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データ分析で慢性的不具合を解消 「現場による、現場のためのDX」【トヨタ車体株式会社】MotionBoard事例紹介

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ドキュメント名 データ分析で慢性的不具合を解消 「現場による、現場のためのDX」【トヨタ車体株式会社】MotionBoard事例紹介
ドキュメント種別 事例紹介
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製造DXのためのデータ活用入門
ホワイトペーパー

ウイングアーク1st株式会社

このカタログの内容

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製 造 データ分析で慢性的不具合を解消 「現場による、現場のためのDX」 CASE STUDY トヨタ車体株式会社 現場主導のDXを成功に導くカイゼンの進化とは 日本のものづくりを語る上で欠かせないTPS(トヨタ生産方式)。最前線で体現してきたトヨタ車体は、TPSとデジタルを 融合しカイゼンの進化に取り組む。トヨタ車体吉原工場の塗装部で取り組んだ「データ活用による慢性的不具合の解 消」は成功モデルの1つ。現場に馴染みやすいウイングアークのBIツール「MotionBoard」を活用した。吉原工場塗装部 は、ウイングアークの伴走型サポートを受け、特定した不具合の不良率40%削減を実現。成果が出たことで、さまざまな 慢性的不具合の要因特定に取り組みを広げている。 (右から)トヨタ車体株式会社デジタル変革推進部主査兼商用営業部主査 寺倉 隆治氏、トヨタ車体株式会社吉原工場塗装部技術員室主任 畑中 啓佑氏 Summary 概  要 背 景・課 題 導入のポイント 効   果 • 事業移管に伴い、DXのスピーディな推 • ウ イングアークのDX診断サービスを受 • MotionBoardの分析機能により、項目 進、技術やスキルを生かした「コトづくり」 け、慢性的不具合の要因特定・改善をス を切り替えるだけでスピーディに分析の などを今後のあるべき姿に設定 タート 考察が可能に • 慢性的な不具合が発生していたが、要 • 現場で使う観点から、ワンパッケージ • 従来に比べて精度の高い管理値(閾値) 因がつかめずにいた 型、伴走型サポートの条件を満たす を導き出し、該当不良に関して不良率 MotionBoardを採用 40%削減(従来比)を実現 • 暗黙知のデータ化、見える化、データ分 析・解析、最適化の4プロセスでデジタ ル化を促進
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導入製品・サービス MotionBoard ビジネスのあらゆるデータを可視化するBIダッシュボード。 データを必要なカタチで、シンプルに可視化。 社内外のあらゆるデータをリアルタイムに収集・蓄積・分析を可能にするデータベースエンジ CASE STUDY Dr.Sum ンを軸としたデータ基盤ソリューション。10億件のデータも1秒台で集計する超高速集計がビ ジネスを加速する。 「可視化とデータ分析」を活用し、 ものづくりのデジタル変革に挑む 1945年、トヨタ自動車工業(現:トヨタ自動 視化とデータ分析」を活用し、慢性的不具合 り替えるだけでスピーディに分析の考察がで 車)の刈谷工場が独立しトヨタ車体が誕生し の要因特定・改善に挑んでいる。選択したのは きる。分析結果により、従来の管理範囲に比 た。大きな転換期となったのは2016年。トヨ ウイングアークのBIツール「MotionBoard」だ。 べて精度の高い管理値(閾値)を導き出すこと タ自動車のカンパニー制移行をきっかけに、ト 2023年10月、ウイングアークの伴走型サポー ができた。その管理値を運用ラインに適用し、 ヨタ車体は完成車両メーカーの道を歩み始 トのもと、吉原工場塗装部はMotionBoard 該当不良に関して不良率40%削減(従来比) めた。それを機にデジタルを活用した現場の を使った慢性的不具合改善プロジェクトをス を実現。今後は人材を育てながら、慢性的不 体験価値向上、業務改善活動に着手。トヨタ タートさせ、防錆塗装作業の全20工程に関し 具合をなくすために取り組みを拡大していくと 車体のDX活動のベースにあるのは、TPS文 て測定値やセンサーデータを抽出し、データの いう。 化だ。デジタル活動方針では、「みんなのため 粒度を合わせ、ウイングアークのデータ分析基 MotionBoard は TPSとの親和性が高く、 に」「TPS+デジタル」「全員参加」の3つが柱 盤Dr.Sumに収集・蓄積。それらのデータをも データ活用文化を定着させていく観点でも「現 となっている。 とに1種類の不具合にターゲットを絞り分析を 場に馴染みやすい」との評価を得ている。現場 成功モデルの1つが、トヨタ車体吉原工場 実施した。 データの可視化と分析が、カイゼンの進化を 塗装部の品質向上に向けた取り組みだ。「可 MotionBoardの分析機能により、項目を切 支援していく。 MotionBoardでの分析結果を現場に反映、 特定不良の不良率を40%削減 トヨタ車体株式会社 設立 : 1945 年 本社所在地: 愛知県刈谷市一里山町金山 100 番地 URL : https://www.toyota-body.co.jp/ トヨタグループの中核ボディメーカーとして、商用車、ミニバ ン、SUVの完成車両を担当。2025年1月に社長直轄組織「デジ タル変革推進部」を立ち上げ、経営のリーダーシップのもと、 現場主導によるボトムアップでDXを進めている。 サイト内でより詳しく センサーデータとメンテナンス情報を重ね合わせて見ることで、メンテナンスの良し悪しの ご紹介しております。 判断が素早くできる https://www.wingarc.com/ ※サンプルデータを使用 product/usecase/1251.html E-Mail: tsales@wingarc.com [ 本 社 ] TEL: 03-5962-7300(代) [ 福 岡 ] TEL: 092-292-1092 [ 新 潟 ] TEL: 025-241-3108 [ 大 阪 ] TEL: 06-6225-7481 [ 仙 台 ]TEL: 022-217-8081 [ 広 島 ] TEL: 082-535-5291 [ 名古屋 ]TEL: 052-562-5300 [ 札 幌 ]TEL: 011-708-8123 〇掲載内容は、2025年2月現在のものです。 〇各製品・サービスの仕様、デザイン等は、改良のため予告なく一部変更することがあります。 〇記載の会社名・製品名等は、弊社および各社の商標または登録商標です。 CSALL126A2502