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ベベル・バディボックス減速機Hシリーズ

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低減速比・中空軸のコンパクトな直交軸ギヤモータ

『ベベル・バディボックス減速機 Hシリーズ』は、低減速比に特化した減速機構で、高い効率を実現しています。また、中空軸専用ケースのため、汎用的なギヤモータよりもコンパクトなギヤモータです。
モータ回転数3600r/minの高速運転が可能。長寿命グリース潤滑で、オイル潤滑に比べメンテナンスの手間が省けます。

【製作範囲】
ベベル・バディボックス減速機Hシリーズ
・容量:2.2kW〜11kW
・減速比:5〜20
・モータ種類:プレミアム効率・インバータ用・屋外・海外規格

このカタログについて

ドキュメント名 ベベル・バディボックス減速機Hシリーズ
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 8Mb
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取り扱い企業 住友重機械工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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営業所(住 友重機械精機販 売株式会社) TEL FAX 北海道 〒007-0847 札幌市東区北 47 条東 16-1-38 011-781-9801 011-781-9807 仙台 〒980-0811 仙台市青葉区一番町 3-3-16(オー・エックス芭蕉の辻ビル) 022-264-1242 022-224-7651 茨城 〒310-0803 水戸市城南 2-1-20(井門水戸ビル) 029-306-7608 029-306-7618 北関東 〒330-0854 さいたま市大宮区桜木町 4-242(鐘塚ビル) 048-650-4700 048-650-4615 千葉 〒260-0045 千葉市中央区弁天 1-15-1(細川ビル) 043-206-7730 043-206-7731 東京 〒141-6025 東京都品川区大崎 2-1-1(ThinkPark Tower) 03-6737-2520 03-6866-5171 横浜 〒220-0005 横浜市西区南幸 2-19-4(南幸折目ビル) 045-290-6893 045-290-6885 長野 〒380-0936 長野市岡田町 166(森ビル) 026-226-9050 026-226-9045 北陸 〒939-8071 富山市上袋 327-1 076-491-5660 076-491-5604 金沢 〒920-0919 金沢市南町 4-55(WAKITA 金沢ビル) 076-261-3551 076-261-3561 静岡 〒422-8041 静岡市駿河区中田 2-1-6(村上石田街道ビル) 054-654-3123 054-654-3124 中部 〒460-0003 名古屋市中区錦 1-18-24(いちご伏見ビル) 052-218-2980 052-218-2981 四日市 〒510-0064 三重県四日市市新正 4-17-20 059-353-7467 059-354-1320 滋賀 〒529-1601 滋賀県蒲生郡日野町大字松尾 334 0748-53-8900 0748-53-3510 京都 〒604-8187 京都市中京区御池通東洞院西入ル笹屋町 435(京都御池第一生命ビル) 075-231-2515 075-231-2615 大阪 〒530-0005 大阪市北区中之島 2-3-33(大阪三井物産ビル) 06-7635-3663 06-7711-5119 神戸 〒650-0044 神戸市中央区東川崎町 1-3-3(神戸ハーバーランドセンタービル) 078-366-6610 078-366-6625 岡山 〒701-0113 岡山県倉敷市栗坂 854-10 086-463-5678 086-463-5608 広島 〒732-0827 広島市南区稲荷町 4-1(広島稲荷町NKビル) 082-568-2521 082-262-5544 ベ 四国 〒792-0003 愛媛県新居浜市新田町 3-4-23(SES ビル) 0897-32-7137 0897-34-1303 ベル 北九州 〒802-0001 北九州市小倉北区浅野 2-14-1(KMMビル) 093-531-7760 093-531-7778 ・バ ® 福岡 〒812-0025 福岡市博多区店屋町 8-30(博多フコク生命ビル) 092-283-3277 092-283-3177 デ ィ Bevel BUDDYBOX ボ ッ ク 修理・メンテナンスのお問い合わせ ベベル・バディボックス®減速機ス サービスセ ンター(住友重 機械精機販売株式会社) TEL FAX  ®減 北海道 〒007-0847 札幌市東区北 47 条東 16-1-38 011-781-9803 011-781-9807 Hシリーズ速 東京GM 〒334-0076 埼玉県川口市本蓮 2-5-22 048-287-5801 048-282-6607 機 北陸 〒939-8071 富山市上袋 327-1 076-491-5660 076-491-5604 H プレミアム効率(IE3)モータ対応シ 名古屋 〒474-0023 愛知県大府市大東町 2-36 0562-44-1997 0562-44-1998 リ 大阪 〒567-0865 大阪府茨木市横江 2-1-20 072-637-7551 072-637-5774 ー ズ 岡山 〒701-0113 岡山県倉敷市栗坂 854-10 086-464-3681 086-464-3682 福岡 〒812-0893 福岡市博多区那珂 3-16-30 092-431-2678 092-431-2694 技術的なお問い合わせ お客様相談センター(住友重機械工業株式会社 PTC事業部) http://www.shi.co.jp/ptc/ フリーダイヤル 0120-42-3196 営業時間 携帯電話から 0570-03-3196 月曜日~金曜日 9:00~12:00 13:00~17:00 FAX 03-6866-5160 (土・日・祝日、弊社休業日を除く) 記載内容は、製品改良などの理由により予告なく変更することがあります。 プ レ ミ ア ム 効 率 I E3 モ ー タ 対 応 PTC 事業部  〒141-6025 東京都品川区大崎 2-1-1(ThinkPark Tower) No.C2050-1.0 JA08 2017.05 印刷 No.C2050-1
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Table of Contents 目次 A 概要 C 技術資料    目次 A1    構造図 C2    特長 A2    銘板の見方 C3    プレミアム効率モータご使用の注意 A3    潤滑 C4    慣性モーメント・GD2 C5    出力軸回転方向 C9 B 選定・寸法図    出力軸穴径 C9   出力軸(中空軸)取扱資料 C10    ギヤモータ標準仕様 B2    モータ特性表 C18    形式 B4    端子箱の仕様 C20    選定手順 B6    モータファンカバー C26    選定例 B8    モータブレーキ C27    負荷係数 B9    結線 C33    選定表 B12    保護方式・冷却方式 C42    寸法図 B16    塗装・防錆 C43 A1
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Table of Contents 目次 A 概要 C 技術資料    目次 A1    構造図 C2    特長 A2    銘板の見方 C3    プレミアム効率モータご使用の注意 A3    潤滑 C4    慣性モーメント・GD2 C5    出力軸回転方向 C9 B 選定・寸法図    出力軸穴径 C9   出力軸(中空軸)取扱資料 C10    ギヤモータ標準仕様 B2    モータ特性表 C18    形式 B4    端子箱の仕様 C20    選定手順 B6    モータファンカバー C26    選定例 B8    モータブレーキ C27    負荷係数 B9    結線 C33    選定表 B12    保護方式・冷却方式 C42    寸法図 B16    塗装・防錆 C43 A1
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低減速比・中空軸の プレミアム効率モータご使用の注意 コンパクトな直交軸ギヤモータが登場! 商用電源の場合 プレミアム効率モータ(トップランナーモータ)は、従来の標準効率モータと特性が異なります。 特に既設品からの交換時には、動力や周辺機器の見直しが必要です。 ■モータ特性 標準効率モータ プレミアム効率モータ 【例】 モータ回転数: 1700r/min 始動トルク:204% モータ回転数: 1740r/min 始動トルク: 297% モータ容量 2.2kW 定格電流値:8.90A 停動トルク:229% 定格電流値: 9.32A 停動トルク: 402% 電源電圧 200V 60Hz 始動電流値:46.9A 始動電流値: 74.9A プレミアム効率モータは ●発生損失を抑えているため、従来の標準効率モータよりも回転速度が速くなります。  運転速度を上げられない用途の場合、モータ回転数の増加に伴う減速比の再検討が必要となります。 ●回転速度が速くなることによって、負荷トルクが標準効率モータと同じまたは増加する場合は、モータ出力も増加します。  負荷条件によっては、標準効率モータよりも消費電力が増えることがあります。 ●銅損低減のためモータの巻線抵抗を低くしており、  始動電流・始動トルク・停動トルク(最大トルク)が標準効率モータに対して増加します。 容 量:2.2~11kW ●ブレーカなどの周辺機器の変更が必要になる場合があります。 減速比:5~20 ■始動・停止頻度と減速機の負荷係数 標準効率モータ プレミアム効率モータ 始動・停止頻度 ~10時間/日 ~24時間/日 始動・停止頻度 ~10時間/日 ~24時間/日 (回 / 時間) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅲ (回 / 時間) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅲ 10 以下 1.00 1.15 1.50 1.20 1.30 1.65 1 以下 1.00 1.15 1.50 1.20 1.30 1.65 特 長 ~200 以下 1.10 1.35 1.65 1.30 1.50 1.85 ~3 以下 1.00 1.25 1.60 1.20 1.40 1.70~500 以下 1.15 1.50 1.80 1.40 1.65 2.00 ~10 以下 1.00 1.35 1.70 1.20 1.50 1.80 ~60 以下 1.00 1.45 1.75 1.25 1.65 2.00 ●ベベルギヤ+ヘリカルギヤの高効率減速機構  低減速比に特化した減速機構のため、高い効率を実現しています。 ●プレミアム効率モータは始動トルク・停動トルク(最大トルク)が大きいため、選定手順や始動・停止頻度と減速機の 負荷係数が標準効率モータと異なっています。(詳細はB10頁参照) ●中空軸専用コンパクトケース  中空軸専用ケースのため、汎用的なギヤモータよりもコンパクトです。 インバータ駆動の場合 ●モータ回転数3600r/minの高速運転が可能 標準効率モータと同様にご使用できますが、インバータのパラメータ(定格電流値など)は異なります。  倍速(120Hz)で駆動することができます。 既設品をプレミアム効率モータに交換、インバータはそのままご使用する場合は、インバータのパラメータを ●長寿命グリース潤滑 変更する必要があります。  オイル潤滑に比べ、メンテナンスの手間が省けます。 ■電子サーマル設定 ●標準効率モータより定格電流値が高いため、電子サーマルの設定値を変更する必要があります。 関連製品 ■V/F制御・固定トルクブースト運転時 ●ベベル・バディボックス® ●ベベル・バディボックス® ●ヘリカル・バディボックス® ●標準効率モータ用のトルクブースト設定値では、低速運転時に電流が流れすぎることがあります。  減速機4シリーズ  減速機5シリーズ  減速機  電流が過大に流れる場合は設定値を下げてください。 FCD製ギヤケースなどの採用に 中空軸方式専用設計の大容量 サイクロ®減速機と中空軸 より大許容ラジアル荷重を実現。 直交軸ギヤモータ ヘリカルギヤを組み合わせた ■センサレス制御運転時 中実軸や脚付もラインアップ 平行軸ギヤモータ ●ギヤモータを交換後、オートチューニングを行ってください。 【  カタログC2020】 【  カタログC2030】 【  カタログC2019】 モータブレーキについて プレミアム効率モータのブレーキは、従来の標準効率 【例】モータ容量 2.2kW モータやインバータ用AFモータのブレーキと制動時 標準効率モータ プレミアム効率モータ ブレーキ特性 インバータ用 プレミアム効率 インバータ用 の動作遅れ時間や標準ブレーキトルクなどの特性が 三相モータ AFモータ 三相モータ プレミアム効率三相モータ 異なります。 ブレーキ形式 FB-3D FB-5B FB-3E ブレーキトルク(N・m) 22 37 22 特に既設品からの交換時にはブレーキによる停止位 普通制動回路 制動時の 0.3~0.4 - 0.75~0.95 -置がずれることがあり、ブレーキの制動回路やイン (同時切り回路) 容 量:0.1~55kW 容 量:0.1~37kW 容 量:0.1~30kW 動作遅れ インバータ用 バータ駆動におけるブレーキ制動の制御信号タイ 時間 普通制動回路 0.15~0.2 0.2~0.25 0.4~0.5 減速比:11~10658 減速比:11~4365 減速比:11~4365 (sec) (別切り回路) ミングの見直しが必要になる場合があります。 急制動回路 0.01~0.02 0.01~0.02 0.02~0.04 A2 A3
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低減速比・中空軸の プレミアム効率モータご使用の注意 コンパクトな直交軸ギヤモータが登場! 商用電源の場合 プレミアム効率モータ(トップランナーモータ)は、従来の標準効率モータと特性が異なります。 特に既設品からの交換時には、動力や周辺機器の見直しが必要です。 ■モータ特性 標準効率モータ プレミアム効率モータ 【例】 モータ回転数: 1700r/min 始動トルク:204% モータ回転数: 1740r/min 始動トルク: 297% モータ容量 2.2kW 定格電流値:8.90A 停動トルク:229% 定格電流値: 9.32A 停動トルク: 402% 電源電圧 200V 60Hz 始動電流値:46.9A 始動電流値: 74.9A プレミアム効率モータは ●発生損失を抑えているため、従来の標準効率モータよりも回転速度が速くなります。  運転速度を上げられない用途の場合、モータ回転数の増加に伴う減速比の再検討が必要となります。 ●回転速度が速くなることによって、負荷トルクが標準効率モータと同じまたは増加する場合は、モータ出力も増加します。  負荷条件によっては、標準効率モータよりも消費電力が増えることがあります。 ●銅損低減のためモータの巻線抵抗を低くしており、  始動電流・始動トルク・停動トルク(最大トルク)が標準効率モータに対して増加します。 容 量:2.2~11kW ●ブレーカなどの周辺機器の変更が必要になる場合があります。 減速比:5~20 ■始動・停止頻度と減速機の負荷係数 標準効率モータ プレミアム効率モータ 始動・停止頻度 ~10時間/日 ~24時間/日 始動・停止頻度 ~10時間/日 ~24時間/日 (回 / 時間) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅲ (回 / 時間) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅲ 10 以下 1.00 1.15 1.50 1.20 1.30 1.65 1 以下 1.00 1.15 1.50 1.20 1.30 1.65 特 長 ~200 以下 1.10 1.35 1.65 1.30 1.50 1.85 ~3 以下 1.00 1.25 1.60 1.20 1.40 1.70~500 以下 1.15 1.50 1.80 1.40 1.65 2.00 ~10 以下 1.00 1.35 1.70 1.20 1.50 1.80 ~60 以下 1.00 1.45 1.75 1.25 1.65 2.00 ●ベベルギヤ+ヘリカルギヤの高効率減速機構  低減速比に特化した減速機構のため、高い効率を実現しています。 ●プレミアム効率モータは始動トルク・停動トルク(最大トルク)が大きいため、選定手順や始動・停止頻度と減速機の 負荷係数が標準効率モータと異なっています。(詳細はB10頁参照) ●中空軸専用コンパクトケース  中空軸専用ケースのため、汎用的なギヤモータよりもコンパクトです。 インバータ駆動の場合 ●モータ回転数3600r/minの高速運転が可能 標準効率モータと同様にご使用できますが、インバータのパラメータ(定格電流値など)は異なります。  倍速(120Hz)で駆動することができます。 既設品をプレミアム効率モータに交換、インバータはそのままご使用する場合は、インバータのパラメータを ●長寿命グリース潤滑 変更する必要があります。  オイル潤滑に比べ、メンテナンスの手間が省けます。 ■電子サーマル設定 ●標準効率モータより定格電流値が高いため、電子サーマルの設定値を変更する必要があります。 関連製品 ■V/F制御・固定トルクブースト運転時 ●ベベル・バディボックス® ●ベベル・バディボックス® ●ヘリカル・バディボックス® ●標準効率モータ用のトルクブースト設定値では、低速運転時に電流が流れすぎることがあります。  減速機4シリーズ  減速機5シリーズ  減速機  電流が過大に流れる場合は設定値を下げてください。 FCD製ギヤケースなどの採用に 中空軸方式専用設計の大容量 サイクロ®減速機と中空軸 より大許容ラジアル荷重を実現。 直交軸ギヤモータ ヘリカルギヤを組み合わせた ■センサレス制御運転時 中実軸や脚付もラインアップ 平行軸ギヤモータ ●ギヤモータを交換後、オートチューニングを行ってください。 【  カタログC2020】 【  カタログC2030】 【  カタログC2019】 モータブレーキについて プレミアム効率モータのブレーキは、従来の標準効率 【例】モータ容量 2.2kW モータやインバータ用AFモータのブレーキと制動時 標準効率モータ プレミアム効率モータ ブレーキ特性 インバータ用 プレミアム効率 インバータ用 の動作遅れ時間や標準ブレーキトルクなどの特性が 三相モータ AFモータ 三相モータ プレミアム効率三相モータ 異なります。 ブレーキ形式 FB-3D FB-5B FB-3E ブレーキトルク(N・m) 22 37 22 特に既設品からの交換時にはブレーキによる停止位 普通制動回路 制動時の 0.3~0.4 - 0.75~0.95 -置がずれることがあり、ブレーキの制動回路やイン (同時切り回路) 容 量:0.1~55kW 容 量:0.1~37kW 容 量:0.1~30kW 動作遅れ インバータ用 バータ駆動におけるブレーキ制動の制御信号タイ 時間 普通制動回路 0.15~0.2 0.2~0.25 0.4~0.5 減速比:11~10658 減速比:11~4365 減速比:11~4365 (sec) (別切り回路) ミングの見直しが必要になる場合があります。 急制動回路 0.01~0.02 0.01~0.02 0.02~0.04 A2 A3
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Bevel BUDDYBOX® MEMO 機種一覧表 A4
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Bevel BUDDYBOX® B 選定・寸法図 頁 ギヤモータ標準仕様 B2 形式 B4 選定手順 B6 選定例 B8 負荷係数 B9 選定表 B12 寸法図 B16 B1
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Bevel BUDDYBOX® ギヤモータ標準仕様 モータ部 項目 仕様 モータ仕様 標準仕様 内蔵形ブレーキ付標準仕様 容量範囲 2.2 ~ 11kW 4P 2.2 ~ 11kW 4P FB ブレーキ 保護方式 屋内形(IP44 全閉防まつ形 屋内)または 屋内形(IP44 全閉防まつ形 屋内)または プ 屋外形(IP44 全閉防まつ形 屋外) 屋外形(IP44 全閉防まつ形 屋外) レ ミ 外被構造 全閉外扇形 全閉外扇形 ア 電源 200V 50/60Hz、220V 60Hz または 400V 50/60Hz、440V 60Hz 200V 50/60Hz、220V 60Hz または 400V 50/60Hz、440V 60Hz ム 耐熱クラス 155(F) モータ:155(F)/FB ブレーキ:F 効 率 時間定格 S1(連続) S1(連続) 三 端子箱位置と 相 引出口方向 C25 頁をご参照ください。 C25 頁をご参照ください。 モ ー 3 本 2.2 ~ 3.7kW(直入始動) 5本 2.2 ~ 3.7kW(直入始動) タ 口出線本数 6本 5.5 ~ 11kW( –Δ 始動可能) 8本 5.5 ~ 11kW( –Δ 始動可能) 規格 JIS C 4034-1、効率値は JIS C 4034-30 および JIS C 4034-1、効率値は JIS C 4034-30 およびIEC60034-30 プレミアム効率(IE3)対応 IEC60034-30 プレミアム効率(IE3)対応 容量範囲 2.2 ~ 11kW 4P 2.2 ~ 11kW 4P FB ブレーキ 保護方式 屋内形(IP44 全閉防まつ形 屋内)または 屋内形(IP44 全閉防まつ形 屋内)または プ 屋外形(IP44 全閉防まつ形 屋外) 屋外形(IP44 全閉防まつ形 屋外) レ ミ 外被構造 全閉外扇形 全閉外扇形 アイ 電源 200V 60Hz、220V 60Hz または 400V 60Hz、440V 60Hz 200V 60Hz、220V 60Hz または 400V 60Hz、440V 60Hz ムン 耐熱クラス 155(F) モータ:155(F)/ブレーキ:F 効バ 率ー 時間定格 S1(連続)/6 ~ 60Hz 定トルク特性 S1(連続)/6 ~ 60Hz 定トルク特性 三タ 端子箱位置と 相用 引出口方向 C25 頁をご参照ください。 C25 頁をご参照ください。 モ ー 3 本 2.2 ~ 3.7kW 5 本 2.2 ~ 3.7kW タ 口出線本数 6本 5.5 ~ 11kW( –Δ 始動可能) 8本 5.5 ~ 11kW( –Δ 始動可能) 規格 JIS C 4034-1、効率値は JIS C 4034-30 および JIS C 4034-1、効率値は JIS C 4034-30 およびEC60034-30 プレミアム効率(IE3)対応 IEC60034-30 プレミアム効率(IE3)対応 注)効率値はトップランナー基準に適合しています。 B2
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Bevel BUDDYBOX® ギヤモータ標準仕様 減速機部 項目 仕様 潤滑方式 長寿命グリース潤滑 減速方式 ベベルギヤとヘリカルギヤの組み合わせ 出力軸回転方向 C9頁をご参照ください。 モータ・減速機共通 項目 仕様 屋内形:屋内(塵埃の少ない、水がかからない場所) 設置場所 屋外形:屋 内および屋外(強い雨水は直接かからないが、一般的な雨水がかかる場所) 振動 1G以下 周囲温度 − 10℃~ 40℃ 周囲条件 周囲湿度 85%以下 高度 標高 1000m以下 腐食性ガス、爆発性ガス、蒸気などがないこと。 雰囲気 塵埃を含まない換気の良い場所であること。 据 付 方 法 軸上取付、取付方向自由 相手機械との連結方式 機械軸と中空軸による直結 塗装質:フタル酸系 塗  装 塗装色:マンセル 6.5PB 3.6/8.2 相当近似(ドナウブルー) 屋外形(保護等級 IP44)の仕様 強い風雨は直接かからないが、一般的な雨水がかかる可能性がある場所でご使用できる仕様です。 露天環境で強い風雨を直接受ける場所では、カバーの設置もしくは耐暴風雨屋外形(保護等級 IP55)が必要となります。 耐暴風雨屋外形の仕様詳細はご照会ください。 また、軸(またはカラー)には炭素鋼を使用していますので、雨水・凝結などにより錆が発生・進行し、オイルシール損傷 につながる可能性があります。定期的な防錆処置をお願いします。 B3
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Bevel BUDDYBOX® 形式 L N Y M 3 HZ522 EP B 10 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ① 機種記号 ベベル ・バディボックス減速機 L パッケージ番号 本体形式とは別に使用環境オプションを示します ② 低速軸方向 取付方向自由 N 中空軸・軸上取付形 Y ③ 取付方法 モータ直結形 M ④ モータ連結方法 ⑤ 特殊仕様 標準仕様 空欄特殊仕様 S ⑥ モータ容量記号 4P 容量記号 3 4 5 8 10 15kW(HP) 2.2(3) 3.0(4) 3.7(5) 5.5(7.5) 7.5(10) 11(15) ⑦ 枠番 B12 頁からの選定表をご参照ください。 ⑧ 補助形式 プレミアム効率三相モータ付 EPインバータ用プレミアム効率三相モータ付 AP ⑨ ブレーキ有無 ブレーキ無 空欄ブレーキ付 B ⑩ 減速比 公称減速比( 実減速比は選定表をご参照ください) B4
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Bevel BUDDYBOX® 使用環境パッケージ ご使用の環境に最適な仕様をパッケージ化しています。 環境 3要素(水・腐食・粉塵)を防ぐレベルを選択いただくだけで、簡単に仕様が決まります。 ■パッケージ番号 ご注文および見積依頼の際は、パッケージ番号をご指定ください。 E 1 A 1 ① ② ③ ④ ①使用環境パッケージ E ②環境要素 水 ③環境要素 腐食 ④環境要素 粉塵 酸・アルカリ・塩類や 水の浸入を防ぐ仕様 蒸気による腐食を 塵埃や粉塵の侵入を 防ぐ仕様 防ぐ仕様 弱 弱 0 弱 屋内形 A 標準 0 標準 レ レ ベ ベ ル ル 1 屋外形 B 2 種防食形 1 防塵形 レ 強 強 ベ ル 2 耐暴風雨屋外形 3 強 海岸設置形 注)1.仕様の詳細はご照会ください。   2.各仕様に最適な塗装を、使用環境パッケージとは別にオプションで指定する必要があります。C43 頁をご参照ください。 B5
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Bevel BUDDYBOX® 選定手順 次のフローチャートを参考に、機種選定を実施して下さい。選定方法 について分からない場合は、ご照会ください 。 Step1 : 使用条件の決定 選定を始める前に、次の条件を決定して下さい。 ・用途 ・1日あたりの運転時間 ・連続運転か、または起動・停止が頻繁に行われる運転か ・衝撃荷重の度合い ・電源は直入れか、スターデルタ始動やインバータ駆動か ・取付方向(出力軸方向) ・モータ容量(kW)、及び出力回転数または減速比 ・モータに関する仕様(電源周波数、電圧、ブレーキの有無など) ・ラジアル荷重 ・周囲条件(使用環境) Step2 : 機種選定 YES 商用電源で始動 NO 直入始動 NO NO YESインバータ始動 (スターデルタ始動など) (ソフトスタータなど) YES 連続定格 (S1) 以外の場合は モータ出力特性を確認 モータの許容熱容量 (C×2) の 確認、容量見直し (B11 頁 表 B4) ブレーキなし ブレーキ付 機械別負荷性質による負荷係数 許容仕事量 E の確認 の選定 (B9 頁 表 B2)0 始動・停止頻度による負荷 (B11 頁 表 B5) 係数の選定 (B10 頁 表 B3) 出力回転数、減速比の選定 出力トルクの確認 TL ≦ Tout TL: 負荷トルク , Tout: 出力トルク 減速機枠番の決定 負荷係数≦減速機のサービスファクター(SF) Step3 : 確認 軸荷重は、 ラジアル荷重 だけか? NO YES ラジアル荷重点 : 軸端面から20mm ラジアル荷重点 : 左記以外 衝撃荷重 : 無し または衝撃荷重 : 有り ラジアル荷重の確認(選定表) ラジアル荷重の確認 軸荷重は、出力軸 許容ラジアル荷重 Pro NO 値以内か? YES 寸法の確認 周囲条件の確認 モータ仕様の確認 Step4 : 形式決定・完了 形式の決定・選定完了 B6 出力軸と連結器の強度を確認(キー面圧等)
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Bevel BUDDYBOX® 選定手順 用語の説明 ・サービスファクター(SF) 減速機の許容入力容量をモータ容量で割った値。 ・使用環境パッケージ 環境 3要素(水・腐食・粉塵)を防ぐレベルを選ぶだけで、仕様が決まるようパッケージ化したもの(B5頁参照)。 手順の説明 ・B9頁より、用途に合った負荷係数を選定してください 。 ・始動・停止を繰り返す運転の場合は、B10 頁の始動・停止頻度と減速機の負荷係数、B11 頁のモータの許容熱容量 を確認してください。また、ブレーキ付の場合は、B11 頁で制動仕事量が許容仕事量 E0 以下であることをご確認く ださい。 ・C27 頁でブレーキトルクを確認してください。 ・B12 頁からの選定表で、お使いのモータ容量が記載されている頁を開いてください。 ・選定表より、ご使用の出力回転数または減速比に近い値が記載されている欄を選んでください。 ・出力トルクが、お客様の使用値を満たしているかどうか、確認ください。出力トルクが足りない場合は、モータ容 量を 1クラス上げてください。 ・選定した負荷係数よりも大きいサービスファクター(SF)を持つ組合せを、選定表から選んでください。 ・減速機の出力軸にかかる荷重は、ラジアル荷重だけかどうか、確認ください。 ・ベベル・バディボックス 4シリーズをご使用ください。 ・ご照会ください。 ・ベベル・バディボックス 4シリーズをご使用ください。 ・寸法を確認してください。お客様のご使用の条件に合わない場合は、ご照会ください。 ・選定した組合せが、周辺の環境などの条件に合っているか、B2、B3 頁の「標準仕様」で確認ください 。  また B5 頁の「使用環境パッケージ」を指定してください。 ・選定した機種に直結されるモータが、お使いの条件(電源、環境、耐熱クラス等)に合っているか、確認ください。 ・選定した機種について、B4頁の「形式」をご参照の上、形式を決定してください。以上で機種選定は完了です。 ・起動・停止時の最大トルクで確認してください。 B7
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Bevel BUDDYBOX® 選定例 B6 頁の選定手順にしたがって、例を挙げて機種選定を行います。 ○使用条件     ・用途 : チェーンコンベア   ・モータ仕様     ・運転パターン : 連続運転     電源周波数 : 50Hz     ・1日あたりの運転時間 : 24 時間 / 日     電圧    : 200V     ・負荷容量 : 6.5kW     ブレーキ  : なし     ・出力回転数 : 145r/min     ・使用機械との連結 : 中空軸軸上取付     その他   : 屋内形 トルクアーム固定  荷重位置 : 軸端面から 20mm   ・周囲の条件  ラジアル荷重 : 3000N     周囲温度 20℃、屋内     ・衝撃荷重の度合い : 衝撃なし 以上の条件を元に、機種選定します。 使用条件と選定及び計算結果 本カタログ掲載頁 ○ 負荷係数の選定 B9頁 チェーンコンベア用途での負荷性質 → U(均一荷重) 表 B2 機械別負荷性質表負荷係数 負荷係数= 1.25(U,24 時間 / 日運転) 表 B1 負荷係数 ○ モータ容量の選定 負荷容量= 6.5kW → モータ容量= 7.5kW B14 頁 ギヤモータ選定表 ○ 出力回転数の選定 電源周波数 50Hz、出力回転数 145r/min → 1450/145 = 10 比 B14 頁 ギヤモータ選定表 ○ 出力トルクの確認 B14 頁 ギヤモータ選定表 T = 9550×6.5(kW)L ×10 = 428N・m≦ 468N・m → OK 1450 TL:負荷トルク ○ 減速機枠番の決定 負荷係数= 1.25 ≦ 1.46 B14 頁 ギヤモータ選定表 減速機枠番・減速比:10-HZ524-EP-10 ○ ラジアル荷重のチェック Pr ≦ Pro/Cf B14 頁 ギヤモータ選定表 3000(N)≦ 5450(N)/1 = 5450(N) → OK ○ 寸法の確認 B17 頁 寸法表 寸法表で確認 ○ 周囲条件の確認 B3頁 標準仕様 周囲温度 20℃ → OK ○ モータ仕様の確認 B2頁 標準仕様 200V 50Hz 屋内形 → 標準仕様でOK ◎ 形式の決定 B4頁 形式 決定形式:LNYM10-HZ524-EP-10 以上で選定は終了です。 B8
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Bevel BUDDYBOX® 負荷係数 ベベル ・バディボックス減速機 H シリーズは、均一荷重・1日 10 時間の運転条件の下に設計されています。 1日 10 時間を超えて運転される場合や、使用機械の負荷条件によっては、次の負荷係数を見込む必要があります。 負荷係数の選定は負荷の性質により、次の①または②の方法に分けられます。 ① 機械別負荷性質による選定 【負荷係数の区分】   U:均一荷重   M:軽衝撃   H:重衝撃 表B1 減速機の負荷係数 ~ 10 時間 / 日 ~ 24 時間 / 日 運転時間 U M H U M H 負荷係数 1.00 1.25 1.75 1.25 1.50 2.00 注)負荷係数は、ベベル ・バディボックス 4シリーズ、5シリーズと異なります 。 表 B2 機械別負荷性質表 圧縮機・ポンプ 選別機械 食品  コンプレッサ  クラシファイヤ M  精米機 U 精糖   往復動式 多気筒 M  スクリーン  ビートスライサ M  ケーンナイフ M        単気筒 H   回転式(石・砂利) M  ダウミキサ M  クラッシャ M  ポンプ   空気方式 U  ミートグラインダ M  ミル H   遠心式 U   トラベリングスクリーン U  ドライヤ *   可動翼式 M 製油   往復動式 粉砕機械  チラー M醸造・蒸留    単動3シリンダ以上 M  クラッシャ  パラフィンフィルタプレス MU    復動2シリング以上 M  罐詰機・びん詰機   鉱石・石 H  ロータリキルン M   回転式(ギヤタイプ、他) *  ミル(回転式)  ブルーケトル(連続) U   ボール・ベベル・ }  マッシュタブ(連続) U セメント運搬・物上げ機械   ロッド・ハンマ H  クッカ(連続) U  ドライヤ・クーラ M  エレベータ   キルン M  スケールホッパ(ひんぱんな始動)  セメントキルン *   バケット均一荷重 U   タンブラ H M       重荷重 M  サンドミューラ M 繊維・紡織   エスカレータ U 製紙  バッチャ・カレンダ・カード   フライト M 印刷機 *  エアレータ *  乾燥機・ドライヤ・染色機   乗客用・作業者用 *  アジテータ M M   水門ゲート * 洗たく機  マングル・ナッパ・パッド M  カーダンパ H  パーカ補助用(水圧式) M  スラッシャ・ソーパ・ワインダ  カープーラ M 工作機械  機械式パーカ M  紡糸機・幅出機・洗布機  クレーン・ホイスト  ねじ立盤 H  ドラムパーカ H  布仕上機  M   主巻 中荷重 M  パンチプレス(ギヤ駆動) H  ビータ・パルパ M    洗濯機・パッド・幅出機・      重荷重 H  プレナ H  漂白機 U    (ドライヤ・カレンダなど )   スキップホイスト M  ベンディングロール M  コンベヤ U 船舶   桁走行・トロリ横行 *  一般工作機械 *  コンベヤ(原木用) H  コンベヤ(均一荷重)  カッタ・プレータ   はしけけん引機 H H   エプロン・アセンブリ・ } ゴム・プラスチック シリンダ   *   ウインドラスM   ベルト・バケット・ M U  押出機  リール(パルプ用)   かじ取機 M   チェーン・フライト・   ロッド・パイプ・チューブ U  チェスト   キャプスタン・カーゴウインチ * M   オーブン・スクリ ュ   ブロー成形機 M  ウォッシャ・シックナ   ムアリングウインチ *  コンベヤ(重荷重・変動送り) M  プレプラスティサイザ M  ターニングギヤ *   エプロン・アセンブリ・ }   その他 *  抄紙機   ベルト・バケット・  ミキサ   クーチ M M H 陶業   チェーン・フライト・   サクションロール U ラバーカレンバダ M  煉瓦プレス・練炭機 H   オーブン・スクリュ   プレス U   レシプロ・シェーカ H  ラバーミル(2並列以上) M   ドライヤ M  パグミル M  ストーカ U  シータ・リファイナ M   カレンダ M  一般陶業機械 M  ドライドッククレーン *  チューバ・ストレーナ M   スーパカレンダ H  ワインダ U 水処理  フィーダ  クラッカ H  クラリファイヤ U   ディスク U  ドライヤ * 製鉄  バースクリーン U   エプロン・ベルト・スクリュ M  ブライドルロール駆動 H  ケミカルフィーダ U   レシプロ H しゅんせつ機  ケーブルリール・コンベヤ M  スラグプッシャ M  コレクタ U 混合機械  カッタヘッド駆動 H  ドローベンチ(台車・主駆動) H  脱水スクリーン M  アジテータ  ジグ駆動 H  成形機 H  スカムブレーカ M   純液体 U  スクリーン駆動 H  スリッタ M  ミキサ M   液体(密度変化) M  スタッカ・ウィンチ M  テーブルコンベヤ *  シックナ M   液体と固体 M  ピンチドライヤ・スクラバロール *  バキュームフィルタ M  ミキサ  伸線機・圧延機 M  エアレータ *   密度一定 U  線材巻取機 M  フロキュレータ M   密度変化 M  リール(ストリップ用) M   コンクリートミキサ M  ロータリスクリーン U 木工業 * *印および表中に記載されていない機械についてはご照会ください。 注)実際にご使用になる機械と本表の名称・機械性質が異なる場合がありますので、選定時には参考値としてご使用ください 。 B9
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Bevel BUDDYBOX® 負荷係数 ② 始動・停止頻度による選定 始動・停止を頻繁に行う運転をされる場合、始動・停止頻度と減速機の負荷係数(表 B3)を目安に選定し、同時に表 B4 に記載されているモータの許容熱容量を確認ください。また、ブレーキ付モータの場合は、ブレーキによる制動仕事量を C27 頁をご参照の上計算し、表 B5 に記載されている許容仕事量 E0 以下であることをご確認ください。(非常停止の場合 も、合わせてご確認ください。) 表 B3 始動・停止頻度と減速機の負荷係数 プレミアム効率三相モータ 始動・停止頻度 ~ 10 時間 / 日 ~ 24 時間 / 日 ( 回 / 時間) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅲ 1以下 1.00 1.15 1.50 1.20 1.30 1.65 ~ 3 以下 1.00 1.25 1.60 1.20 1.40 1.70 ~ 10 以下 1.00 1.35 1.70 1.20 1.50 1.80 ~ 60 以下 1.00 1.45 1.75 1.25 1.65 2.00 2 モータ軸換算負荷の慣性モーメント(モータ軸換算負荷のGD 2) 慣性モーメント(GD )比 =         モータの慣性モーメント(モータのGD2) Ⅰ:許容できる慣性モーメント(GD2)比 ≦ 0.3 負荷係数の区分 Ⅱ:許容できる慣性モーメント(GD2)比 ≦ 3 Ⅲ:許容できる慣性モーメント(GD2)比 ≦ 10 注)1. 負荷係数は、ベベル ・バディボックス 4シリーズ、5シリーズと異なります。   2. 始動・停止回数にはブレーキ、クラッチ等による制動回数を含めてください。   3. トルク、ラジアル負荷がかかった状態で始動される場合には、別途検討が必要な場合もありますのでご照会ください。   4. 始動・停止頻度と慣性モーメント(GD2)比が、上記の値を超える場合は、ご照会ください。 ご注意 ・プレミアム効率三相モータは始動トルク・停動トルク(最大トルク)が大きいため、選定手順や  始動・停止頻度と減速機の負荷係数が従来のモータと異なっています。 B10
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Bevel BUDDYBOX® 負荷係数 表 B4 モータの許容熱容量(C×Z) 許容C×Z モータ慣性モーメント kg・m2 モータ GD2 kgf ・m2 kW×4P (35%ED以下) (35% ED超~ (50% ED超~ (80% ED超~50% ED以下) 80% ED以下) 100% ED以下) 標 準 ブレーキ付 標 準 ブレーキ付 プ 2.2 1000 900 400 200 0.00880 0.00978 0.0352 0.0391 三レ 3.0 1000 900 400 200 0.0100 0.0110 0.0400 0.0440 相ミ モア 3.7 800 800 800 700 0.0194 0.0209 0.0777 0.0835 ーム 5.5 300 300 200 150 0.0291 0.0306 0.116 0.122 タ効 7.5 400 350 300 300 0.0409 0.0450 0.164 0.180 率 11 200 200 150 150 0.0561 0.0602 0.224 0.241 次の①~③で求めた C×Zが、表 B4 に該当するモータ容量・%EDにおいて、許容 CZ以内であることをチェックします。 ① C を下記式から求めます。 J 2 2M+ JL       GDM + GDL [SI 単位 ] C = [ 重力単位 ]   C =  J 2M GDM      JM;モータの慣性モーメント(kg・m2) GD 2M ;モータのGD2(kgf・m2) JL;モータ軸換算・モータ以外の総慣性モーメント(kg・m2) GD 2 L ;モータ軸換算・モータ以外の総GD2(kgf・m2) ② 1時間あたりの始動回数 Z(回 /hr)を求めます。 (a)1周期の運転時間 t a(s) 休止時間 t b(s)とし、この期間に nr(回 /cycle)の始動をする場合 Z = 3 60 0nr  r (回 /hr) t a + t b (b)また、1周期間(ta+tb)中にインチング回数 ni(回 /cycle)を有する時は、これについても1時間当たりの インチング回数 Zi に換算した始動回数に換算します。 Z = 3i  60 0n i (回 /hr) t a + t b (c)(a)および(b)から 1時間当たりの始動回数 Z(回 /hr)を求めます。 Z =Z + 1   Z   =    36  00   r i ・ ( n r+   1 ni)(回 /hr) 2   t a + t b  2 ③ C×Zを求めます。 ①で求めた Cと②で求めた Zの積 C×Z を求めます。 ④負荷時間率% ED t a % ED =  t  a +  t  ×100b 表 B5 モータブレーキの許容仕事量 E0 単位:E0(J/min) ブレーキ形式 FB-3E FB-5E FB-10EFB-4E FB-8E FB-15E 許容仕事量 E0 5720 6900 10800 ブレーキ形式は C28 頁をご参照ください。 B11
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Bevel BUDDYBOX® 選定表 周波数 Hz 50Hz 60Hz 補助形式 2.2kW モータ極数 P 4 EP:プレミアム効率三相モータ モータ回転数 n1 r/min 1450 1750 AP:インバータ用プレミアム効率三相モータ 50Hz 60Hz 形式(B4 頁参照) 出力 回転数 出力トルク 出力軸許容 ラジアル荷重 出力 出力トルク 出力軸許容 寸法図容量 補助 n Tout2 Pro SF 回転数 ラジアル荷重 SF (頁)記号 枠番 形式 減速比 r/min N・m kgf・m N kgf r/min N・m kgf・m N kgf 287 69.6 7.11 5950 607 2.50 346 57.7 5.89 5750 587 3.00 3 - HZ522 - EPAP - 5 207 96.4 9.84 6510 664 2.50 250 79.8 8.15 6300 643 3.00 3 - HZ522 - EPAP - 7 145 138 14.1 7100 724 2.50 175 114 11.6 6910 705 3.00 3 - HZ522 - EPAP - 10 B16 119 168 17.2 7430 758 2.50 143 139 14.2 7250 740 3.00 3 - HZ522 - EPAP - 12 95.1 210 21.4 7740 790 2.50 115 174 17.8 7590 774 3.00 3 - HZ522 - EPAP - 15 74.8 267 27.2 7930 809 2.50 90.3 221 22.6 7840 800 3.00 3 - HZ522 - EPAP - 20 周波数 Hz 50Hz 60Hz 補助形式 3.0kW モータ極数 P 4 EP:プレミアム効率三相モータ モータ回転数 n1 r/min 1450 1750 50Hz 60Hz 形式(B4 頁参照) 出力 出力軸許容 回転数 出力トルク 出力 出力軸許容 寸法図 n Tout ラジアル荷重 出力トルク Pro SF 回転数 ラジアル荷重 SF 容量 補助 (頁) 2 記号 枠番 形式 減速比 r/min N・m kgf・m N kgf r/min N・m kgf・m N kgf 287 95.0 9.69 5950 607 1.83 346 78.7 8.03 5750 587 2.20 4 - HZ522 - EP - 5 207 131 13.4 6510 664 1.83 250 109 11.1 6300 643 2.20 4 - HZ522 - EP - 7 145 188 19.2 7100 724 1.83 175 156 15.9 6910 705 2.20 4 - HZ522 - EP - 10 B16 119 229 23.4 7430 758 1.83 143 190 19.4 7250 740 2.20 4 - HZ522 - EP - 12 95.1 286 29.2 7740 790 1.83 115 237 24.2 7590 774 2.20 4 - HZ522 - EP - 15 74.8 364 37.1 7930 809 1.83 90.3 301 30.8 7840 800 2.20 4 - HZ522 - EP - 20 実減速比 減速比 枠番 5 7 10 12 15 20 HZ522 5.059 7 10 12.21 15.25 19.39 注)1. 選定表に記載の機種の形式については、B4頁をご参照ください。   2. 出力軸許容ラジアル荷重 Pro は、軸端面から 20mmの値です。   3. 上 記のモータ回転数 n1 は代表値であり、出力回転数 n2 はこのモータ回転数による値です。モータ回転数の詳細は、技術 資料の C18 頁をご参照ください。   4. 本表に記載の内容は予告無しに変更することがあります。 B12
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Bevel BUDDYBOX® 選定表 周波数 Hz 50Hz 60Hz 補助形式 3.7kW モータ極数 P 4 EP:プレミアム効率三相モータ モータ回転数 n1 r/min 1450 1750 AP:インバータ用プレミアム効率三相モータ 50Hz 60Hz 形式(B4 頁参照) 出力 回転数 出力トルク 出力軸許容 Tout ラジアル荷重 出力 回転数 出力トルク 出力軸許容 寸法図 n Pro SF ラジアル荷重 SF 容量 枠番 補助 減速比 (頁) 2 記号 形式 r/min N・m kgf・m N kgf r/min N・m kgf・m N kgf 287 117 12.0 5950 607 1.49 346 97.0 9.91 5750 587 1.78 5 - HZ522 - EPAP - 5 207 162 16.5 6510 664 1.49 250 134 13.7 6300 643 1.78 5 - HZ522 - EPAP - 7 145 232 23.6 7100 724 1.49 175 192 19.6 6910 705 1.78 5 - HZ522 - EPAP - 10 B16 119 283 28.9 7430 758 1.49 143 234 23.9 7250 740 1.78 5 - HZ522 - EPAP - 12 95.1 353 36.0 7740 790 1.49 115 293 29.9 7590 774 1.78 5 - HZ522 - EPAP - 15 74.8 449 45.8 7930 809 1.49 90.3 372 38.0 7840 800 1.78 5 - HZ522 - EPAP - 20 周波数 Hz 50Hz 60Hz 補助形式 5.5kW モータ極数 P 4 EP:プレミアム効率三相モータ モータ回転数 n1 r/min 1450 1750 AP:インバータ用プレミアム効率三相モータ 50Hz 60Hz 形式(B4 頁参照) 出力 出力軸許容 回転数 出力トルク 出力 出力軸許容 寸法図 n Tout ラジアル荷重 回転数 出力トルクSF ラジアル荷重 SF 容量 補助 2 Pro (頁) 記号 枠番 形式 減速比 r/min N・m kgf・m N kgf r/min N・m kgf・m N kgf 282 177 18.1 5580 569 1.36 340 147 15.0 5440 555 1.64 8 - HZ523 - EPAP - 5 206 242 24.7 5980 610 1.36 248 201 20.5 5870 599 1.64 8 - HZ523 - EPAP - 7 147 338 34.5 6320 645 1.36 178 280 28.6 6250 638 1.64 8 - HZ523 - EPAP - 10 B16 119 420 42.9 6420 655 1.36 143 348 35.5 6410 654 1.64 8 - HZ523 - EPAP - 12 99.7 500 51.1 6480 661 1.36 120 415 42.3 6520 665 1.64 8 - HZ523 - EPAP - 15 71.1 701 71.6 12200 1240 2.00 85.9 581 59.3 12000 1220 2.40 8 - HA635 - EPAP - 20 B18 実減速比 減速比 枠番 5 7 10 12 15 20 HZ522 5.059 7 10 12.21 15.25 19.39 HZ523 5.143 7.043 9.833 12.20 14.54 HA635 20.38 注)1. 選定表に記載の機種の形式については、B4頁をご参照ください。   2. 出力軸許容ラジアル荷重 Pro は、軸端面から 20mmの値です。   3. 上記のモータ回転数 n1 は代表値であり、出力回転数 n2 はこのモータ回転数による値です。モータ回転数の詳細は、技術 資料の C18 頁をご参照ください。   4. 本表に記載の内容は予告無しに変更することがあります。 B13
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Bevel BUDDYBOX® 選定表 周波数 Hz 50Hz 60Hz 補助形式 7.5kW モータ極数 P 4 EP:プレミアム効率三相モータ モータ回転数 n1 r/min 1450 1750 AP:インバータ用プレミアム効率三相モータ 50Hz 60Hz 形式(B4 頁参照) 出力 出力軸許容 回転数 出力トルク 出力Tout ラジアル荷重 回転数 出力トルク 出力軸許容 寸法図 SF ラジアル荷重 SF 容量 枠番 補助n Pro (頁)2 記号 形式 減速比 r/min N・m kgf・m N kgf r/min N・m kgf・m N kgf 292 233 23.8 5130 523 1.47 352 193 19.7 5060 516 1.76 10 - HZ524 - EPAP - 5 211 322 32.9 5380 549 1.47 255 267 27.3 5350 546 1.76 10 - HZ524 - EPAP - 7 B17 146 468 47.7 5450 556 1.47 176 387 39.6 5530 564 1.76 10 - HZ524 - EPAP - 10 117 580 59.2 12000 1220 2.00 142 480 49.0 11700 1190 2.40 10 - HA635 - EPAP - 12 97.6 698 71.2 12500 1270 2.00 118 578 59.0 12200 1240 2.40 10 - HA635 - EPAP - 15 B19 71.1 956 97.6 12200 1240 1.47 85.9 792 80.9 12000 1220 1.76 10 - HA635 - EPAP - 20 周波数 Hz 50Hz 60Hz 補助形式 11kW モータ極数 P 4 EP:プレミアム効率三相モータ モータ回転数 n1 r/min 1450 1750 AP:インバータ用プレミアム効率三相モータ 50Hz 60Hz 形式(B4 頁参照) 出力 出力トルク 出力軸許容回転数 ラジアル荷重 出力 出力軸許容 寸法図 n Tout Pro SF 回転数 出力トルク ラジアル荷重 SF 容量 補助 (頁) 2 記号 枠番 形式 減速比 r/min N・m kgf・m N kgf r/min N・m kgf・m N kgf 289 346 35.3 8740 892 1.68 349 286 29.2 8540 871 2.02 15 - HA635 - EPAP - 5 209 478 48.8 9690 989 1.68 252 396 40.5 9470 966 2.02 15 - HA635 - EPAP - 7 145 688 70.3 10200 1040 1.68 175 570 58.2 10100 1030 2.02 15 - HA635 - EPAP - 10 B19 117 850 86.8 10300 1050 1.47 142 704 71.9 10300 1050 1.64 15 - HA635 - EPAP - 12 97.6 1020 104 10500 1070 1.47 118 848 86.5 10500 1070 1.64 15 - HA635 - EPAP - 15 実減速比 減速比 枠番 5 7 10 12 15 20 HZ524 4.969 6.868 9.964 HA635 5.020 6.949 10 12.35 14.86 20.38 注)1. 選定表に記載の機種の形式については、B4頁をご参照ください。   2. 出力軸許容ラジアル荷重 Pro は、軸端面から 20mmの値です。   3. 上記のモータ回転数 n1 は代表値であり、出力回転数 n2 はこのモータ回転数による値です。モータ回転数の詳細は、技術 資料の C18 頁をご参照ください。   4. 本表に記載の内容は予告無しに変更することがあります。 B14