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流体機械安全総合カタログ

製品カタログ

流体機械安全総合カタログ。空気圧安全、空気圧プレス安全、油圧安全、ElectroGuard, 危険区域、プロセス産業への各提案。

ROSS機械安全ソリューションの新カタログ(2020版)です。流体機械安全のリーディングカンパニーとして、油空圧機械安全の規格、規格の安全要件、機械安全構築のプロセス、リスクアセスメントとリスク低減方法のケーススタディーに関して説明しています。 また、グローバルで一般的に認められている安全機能タイプとリスク低減方法、それに対する弊社のソリューションと各製品の仕様やアプリケーション回路例が確認できます。

欧米では、以前にもまして機械安全の導入が進んでいます。簡単に外部にもれなかった情報が漏れてしまい、隠しきれていたことが隠せられなくなった透明社会で訴訟問題も増えいます。
従業員を守るため”の手段としてだけではなく透明性の高い社会の中、ブランド価値を守るため、コスト削減のため、コンプライアンス達成のための目的でも機械安全導入が進んでいます。LOTOの効率化によりダウンタイムを削減し生産性を向上する目的の一つとしても考えられています。また、欧米の企業は、最良のリスク低減法を決定するために、ISO13849の一般的なリスクアセスメントだけではなく、タスクタイプのリスクアセスメントと、使用圧力や機械の力の分析によるリスクアセスメントの3つステップを踏むことで、より正確な要求パフォーマンスレベルを決めようとしています。一般的に認められているリスク低減方法のうち“工学安全保護装置の設置”の方法として弊社の幅広い油空圧機械安全機器のニーズが高まっています。

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このカタログについて

ドキュメント名 流体機械安全総合カタログ
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 9.3Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ロス・アジア株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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光学式安全装置は動作したが。。。
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このカタログの内容

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FLUID POWER SAFETY SOLUTIONS ROSS CONTROLS
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ROSSが提案する安全 空気圧安全 制御信頼性に関する最新の安全規格とOSHAの要件を満た す方法で、エネルギーの除去、 エネルギーの供給、 エネ ルギーの封じ込めのように流体動力エネルギーを制御す るように設計されている最先端の安全関連のバルブ。 空気圧プレスの安全 OSHAは60年にわたって機械式パワープレスの空圧式ク ラッチ・ブレーキ制御に二重弁の使用を要求してきました が、ROSSのダブルバルブは、 この大役を70年以上担い続け ています。 CrossMirror® と CrossCheckTM ダブルバルブ は、 空気圧シリンダプレスおよびその他の危険な空気圧シリン ダアプリケーションの安全要件を満たしています。 油圧安全 油圧システムは、これらのシステムが作動する非常 に大きな力により「危険な状況」の原因となる可能 性があります。 ”遮断・タンク戻し”または”遮断・ 停止”バルブなどの油圧安全弁を使用することで、機 械への安全なアクセスが必要な生産タスクでの安全 性と信頼性を高めることができます。 www.rosscontrols.com
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ROSS提案の安全 ElectroGuardTM 安全にアクセスする必要があるエリア、機械、またはプロセ スごとに危険な電気、空気圧、および油圧エネルギーを遮 断する遠隔代替ロックアウトシステム。 施錠可能なデュ アルチャンネル低電圧安全スイッチは、代替ロックアウト に使用され、危険区域の周りでのアクセスが便利な場所に 複数配置することで、シングル・ポイント・ロックアウト・シス テムを構築できます。 危険区域 防爆ソレノイドパイロットおよび圧力制御バルブは、可燃 性ガス、蒸気、可燃性液体、可燃性粉塵、または容易に発火 しやすい繊維の電気点火による安全が懸念される幅広い 産業や環境でのアプリケーションに最適です。 プロセス産業 危険区域および非危険区域で使用するために設計され た空気圧ソリューション。 危険区域での使用を国際的 に承認されたパイロット操作部は、柔軟性を高めるため に、NAMURA規格とインラインバルブボディ、および冗 長バルブマニホールドの全てのサイズで容易に交換が 可能です。 www.rosscontrols.com
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項目 Page 適用する機械安全規格 5 安全要件 6 機械安全開発プロセス 6 リスクアセスメント & リスク削減 7 リスクアセスメント 8 リスクアセスメントの結果 9 一般的なリスク低減方法 10 一般的な流体動力のリスク低減方法 10 - 11 エネルギー遮断 ロックアウト/ソフトスタートバルブ付ロックアウト 12 高制御頼性ダブルバルブ 13 安全排気 センサー付バルブ 13 安全復帰 高制御頼性ダブルバルブ 14 パイロット操作チェックセンシングバルブ 空気圧 安全負荷保持 15 パイロット操作チェックバルブ 安全 安全制御 & 負荷保持 高制御頼性ダブルバルブ 16 安全圧力選択 高制御頼性ダブルバルブ 17 二重圧力による安全復帰 高制御頼性ダブルバルブ 18 危険場所 防爆仕様バルブ 19 遮断 & タンク戻し 高制御頼性ダブルバルブ 油圧 20 負荷保持 高制御頼性ダブルバルブ 電気 & 空気圧 代替ロックアウト 21 & 油圧 ネルギー遮断 4 © 2020, ROSS CONTROLS®. All Rights Reserved.
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該当する機械安全規格 国際安全基準レベル すべての機械に適用できる基本的な安全規格 Type A Type A規格は以下を扱います。 : 基本規格 • 基本概念 • 設計の原則 • 一般的な安全面 幅広い機械に適用できる規格。 タイプBはとB2の2つのカテ A ゴリーに分類されます。 B1 – 特定の安全面: B1 • 安全距離 2 Type B • 表面温度 B アプリケーション規格 • 騒音 B2 – 安全関連デバイス: • 両手操作 C • インターロックデバイス • 感圧デバイス • 安全防具 幅広い機械に適用できる規格。  Type C • 単一タイプの機械または機械グループを対象とする   特定の機械向け規格 垂直規格 • AおよびB規格を使用してC規格を作成 安全規格は、世界中で同様の流れに従っており、 同様の内容になっています。 European Machine Directive OSHA Machine Safety 2006/42/EC CFR 29: Part 1910.147 Machine Safety - Basic Concepts Machine Safety - General Safety Requirements EN/ISO 12100 ANSI B11.0 Machine Safety - Principles for Risk Assessment Machine Safety - Principles for Risk Assessment EN/ISO 12100 ANSI/RIA TR15.306 And ANSI B11.0 Machine Safety - Principles for Energy Isolation Machine Safety - Principles for Lockout & Tagout ISO14118 ANSI Z244.1 Machine Safety - Machine Safety - B11.19 Performance Requirements Safety Related Parts of Functional Safety of EEPE S for Risk Reduction Measures Safeguarding and Control Systems Control Systems Other Means of Reducing Risk EN/ISO 13849-1 EN/ISO 62061 Pneumatic Safety – EN/ISO 4414 EN/ISO 4414 & EN/ISO 4413 were adopted by Hydraulic Safety – EN/ISO 4413 NFPA (National Fluid Power Association) Machine Safety - Electrical Equipment of Machines Machine Safety - Electrical Equipment of Machines IEC 60204-1 ANSI/NFPA 79  www.rosscontrols.com 5
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安全要件 OSHA 29 CFR および Machine Directive 2006/42/EC によると危険源を特定してリスクアセスメントを行う必要があります OSHA CFR 29 Part 1910.147 要件 安全衛生プログラムの推奨案 危険源の特定とアセスメント 職場での怪我、病気、事故の「根本的な原因」の一つは、すでに存在する、または今後予想される可能性のある危険源を特定、 または認識できなかったことです。 効果的な安全衛生プログラムの重要な要素は、そのような危険源を特定してリスク アセスメントをおこなうための先を見越した、 継続的なプロセスです。 Annex I of the Machinery Directive 2006/42/EC によるとリスクアセスメントは必ずおこなう必要があります。 機械の製造元またはその正式な代理店は、機械に適用される「衛生と安全の要件」を決定するために、リスクアセスメントを 確実に実行する必要があります。  それから、リスクアセスメントの結果を考慮して機械を設計および構築する必要があります。 国際規格 ISO 4414:2010 & 4413:2010 の両方の規格には同じようにリスクアセスメントの要件があります。 機械用に空気圧および油圧システムを設計する際は、意図されたすべてのシステムの操作と使用を考慮してください。    ISO 12100:2010に準拠するなど、リスクアセスメントを実施して、システムが意図したとおりに使用された場合に、 システムに関 連する予見可能なリスクを特定する必要があります。 合理的に予見可能な誤使用が、危害を引き起こしてはなりません。 特定され たリスクは「設計」によって排除されるものとし、これが実行不可能な場合は、 ISO 12100、 ISO 4414および4413で確立された階 層に従って、そのようなリスクに対する保護方策(第一の優先)または警告(第二の優先)を組み込む必要があります。 機械安全構築プロセス 機械安全構築のための体系的な構築プロセス • 全てのタスクと危険源を組み合わせてリスクアセスメントをおこなう Step 1 リスクアセスメント • 流体動力のリスクに対しては圧力と力の分析をおこなう • 各危険源に必要な要求パフォーマンスレベルを特定する • 仕事の役割/タイプ別に危険源を断定 Step 2 機能仕様構築 • 機能上のニーズの断定• 軽減技術の断定 • 必要な安全機能の断定 Step 3 軽減デバイスの選択 • 電力、機械力、流体力、および全ての危険なエネルギー源を • 電力、機械力、および流体力の設計 Step 4 安全設計 • 達成されたパフォーマンスレベル(PLa)が要求パフォーマンスレベル(PLr)を超 える、または満たすことを確かにするための演算検証の設計をおこなう • 製造業者による導入プロセスと手順 Step 5 導入 & 検証 • 各安全機能が意図したとおりに動作することの検証 • 検証には、必ず故障注入テストと機能テストを含める Step 6 セーフティーコンポーネントの • 製造者の要求に応じたメンテナンスの実施定期的なテストとメンテナンス • 各安全機能のテストを毎年実施 6 © 2020, ROSS CONTROLS®. All Rights Reserved.
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リスクアセスメント と リスク低減 ISO 12100 規格とANSI B11.0規格はどちらも、リスクアセスメントとリスク低減の原則の概要を示しています! (ISO 12100によって確立されたリスクアセスメントとリスク低減プロセス) START Determination of the limits RISK ASSESSMENT according to Clause 5 of the machinery (see 5.3) This iterative risk reduction process shall be carried Hazard identification out separately for each hazard, hazardous situation, (see 5.4 and Annex B) under each condition of use. YES Risk estimation (see 5.5) Risk analysis Risk evaluation (see 5.6) Are other NO hazards リスク generated? アセスメント Has the risk been YES adequately reduced? Documentation END (see Clause 6) (see Clause 7) NO At each step of the iterative process: risk estimation, risk Can YES evaluation and, if applicable, risk comparison the hazard be removed? Step 1 NO Risk reduction by Is the inherently safe intended risk YES design measures reduction (see 6.2) Can the achieved? risk be reduced YES by inherently safe design NO measures? リスク低減 NO Step 2 Risk reduction by Can the safeguarding Is the risk be reduced by YES YESImplementation of intended risk guards, protective complementary reduction devices? protective measures achieved? (see 6.3) NO NO Step 3 Is the YES Can the limits NO Risk reduction by YES intended risk be specified information for use reduction again? (see 6.4) achieved? NO  www.rosscontrols.com 7
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リスクアセスメント ISO13849 リスク評価方法は、産業界で広く使用されているリスク評価方法の一つになりました。 Low キーポイント: P1 PLr = A 1 スタートポイント L 低リスク F1 P2 H 高リスク S1 PLr 要求パフォーマンスレベル P1 PLr = B F2 1 P2 リスクパラメータ: P1 PLr = CF1 S 危害の程度 P2 S1 軽症 (通常、回復可能な障害) S2 P1 PLr = D S2 重症( 通常、回復不可能または死亡) F2 F 危険源にさらされる頻度または時間 F1 まれから低頻度、またはさらされる時間が短い P2 PLr = E F2 高頻度から連続、またはさらされている時間が長い P 危険源の回避可能性、または危害を抑える可能性 High P1 ある条件では可能    安全機能 ISO 13849-1用の要求パフォーマンスレベル(PLr)を   決定するリスクグラフ ISO 13849機能安全分析を適用したケース包装機のリスク評価の例 ISO 13849に準拠した危害の程度 ISO 13849に準じた頻度 ISO 13849に準じた回避可能性 ケース包装機は、 約7Barで作動し ケース包装機は毎秒200mmの速度で 80mmのシリンダーが使用されている 作業者は15分ごとに機械にアクセスする必要があります。  結果頻度は、  作動します。これは、危険を回避するこため、結果2000Nを超える力を発生さ せることができるので重症 (S2) 高頻度アクセス (F2) とが可能であることを意味します。   : ある条件では可能 (P1) P1 PLr = A F1 S1 P2 P1 PLr = B F2 1 P2 P1 PLr = C F1 P2 S2 P1 PLr = D F2 P2 PLr = E The ISO 13849 のリスクアセスメント手法では、要求パフォーマンスレベル(PLr)は、PL Dとなります。 8 © 2020, ROSS CONTROLS®. All Rights Reserved.
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リスクアセスメントの結果 流体動力の危険源が確認された場合は、追加の分析をおこなう必要があります。 ISO TS15.066 によると、次の場合手や指に怪我をする危険があります。:   力 > 140 N (31.4 lbf) ANSI B11.0 によるとリスクは次のとおりです。: 流体動力による危険が中程度、深刻、または 中程度 150 N (33.8 lbf) < 力 < 400 N (90 lbf) 最悪である場合、安全ソリューションは、 深刻 400 N (90 lbf) < 力 < 2000 N (450 lbf) PL C, PL D, またはPL Eを満たさなければ  最悪 力 > 2000 N (450 lbf) なりません。 シリンダ ボア直径 面積 力 ニュートン シリンダ ボア直径 面積 力 ニュートン inch inch 2 2 60 psi 80 psi 100 psi mm mm 5.5 Bar 7 Bar 10 Bar 0.75 0.44 27 35 44 14 153.94 85 108 154 1 0.79 47 63 79 22 380.13 209 266 380 1.25 1.23 74 98 123 27 572.55 315 401 573 1.5 1.77 106 141 177 50 1963.49 1080 1374 1963 2.5 4.91 295 393 491 63 3117.24 1714 2182 3117 3 7.07 424 565 707 80 5026.54 2765 3519 5027 PLe P8のケース包装機のサンプル計算 正確なリスクアセスメントには、2~3ステップのプロセスが含まれます。 タスクタイプアセスメント • エネルギー遮断 • 機械安全 Required • タスクベースの遮断 Low Risk Performance Level P1 PLr = A F1 S1 P2 P1 PLr = B F2 Cylinder Bore Diameter Area Force Newtons Start P2 PL C mm mm 2 P1 r = 5.5 Bar 7 Bar 10 Bar F1 P2 S2 P1 PLr = D 14 153.94 85 108 154 F2 P2 22 380.13 209 266 380PLr = E 27 572.55 315 401 573 ISO 13849-1の安全機能必要な High Risk PLrを決定するリスクグラフ 50 1963.49 1080 1374 1963 63 3117.24 1714 2182 3117 80 5026.54 2765 3519 5027 タスクが保守、サービス、または修理タスクとして識別された場合、これらタスクにはエネルーの遮断が必要であり、 パフォーマンスレベルの評価は必要ない場合があります。他のタスクについては基本的なリスクアセスメントと流体力計算が必要です。  www.rosscontrols.com 9
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一般に認められているリスク低減方法 保護対策の階層 (危険源の)除去 多くの場合、リスクを許容可能なレベルに低減 するために複数の対策が組み合わされます。 固定ガードの設置 Elimination Fixed Guarding 工学安全保護装置の設置 Engineered Safeguards 認知 (トレーニングと手順 – 管理) Warning Administrative Controls PPE 個人用保護具 DEFEATABILITY 一般に認められている流体動力のリスク低減 油圧 安全機能タイプ エネルギー遮断 遮断&タンク戻し 遮断&保持/停止 SDE - 安全供給遮断 (遮断 & タンク戻し) B11.26 11.4.3.1 SEZ - 安全エネルギー供給 (遮断 & タンク戻し ) B11.26 11.4.3.1 STO - 安全トルクオフ (遮断 & タンク戻し) B11.26 11.4.3.1 SBC - 安全ブレーキ制御 B11.26 11.4.3.1 SS1 - 安全停止 1 (制御停止) (安全停止&保持) B11.26 11.4.3.4 SS2 - 安全停止&遮断 (安全保持) B11.26 11.4.3.4 10 © 2020, ROSS CONTROLS®. All Rights Reserved. EFFECTIVENESS
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一般に認められている流体動力のリスク低減 空気圧 安全機能タイプ エネルギー遮断 安全排気 安全復帰 安全復帰 安全制御 &"2重圧力" 安全負荷保持 安全圧力選択 PUS - 予期しない起動の防止 (ロックアウト - タグアウト) B11.26 11.3.3.1 SDE - 安全エネルギー供給停止 (安全排気) B11.26 11.3.3.2 SEZ - 安全エネルギー供給 (ソフトスタート付安全排気) B11.26 11.3.3.2 STO - 安全トルクオフ (安全排気) B11.26 11.3.3.2 SBC - 安全ブレーキ制御 B11.26 11.3.3.3 B11.26 11.3.3.2 SDI - 安全な方向へ移動 (安全復帰) B11.26 11.3.3.3 SS1 - 安全停止 1 (制御停止) (安全停止 & 負荷保持) B11.26 11.3.3.4 SS2 - 安全停止&ブロッキング (安全負荷保持) B11.26 11.3.3.4 SLP - 安全圧力制御 (トルク) B11.26 11.3.3.3  www.rosscontrols.com 11
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エネルギー遮断 機械メンテナンス関連のタスクを実行する場合、全てのエネルギー源を遮断する必要があります。 空気圧エネルギーの場合、入口側から入 ってくるエネルギーを遮断するだけでなく、下流側のエネルギーを安全に消散する必要があります。 これは、手動操作のバルブを1台、も しくは複数台使用しておこなわれます。 ROSSのL-O-X® バルブは、遮断機器と排気機器を1つのコンポーネントに組み合わせたもので、空気 圧エネルギーの供給を遮断し、下流の空気圧エネルギーを簡単な”ワンアクション”で排出します。 L-O-X® バルブは、鍵またはハスプとの併用 で、空気圧の再供給、または下流側での圧力上昇を防ぐことができます。 バルブは不正いじり防止機能を備えており、空気圧システムのロッ クアウトプロセスを簡単に省略できないようになっています。 バルブシリーズ 15 15 15 27 15 27 入口ポートサイズ 8A – 10A 10A – 50A 8A – 50A 8A – 80A 10A – 32A 8A – 65A 最大流量 Cv (1-2) 2.7 40 39 140 12 70 ロックアウト L-O-X® ✓ ✓ ✓ ✓ – – 制御 L-O-X® &ソフトスタート EEZ-ON® – – – – ✓ ✓ ソレノイドパイロット制御 – – – ✓ – ✓ 作動 圧力制御 – – – ✓ – ✓ 316 ステンレススチール – – ✓ – – – CRN 認定 – ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ アプリケーション例 ロックアウト L-O-X® ロックアウト L-O-X® &ソフトスタート EEZ-ON® 12 © 2020, ROSS CONTROLS®. All Rights Reserved. 12 10
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安全排気 機械の自動化が進むにつれ、多くの手動タスクが排除されると同時に人間と機械の相互作用による危険源が排除されました。 しかし、作業を 実行するために従業員が機械に安全にアクセスできるようにするための安全システムを必要とする荷積み、材料交換、工具調整、および詰ま りの解消といった手作業に関しては、依然として定期的に多くの相互作用があるはずです。システムからの危険な空気圧エネルギーを除去す ることをまず念頭に置かなければならない空気圧回路では、通常、この機能用として、電気的に作動する安全排気バルブが組み込まれていま す。 この安全排気バルブは、リスクアセスメントで決定された安全システムの”安全レベル要件”を満たしている必要があります。 バルブシリーズ SV27 SV27 RSe M35 DM1 C DM2® C MCSE 入口ポートサイズ 15A – 65A 15A – 40A 6A – 15A 15A – 20A 8A – 25A 8A – 40A 15A 最大流量 Cv (1-2) 70 30 2.8 4.3 4.3 20 3.9 ソレノイドパイロッ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 作動 圧力制御 ✓ ✓ – – – – – ソフトスタートEEZ-ON® – – – ✓ – – ✓ 制御 ロックアウト L-O-X® – ✓ – – – – – 外部 ✓ ✓ ✓ ✓ – – – モニタリング 内部 – – – – ✓ ✓ ✓ 自動 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ – – リセット 電気 – – – – – ✓ ✓ 安全カテゴリ Cat 2, PL C Cat 2, PL C Cat 4, PL E Cat 4, PL E Cat 4, PL E Cat 4, PL E Cat 4, PL E 第三機関認証 TUV TUV DGUV (申請済み) DGUV DGUV DGUV DGUV (申請済み) CE 適合宣言 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ CSA – コンプライアンス証明 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ CRN 認定 ✓ ✓ – ✓ ✓ ✓ – SISTEMA ライブラリー ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ アプリケーション例 Cat 4, PL E Cat 4, PL E M35とソフトスタート EEZ-ON®  www.rosscontrols.com 13
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安全アクチュエータ制御 高制御信頼性のアクチュエータ制御バルブは、安全性の向上とエネルギー消費の節約が可能です。典型的な安全設計では、機械またはゾーン への空気圧を除去します。 単一アクチュエータに危険源がある場合は、電源を遮断したときにアクチュエータを安全な位置に移動するため に安全アクチュエータ制御バルブで制御をおこない、 ユースポイントの安全制御を提供します。典型的なアプリケーションは、2つの手動制 御システムを備えた機械、または手動積み込み用に存在検知デバイスを使用する機械があります。これは、安全性を提供するだけではなく、 単純にアクチュエータを安全な位置に戻すことで空気消費量を節約し、システムに空気圧を再供給するまでのダウンタイムを排除します。 バルブシリーズ RSe CrossMirror® CM CrossMirror® 77 入口ポートサイズ 6A – 15A 8A – 15A 10A – 20A, SAE12 1-2 3.21 3.0 3.2 1-4 1.85 2.5 3.4 最大流量 Cv 2-3 1.93 2.0 2.7 4-5 3.08 3.9 7.2 ソレノイドパイロット制御 ✓ ✓ ✓ 作動 圧力制御 – ✓ ✓ 外部 ✓ – – モニタリング 内部 – ✓ ✓ 自動 ✓ – ✓ リセット 遠隔 – ✓ – 電気 – ✓ – 安全カテゴリ Cat 4, PL E Cat 4, PL E Cat 4, PL E 第三機関認証 DGUV (申請済み) DGUV DGUV CE 適合宣言 ✓ ✓ ✓ CSA – コンプライアンス証明 ✓ ✓ ✓ SISTEMA ライブラリー ✓ ✓ ✓ アプリケーション例 RSE, CM, & 77 シリーズ CM & 77 シリーズ エアーパイロット 14 © 2020, ROSS CONTROLS®. All Rights Reserved.
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安全負荷保持 アクチュエーターを使用する場合、空気圧の損失によって何が起こりえるのか、人と機械の両方の安全にどのような影響を及ぼすのかを考慮 する必要があります。多くの場合、アクチュエータは所定の位置に留まる必要があり、そうしないと、危険を引き起こしたり、製品を破壊し たり、不必要な機械と作業者の相互作用を引き起こしたりします。これは、電力またはシステムの空気圧が失われた場合に、アクチュエータ を自動的に停止する必要がある”垂直可動アクチュエータ”では特に重要です。パイロット操作の逆止弁は、圧力を閉じ込め、負荷を適切な位 置で保持します。封じ込めた圧力は、通常の機械操作を再開したり、メンテナンスを実行するために、安全に排出する必要があります。 バルブシリーズ 19 27 27 SV27 SV27 入口ポートサイズ 6A – 15A 8A – 40A 6A – 40A 15A – 40A 15A – 40A 最大流量 Cv 1-2 1.2 29 9 33 22 シングル ✓ ✓ ✓ ✓ – バルブタイプ デュアル – – ✓ – – 冗長 – – – – ✓ ソレノイドパイロット制御 – – ✓ ✓ ✓ 作動 圧力制御 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ モニタリング 外部 – – – ✓ ✓ 手動 ✓ – ✓ ✓ ✓ 圧力排出装置 オプション 遠隔 – – ✓ – – 無し – ✓ ✓ – – ソレノイド・マニュアル・オーバーライド – – – ✓ ✓ 安全カテゴリ Cat 1, PL C Cat 1, PL C Cat 1, PL C Cat 2, PL C Cat 3, PL E SISTEMA ライブラリー – – – ✓ ✓ アプリケーション例 Cat 1 モニタリング無 Cat 2 モニタリグ有 A A B B Cat 3 モニタリング有 A B  www.rosscontrols.com 15
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安全アクチュエータ制御 & 負荷保持 高制御信頼性アクチュエータ停止バルブを使用することで、結果安全性が向上し、不要なダウンタイムと動作を排除することでコスト削減が 可能です。 停止させることが安全ソリューションである単一アクチュエータの危険源がある場合に、ROSS CrossCheCkTM は単一制御の信頼でき るバルブであり、 アクチュエータを確実に制御し、安全を提供できます。 両手による手動制御システムを備えた機械、または手動による積込み または荷降ろしに存在検知デバイスを使用する機械は、”位置”を失ってしまうと、 不必要に材料をスクラップにしたり、従業員と機械の相互作 用の増加を招く代表的なアプリケーションもしくはプロセスです。 バルブシリーズ CrossCheCkTM CC4 入口ポートサイズ 8A 10A 15A 20A 1-2 0.9 0.9 1.7 1.7 1-4 0.9 0.9 1.6 1.6 最大流量 Cv 2-3 0.7 0.7 1.8 1.8 4-3 0.6 0.6 1.7 1.7 作動 ソレノイドパイロット制御 ✓ ✓ ✓ ✓ モニタリング 外部 ✓ ✓ ✓ ✓ リセット 自動 ✓ ✓ ✓ ✓ 圧力排出 手動 ✓ ✓ ✓ ✓ 安全カテゴリ Cat 4, PL E 第三機関認証 DGUV (申請済み) CE 適合宣言 ✓ CSA – コンプライアンス証明 ✓ CRN 認定 – SISTEMA ライブラリー ✓ アプリケーション例 16 © 2020, ROSS CONTROLS®. All Rights Reserved. 14 B 12 B 14 A 12 A
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安全圧力選択 一般の動作圧力と、それとは別の安全な制御圧力を必要とする2種類の圧力を使用するアプリケーションで使用されている5/2 RSeシリーズ バルブ。 これによりユーザーは、必要に応じて安全な制限圧力をデフォルトの圧力として使用し、 不要な場合は、より高い圧力に戻して機械 を作動できます。 この例としては、作業者がワークを交換にしているときには安全な制限圧力が使用され、作業者が交換エリアを離れると、 より高い圧力に戻るアプリケーションがあります。 これにより、圧力を制限して力を減らすことにより、”重傷”の可能性を減らすことが可能で す。 これは、安全な制限圧力を決定するために、”使用圧力”と”力”の計算により証明する必要があります。 バルブシリーズ RSe 入口ポートサイズ 6A 8A 15A 2-1 0.86 1.05 3.21 最大流量 Cv 4-1 0.70 0.88 1.85 作動 ソレノイドパイロット制御 ✓ ✓ ✓ モニタリング 外部 ✓ ✓ ✓ リセット 自動 ✓ ✓ ✓ 安全カテゴリ Cat 4, PL E 第三機関認証 DGUV (申請済み) CE 適合宣言 ✓ CSA – コンプライアンス証明 ✓ SISTEMA ライブラリー ✓ アプリケーション例 クランプ 溶接 x x x x High High Low Low  www.rosscontrols.com 17 EPS 14 12 EPS
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安全引込デュアル圧力 5/2RSeシリーズバルブは、圧力①でアクチュエータを押出し、圧力②で引き戻すといったように、デュアル圧力によるアクチュエータの安全位置への 移動制御用として使用可能です。 フェールセーフの条件とは、不具合が発生すると安全位置に引き戻すことでもありますが、この場合は、圧力②を使 用します。 5/2 RSeシリーズセーフリターンデュアル圧力バルブの安全機能は、ポート2は、ポート1から排気された状態でポート5からポート4に圧 力を供給することにより、バルブ内で障害が発生したときにアクチュエータをホームの「安全」位置に戻すことです。またポート3に供給される圧力は 遮断されます。 ただし、RSeシリーズは、機械/システムの安全回路に要求されるのと同じレベルの制御でこれをおこないます。これにより、引戻しストロ ークで使用される圧力が低くなりエネルギーが節約され、シリンダーが停止中は、作業に入ると同時に必要な全圧(全力)を得ることが可能です。 バルブシリーズ RSe 入口ポートサイズ 6A 8A 15A 2-1 0.86 1.05 3.21 4-1 0.70 0.88 1.85 最大流量 Cv 3-2 0.63 0.75 1.93 5-4 0.79 0.95 3.08 作動 ソレノイドパイロット制御 ✓ ✓ ✓ モニタリング 外部 ✓ ✓ ✓ リセット 自動 ✓ ✓ ✓ 安全カテゴリ Cat 4, PL E 第三機関認証 DGUV (申請済み) CE 適合宣言 ✓ CSA – コンプライアンス証明 ✓ SISTEMA ライブラリー ✓ アプリケーション例 エネルギー節約 High Low 18 © 2020, ROSS CONTROLS®. All Rights Reserved. EPS
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危険区域 ROSS防爆ソレノイドパイロット制御バルブは、可燃性ガス、蒸気、可燃性液体、可燃性粉塵、または発火しやすい粉塵や繊維の電気的および 非電気的点火からの安全性が懸念される幅広い業界および環境でのアプリケーションに最適です。弊社の電磁弁は、多くの世界クラスの国 際企業の標準仕様です。危険区域での使用が承認されたパイロットオペレータ:ExnA, Exme, ExdおよびExiaは、さまざまな国際規格で利用 できます。:ATEX, IECEx, FM, GOST CU TR, NEPSI規格で、最大SIL3水準で使用可能です。 バルブシリーズ インライン インライン 冗長バルブ スプール ポペット 直動式 ISO 5599-1 NAMUR規格 安全排気 マニホールド 入口ポートサイズ 6A – 25A 8A – 65A 6A 8A 8A – 15A 8A 8A – 40A 6A – 15A 機能 3/2, 5/2, 5/3 2/2, 3/2, 4/2 2/2, 3/2 5/2, 5/3 3/2, 5/2, 5/3 3/2 1oo2, 2oo2, 2oo3, 2oo4 取り付け インライン インライン ベース ベース ダイレクト ベース ベース 設計 スプール ポペット ポペット スプール スプール ポペット スプール ATEX ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ – ✓ IECEx ✓ – ✓ – ✓ – ✓ SIL ✓ ✓ ✓ – ✓ – ✓ PTB – – ✓ – – – – CSA 認証 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ – FM 認証 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ – CL. I, Div.1, Groups A, B, C, D ✓ ✓ ✓ – – ✓ – CL. I, Div.2, Groups A, B, C, D ✓ ✓ ✓ – – ✓ – CL. II, III, Div.1, Groups E, F, G ✓ ✓ ✓ – – ✓ – CL. II, III, Div.2, Groups E, F, G ✓ ✓ ✓ – – ✓ – CL. I, Zone1 ExmIIT4; AExmII ✓ ✓ ✓ – – ✓ – T4, Ta = -20C to +60C ✓ ✓ ✓ – – ✓ – NEMA 4 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ – – NEMA 4X ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ – – NEMA 7 ✓ – – ✓ ✓ – – NEMA 9 ✓ – – ✓ ✓ – – 本質的安全 ✓ – ✓ - ✓ – ✓ Exia ✓ – ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ Exc – ✓ – – – – – Exd ✓ – ✓ – ✓ ✓ ✓ Exm ✓ – ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ Exme ✓ – ✓ – ✓ ✓ ✓ ExnA ✓ – ✓ – ✓ ✓ ✓ 端子箱 (IP65) ✓ – ✓ – ✓ ✓ ✓ プラグ & ソケット ✓ – ✓ – ✓ - ✓  www.rosscontrols.com 19
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油圧機械安全 安全性の観点から見過ごされがちな油圧システムは、これらのシステムが動作する力の大きさのために、危険な状況の原因となる可 能性があります。一般的なアプローチは、油圧ポンプへの電力を分離してロックアウトすることですが、これは、アキュムレータが 関係している場合は不十分であり、再起動するまでの時間が生産に悪影響を与える可能性があります。 「遮断&タンク戻し」また は「遮断&停止バルブ」などの油圧安全弁を使用して、機械への安全なアクセスが必要な生産タスクの安全性と信頼性を高めること ができます。 バルブシリーズ HBB HBH HDBH アプリケーション 遮断 & タンク戻し 遮断 & 停止 デュアル遮断 & 停止 流量 l/min 0 to 189.27 0 to 548.883 0 to 18.927 SAE-8 ✓ – SAE-12 ✓ – 入り口ポートサイズ 1-1/4 Code 61フランジ ✓ – ISO 4401-03-02-0-05 (NG 6 or D03) 1-1/2 Code 62 フランジ – ✓ 2 Code 62 フランジ – ✓ インライン ✓ ✓ ✓ 取り付け サンドイッチ – – ✓ モニタリング 外部 ✓ ✓ ✓   圧力安全逃し弁 ✓ – – 安全カテゴリ Cat 4, PL E Cat 3, PL D Cat 4, PL E CE 適合宣言 ✓ (申請済み) ✓ (申請済み) ✓ (申請済み) アプリケーション例 遮断 & タンク戻し デュアル遮断 & 停止 IN OUT T T G-IN G-MID G-OUT G 1A 遮断 & 停止 G 2A G G 2B 1B Z1 X C Z2 Y Y Z2 C X Z1 P A 3A 3B T B X X X X P1 5A 5B P2 Y Y MP1 M-2 MP2 20 © 2020, ROSS CONTROLS®. All Rights Reserved.