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FT-IR乳成分分析装置『ミルコスキャンFT3』

製品カタログ

バラエティ豊かな乳製品を1台でまとめて測定できる、 FT-IR乳成分分析装置『ミルコスキャンFT3』について紹介しています。

自動標準化機能(特許)をはじめ、
連続40回のマルチサブサンプリング測定を実現したダブルシリンジシステムや、
技術仕様などについて掲載。

原料乳の品質検査、乳成分の標準化、プロセス制御、最終製品の品質管理まで
全てのシーンにおいて次世代の乳成分分析を提供します。

【掲載内容(抜粋)】
■自動標準化機能(特許)
■卓越した検量線移設性能
■続40回のマルチサブサンプリング測定を実現したダブルシリンジシステム
■日本語対応の専用ソフトウェア
■技術仕様

このカタログについて

ドキュメント名 FT-IR乳成分分析装置『ミルコスキャンFT3』
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 2Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 フォス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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ミルコスキャンFT3 FT-IR乳成分分析装置
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乳製品の市場環境は急速に変化しています 今日の乳製品市場は急速な発展をみせ、消費者、生産者、小売業界などあらゆる方 向から期待、プレッシャー、影響を受け複雑化しています、また原料やラベル表示、 健康、品質に対する消費者の意識も変化しています。 消費者は新たな食の体験を求めます。国内では健康機能を訴求した製品の開発が重 要となり、消費者は製品の選択肢の広がりに大きな期待を抱いています。 一方で乳業会社はこのダイナミックな市場環境において、消費構造の変化や消費動 向を把握し消費者を魅了する新製品の開発によって他社との差別化と収益拡大を目 指すことが求められます。 また同時に製造の効率性とコストの削減を求められながら、規格仕様内での一貫性 の高い製造を図る必要があります。 フォスは、お客様が市場の要求に迅速かつ正確に対応できることを目指し、革新的 なフローシステムと先進的なデジタル機能を搭載したミルコスキャンFT3を開発しま した。ミルコスキャンFT3から得られる同一の分析データへ内外全てのリソースから リアルタイムにアクセスして頂き、製品の品質と業務の効率を最適化して頂く。ま たデータの監視によって乳製品の生産プロセスを解析し高水準の製造を一貫して 行って頂くこと。フォスは、ミルコスキャンFT3を軸としたSmart Analytics※を通 して、企業の生産性と利益の維持、そして商品の安全性と製品品質の向上に貢献し ます。 ※Smart Analyticsは乳製品製造の包括的な支援を目的とした次世代のサポートソ リューションです。
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ミルコスキャンFT3があれば、バラエティ豊かな乳製品を1台 でまとめて測定できます。 革新的なハードウェアと先進的なデジタル機能を搭載したミルコスキャン FT3は、原料乳の品質検査、乳成分の標準化、プロセス制御、最終製品の品 質管理まで全てのシーンにおいて次世代の乳成分分析を提供します。 原料乳、市乳、クリームをはじめ豆乳、強化乳、ドリンクヨーグルト、アイ スクリームミックス、練乳まで。さらに乳酸飲料やプリン液、カフェオレ、 デザート飲料、チョコレートミックスなど各種液状製品に幅広く対応。フォ ス独自のアルゴリズムによってミルコスキャンFT3用に再構築されたキャリ ブレーションは、基本性能の向上に加え昨今の乳製品市場に応じた多様な乳 製品の測定においても高精度な分析結果を得ることができます。 ミルク、クリーム、ホエイ ✓ ヨーグルト&発酵乳 ✓ デザート&アイスクリーム ✓ 濃縮乳&強化乳 ✓ ホエイ濃縮乳&パーミエイト ✓ 植物性ミルク ✓ 異常乳スクリーニング (✓はオプションアプリケーションとなります)
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FT-IR乳成分測定装置 分析機器が高性能なパフォーマンスを安定して発揮することで、工 ミルコスキャンFT3 場における乳製品の製造管理の一貫性を高めます。新しく備えたデ ジタル機能と本体に内蔵されたインテリジェント診断機能によって いつでも安心して高精度な分析を行って頂けます。 また、測定精度、繰返精度、検量線移植性能、キャリーオーバーな ど液体乳製品の測定に求められる基本的な性能においても見直しを 行いました。完全新設計のプラットフォームで刷新されたミルコス キャンFT3が乳成分分析に新たな価値を提供します。 測定精度 繰返精度 検量線移植性能 キャリーオーバー < < < < < 保証値 自動標準化機能(特許) 従来のミルコスキャン ミルコスキャンFT3 ミルコスキャンFT3は、装置本体の標準化を2時間ごと 校正 校正 校正 校正 校正 に自動で実行します。この機能により装置は常に標準 濃度 校正 校正 校正 校正 校正 化されるため、測定結果がドリフトすることがなく長 期にわたり常に安定した高精度な結果を得られます。 自動標準化機能では、これまでのミルコスキャンで使 用してきた標準化溶液(FT-IRイコライザー液)を必要 としないため、この試薬コストが不要となり同時に装 2週間 2週間 2週間 2週間 2週間 Time 置の標準化に関わる作業そのものが不要となります。 2週間 2週間 2週間 2週間 2週間 卓越した検量線移設性能 検量線移設性とは、同じサンプルを異なる装置で測定した場合 に、どの程度ばらつきを抑えて同一の結果を得られるかの指標 となります。ミルコスキャンFT3は、自動標準化機能によって かつてないハイレベルな検量線移植性を実現しました。 ミルコスキャンFT3は、FT-IR乳成分測定装置としてこの移設 性能を数値(0.5 %CV)で示すことができる史上初の装置です。 複数台のミルコスキャンFT3を運用する場合、同一のプロダク トを使用するにあたりマスター機となるFT3に設定したスロー プ/インターセプト値をグループ内のすべてのFT3でも適用する ことができるため、それぞれのFT3における装置の管理労力を 大幅に削減できます。
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連続40回のマルチサブサンプリング測定を実現した ダブルシリンジシステム 完全新設計のサンプル連続送出システム。2つのハイプレッシャーシリンジポ ンプがキュベットに連続40回のサンプル送出を行います。従来型のミルコスキ ャンでは、1度の測定で1回(2.5μl)の送出を行っていましたが、このダブル シリンジシステムでは40回の連続送出により最大100μlのサブサンプル測定を 実現(2.5μl×40回)。この測定システムにより代表性、繰返し精度の高い測 定結果を得ることができます。 またこのシステムによりホモジナイズ無しで代表性の高い測定結果が得られる ため、メインホモジナイザーが不要※となったことで流路を短くすることが可 能となり装置保守のコスト削減が可能となりました。 ※補助ホモジナイザー(H-stage)を搭載。 スマートフローシステム 日本語対応の専用ソフトウェア ミルコスキャンFT3専用新世代インターフェロメーターを搭載。ま 操作用ソフトウェアは日本語対応。通常操作画面に限らずメ た多様なサンプルに対応可能な流路の短いスマートフローシステ ンテナンスガイダンスやデータ管理メニューなど細かい箇所 ム。流路のつまりを解消するフィルター逆流洗浄、その他、装置 も日本語で表示されているため、どなたにでも簡単に操作を 内部の湿度を強力に安定化する 行って頂けます。 自動ドライングシステムなど、 また、本体に搭載され “高精度な測定”を追求した新プ たタッチパネル内のメ ラットフォームで新しい乳成分 ニューも同様に日本語 分析のカタチをもたらします。 操作が可能です。 不純物混入スクリーニング検査(オプション) 乳糖4.1 原料乳の品質向上および食品の安全を確保するため、ミル 脂肪3.8 コスキャンFT3では不純物混入スクリーニングによって原 たんぱく3.6 料乳に異物が混入していないかどうかを識別検査します。 異常発見 特定の不純物にターゲットを絞り検査するモデルと、不特 定の不純物を広くスクリーニングする2つのモデルをお使 い頂けます。 トラブル時も安心のインテリジェント診断 ミルコスキャンFT3は装置の状態を監視する多数のセンサーを搭載。このセンサーをフル活用したインテリジェント診断プログラムによ って、装置がエラーを検出した際やフローシステムが故障、詰まった場合などでもソフトウェアのガイダンスに従いご自身で迅速な復旧 を図れます。
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デジタルサービスは装置をリモートから監視するこ とで、故障が発生する前の装置のリスクマネジメン トをサポートしながら、故障が発生した場合にはリ モートサポートで迅速な故障診断を実施して装置の アベラビリティ向上を目指したサービスです。 フォスのデジタルサービスは、3つの柱を基準とし ています。 データサーバとの自動通信により測定データをクラウドサ ーバーに保管。装置が故障してもデータは消えません。ま た、各工場の分析結果を一元管理し検量線の精度確認にも 役立ちます。 測定値に異常があっても、機器の診断や調整をフォスのエ ンジニアが遠隔でサポート。毎月の機器状況もレポートに して報告いたします。 ネットワーク 装置設定 レポート 検量線校正 検量線の独自作成も、最新の作成ソフトウェアを使えば、 非常に簡単にオリジナル検量線が作成できます。 データ管理 ユーザー管理 測定結果の診断 機器診断 例えば、中央部署から地方工場に設置された各装置又は制御用PCに搭載された各種検量線のアップデート、各種設定ファイル又はバック アップデータの自動保存、機器のステータス確認など豊富なサポート機能により、装置が設置された現場側での機器管理を効率化、軽減す ることが可能となります。 また、フォス・ジャパンから各装置のステータスをレポート形式で毎月送付して、お客様にお使い頂いている装置の定常状態のデータと故 障発生時のデータを履歴管理することもできます。 各サービスの詳細は別紙カタログをご確認ください。 デジタルサービスを組合せたサポートプラン: フォスの分析ソリューションを安心してご使用頂けるよう装置の点検、整備、緊急修理 と各パーツの保証にデジタルサービスを組合せたSmartCareプランをご用意しております。 ネットワークに接続されていることにより、遠隔で装置の状態確認をおこない、不具合 や故障に対し迅速に対応ができ、いち早く通常分析作業に戻します。 通常、機器保証は導入後1年で終了しますが、SmartCareなら2年目以降も充実した保証 部品がついています*。保証部品が万が一故障しても追加費用を気にして頂くことなく修 理依頼を行って頂き迅速な復旧が可能となります。 *保証対象部品の詳細については、別途お問合せ下さい。 フォスのトータルサポート フォス・ジャパンでは、国内4拠点にサービススタッフを配置。機器の設置、移設のお手 伝いをはじめ緊急時のトラブル対応にも最短の対応を行えるサポート体制を構築してい ます。 分析装置を安心してご使用いただくために、フォスはメンテナンスサービス、アプリ ケーション、部品提供、コンサルティング、デジタルサービスまでトータルなサポート をお客様にご提供致します。
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技術仕様 標準付属検量線 ミルク 脂肪、タンパク、乳糖(低乳糖製品含む)、全固形、無脂固形、比重、酸度、尿素、遊離脂肪酸、カ ゼイン、クエン酸、グルコース、ガラクトース クリーム 脂肪、タンパク、乳糖、全固形、無脂固形 ホエイ、ホエイ透過液 脂肪、タンパク、乳糖、全固形、無脂固形、酸度 オプション検量線 濃縮ホエイ&ホエイ透過液 脂肪、タンパク、乳糖、全固形、無脂固形、酸度 濃縮乳&強化乳 脂肪、タンパク、乳糖、全固形、無脂固形 ヨーグルト&発酵乳製品 脂肪、タンパク、乳糖、全固形、無脂固形、グルコース、フルクトース、スクロース、全糖、乳酸 デザート&アイスクリーム 脂肪、タンパク、乳糖、全固形、無脂固形、グルコース、フルクトース、スクロース、全糖 氷点(FPD)※加水 ミルク、クリーム用(伝導率センサー必要※オプション) 異常乳スクリーニング(ASM) 混入物のターゲットを特定しないスクリーニングモデル 異常乳スクリーニング(TAM) 特定の混入物を対象としたスクリーニングモデル 測定範囲 別紙アプリケーションノートを参照 測定精度 <1.0%Cv(脂肪、タンパク、乳糖、全固形)保証値 <0.8%Cv(脂肪、タンパク、乳糖、全固形)通常時 <4.0m℃(氷点) 繰返し精度 <0.25%Cv(脂肪、タンパク、乳糖) <0.20%Cv(全固形) <1m℃(氷点) 移植性誤差 <0.5%Cv(脂肪、タンパク、乳糖、全固形) キャリーオーバー <0.5%(ミルク、クリーム) 検量線調整方法 自動Slope/Intercept調整 サンプル量 <8.0ml(ミルク、クリーム) 測定時間 30秒 サンプル温度 5~55℃ 本体設置環境温度 10~35℃ フローシステム 自動ゼロ/クリーン。各サンプルの粘性に合わせてポンプ自動調整 本体湿度制御 自動乾燥システムによる保護 自己診断テスト 本体内蔵のIDチップによる各種消耗ログ、サービス履歴、トラブルシューティング ネットワーク接続 LIMS、FossManagerとの接続 脱イオン水 ISOグレード3/ASTM タイプIⅤまたは以上 本体仕様 重量 43kg 寸法(幅×奥行×高) 750×450×408mm 電源 100-240VAC, 50/60Hz 消費電力 300VA 設置スペース 制御用PC端末を含め 1300×55㎝ ・ミルコスキャンFT3はAOAC(米国公的分析化学者協会)及びIDF(国際酪農連盟)の規格に準拠しています。 ・ミルコスキャンFT3のご使用にはPC端末が必要となります。
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FOSS Analytical A/S Slangerupgade 69 フォス・ジャパン株式会社 DK-3400 Hilleroed Denmark 〒135-0064 東京都江東区青海2丁目4-24青海フロンティアビル11階 Tel.: +45 7010 3370 Fax: +45 7010 3371 TEL:03-5962-4811 FAX:03-5962-4812 セールス・サービス拠点 札幌・大阪・福岡 info@foss.dk www.foss.dk E-mail: info@foss.co.jp