1/2ページ
カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(885.7Kb)

乳製品用インライン近赤外成分測定装置『ProFoss2』

製品カタログ

当カタログは、新しい乳製品製造支援ソリューションである『ProFoss2』についてご紹介しています。

『ProFoss2』は、製造ラインを流れる乳製品を連続して分析することにより
製造のモニタリング、製造機器調整の迅速化と最適化、そして
分析コストの削減を実現する新しい乳製品製造支援ソリューションです。

例えばバターやクリーム、モッツァレラ、フレッシュチーズ、ヨーグルトなどの
組成(水分、脂肪、塩分、全固形分、無脂固形など)をリアルタイムに、
かつ正確にモニタリングすることで製造設備の調整をタイムリーに
行うことができ収益の改善を図れます。

【特長】
■近赤外分析法による全自動インライン連続測定
■超高速スキャンによる高速測定( 2~3 秒 /1 回測定)
■接触型プローブ測定によりバイパスラインは不要
■バックアップランプ搭載によりダウンタイムを最小化
■512 ピクセル Si ダイオードアレイ検出器を搭載

このカタログについて

ドキュメント名 乳製品用インライン近赤外成分測定装置『ProFoss2』
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 885.7Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 フォス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

Page1

乳製品用インライン近赤外成分測定装置 ProFoss2は製造ラインを流れる乳製品を連続して分析すること 乳製品を高精度インライン測定 により製造のモニタリング、製造機器調整の迅速化と最適化、そ フォスのインラインテクノロジーを搭載した最先端のインラ して分析コストの削減を実現する最新の乳製品製造支援ソリュー イン近赤外分析装置。高解像度ダイオードアレイ技術により ションです。 正確で安定性の高い連続分析を実現します。乳業業界で培っ 例えばバターやクリーム、モッツァレラ、フレッシュチーズ、 た経験をもとに開発された乳製品用グローバル検量線を本体 ヨーグルトなどの組成(水分、脂肪、塩分、全固形分、無脂固形 とあわせてご活用頂くことでお客様ご自身で検量線を開発す など)をリアルタイムに、かつ正確にモニタリングすることで製 る必要なく設置当日から測定を開始することが可能です(独 造設備の調整をタイムリーに行うことができ収益の改善を図れま 自に検量線を作成して搭載することも可能)。 す。また製品の一貫性の向上は製造に必要な調整作業の削減をも たらし、品質の安定性を高めることで製品の新しい価格設定が可 能となります。 透過反射型NIR測定 専用のプローブセンサー(ラテラルトランスミッタンスプ ローブ)の先端から照射される近赤外光をサンプルの奥深く 主な特長 まで到達させて、その反射光をプローブ先端で受光しスペク • 近赤外分析法による全自動インライン連続測定 トルデータを収集。例えばバターの表層にある離水の影響を • 超高速スキャンによる高速測定(2~3秒/1回測定) 回避してサンプル内部に含まれた水分データを測定すること • 接触型プローブ測定によりバイパスラインは不要 ができるため信頼性の高い結果を得ることができます。 • バックアップランプ搭載によりダウンタイムを最小化 • 512ピクセルSiダイオードアレイ検出器を搭載 • IP69規格の本体設計。 製造工程の自動管理を実現 • 各乳製品専用グローバル検量線を搭載。検量線開発は不要。 製造設備側のPLCやSCADAとイーサネットやアナログ通信で • 工場出荷時に装置の標準化処理を実施。シームレスな検量線 接続することで、測定結果をもとにした製造システムの調整 の移設運用を実現。 に使用できます。 • 化学薬品は不使用。分析コストの削減を実現。 • 装置校正用ツール(ERC)付属。 • フォスデジタルサービス接続によるリモートサポート。
Page2

ISIscanNOVAソフトウェア PCに搭載してプロフォス2の制御及び結果を表示するための専用ソフトウェアです。イ ンライン測定の運用に最適化されたインターフェースは、測定間隔の設定、移動平均値の 表示、各成分のトレンドグラフの表示など様々な表示を行えます。 また、製造ラインに複数台のプロフォス2が組み込まれている場合でも1台のPCからまと めてコントロールすることが可能です。 測定対象サンプル グローバル検量線の性能について別紙アプリケーションノートにてご案内しています。 測定サンプル 測定項目 バター、フレッシュチーズ、モッツァレラチーズ、グリークヨーグ 水分、脂肪、塩分、全固形、無脂固形、たんぱく/全固形(計 ルト、クリーム、リコッタ、クワルク、ホエイ及びミルクタンパク 算値) 濃縮物、WPC/MPC 主 要 仕 様 測定時間 2~3秒/回 波長範囲 850-1050nm 検出器 SIダイオードアレイ スペクトル分散 1.0nm/ピクセル プロセスラインインターフェース サファイアガラス5mm厚、食品用FFPM O-ringシール付。GEA Tuchenhagen Varinlineアクセス ユニット(φ68mm開口部、φ50mm開口部)又はフォス製ステンレス製溶接フランジ使用。 サンプル温度 最大150℃ 製品からの圧力 製造圧力<30bar。衝撃圧力<75bar ※VarinlineDN80以上を使用の場合は最大圧力10barまで。 光ファイバー防護 スチール防護 1,3,5,10mから選択 制御ソフトウェア ISIscan NOVAソフトウェア 波長正確度 <0.5nm 波長精度 <0.02nm 波長温度安定性 <0.01nm/℃ ノイズ <60microAU 振動環境 0.4Grms 環境温度 -5℃~40℃ エアー冷却を行う場合は65℃まで対応 圧縮空気(冷却用)※環境温度 最低5l/min、>99.9%水分除去率、>99.9%以上の油分除去率、0.3μm以上の粒子を含まない事。 環境湿度 10-90%相対湿度 寸法(幅×奥行×高さ) 420×420×135mm 重量 25kg 電源 1口,100-240VAC, 最大40VA,50-60Hz キャビネット 1.5mm厚ステンレススチール EN1.4301(SS2333) 装置区分 プロセスコントロール装置 防護規格 IP69 認証 ATEX & IECEx 衛生基準 3A 通信 KEPServerEX(イーサネット、アナログ、Profibus/Profinet,)からPLC/SCADAに接続。 Foss Manager使用。 ネットワーク 高品質LANケーブル(カテゴリ5e以上).RJ45(IP67)LAN接続 使用場所 試験室又は製造現場 フォス・ジャパン株式会社 FOSS Analytical A/S FOSS Alle 1 〒135-0064 DK-3400 Hilleroed 東京都江東区青海2丁目4-24青海フロンティアビル11階 Denmark TEL:03-5962-4811 FAX:03-5962-4812 Tel.: +45 7010 3370 セールス・サービス拠点 札幌・大阪・福岡 Fax: +45 7010 3371 E-mail: info@foss.co.jp info@foss.dk www.foss.dk