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【東芝機械株式会社】MotionBoard事例紹介

事例紹介

IoTとの連携で自律協調型の工場経営を実現 生産情報の“見える化”による現場改善

東芝機械株式会社様のMotionBoard活用事例です。
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このカタログについて

ドキュメント名 【東芝機械株式会社】MotionBoard事例紹介
ドキュメント種別 事例紹介
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このカタログの内容

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東芝機械株式会社 事例紹介 IoTとの連携で自律協調型の工場経営を実現 生産情報の“見える化”による現場改善 製造業に対する要求が、従来の「モノ」からプラスアルファの価値をもっ た「モノ+コト」に急速に変化してきた。そうした中で東芝機械株式会 社(以下、東芝機械)は、総合機械メーカーとして長年にわたり培ってき た技術と経験を活かし、IoTでデータを収集、集めたデータを分析し、ス マートファクトリーに対応する「IoT+mプラットフォーム」を開発。外 販拡大を見据え、社内のさまざまな工場での実証を進めている。 その最先端で活動する材料加工事業部は、ウイングアークのMotion Boardをベースに多様な生産情報の見える化を実現した。複数のExcel シートに分散していた情報を1つのダッシュボードに集約するとともに、 IoTで収集した機械や装置を集約するとともに稼動データをダッシュボー ドに連携し、モニタリング。現場の知恵と経験を改善活動につなげ、自 律協調型の工場経営を目指している。 Company Profi le 採用の背景 ● 経営情報の見える化ツールとして情報システム部門が先行して導入していた ● 全社共通の IT基盤として展開したい 導入ポイント ● 複数のExcelシートに分散していた生産情報を1つの画面に集約 東芝機械株式会社 ● 直感的に誰でも認識できるダッシュボードを作成 創業   : 1938年12月 本社所在地: 静岡県沼津市 事業内容 : 射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、印刷機械、 工作機械、精密機器、微細転写装置、産業用ロボット、 導入効果 電子制御装置、鋳物などの製造・販売 URL   : http://www.toshiba-machine.co.jp/jp/ ● 生産状況がリアルタイムで把握 ● 現場の“気づき”が改善を促し毎月の生産性を着実に向上 ● IoTダッシュボードとの連携で機械の停止時間を半分以下に削減 www.wingarc.com [ 本 社 ]TEL:03-5962-7300(代)[ 大 阪 ]TEL:06-6225-7481 [ 名古屋 ]TEL:052-562-5300 [ 福 岡 ]TEL:092-292-1092 [ 仙 台 ]TEL:022-217-8081   [ 札 幌 ]TEL:011-708-8123 [ 新 潟 ]TEL:025-241-3108 [ 広 島 ]TEL:082-535-5291 本リーフレット掲載の会社名および製品名等は、各社の商標または登録商標です。掲載内容は2017年10月現在のものです。
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東芝機械株式会社 製造業に付加価値を生み出す IoT基盤の運用を支える の重要な要素として整備を進めているのが生産 「 IoT+m プラットフォーム」を提案 生産情報の見える化 情報の見える化を実現する仕組みだ。 同事業部の副事業部長を務める桧作 秀文氏は、 東芝機械は、自動車、エレクトロニクス、光学、ナ 将来的に幅広い産業への外販を目指す「IoT+ 「生産計画や品質改善に関する多様なデータを見 ノテクなどの産業分野で用いられる射出成形機、 mプラットフォーム」だが、その大前提として東 える化し、現場の知恵と経験を改善につないでい 押出成形機、微細転写装置、精密機器、工作機械、電 芝機械がまず注力しているのが、社内工場におけ くことで、最終的には自律協調型の工場経営を実 子制御装置、産業用ロボットなど幅広い装置を手 る実証だ。 現したいと考えています」と構想を語る。 掛け、中でもダイカストマシンに関しては世界で 「自社工場内では長寿命の大型機械製品も運用 もっとも生産情報の見える化はいまになって トップクラスのシェアを有する総合機械メーカーだ。 しており、予防保全に適した豊富なサンプルを収 始まったわけではなく、10年以上も前から取り しかし、グローバル競争が激しさを増し、機械 集することができます」と前原氏は語る。こうし 組んできたテーマだ。そこにはどんな課題があっ 単体での差別化が難しくなっており、いかなる付 た現場 /実務レベルの事例から得られた知見とノ たのだろうか。 加価値を打ち出せるかが問われている。そうし ウハウをパッケージ化 /テンプレート化し、自社 材料加工事業部では、大きく「班別進捗状況」 た中、新たな重点戦略の一つに位置付けているの 製品に組み込むほか顧客に提供するサービスに 「機械別操業達成率」「ラインの負荷情報」「品質情 が IoT(Internet of Things)への取り組みだ。 も反映していく狙いだ。 報」の4つのカテゴリの情報をKPIとしてExcel 同社 制御システム事業部 制御システム技術部 制御システム事業部が開発した IoTの共通基 で管理し、関係者に公開することで見える化を 技監の前原弘之氏は、「東芝機械グループは総合 盤を国内の主要工場に展開し、実証をスタートさ 行ってきた。だが、これらの生産情報を横断的に 機械メーカーとして多岐にわたる機械の豊富な せているが、中でも先行しているのが材料加工事 見るのは困難で、全員が共通の認識を持つことが 知識と経験を有しています。特に制御装置につ 業部だ。大型工作機械で用いられるさまざまな できず、どうしても状況変化への対応が遅れてし いては自社開発を行っており、生産現場に密接し 部材を鋳造から仕上げまで一貫生産している加 まう。また、「Excelの公開情報をもとに各ライン たトータルな IoTの提案が可能です」と、自社の 工現場である。 の担当者が加工・集計した二次情報が社内に散在 ポテンシャルの高さを示す。 温度、湿度、振動、周波数、色などの多様なセン し、必要な情報を探し出すのに手間取ったり、類 そして開発を進めているのが、「IoT+mプラッ サーからデータを集めてリアルタイムにモニタ 似のレポートを何人もが作成したりするなど非 トフォーム」と呼ぶ工作機械 IoT活用ソリュー リングする「スマート見える化(」監視 IoT)をベー 効率な作業が発生していました」と桧作氏は語る。 ションだ。「ゼロダウンタイムを目指して突発故 スに、集めたデータを分析することで「スマート 障を未然に察知」「新規のみならず既存設備も含 メンテナンス(」保守 IoT)や「スマートマニュファ 4つのExcelシートに分散していた めた機械の状態を可視化「」スマートファクトリー クチャリング」(製造 IoT)につなげていくトータ 生産情報を1つの画面に集約 化に対する課題を顧客との共創で解決」という3 ルなプラットフォームを構築した。 つのコンセプトに基づいた IoTを指向している。 そしてこの IoT基盤の運用を支える、もう一つ 本当の意味での生産情報の見える化を実現す 情報が活かされたら? ● 探すムダがなくなる ● 変化への対応力が向上する ● 類似資料作成のムダがなくなる ● 現場の知恵と経験が改善につながる ● 生産状況がリアルタイムで把握できる ● 自律協調型の向上経営になる ● 全員が共通の指標で共通の認識を持てる 見えれば気付く 変化を見える 気付けば動く ようにする 動けば変化する 「生産情報の見える化」へ 工場における情報活用のメリット 技術・品質本部 技術企画担当 主幹 青野 竜二 氏(写真左) 材料加工事業部 副事業部長 桧作 秀文 氏(写真中央) 制御システム事業部 制御システム技術部 技監 前原 弘之 氏(写真右)
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BIツール:MotionBoardの活用 1画面に集約 班別進捗状況 機械別操業達成率 4つの画面を開いていて確認して いたものが、一つの画面に集約 負荷情報 品質情報 直感的に誰でも認識できる 班別の機械生産状況をリアルタイムで把握可能 機械別の生産状況をリアルタイムで把握可能 (班長管理用ダッシュボード) (班長管理用ダッシュボード) 4つのExcel画面を1画面に集約 加工現場に設置した大型液晶ディスプレイに 生産状況をリアルタイムに表示 るためには、これまでExcelで個別に管理され のまま活かし、その上に“かぶせる”形でデータ ています。これがきっかけとなり班ごとの競争 ている多様なデータを一つのダッシュボード上 を統合できることも一押しした理由です」 心が生まれてきました。他のラインに負けない に集約し、誰もが直感的に操作・認識できるBI こうして東芝機械は2017年4月、全社共通の ように自分たちの生産性を高めるために何をす の仕組みが必要だ―。このように考えた前原 BI基盤としてMotionBoardを拡大導入。材料加 べきかを考えて行動する、お互いの向上心を刺激 氏と桧作氏が着目したのがウイングアークの 工事業部はTOTECの協力を得てプロトタイピ しあう現場レベルでの切磋琢磨が以前にも増し MotionBoardである。 ング手法をベースにダッシュボード構築を進め、 て見られるようになりました」と、桧作氏は手応 「もともとMotionBoardという製品自体は知っ 同年8月時点ですでに20以上の画面を完成させ えを示す。 ていましたが、SIパートナーのトーテックアメ ている。 ニティ(以下、TOTEC)に招待された展示会で初 例えば班長管理用ダッシュボードでは、それぞ 気づけば動く、動けば変わる めてデモを見せてもらい、その画面の完成度の高 れの担当ラインの実績と達成率、予算の消化など 生産現場の改善サイクルを確立 さに驚きました。これなら私たちが望んでいる 生産状況をリアルタイムに把握することが可能 生産状況の見える化をイメージどおりの形で実 となった。特に加工途中の各部品についてその 一方、スマート見える化(監視 IoT)のダッシュ 現できると確信しました」と桧作氏は振り返る。 進捗率を青(順調)、黄(注意)、赤(遅れ)のシグナ ボードには、工場内の各機械や装置の稼動状況、 また、「経営情報を可視化するツールとして、 ルで表示し、迅速な対処を促している。さらにこ 発生中のアラームなどが一覧表示される。この すでに情報システム部門がMotionBoardを導入 の画面から機械別のダッシュボードを呼び出し、 見える化による最大の成果は、「その時点で各ラ していたことも大きなポイントです」と語るのは 負荷状況や日々の稼働実績、工程ごとのマシンス インに発生している異常を察知するのはもちろ 前原氏だ。 ケジュールなどを確認することも可能だ。 ん、時系列に基づいた長期的な傾向も捉えられる 「BI導入については『一部のアナリティクスだ また、オフィスの目立つ場所に大型ディスプレ ようになったことにあります」と桧作氏は語る。 けでなく全社的に利用できるツールを』という イを設置。操業計画と実績、品質コスト、不良件 例えば、期間を指定したトレンドグラフと起 基本的な考えがあり、すでに社内で実績のあった 数およびその内容など、材料加工事業部全体の生 こった事象(イベント履歴)を紐付けて見ること MotionBoardを最有力候補としていました。そ 産状況をMotionBoardで見える化し、サイネー も可能だ。見過ごしがちだった長期的な変化も こにタイミングよく材料加工事業部から相談を ジ表示している。 捉えられるようにすることで、「現場が何かに気 受け、迷わずMotionBoardを推奨しました。多 「このダッシュボードには、ライン別の生産実 づき、気づけば動く、動けば変わる」という改善 様な生産情報を管理している既存のExcelをそ 績や進捗状況も横並びでリアルタイムに表示し サイクルが確立される。
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「生産情報のダッシュボードと監視 IoTのダッ MotionBoard導入後の驚きの声! シュボードを合わせて見ることで、毎月早い段階 で生産計画に基づいた“備え”が行えるようにな Before After り、月々の生産性は着実に向上しています。また、 見える化されたデータから『ある部品のちょっと 班別進捗状況、機械別操業達成率、ラインの負 Excelで個別に管理されていた多様なデータ 荷情報、品質情報の4つのカテゴリの生産情報 を一つの画面に集約し、誰もが直感的に操作・ した汚れが機械の故障につながっている』という をExcelで管理していたが、これらの情報を横 認識できるダッシュボードを実現。ラインご “気づき”を得た現場が、自発的なクリーニング 断的に見るのは困難で、状況変化への対応が遅 との実績と達成率、予算の消化など生産状況 に乗り出すなど、さまざまなアクションにつながっ れていた。また、各ラインの担当者が加工・集 をリアルタイムに把握できるようになったこ ています。この結果、ダッシュボードの導入前後 計した二次情報が社内に散在し、必要な情報を とで、各班が品質改善や生産性向上に向けて で機械の故障停止時間は半分以下に削減してい 探し出すのに手間取ったり、類似のレポートを 切磋琢磨しあう競争意識を芽生えさせている ます」と桧作氏は語る。 何人もが作成したりするなど非効率な作業が 技術・品質本部 技術企画担当 主幹の青野 竜二 発生していた 氏も、「これは全社的に見ても画期的な品質改善、 生産性向上です。ERP(基幹系システム)やMES (生産実行システム)などの基盤を大幅に変更す いては、かなりの精度で実用レベルに達すること する一方、搭載技術の汎用化が進んでいる商品に ることなく容易に導入し、多様なデータを現場主 ができたと自負しています。問題はその先にあり、 ついては前後工程をシステムとして取り込み、生 導で直感的に見える化できるMotionBoardだか 見える化されたデータの判断を個人のスキルや 産ラインにおける自動化・省人化の提案を行うと らこそ得られた成果と考えています」と評価する。 センスに依存している状況を変えていきたいと いう基本方針を打ち出している。この新戦略の 先述したように東芝機械では、この成果を自社 考えています。具体的には当社独自の解析・診断 根幹を支えるのが、高付加価値を生み出すトータ 製品のさらなる品質向上やブランド力の向上に 技術に加え、A(I 人工知能)をベースにした分析 ルな IoTソリューションに他ならない。 つなげていくとともに、新たな付加価値サービス 技術も取り入れながら、ダッシュボードとの連携 世界の「ものづくり」に貢献する総合機械メー として生産情報の見える化を含めたトータルな を進めていく計画です」と前原氏は語る。 カーとしてさらなる成長を目指し、2018年度は IoTソリューションの外販を進めていく考えだ。 東芝機械では2016年4月から新中期経営計画 連結売上高1,400億円、ROS(売上高経常利益率) その意味でも今後求められるのが、データ分析の 「TM-PΣ Plan」をスタートさせている。その中 6.5%以上、ROE(株主資本利益率)6%以上の達 さらなる強化である。 で、業界最先端の技術を指向する市場に向けて他 成を見込んでいる。 「IoTで収集した多様なデータの見える化につ 社の追随を許さない機能を搭載した商品を提供 [3つのキーワード] [3つのステージ] 導入製品・サービス 分析する クラウド オンプレミス MotionBoard データ分析 (カスタマイズ) データ分析・A(I 機械学習、ディープラーニング) 企業内外に溢れる情報を統合可視化し、PC データ蓄積、表示 だけではなくスマートフォンやタブレット PCから、 いつでもどこでも情報入手を可能に TMスマート TMスマート メンテナンス マニュファクチャリング する情報インフラストラクチャ。 つながる (maintenance) (manufacturing) エッジ データ分析 保守IoT 製造IoT データ収集・蓄積 集める TMスマート見える化(mieruka/monitor) デバイスセンサ 監視IoT(標準) データ取得 リモート メンテナンス 見える化 IoT+mプラットフォームを活用したIoTサービス www.wingarc.com [ 本 社 ]TEL:03-5962-7300(代)[ 大 阪 ]TEL:06-6225-7481 [ 名古屋 ]TEL:052-562-5300 [ 福 岡 ]TEL:092-292-1092 [ 仙 台 ]TEL:022-217-8081   [ 札 幌 ]TEL:011-708-8123 [ 新 潟 ]TEL:025-241-3108 [ 広 島 ]TEL:082-535-5291 本リーフレット掲載の会社名および製品名等は、各社の商標または登録商標です。掲載内容は2017年10月現在のものです。 CSM035D1805