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燃焼法タンパク質 / 窒素分析装置 Dumatec 8000

製品カタログ

1サンプルあたりわずか3分の高速測定。

デュマテック8000は迅速性・測定精度・低ランニングコスト・安全性を高次元で融合した最先端の燃焼法タンパク質/窒素分析装置です。

◆1サンプルあたりの測定時間は約3分の高速測定
◆サンプル量50~300mg(最大1g サンプルによる)
◆リファレンスガス不要の高感度TCD検出器を搭載
◆起動時間は約30分
◆相対標準偏差はEDTA150mgの測定時で0.5%以下
◆3段ディスク式オートサンプラーにより最大117サンプルの連続定が可能
◆測定終了後はヘリウム節約モードに自動切換え
◆3段階の水分トラップ機構により効率的な水分除去が可能
◆オリジナルの6ポジションカルーセル機構
◆触媒の交換推奨時期を通知
◆省スペース設置

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このカタログについて

ドキュメント名 燃焼法タンパク質 / 窒素分析装置 Dumatec 8000
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 835.6Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 フォス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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自動燃繊焼維法抽タ出ン装パ置クF質ib/e窒rt素e分c™析 8装0置00 ファDイumバaーteテcッ™ ク 88000000 デュマテック8000 ANALYTICS BEYOND MEASURE
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1サンプルあたりわずか3分の高速測定。 デュマテック8000は迅速性・測定精度・低ランニングコスト・安全性を高次元で融合した 最先端の燃焼法タンパク質/窒素分析装置です。 機能性 機能性 ・1サンプルあたりの測定時間は約3分の高速測定 デュマテック8000は、燃焼法に基づき食品、飼料をはじめ様々な原料、製 ・サンプル量50~300mg(最大1g サンプルによる) 品の窒素/タンパクを測定可能な分析装置です。 ・リファレンスガス不要の高感度TCD検出器を搭載 測定時間はわずか3分で得ることができ、最適化された燃焼条件と短時間 ・起動時間は約30分 での分析により使用ガスの消費量を最小限に節約することができます。ま ・相対標準偏差はEDTA150mgの測定時で0.5%以下 たリファレンスガスを必要としない高感度TCDディテクター(検出器)の 搭載によりキャリアガス使用量の削減とバッチ間のキャリブレーションコ ・3段ディスク式オートサンプラーにより最大117サンプルの連続 ストを節減。測定終了後はヘリウムガスの節約モードに自動的に切り替わ 測定が可能。 るため、トータルでの低コスト化を実現しています。 ・測定終了後はヘリウム節約モードに自動切換え ・3段階の水分トラップ機構により効率的な水分除去が可能 省メンテナンス性 ・オリジナルの6ポジションカルーセル機構 デュマテック8000では3段式水分吸着トラップと自己再生機能付きの二酸 ・触媒の交換推奨時期を通知 化炭素除去トラップを装備。二酸化炭素除去トラップは特殊カルーセル機 構により、繰り返し再生使用することが可能となっています。高品質な触 ・省スペース設置 媒は約800サンプルの測定に使用することができ、シンプルなフロー設計 と専用のメンテナンスツールによりアッシュインサートの取り外し、燃焼 優れた安全性 管、還元管の交換をはじめ容易な日常管理とオペレーションコストの節減 ・加熱分解などのサンプル前処理は不要。 に貢献しています。 ・危険な試薬は不要。 ・キーロックによる安全ドアで高温部品への接触を回避 高精度なタンパク質/窒素測定 ケルダール法との比較評価データからも良好な測定値が得られ、高感度 TCD検出器により低濃度窒素(0.003mgN)の測定においても優れた性能 メンテナンス性 を発揮。相対標準偏差はEDTA150mgの測定値時で0.5%以下の再現性を ・アッシュインサートの交換が簡単 実現しています。 ・燃焼管、還元管の交換を簡単操作で行えます。 ・二酸化炭素除去装置は自己再生機能によりメンテナンスフリー シンプル操作でどなたにでも簡単に デュマテック8000ではディスク式オートサンプラーの搭載により最大117 サンプルの連続測定が可能となります。また緊急の測定依頼サンプルが発 生した場合でも割り込み測定を行うことができます。 デュマテック8000はPCに搭載したデュマテックソフトウェアにより操作 され、測定データの計算及びレポート作成、LIMSシステムによるデータ転 送機能、触媒の交換推奨時期の通知などマルチな機能の搭載によりオペ レーターのサポートを円滑に行います。
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Tecator Line DUMATEC8000 デュマテック8000は燃焼法に基づく最新の測定機構で高速、低コストでタ ンパク質/窒素の測定を安全、効率的に行うことができます。 デュマテック8000においては測定する固体又は液体試料を純酸素により燃 焼します。燃焼により発生した窒素酸化物は窒素ガスに還元され、副生成物 として発生した水と二酸化炭素は独自のトラップ機構により完全に除去され ます。最後に残った窒素をリファレンスガス不用の高感度TCD検出器で検出 しデュマテックソフトウェアにおいて計算します。 また、デュマテック8000では効率的なフローシステムにより使用ガスの消 費量を最小限に抑え、同時に測定時間の短縮を実現しました。 このため、オペレーションコスト、メンテナンスコストとあわせガス消費量 などのランニングコストの削減を優れたレベルで達成しています。 AS : オートサンプラー He : ヘリウムガス O2 : 純酸素 CR : 燃焼管 RR : 還元管 F1 : 水分吸着トラップ1 F2 : 水分吸着トラップ2 F3 : 水分吸着トラップ3 F4 : 二酸化炭素吸着トラップ TCD : 検出器 PC : パソコン 1 電子天秤で専用スズ箔に試料を秤量して、オートサンプラーへセットします。 2 デュマテックソフトウェアから測定を開始します。試料がオートサンプラーから燃焼管へ送出される前にフローはヘリウムから酸 素に切り替わります。 3 燃焼管(CR)のアッシュインサートに装填された試料は供給された酸素とともに燃焼を行います。試料と酸素の発熱反応により 燃焼管内部の温度は1000℃から1700~1800℃まで上昇し、独自の酸化触媒により試料は完全に酸化されます。この燃焼後の灰 はアッシュインサート内に残ります。 4 燃焼により発生した窒素酸化物は、還元管(RR)で還元されて窒素ガス(N2)にかわり副生成物として二酸化炭素と水分が発生 します。 5 水分は各水分吸着トラップ(F1、F2、F3)で完全に除去され、二酸化炭素は自己再生機能をもつ吸着トラップ(F4)で取り除か れます。 6 水分と二酸化炭素を除去して残った窒素はTCD検出器で測定され、データがソフトウェアに転送されて窒素量を計算します。 測定後の窒素ガスは大気中に放出されます。
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SMART ANALYSIS 3段階水分除去システム 燃焼反応により発生した水分は3段式吸着トラップにより完全除去することが できます。混合ガスに含まれる水分は水分除去トラップ(F1)及びナフィオ ンメンブレンシステム(F2)、そして再生利用可能なシリカゲルを充填した水 分除去トラップ(F3)により完全に除去されます。 二酸化炭素吸着トラップ 3段ディスク式オートサンプラー 炭酸ガスは二酸化炭素除去管(F4)を通過し混合ガスから分離されます。 オートサンプラーは、3枚のディスクプレートを使用することで最大117 6本の二酸化炭素吸着管は特殊構造のカルーセルに取り付けられた二酸化 検体の連続測定行うことができます。 炭素吸着管では炭酸ガスの吸着と放出を同時に行います。 オートサンプラーではヘリウムガスによる燃焼管へのサンプル送出を行い、 測定中は1本の吸着管がフローラインに接続され、混合ガス中から二酸化 同時に空気中に含まれる窒素の除去を行います。またバッチ測定中に急ぎ 炭素の除去を行い、そのあいだ残りの吸着管は吸着した炭酸ガスを大気 のサンプルが入 中に放出します。このオリジナルの機構によりデュマテック8000では短 ってきた場合で 時間での分析を実現しています。 も途中割り込み 二酸化炭素を除去した が可能となって 残りの混合ガス(窒素 います。 とヘリウム)はTCD( 熱伝道度検出器)を通 過し、ガス中の窒素濃 度に比例した出力信号 を検知します。 測定されたデータはPC 上のデュマテックソフ トウェアで計算され総 窒素量として換算、表 示されます。 低ランニングコスト 測定に必要なコストは、触媒、還元銅、スズ箔のほかは純酸素、ヘリウム、 圧縮空気又は窒素ガスだけです。また燃焼に用いる純酸素は燃焼条件の最適 二酸化炭素吸着管は自動加熱による自己再生機能をもっており、日常の 化により必要な量だけを自動供給するため、ガスの消費量を最小限に抑えら メンテナンスを必要とせず繰り返し使用することができます。また簡単に れます。 取り付け、取り外しが可 能なため難しい技術を必 要としません。
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豊富なアプリケーション 各国での燃焼法普及に伴い、日本国内でも食品表示法 (2015年4月施行)においてたんぱく質の分析法にケル ダール法に加え燃焼法が記載されています。フォスでは デュマテック8000を用いた最適な分析条件をサンプル種 別に応じアプリケーションノートとしてご用意していま す。飼料、穀物、製粉、食肉、牛乳など多彩なアプリ ケーションにより、最短での運用をサポートいたします。 デュマテックソフトウェア デュマテック8000はPCに搭載されたデュマテックソフトウェアにより 操作を行います。 バッチ登録をはじめ電子天秤との接続によりサンプル重量の自動転送、 測定結果のエクセル出力、LIMSシステムによるデータの転送など日々 の分析に求められる豊富な機能をそなえたユーザーフレンドリーなソフ トウェアです。 操作性に優れたインターフェースによりデュマテック8000をどなたに でも簡単にご使用頂けます。 省メンテナンスで安定の測定精度を デュマテック8000は本体前面左扉にドアキーを装備。機器管理 者以外の方が、燃焼管など高温部に触れる危険性を回避すること ができます。 また専用ツールにより還元管、燃焼管をはじめ水分トラップ、二 酸化炭素吸着トラップ、アッシュインサートなどの交換を簡単に 行え、シンプルな内部構造により優れたメンテナンス性能を実現 しています。
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システム概要 デュマテック8000 220-240VAC 50-60Hz ・オートサンプラー ・サンプルトレイ 0-39検体 ・デュマテックマネージャー ソフトウェアCD-ROM ・ツールキット(すず箔100pcs、ピンセット、ヘラ、サンプルホルダー、るつぼ取外し用工具、1mlシリンジ、レンチ、 ・各種部品用取り外し工具(リアクターチューブ、ピストン)、サンプル準備テーブル、リアクターチューブスタンド ・設置用標準付属品 基本仕様 サンプル量 50mg – 300mg(サンプルにより最大1g) オートサンプラー処理能力 40、79、117検体 測定時間 2 – 4分(サンプル種類及びサイズに依存) 回収率 >99.5% 測定限界 0.003mgN 標準偏差 <0.5%(EDTA150mg測定時) 測定範囲 0.01 – 50mgN 燃焼炉温度 400 – 1000℃ 還元炉温度 400 – 1000℃ 炭酸ガス吸着炉 50 – 350℃ 項目 詳細 ヘリウムガス純度 99.999%以上 酸素ガス純度 99.995%以上 空気又は窒素純度(オートサンプラー用) 99.6%以上(ダスト、オイル、水蒸気を含まず露点が-40℃以下であること) ヘリウム圧力 3 – 6bar 酸素圧力 3 – 6bar 圧縮空気、ガス圧力 4bar 使用環境温度 15 – 35℃ 保管温度範囲 5 – 40℃ 使用標高 2000mまで 使用環境湿度 80%以下 使用環境 室内 使用電流 6A 過度過電圧 カテゴリーⅡ(IEC/EN60364) 汚染度 2(IEC664-1) 防護規格 IP41 主要諸元 詳細 寸法(幅×奥行き×高さ) 800×370×500mm(オートサンプラー付属の場合675mm) 電源 230VAC 50-60Hz 重量 65kg 最大電流 6A 電子天秤 0.01mg以上 PC仕様 詳細 CPU PentiumⅣ 1.6GHz RAM 256MB以上 ハードディスク 40MB以上 OS WindowsXP/Vista/7or8 追加ソフトウェア マイクロソフトエクセル ポート 1 USBポート モニター 17インチ以上 プリンター A4サイズ出力
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アプリケーション タンパク質測定 窒素測定 飼料 AOAC990.03 土壌/肥料 DIN 11512-20, DIN 19684-Teil 4 or AOAC 穀物 AOAC979.09,920.87,992.23 973.48 AOAC 993.13, DIN EN 13654-2· 穀物製品/油料種子 DIN EN ISO16634 石油化学製品 食肉/食肉加工品 AOAC 992.15,928.08 紙/パルプ モルト/麦汁/ビール AOAC997.09 タバコ ミルク/ミルク製品 AOAC920.53,950.09 水 § 64 LFGB L 01.00-60, L 02.00-24 コーヒー プラスチック 認証及び規格 以下のCE指令に準拠します。 Dumatec™8000 ・ElectroMagnetic Compatibility (EMC) Directive 2004/108/EC ・Low Voltage Directive (LVD) 2006/95/EC ・Machinery Directive (MD) 2006/42/EC ・Packaging and packaging waste Directive 94/62/EC ・WEEE Directive 2002/96/EC ・REACH Directive 1907/2006/EC 機器の安定した運用をサポート 長年にわたる経験に基づき、アプリケーションに留まらず高い技術力によ るサポートも提供可能です。 東京、札幌、大阪、熊本に在籍する経験豊富なサービススタッフにより緊 急時の迅速な対応を提供します。
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フォス・ジャパン株式会社 【東京本社】 〒135-0016 東京都江東区東陽2-4-14三井ウッディビル 1階 TEL03-5665-3821 FAX03-5665-3826 【札幌営業所】 TEL011-518-1831 FAX011-518-1833 【大阪営業所】 TEL06-7174-8550 FAX06-7174-8551 【九州営業所】 TEL096-292-8681 FAX096-292-8682 E-mail:info@foss.co.jp