MGB2モジュラー　PROFINET/PROFISAFE

PROFINET/PROFISAFE ネットワーク機器を⽤いた MGB2モジュラー 安全の新コンセプト 危険な機械を囲む安全柵、その安全扉の防護策としてガードロックスイッチが使⽤されます。お客様の製造現場では、そのガード ロックスイッチに加え、⾮常停⽌押しボタンボックスや、施錠/解錠/リセットのためのボタンボックス、さらにはイネーブルス イッチや、機械を部分駆動させるためのコマンド類を集めたコマンドステーションが安全柵近傍に配置されているかもしれません。 それらのボックスやステーションが有効スペースを侵害している、或いは、配線が邪魔になる、そのような状況をMGB2モジュラー が解決します。さらに、安全防護のファンクションをアップグレードし、最適化された安全システムとして完成させることも可能 です。 例えば、このような製造現場で… いくつかの安全扉が設置されています。それら扉には安全防護策としてガードロックスイッチが導⼊されています。各扉の解錠の ための押しボタンとローカルリセットのための押しボタン、そして有事のための⾮常停⽌ボタンが必要と仮定します。それらを設 置し、配線をすることを想像してみてください。さらには扉開閉のためのハンドルや、危険区域からの脱出機構、そして危険区域 内作業時の安全確保のためのロックアウト機構といったメカニカルな要素も考慮してみてください。 もし、お客様がPROFINET/PROFISAFEをお使いならば、MGB2モジュラーを⽤いた以下のようなシステムで必要事項を完全にカバーで きます。MGB2の取り付けイメージについては上の画像を参照ください。 機器設置や配線の⼿間と⼯数が⼤きく低減できます。ガードロック装置はマルチファンクションなゲートボックスとなります。 PROFINET/PROFISAFE対応PLC MGB2 MGB2 MGB2 MGB2 電源 オイヒナー株式会社 愛知県⼩牧市⼩牧原新⽥1269-1 Tel : 0568-74-5237 / email : info@euchner.jp EUCHNER Co.,Ltd.

PROFINET/PROFISAFE MGB2モジュラー 安全の新コンセプト MGB2の基本機能 選べるサブモジュール（例） サブモジュールを⼊れ替えることにより、MGB2は設備改造に 伴うファンクション変更に容易に対応できます。保守⾯にお いても、時間的、コスト的メリットを得ることが出来ます。 配線変更などは必要ありません。ホットプラグですから運転 中の抜き差しができます。 照光式E‐STOP セレクターSW×3 照光式PB×3 ラベル×3 (カバー付き) イネーブルSW⽤ (⽂字印字カ 照光式PB×2 コネクター×1 ラーレンズ付) キーセレクタSW 照光式PB×1 照光式PB×2 セレクタSW 照光式E‐STOP 照光式PB×2 (シンボル印字 照光式PB×2 照光式PB×2 レンズ付き)

PROFINET/PROFISAFE MGB2モジュラー 安全の新コンセプト シンプルかつフレキシブルな接続⽅法 MGB2モジュラーは、MGB2本体にバスモジュールMBMが装備されることで、PROFINET / PROFISAFEのシステムに統合されます。 このバスモジュールMBMは、MGB2に直接接続するか、スペースが狭い場合はリモートでマウントできます。 バスモジュールMBMが リモートでマウントされている場合、1つのMBMに複数のMGB2モジュラーを接続することも可能です。 バスモジュールを分離し、安全柵内に設置 例えば、製造ラインの両サイドにある安全扉に取り付けられたMGB2を、1台のバスモジュールMBMに接続する。 さらなる拡張性 拡張モジュールMCM、或いはMSMを⽤いれば、MGB2にさらなる機能を追加することがき ます。例えば、安全柵の近傍にある⾃⽴式のコマンドステーションは、その機能によって はMGB2に⼀体化することができます。また、拡張モジュールはMGB2にリモート接続可能 ですから、そのコマンドステーションは⼀定の範囲で⾃由に配置することができます。 この拡張性は、PROFINET/PROFISAFEによるネットワーク制御によって、お客様のアプリ ケーションをいっそう最適化することに貢献します。 拡張モジュールMCMはサブモジュー 拡張モジュールMSMはサブモジュールを⽤いて最⼤ ルを⽤いて最⼤12個のコマンドを追 6個のコマンドを追加できます。M12‐5ピンを使⽤す 加できます。 る安全スイッチのジャンクションとしても使⽤可能。

PROFINET/PROFISAFE MGB2モジュラー 安全の新コンセプト PROFINET/PROFISAFEを⽤いたシステム最適化・アップグレード MGBシリーズ オイヒナーは、PROFINET/PROFISAFEに接続可能なアイテムを様々⽤意しております。先に紹介しましたMGB2モジュラーは、安全 スイッチに多くの機能を追加して完成され付加価値の⾼い安全システムの構築に役⽴ちます。 MGB‐CB‐PNはコントロールパネルとして使⽤できます。これは、マルチファンクションゲートボックスMGB/MGB2を使⽤しなくと も、独⽴してPROFINET/PROFISAFEネットワークに接続して使⽤することができます。 MGB‐PNは、各型番毎で搭載されているコマンドファンクションが固定されています。MGB‐PNには、PROFINET RTスイッチが搭載さ れたモデルがございます。RTスイッチにより、ポイント‐トゥ‐ポイント トポロジー ネットワーク構成を採ることができます。 製品例 MGB‐CB‐PN MGB‐CB‐PN MGB‐B‐PN MGB‐PN MGB‐PN イネーブリングスイッチの接続 また、RC12コネクターを⽤いたオイヒナーのイネーブリングスイッチを使⽤される場合、MGB‐PNはそれらを受け付けるインター フェイスを備えています。なお、MGB2モジュラーにおいてもM12‐5ピンコネクター接続を⽤いた3ステージイネーブリングスイッ チZSAを使⽤することが出来ます。 MGB/MGB2にプラグイン接続されたイネーブリングスイッチもまたPROFINET/PROFISAFEによって制御されます。 ZSA ZSB ZSR ZSM ※写真のMGB2はMGB2クラシック（ハードワイヤ接続）です。

PROFINET/PROFISAFE MGB2モジュラー 安全の新コンセプト 安全スイッチの接続 CES CTP CET 製造現場には安全柵で囲まれた機械だけではなく、様々な機械が存在し、安全柵内外問わず、それぞれの機械が安全防護を備えて います。安全ガードロックスイッチや⾮接触インターロックスイッチなどです。SIEMENS ET200proを⽤いることにより、それら安 全スイッチもまたPROFINET/PROFISAFEに簡単かつシンプルに接続でき、制御することができます。 オイヒナーは、ET200proへのインターフェイスを備えたモデルを多数揃えております。 電⼦キーシステムの活⽤ 製造現場には、安全のみならず、セキュリティーを確保しなければならないフェイズや イベントが多々存在します。 先ず安全で⾔えば、例えば、訓練を受けたばかりの作業者と熟練の作業者では機械の使 ⽤できる機能の制限に違いがあるべきです。セキュリティーで⾔えば、製品の製造プロ セスにおいて品質の元である製造レシピは、特定の有権限者のみが⼊⼒したりアクセス 可能であるべきです。 或いは、機械を使⽤する作業者個⼈の判定や機械の使⽤状況ログの取得が、安全やセ キュリティー、品質確保のための役⽴つデータを提供します。 そのような管理に、RFIDを⽤いた電⼦キーシステムEKSが役に⽴ちます。EKSはPROFINET に対応しており、電⼦キーに書き込まれたデータを簡単に制御部に送ることが出来ます。 EKS FSAタイプであれば、タッチパネル上の疑似キーや、ボタン類によるモード選択との 併⽤により、ISO13849‐1 PLeに対応できる安全モードセレクターとしてのアプリケー ションを構築できます。

PROFINET/PROFISAFE MGB2モジュラー 安全の新コンセプト 安全の新コンセプト ⼯業の分野、その製造現場においてもイーサネットの活⽤は今や⼀般的になりつつあります。⽣産設備、製造機械のネットワーク への接続は、設計から組み⽴て、使⽤や保守に⾄るまで、簡略化と最適化によりユーザーに様々な利点を与えます。 産業⽤イーサネットで世界的に広⼤なシェアを持つPROFINET/PROFISAFEは⽇本でも普及しており、そのPROFINET/PROFISAFEのユー ザー様に、オイヒナーは、皆さまの⽣産ラインがより安全に、より合理的に、より⾼利便になるシステムを提案致します。 安全機器のネットワーク ソリューション コンプリーテッド コントロールパネル MGB‐CB‐PN 作業権限分け・⼯程におけるセキュリティー・品質管理 電⼦キーシステムEKS 多機能・⾼拡張性・⾼柔軟性の安全ガードロック装置 マルチファンクションゲートボックスMGB2モジュラー オイヒナー オイヒナー株式会社は、ドイツ EUCHNER GmbHの⽇本⼦会社です。EUCHNERは オイヒナー株式会社 ⼯作機械業界や⾃動⾞製造設備業界をはじめ、世界の様々な産業に、⾼機 愛知県⼩牧市⼩牧原新⽥1269‐1 能・⾼品質な安全機器を提供しています。ご興味のある製品がございました 電話：0568‐74‐5237 ファックス：0568‐74‐5238 らお気軽にお問合せください。 e‐mail : info@euchner.jp