1/6ページ
ダウンロード(5.5Mb)
工場の課題をロボット導入で解決する提案事例をご紹介!
事例1:段ボールデパレタイズ(食品)
事例2:焼き菓子の整列・トレー詰め
事例3:包装前のお菓子をピック&プレイスし整列
事例4:間隔が不揃いなお菓子を3つ一気にトレー詰め
事例5:段ボールパレタイズ
関連メディア
このカタログについて
ドキュメント名 | ロボット導入|課題解決提案事例①【ALFIS】 |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 5.5Mb |
取り扱い企業 | 株式会社JRC(ALFIS) (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ

このカタログの内容
Page1
ロボット導入
課題解決事例集
食品工場編①
株式会社 JRC ロボット SI 事業本部[アルフィス]
〒 591-8025 大阪府堺市北区長曾根町 130 番地 42
さかい新事業創造センター[S-Cube]201 号室
072-267-4975
2002AZAP
Page2
課題解決提案事例
段ボールデパレタイズ(食品)
Before After
材料が入った様々な寸法の段ボールが ロボット1台で自動でデパレタイズ。
積まれたパレットから、作業員1名が1日中手作業 空になったパレットは自動で排出し積み上げる。
でデパレタイズを行う。
ワークの種類 段ボール
納入先 食品加工業者
工程・用途 デパレタイジング
プロダクト ロボットデパレタイズシステム
課題 大きくて重い段ボールをパレットから降ろす作業は、作業者の負担が大きい。
労災の防止。
体力が必要な作業であるため人員確保が難しい。
ご提案 デパレタイズからパレット排出までの作業をロボット化。
人が行う作業は、ロボットの動作開始・停止時に簡単な操作を行うのみ。
3Dビジョンで段ボールのサイズを自動認識しデパレタイズするため、
単載・混載両方のパレットに対応可能。
ロボットの動き ①加工食品の材料が入った段ボールを積んだパレットが、ロボットのところまで
コンベアで運ばれてくる。
②パレット上部に設置されたカメラで段ボールの大きさ・高さを認識。
③ロボットが段ボールを1つずつピックし、次工程行きのコンベア上におろす。
④パレットが空になると、自動で排出し空パレットを積み上げる。
⑤空のパレットが一定数たまったら、作業者がハンドリフターでパレット置き場へ運ぶ。
株式会社 JRC ロボットSI 事業本部
課題解決事例集
Page3
課題解決提案事例
焼き菓子の整列・トレー詰め
Before After
焼きあがったラングドシャを2名が手作業で目視検査 次工程(画像検査 )用コンベアへの載せ替え・整列作業
し、包装機へ供給。 を装置1台、トレー詰め作業をもう1台で自動化し、計
個包装済みのラングドシャを3名でトレー詰め。 4名の人員削減。正確な整列により画像検査の精度向上。
※画像検査機:YEデジタル製
後の工程原因によるチョコ停時のオーバーフロー防止。
ワークの種類 ラングドシャ、洋菓子、お菓子、個包装、ピロー包装
納入先 マツザワホールディングス株式会社
工程・用途 搬送 /コンベア載せ替え / 整列 /トレー詰め
プロダクト パラレルリンクロボット搭載 高速ピッキングシステム
課題 後工程の装置(ピロー包装機)のチョコ停時にラングドシャの生産は止まらないため、
良品のラングドシャがオーバーフローしロスが発生する。
人手不足を解消し、少人数で生産性を維持する。
ご提案 コンベヤ載せ替え・整列は1つの装置に 2台のパラレルリンクロボットを搭載し、
作業効率を最大化。検査工程前に整列作業を行うことで、検査精度を向上。
チョコ停時はバッファー用コンベアに退避させる機能で、ロス発生を防止。
トレー詰めはオリジナルの3個取りハンドを使用し、ロボット1台で効率よく行う。
ロボットの動き < 装置1> ①焼きあがったラングドシャがランダムに流れてくる。
②次の画像検査工程のコンベア上に1列に整列・載せ替え、次工程へ送る。
③後工程が停止しているときは、装置に搭載のバッファーコンベアに
載せ替えることでロスを防止する。
④後工程が稼働再開した際は、前工程のコンベアと同時並行で
バッファーコンベア上のラングドシャも次工程用コンベアへ載せ替える。
<装置2> ①トレーを1枚ずつ手作業でトレー用コンベアに流す。
②ピロー包装機から1列で流れてくるラングドシャを3個取りのハンドで
ピックし、横 3個x縦 2個x高さ2段のトレーに詰める。
③トレーが満たされたら排出コンベアに押し出し、トレーの箱詰め工程へ流す。
株式会社 JRC ロボットSI 事業本部
課題解決事例集
Page4
課題解決提案事例
包装前のお菓子をピック&プレイスし整列
Before After
焼きあがったラングドシャを2名が手作業で目視検査 パラレルリンクロボットを2台搭載した高速ピッキン
し、包装機へ供給。 グシステムを使い、全自動で次工程用コンベアへ載せ
替え・整列。
ワークの種類 ラングドシャ、焼き菓子、食品、未包装品
納入先 マツザワホールディングス株式会社
工程・用途 搬送 /コンベア載せ替え / 整列
プロダクト パラレルリンクロボット搭載 高速ピッキングシステム
課題 生の食品を扱う工程であるため、清潔性が求められる。
コンベアから次のコンベアに載せ替えるだけの単純作業だが、一度に大量に流れて
くるため人員を2名配置している。
ご提案 清掃性・清潔性の高いパラレルリンクロボットであれば、食品を直接ハンドリング可能。
ロボット同士が可動範囲を共有しながらぶつからずに動くことができるため、
狭いスペースに 2台設置でき、2名分の作業を省スペースでロボット化。
ロボットの動き ①焼きあがったラングドシャがランダムに流れてくる。
②1個どりハンドのロボット2台でラングドシャをピック。
③次の画像検査工程のコンベア上に1列に整列・載せ替え、次工程へ送る。
④後工程が停止しているときは、装置に搭載のバッファーコンベアに載せ替える
ことでロスを防止する。
⑤後工程が稼働再開した際は、前工程のコンベアと同時並行でバッファーコンベア
上のラングドシャも次工程用コンベアへ載せ替える。
株式会社 JRC ロボットSI 事業本部
課題解決事例集
Page5
課題解決提案事例
間隔が不揃いなお菓子を3つ一気にトレー詰め
Before After
個包装済みのラングドシャを3名で手動でトレー詰め。 装置1台+装置にトレーを供給する担当1名でトレー
詰め。作業員 2名の削減。
ワークの種類 ラングドシャ、洋菓子、お菓子、個包装、ピロー包装
納入先 マツザワホールディングス株式会社
工程・用途 搬送 /トレー詰め
プロダクト パラレルリンクロボット搭載 高速ピッキングシステム
課題 前工程のピロー包装機から送られてくるワークは等間隔ではなく、コンベア速度が
速い。
傾いたりはみ出したりしないように、隙間の小さいトレーにぴったり詰める必要がある。
ご提案 オリジナル開発の可変ピッチ3個どりハンドを使用し、一度に3個ずつピック&プレイス。
トラッキング性能の高さと、それに合わせたピッチ調整で正確にワークの位置を
とらえてピックすることが可能。
ロボットの動き ①トレーを1枚ずつ手作業でトレー用コンベアに流す。
②ピロー包装機から1列で流れてくるラングドシャをを3個どりハンドでピックし、
横 3個x縦 2個x高さ2段のトレーに詰める。
③トレーが満たされたら排出コンベアに押し出し、トレーの箱詰め工程へ流す。
株式会社 JRC ロボットSI 事業本部
課題解決事例集
Page6
課題解決提案事例
段ボールパレタイズ(鶏卵)
Before After
パック入り卵の入った約15kg の段ボールを作業員が ロボット1台で 2ライン分の作業を行い、
手作業でパレタイズ。 作業員1名削減。
1ラインにつき作業員1名x2ライン。 積み付け作業はロボットが行うため、作業員はロボッ
トの操作を行うだけになる。
作業員を重労働から解放し、労災のリスクを低減。
ワークの種類 段ボール /たまご
納入先 食品業界、鶏卵業界、菓子業界、ベイカー
工程・用途 パレタイジング
プロダクト ロボットパレタイズシステム
課題 14kg の段ボールをパレタイズするという重労働をロボット化することにより、
労働環境を改善し、労災を防止したい。
ご提案 協働ロボットを使用した省スペースなパレタイズシステム。
工場のレイアウト上安全柵の設置スペースが撮れないため、協働ロボットを採用し
エリアセンサで安全対策を行う。
ロボットの動き 2ラインのコンベアから、それぞれ1分 /1個の速度で流れてくる段ボールを、
2個のパレットにパレタイズ。
ロボットの作業速度は 30s/ 段ボール1個。
①封函機から流れてくる段ボールを、コンベアの先端で位置決め。
②ロボットハンドで段ボール吸着しコンベアから持ち上げ、パレット上に積む。
③パレットが満載になったら、作業者がハンドリフターで空のパレットと交換する。
※1 片方のパレットが満タンになった場合、もう片方のラインだけパレタイズ作業
が継続する。
※2 パレットの取り出し作業中は、ロボットは協働モード(低速運転)で稼働する。
株式会社 JRC ロボットSI 事業本部
課題解決事例集