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ERP

エンタープライズ・リソース・プランニング(英: enterprise resource planning、ERP)とは、企業全体を経営資源の有効活用の観点から統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念のこと。多くの場合、リアルタイムで、ソフトウェアとテクノロジーによって仲介される。企業資源計画(きぎょうしげんけいかく)と呼ぶこともある。これを実現するための統合型(業務横断型)ソフトウェア(統合基幹業務システム)を「ERPパッケージ」と呼ぶ。ERPは通常、組織が多くの企業活動からのデータを収集、保存、管理、および解釈するために使用するビジネス管理ソフトウェアに分類(通常は統合アプリケーションスイート)される。ERPは、データベース管理システムによって維持される共通データベースを使用して、コアビジネスプロセスの統合された継続的に更新されるビューを提供する。 ERPシステムは、事業資源(現金、原材料、生産能力)と、ビジネスコミットメントのステータス(注文、発注書、給与)を追跡する。システムを構成するアプリケーションは、データを提供するさまざまな部門(製造、購入、販売、会計など)間でデータを共有する。ERPは、すべてのビジネス機能間の情報の流れを促進し、外部の利害関係者への接続を管理する。エンタープライズシステムソフトウェアは、さまざまなビジネス機能をサポートするコンポーネントを製造する数十億ドル規模の業界である。 IT投資は、2011年の時点で、米国を拠点とする企業における資本支出の最大のカテゴリーの1つになっている。初期のERPシステムは大企業に焦点を合わせていたが、中小企業はますますERPシステムを使用している。 ERPシステムは、さまざまな組織システムを統合し、エラーのないトランザクションと生産を促進することで、組織の効率を高める。ただし、ERPシステムの開発は、従来のシステム開発とは異なる。 ERPシステムは、さまざまなコンピューターハードウェアおよびネットワーク構成で実行され、通常はデータベースを情報リポジトリとして使用する。

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企業資源計画http://ja.wikipedia.org/)より引用

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