重ねてきた水処理の知識や技術で対応します。
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特徴 05 工場停止による損失を削減 工場を稼働しながら処理が可能 お客さまが水処理設備を更新したり改修する時には、ほとんどの場合で工場の稼 働を停止されるか新しい水処理設備を作ってから改修や更新をされると思います。 工場の停止期間は、そのまま損失に繋がりますが、仮設水処理プラントを導入す る事で工場を停止する必要がなくなり損失を最小限に抑えます。 また、一時的な要因でお客さまの水処理設備の処理能力が不足する場合なども仮 設水処理プラントを導入すれば、新規に水処理設備を建設しなくても必要な時だ け処理能力の増強が出来るため安心して工場を稼働させる事が出来ます。 停止期間が 過大なコスト 長い程損失大 停止期間が 固定費の削減 長い程効果大 工場停止による損失 仮設水処理プラント導入 設備投資費 仮設水処理プラント導入費
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特徴 06 環境保全 CO2の排出量 バキューム車で運搬した場合 バキューム車で1,000tの汚泥を処理した場合 バキューム車の仕様 燃費4km/L 最大積載量10t 収集運搬条件 往復50km (廃棄物処分場までの距離) 吸引作業のCO2排出量 1時間/台 作業時燃費 1L/h 2.58(kg-CO2/L) ×1L/h×100h(台)=258kg-CO2 運搬にかかるCO2排出量 1km走行した時のCO2排出量 2.58(kg-CO2/L) ÷燃費4km/L = 0.645kg-CO2/km 必要車両台数 1,000t ÷ 10t = 100台 全車両走行距離合計 100台 × 50 km = 5,000km 運搬によるCO2排出量 0.645(kg-CO2/km)×5,000km = 3,225kg-CO2 運搬距離や台数が増える程CO2排出量増 12
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特徴 06 環境保全 CO2の排出量 発電機の場合 仮設水処理プラントで1,000tの汚泥を処理した場合 仮設水処理プラント仕様 処理量 15t/h ,発電機燃費 8L/h , 廃棄物量 100t 処理日数 1,000t ÷ 8h/日÷ 15t ≒9日 処理にかかるCO2排出量(A) 2.58(kg- CO2 /L) × 8h/日×9日×8L/h=1,486kg- CO2 (発電機の運転による) 収集運搬条件 往復50km (廃棄物処分場までの距離) 必要車両台数 100t ÷ 10t = 10台 全車両走行距離合計 10台 × 50 km = 500km 運搬によるCO2排出量(B) 0.645(kg-CO2/km)×500km = 322.5kg-CO2 CO2排出料合計(A)+(B) 1,486kg- CO2 + 322.5kg-CO2 = 1,808.5kg-CO2 バキューム車より 25mプール 48%削減 1.8杯分削減 13
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特徴 06 環境保全 CO2の排出量 工事用電源の場合 仮設水処理プラントで1,000tの汚泥を処理した場合 仮設水処理プラント仕様 処理量 15t/h ,電気使用量 36kwh , 廃棄物量 100t 処理日数 1,000t ÷ 8h/日÷ 15t ≒9日 処理にかかるCO2排出量(A) 36kWh×8h×9日×CO2排出係数0.462kg-CO2/kwh = 1,197.5kg- CO2 (発電機の運転による) 収集運搬条件 往復50km (廃棄物処分場までの距離) 必要車両台数 100t ÷ 10t = 10台 全車両走行距離合計 10台 × 50 km = 500km 運搬によるCO2排出量(B) 0.645(kg-CO2/km)×500km = 322.5kg-CO2 CO2排出料合計(A)+(B) 1,486kg- CO2 + 322.5kg-CO2 = 1,520kg-CO2 バキューム車より 25mプール 56%削減 約2.1杯分削減 14
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特徴 07 安全作業 作業者の負担を軽減 バキューム工法では、水処理設備の槽内に作業者が入り常時危険な環境下での作業を 行う事が多く、有毒ガスが充満している中での作業も少なくはありません。弊社が行う工 法は、機械化を進めており槽内で常時作業員が作業をする必要がないため作業員の負 担を軽減し安全性の面からみても優れています。 15
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特徴 08 ワンストップ対応 “まるごと”お任せ お客様の状況に合わせて最適な処理方法をご提示し、機材手配、設置、調整、運転、撤去まで全て丸ごとワンストップで対応するため、現場の手 間をかけずにお客様の「お困りごと」を最速で解決します。プラントの運転開始後も水処理のプロがフォロー致します。 お客様のご質問やご要望に、弊社営業担当が対応致します。 1 お客様からのお問合わせ 弊社ホームページ、もしくはお電話にてお問い合わせ下さい。 お客様の現場状況を確認の上、ご要望に合わせて処理費用の概算をお出し致します。 2 弊社プランの提示 ご連絡していただいたお客様には、ご要望内容によっても異なりますが、概算見積、 処理計画案、類似した過去の現場事例、処理フロー図等を送付しております。 お客様との合意が得られた後に現地の作業現場の確認や、 3 現地確認や打合せ 処理対象物のサンプリング試験を行います。 お客様にて弊社プランを確認・採 4 この時点で正式なご発注書類を頂戴しております。 用後、御発注 すべての設置作業と共に、運転指導を行います。 5 処理実施 通常の貸して終わるレンタル業とは違い、弊社は各現場に合った運転方法までサポート いたしますので前もった知識や技術は必要ありません。 運転開始後も、 作業中に何かわからないことや、トラブルが発生した場合もお電話一本で弊社担当が問 6 充実のアフターサポート 題解決にあたります。 もちろん、現場へ再度出向いてご確認する場合もございます。 作業終了後、弊社で撤去作業を 7 行います 16