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このカタログについて
ドキュメント名 | 製造現場の紙と手書きからの脱却で、DX推進加速を目指す【トヨタ自動車東日本株式会社】MotionBoard事例紹介 |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 1.2Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ウイングアーク1st株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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製 造
管理帳票・分析業務のデジタル化で高い品質と生産性向上を両立
製造現場の紙と手書きからの脱却で、DX推進加速を目指す CASE STUDY
トヨタ自動車東日本株式会社
品質管理や改善活動をさらに高度化させるために
トヨタ自動車東日本株式会社は、製造現場の管理帳票・分析業務における紙と手書き対応のデジタル化を目指し、
MotionBoardを採用。数千種に上る管理帳票業務の効率化や塗装データ解析、生産予実管理などで着実な改善効果を
重ね、残業や年休取得などの管理業務にもその利用を拡大している。同社の品質管理や改善活動文化との親和性も高い
MotionBoardによって、DX推進のさらなる加速を目指している。
左から、トヨタ自動車東日本株式会社 情報システム部 ITマネジメントグループ 主任 滝本 仁氏、インフラグループ グループ長 菅原 吉規氏、
DX推進室 生産DXグループ グループ長 後藤 佑介氏
Summary
概 要
課 題 解 決 策 効 果
• 部位・工程ごとに数千種類の管理帳票が • i-ReporterとMotionBoardを連携させ • 手書き起票やグラフ描画の自動化により、
存在。その多くが手書きでの対応のため、 帳票入力からグラフ描画、異常傾向のア 多くの人員に対して高い業務改善効果が
業務負荷が高い ラート表示までを自動化 得られた
• センサーで取得した測色データの傾向分 • センサー入力の測色管理データベースと • 確実な測色管理により不良の兆候を捉
析が、手作業では時間と手間がかかり過 MotionBoardを連携。車種、塗色ごとの え、未然防止に貢献
ぎて展開できない 傾向グラフを自動表示 • 製造現場の管理者がタイムリーに状況が
• 生産計画と実績の管理も紙による記録、 • 基幹システムや生産設備と連携し実績を 把握しやすくなり、トラブルを未然に防止
掲示のため、タイムリーな情報共有に多大 自動入力、MotionBoardで可視化。現場 できる
な工数がかかる 改善に必要なデータのスピーディな把握 • 社内にデータ活用が浸透。さらなる使いこ
が可能に なしでDX推進の加速に期待
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導入製品・サービス
MotionBoard
ビジネスのあらゆるデータを可視化するBIダッシュボード。
データを必要なカタチで、シンプルに可視化。 CASE STUDY
MotionBoardとi-Reporterで、
製造工程の管理帳票と測色傾向分析をデジタル化
同社は 2016 年当時、製造現場のデータ活 ることに時間がかかるという課題があった。 MotionBoard は、利用者も導入当初の 5 名
用で課題を抱えていた。1つ目は数千種類に そこで同社は、シムトップス社の帳票デジタ ほどから 700 名超まで拡大している。
も上る、手書きの管理帳票の業務負荷。組立 ル化ツール「i-Reporter」とデータ可視化ツー 同社は「当社はもともと色々な情報を多く
や塗装など多くの工程がある自動車製造では、 ル「MotionBoard」を導入。管理帳票業務で の人にわかりやすく提示したり、異常をいち早
多くの部位や工程ごとに満たすべき基準値が は入力業務を大幅に効率化し、グラフの自動 く検知するためにアンドンを活用したりと、改
あり、その適合を帳票で管理するが、その多く 描画、異常傾向アラート表示までの自動化に 善活動に意欲的な文化がある。それらをデ
が紙による手書きだったため、効率化が求め 成功した。塗装工程では車種、塗色ごとの傾 ジタル化するとき、Excel では限界があった。
られた。2 つ目は塗装品質の管理。バンパー 向グラフを自動表示し、しきい値超えや、上昇・ MotionBoard は見える化の考え方がベースと
は樹脂、ボデーは鉄板と素材も塗装を行う工 下降など変化の把握が容易に。不良の兆候が してあり、やりたいことが標準の機能でほとん
程も異なる上に、気温や湿度などの条件で発 掴め、チューニングで未然に防止することで製 ど実現できる。改善活動において、異常のポ
色の差異が出ることがある。組立した時に微 品のバラツキ発生の抑制に貢献している。 イントをわかりやすく行灯(あんどん)のよう
妙に色が異なるといったことがないように、同 さらに同社は、生産計画と実績の予実管理 に示してくれる」と MotionBoard を高く評価。
社は塗装段階でセンサーを用いて発色を計 に加え、残業や年休取得率、各部門での経 DX推進加速への、確かな手ごたえを感じてい
測、基準値との合否測定を行っているが、手 費管理など、さまざまな管理業務にも活用。 る。
作業では検査結果をグラフ化し、傾向分析す 社内データの見える化ツールとして浸透した
MotionBoardでさまざまな社内データを見える化
トヨタ自動車東日本株式会社
設立 : 2012 年
本社所在地 : 宮城県黒川郡大衡村
URL : https://www.toyota-ej.co.jp/
トヨタグループの中核を担う開発・生産拠点として乗用車を中心
としたトヨタ車の企画開発、生産を行っている
サイト内でより詳しく
ご紹介しております。
https:/ www.wingarc.com/
product/usecase/1033.html
工数管理 残業/年休取得状況
E-Mail: tsales@wingarc.com
[ 本 社 ] TEL: 03-5962-7300(代) [ 名古屋 ] TEL: 052-562-5300 [ 仙 台 ] TEL: 022-217-8081 [ 新 潟 ] TEL: 025-241-3108
[ 大 阪 ] TEL: 06-6225-7481 [ 福 岡 ] TEL: 092-292-1092 [ 札 幌 ] TEL: 011-708-8123 [ 広 島 ] TEL: 082-535-5291
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