1/4ページ
ダウンロード(308.2Kb)
製品の製造などを⾏う多くの⼯場で使⽤されている機械が、「エアブロー」です。製品の品質向上に⼀役買っているエアブローですが、実は運⽤するにあたり⼤量の電⼒を消費していることをご存知でしょうか。
電⼒の消費量と消費によりかかるコストの削減を図るためには、エアブローの⾒直し・改善に取り組むことが⼤切です。そこで今回は、
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
このカタログについて
ドキュメント名 | 作業の効率化にも!パルスブローの導⼊で電⼒消費量の削減を図る |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 308.2Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ロス・アジア株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
作業の効率化にも!パルスブローの導⼊で電⼒消費量の削減を図る
製品の製造などを⾏う多くの⼯場で使⽤されている機械が、「エアブロー」です。製品の品質向上に⼀役買って
いるエアブローですが、実は運⽤するにあたり⼤量の電⼒を消費していることをご存知でしょうか。
電⼒の消費量と消費によりかかるコストの削減を図るためには、エアブローの⾒直し・改善に取り組むことが⼤切
です。そこで今回は、⼯場におけるエアブローの役割や電⼒との関係性、⼤幅な効率化が期待できる「パルスブ
ロー」についてご紹介します。
■製品の製造に不可⽋!エアブローの役割と電⼒との関係性
あらためてエアブローの役割と、電⼒との関係性について確認しておきましょう。
・⼯場におけるエアブローの役割
エアブローとは、空気圧システム・機械に装置されたノズルや⼿動式のエアガンのこと。稼働させると、ノズルやエア
ガンの先から圧縮空気が噴流します。圧縮空気は圧⼒をかけて収縮させた空気のことで、エアブローをはじめ空
Confidential and Privileged @ 2018 Ross Asia K.K.
All Rights Reserved
Page2
圧ブレーキや原動機、シリンダーと幅広い機械に不可⽋な動⼒です。エアブローにおいては、圧縮空気を製品に
直接あてることで付着していた⽔滴や切り粉などのゴミを除去したり本体を冷却したりできます。これは製品の品
質向上のために⽋かせない作業のひとつです。
・エアブローと電⼒の関係性
エアブローに使⽤されている圧縮空気は、数あるエネルギーの中でも⾼価なもの。その理由のひとつとして、使⽤
するにあたり⼤量の電⼒を消費することがあげられます。にもかかわらず、元が空気を使⽤しているためか消費量
の削減に取り組む⼯場はそう多くないのが現状です。
⼯場における電⼒消費の総コストの 20%前後が圧縮空気の製造に、そして製造された圧縮空気の約 50%
〜70%がエアブローの⼯程に使⽤されています。総コストを低く抑えるためには、割合の⼤きい項⽬から切り崩す
ことが効果的です。つまり、エアブローで使⽤する圧縮空気の消費量を削減することで、電⼒消費の総コストをも
削減できるのです。
圧縮空気の消費量を減らすには電⼒効率が改善されたノズルやエアガンを装置することが有効で、製品によって
は圧縮空気の消費量を 50%以上カットできることもあります。また、圧縮空気の消費量の削減は、節電による
省エネにもつながります。
■製品品質の向上にも!ポイントは“圧⼒”と“タイミング”
圧縮空気の消費量を削減するために、ノズル数をカットしたりノズル径の縮⼩により直前圧を⾼めたりなどの取り
組みが⾏われてきました。しかしこれらの取り組みでは、消費量を削減できる代わりに有効エネルギーが損失する
などのデメリットが⽣じることがあります。有効エネルギーを損失させずに圧縮空気の消費量を削減するためには、
弁(バルブ)の切り替えにより圧縮空気を間隔的に噴流できる「パルスブロー」と呼ばれるエアブローの使⽤が効
果的です。
・エア消費量の削減
⼀般的なエアブローは連続供給であるため、作動中は常にエアを消費します。これに対してパルスブローは断続
Confidential and Privileged @ 2018 Ross Asia K.K.
All Rights Reserved
Page3
的にエアが噴出されるため、0.05〜0.1 秒と短い時間ではありますが、エア消費が OFF になります。エアブローの
衝撃⼒は開放直後が最も強く、パルスブローであれば常に強いブロー⼒でエアを噴出することができます。そのた
め、⼀般的なエアブローよりもエア噴出量を削減しながら、同等の効果を得ることができるのです。
・断続的に衝撃を与えることによるブロー⼒の向上
連続供給のエアブローの場合、対象に継続的にエアを噴射することでゴミや⽔滴などの除去を⾏います。これに
対してパルスブローは、対象に断続的にエアを噴射して繰り返し衝撃を与えることで除去を⾏います。連続ブロー
ではゴミなどの異物を付着している物体に押し付けるように⼒が加わるため、⼀⽅向からのブローではなかなか除
去しにくいケースもあります。パルスブローでは断続的な衝撃によって異物を叩き出すように⼒が加わるため、より
効率的に異物を除去することができるのです。
エアブローの⾒直し・改善を⾏えば、電⼒消費にかかるコストを効率的に削減できます。また、省エネや製品の品
質向上にもつながります。⼯場のスムーズな運⽤のためにも、パルスブローの導⼊をぜひ⼀度ご検討ください。
「圧縮空気とは?」
株式会社 前⽥シェルサービス
http://www.maedauni.co.jp/download/doc/2012052516560740_41.pdf
2017/9/29 参照
「エアブロー改善にピッタリ!電源不要、追加⼯事不要、⼿軽に導⼊できるエアセービングユニット」
株式会社⾼⽊商会
https://www.takagishokai.co.jp/product-search/2015/12/15/37
2017/9/29 参照
「電気料⾦削減のご提案」
愛知時計電機株式会社
http://www.aichitokei.co.jp/products/t_guide/solution/electricitycharges/
2017/9/29 参照
資料:⽇本フルードパワー⼯業会テスト
コンタクト: ロス・アジア株式会社
北村 英造 (マーケティング部)
Email : eizo.kitamura@rosscontrols.com
TEL : 042 – 778 - 7251
Confidential and Privileged @ 2018 Ross Asia K.K.
All Rights Reserved
Page4
Confidential and Privileged @ 2018 Ross Asia K.K.
All Rights Reserved