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[ポスター]ピペッディングで汚染を避けるための10のこと

その他

ピペッディングで汚染を避けるための基本的な10項目をピックアップ!

主な利点:
汚染を避けるためには、常にその危険を意識して作業をすることが大切です。
ポイントとなる10項目を簡潔にまとめたポスターです。注意喚起等にご利用いただけます。

※紙媒体(A2サイズ)のポスターをお送りできます。ご希望の方はその旨お知らせください。

このカタログについて

ドキュメント名 [ポスター]ピペッディングで汚染を避けるための10のこと
ドキュメント種別 その他
ファイルサイズ 3.4Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ザルトリウス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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ピペッティングで汚染を避けるための10のこと ピペットの定期クリーニング セーフコーンフィルタ ー 毎日の清掃には、70%エタノールをラボティッ フィルター付きチップの使用 シュなどを利用してピペット外観(特に先端)の 汚れを拭きとります。 セーフコーンフィルターは、ピペットを汚染や-揮発 汚染が発生しやすいワークフローではオートク 性物質から保護します。 汚れに気づいたときは-す レーブ可能なピペットを使用し、メーカーのオー ぐに取り換えてください。または定期的に(50~ トクレーブの指示に従って定期的に滅菌くださ 250ピペッティング後)に交換してください。 い。分解せずにフルオートクレーブ可能なピペッ フィルターチップは、サンプルとピペットの両方に トがお勧めです。 最適な汚染対策が可能です。 チップ内のフィル ターがサンプルを保護し、二次汚染(クロスコン タミネーション)を防ぎます。 気密性が高いラッピ ング材で ピペットスタンドの利用 外部からの汚染を排除 普段使用のピペットはスタンドを利用して、ピ 気密性と水密性の高く保たれた、しっかりとした ペットを汚染や作業台への接触から保護します。 チップラックのラッピング材は、未開封のチップを ピペットの使用中や使用後に、ピペットを横にし 室内の汚染物質等から保護します。 て作業台などに置かないようにしてください。汚 クリーンベンチなどのラミナーフローキャビネッ 染のリスクが高くなります。 ト内で使用する際は、チップラックのラッピング材 を中に入れる直前に取り外してから配置します。 チップの純度証明と 汚染が広がる可能性を制 限 汚染物質検出限界値の確認 ある実験室から別の実験室へのピペットの移動 チップの汚染物質検出限界試験値について、メー は、一般的な汚染源となります。 - カーのチップ純度証明や試験データを確認し、実 ピペットは、特に汚染が発生しやすいワークフ 験に対して十分に厳密であることを確実にしてく ローで明確にマークする必要があり、他のワーク ださい。 オートメーション製造、バッチテスト、試 フローやラボと共有しない事が重要です。それぞ 各種験値等は、チップの純度を保証するための優 れのワークフローやラボにピペット準備し、管理 れた指標となります。 する必要があります。 キャリーオーバーに注意 チップの滅菌性の確認 段階希釈などのピペッティング中、サンプル間で 滅菌済みのピペットチップを使用する場合は、 チップを交換しないと、チップが汚染を持ち越す メーカーの滅菌プロセスや、バリデーションの実 可能性があります(キャリーオーバー)。 最初に試 施などがされているか確認してください。 薬を分注してからサンプルを追加します。サンプ ルを追加するたびにチップを交換します。 滅菌済フィルターチップはオートクレーブ処理し 汚染が発生しやすいワークフローではキャリー ないでください。チップ内のポリエチレンフィル オーバーに注意し、サンプル毎にチップを交換す ターはオートクレーブ温度に耐えられないためで ることで汚染を回避します。 す。また、使い捨てのため再利用はしないでくださ い。 飛沫を避ける 容器に適した長さのチップ 飛沫による汚染を避けるために、一定のピペッ ピペットの汚染は次のサンプルに広がる可能性 ティングリズムでピペッティングします。 粘性のあ があります。 ピペット自体が容器の開口部に触れ る液体はゆっくりとピペッティングします。粘性や ることなく、サンプル容器の底に到達するのに十 発泡性サンプルはリバース法のテクニックも有効 分な長さのピペットチップを選択してください。 です。電動ピペットを使用する場合は、リバース法 の他、等量連続分注も有効です。この際、吐出速 度は低速にします。 www.sartorius.com