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ワイン醸造に分析機器を活用 ~石見ワイナリー株式会社様の活用事例~

事例紹介

精度の高い分析機器を活用する

島根県大田市の三瓶山のふもとでワイン醸造を手掛ける石見ワイナリー株式会社様で醸造中のマスト、ワインの成分確認に、 FOSSの分析装置、OenoFossGOをこのたび導入いただきました。その活用方法をご紹介いたします。

◆ワイン醸造はぶどう、酵母、醸造環境による自然の営み
ワイン醸造家は、ブドウ栽培方法や使用する酵母の種類など、理想のワインに近づけるため常に高い探求心と情報を求めています。毎年どんな特色のあるワインができるかは醸造家だけでなく、ワイン愛好家にとっても楽しみのひとつです。理想のワインになるため、環境を整え、毎日の変化に目を凝らしてみておくこと。変化への対応をあやまればワインになれない状態にも起こりうるため、人の味覚では気づけない微量な変化を継続的に確認する方法はないか、石見ワイナリー様では模索されていました。

◆ロスは経営にも影響を及ぼす
ブドウ果汁の発酵に期待された酵母のみが寄与するとは限りません。雑菌が混入し繁殖すれば腐敗が起こり、期待したワインにはできず、状態によっては廃棄にもなりかねません。醸造したブドウ果汁のロスをなくすこともワイナリー経営にとって非常に重要です。

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このカタログについて

ドキュメント名 ワイン醸造に分析機器を活用 ~石見ワイナリー株式会社様の活用事例~
ドキュメント種別 事例紹介
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取り扱い企業 フォス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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ワイン醸造に分析機器を活用 ~石見ワイナリー株式会社様の活用事例~ 島根県大田市の三瓶山のふもとでワイン醸造を手 掛ける石見ワイナリー株式会社様で醸造中のマス ト、ワインの成分確認に、 の分析装置、 をこのたび導入いただきました。 その活用方法をご紹介いたします。 石見ワイナリー株式会社様の醸造施設 ワイン醸造はぶどう、酵母、醸造環境による自然の営み ワイン醸造家は、ブドウ栽培方法や使用する酵母の種類など、理想のワインに近づけるため常に高い探求心と情報を求め ています。毎年どんな特色のあるワインができるかは醸造家だけでなく、ワイン愛好家にとっても楽しみのひとつです。 理想のワインになるため、環境を整え、毎日の変化に目を凝らしてみておくこと。 変化への対応をあやまればワインになれない状態にも起こりうるため、人の味覚では気づけない微量な変化を継続的に確 認する方法はないか、石見ワイナリー様では模索されていました。 ロスは経営にも影響を及ぼす ブドウ果汁の発酵に期待された酵母のみが寄与するとは限りません。雑菌が混入し繁殖すれば腐敗が起こり、期待したワ インにはできず、状態によっては廃棄にもなりかねません。 醸造したブドウ果汁のロスをなくすこともワイナリー経営にとって非常に重要です。 精度の高い分析機器を活用する 年日本で発売開始となった は、すでにヨーロッパでは多くの導入実績があり、 程度の設置面積の機 器ながら、醸造に必要な成分(アルコール、糖分、酸度、リンゴ酸、 )などの測定が約 分程度でできます。 スペースを取らずアルコール発酵状況、酸度上昇の有無を連続的にトレースすることができ、醸造果汁の状況から早期に 次のアクションを立てることができる、と装置の導入を決められました。 による成分測定一例 醸造中の成分変化量の一例 成分 糖分 リンゴ酸 揮発性酸度(酢酸) YAN* 糖分 マスト 4.76 0 6.38 高 成分 エタノール グルコース/ リンゴ酸 総酸度 揮発性酸度 フルクトース 赤ワイン 13.22 %vol 0.72 g/l 0.04 g/l 4.88 g/l 0.61 g/l 白ワイン 13.69 %vol 4.35 g/l 2.57 g/l 6.26 g/l 0.34 g/l アルコール 数値は参考値であり、石見ワイナリー様のワインとの関連はございません。 時間 ボトリングしたワインの変化にも には製品ワイン向け検量線も付帯しています。 ボトリング前のワインだけでなく、長期保存のワインに対してもテイスト変化を可視化でき、 ボタン一つで操作できる簡便性に非常に好評をいただきました。 フォス・ジャパン株式会社 石見ワイナリー株式会社様のワイン 一部 東京都江東区青海2-4-24 青海フロンティアビル11F (拠点: 札幌 / 大阪 / 福岡) 動画をご覧いただけます! 、 含有量
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ワイン醸造に迅速な分析装置を活用しませんか? 分析装置のご紹介 醸造に関連する 項目以上の成分を測定 FT-IR技術を使用したハイエンドの成分分析装置 マストから最終製品ワインまで、アルコール、酸度、糖度 から亜硫酸の測定まで、ワイン醸造に必要な成分測定に対 応します。 □ 測定時間:約1分 □ 測定対象:マスト、発酵中マスト、ワイン(全般) ※多検体測定用のオートサンプラーオプションもあります。 測定成分をカスタマイズできる小型分析装置 FT-IR技術を使用した成分分析装置 300ul程のサンプル滴下で最大11項目を同時測定できる分析装置。 試薬を使わないためメンテナンスも簡単です。 □ 測定時間:約2分 □ 測定対象:マスト、発酵中マスト、ワイン(全般) ※オプションで色調測定もできます。 ワイン醸造の必須成分測定に特化した ™ FT-IR技術を使用した最小エントリーモデル 前処理不要で、サンプルカップにワインを入れてボタンを押せば装置 が吸引、測定、排出を自動でおこないます。タッチパネルで操作する ため、これ一台で操作が簡潔します。 □ 測定時間:約3分 □ 測定対象:マスト、ワイン(全般) ワイン分析装置の校正サンプル FOSSワイン分析装置の検量線校正、精度確認に 8本のワインサンプルは15mlのガラスアンプルに保管されており、フ ランスCOFRACの認証*を受けた成分分析値が記載されています。 □ 認証成分:アルコール、グルコース+フルクトース、総酸、揮発性 酸度、pH、酢酸、Lリンゴ酸、比重 □ 非認証参考成分:乳酸、酒石酸 動画をご覧いただけます! フォス・ジャパン株式会社 、