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「HiConnex」+「MotionBoard」で不良品率が4.0%から0.4%へ【三井屋工業株式会社】MotionBoard事例紹介

事例紹介

カメラ映像との連携でさらなるカイゼン効果を実現

このカタログについて

ドキュメント名 「HiConnex」+「MotionBoard」で不良品率が4.0%から0.4%へ【三井屋工業株式会社】MotionBoard事例紹介
ドキュメント種別 事例紹介
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ウイングアーク1st株式会社

このカタログの内容

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製 造 「HiConnex」+「MotionBoard」で不良品率が4.0%から0.4%へ カメラ映像との連携でさらなるカイゼン効果を実現 CASE STUDY 三井屋工業株式会社 独自の生産実績管理システムで現場の情報をリアルタイムに可視化 三井屋工業株式会社(以下、三井屋工業)は、スマートファクトリー化の一環として、独自の生産実績管理システムを構 築。BIダッシュボードとしてMotionBoardを採用している。この生産実績管理システムは、三井屋工業での高い導入効 果を受けて、“IoH(InternetofHuman)”をコンセプトとした人とITを繋ぐ、製造現場DX支援ツール「HiConnex(ハイコ ネックス)」として、親会社であるセレンディップ・ホールディングス株式会社(以下、セレンディップ)が製品展開するこ とになった。三井屋工業では現在HiConnex活用のネクストステップとして、MotionBoardのカメラ連携機能を活用した 実証を進めている。 左から、三井屋工業株式会社取締役専務執行役員 梅下 翔太郎氏、経営企画室プロジェクトマネージャー 近藤 啓二氏、本社製造部主査 中川 友裕氏 Summary 概  要 課   題 解   決   策 効   果 • 紙ベースの生産管理で正確な数字が見 • 紙の作業日報を電子化し、独自の生産 • 現場の情報をリアルタイムで取得して進捗 えておらず、不良率が悪化していた 実績管理システムを開発 をダッシュボードで確認できるようになった • コ ミュニケーションエラーや不良率悪化 • 生産実績情報を可視化し、不良原因の • 異常時に作業者がタブレット上のボタン による残業の増加などにより生産性が 抽出・改善につなげる を押すことで、管理者のスマートウォッチ 低下していた • さ らなる作業改善、高度化に向けて動画 に異常発生の連絡が届き迅速な対応が • 生産性低下により企業収益が悪化し、離 データを活用 可能になった 職率増加によって現場力が低下していた • 不良が発生した際の情報を集約・分析し て手を打った結果、不良品率が4.0%から 0.4%に大幅に改善された • 生産性が200%向上し、離職率が約10% から1.6%へ激減した
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導入製品・サービス MotionBoard ビジネスのあらゆるデータを可視化するBIダッシュボード。 データを必要なカタチで、シンプルに可視化。 CASE STUDY 新工場の生産性は200%向上し、業績も黒字化。 離職率は約10%から1.6%へと激減。 自動車の内外装部品メーカーである三井 へと進化を遂げ、生産進捗を可視化するため や労働生産性を気にするようになり、現在は 屋工業は、2018年に製造業を中心に事業承 に「MotionBoard」との連携も実現している。 ロスがほとんど出ていない。新工場の生産性 継を支援するセレンディップの傘下に入り、業 HiConnexとMotionBoard 連携による最 は200%向上し、業績も黒字化。労働環境が 績改善に取り組んでいた。当時同社は、会社 大の効果は、異常が起きた時の対応だ。異常 改善されたことで、離職率は約10%から1.6% の状況が見えておらず、内部ではコミュニケー が起きた時に作業者がタブレット上のボタン へと激減した。 ションエラーが起こり、結果として不良率が悪 を押すと、あらかじめ登録された管理職のス さらに同社では、工場のさらなるスマート 化。それをカバーするための残業が増え、生 マートウォッチに連絡が入る。速やかな対応 化に向けて、設置カメラで取得した動画によ 産性低下や収益悪化を招き、離職率も高くな が可能になるとともに、そのときの状況を記録・ るトレーサビリティにも取り組み、障害の原因 り現場の力が低下するという課題があった。 分析し再発防止に役立てられるようになった。 を特定できるようになるなど既に一定の成果 そこで、情報システム部門がローコードツー これにより、不良率は従来工場と比べて を出している。 ルを活用して電子日報アプリを開発し、2020 4.0%から0.4%へ改善。また製品1個あたり 同社はウイングアーク1stに対し、「アジャ 年の2月からiPadと組み合わせて現場での試 のサイクルタイムロスも、100%削減された。 イル開発やPoCを通じて、製造業としてある 用を開始。アジャイルでアプリの改善を行い、 今までは本社工場だけで1日あたり20時間分 べきDXの姿を一緒に考えられたことが意義 同年5月にα版の正式運用を開始した。現在は の残業が発生していたが、ダッシュボードで 深かった」と、高く評価している。 「HiConnex」という製造現場DX支援ツール 状況が可視化されて従業員が生産標準時間 さらなるスマート工場化に向けてのカメラ連携イメージ 三井屋工業株式会社 設立 : 1948 年 2月 所在地 : 愛知県豊田市 従業員数 : 277 名(2020 年 3月末時点) URL : https://mitsuiya.jp/ 自動車内外装品製造 サイト内でより詳しく ご紹介しております。 https://www.wingarc.com/ product/usecase/904.html E-Mail: tsales@wingarc.com [ 本 社 ] TEL: 03-5962-7300(代) [ 福 岡 ] TEL: 092-292-1092 [ 新 潟 ] TEL: 025-241-3108 [ 大 阪 ] TEL: 06-6225-7481 [ 仙 台 ]TEL: 022-217-8081 [ 広 島 ] TEL: 082-535-5291 [ 名古屋 ]TEL: 052-562-5300 [ 札 幌 ]TEL: 011-708-8123 〇掲載内容は、2023年6月現在のものです。 〇各製品・サービスの仕様、デザイン等は、改良のため予告なく一部変更することがあります。 〇記載の会社名・製品名等は、弊社および各社の商標または登録商標です。 CSALL083A2306