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ピペットのクリーニングと汚染除去法クイックガイド

事例紹介

手動ピペットクリーニング方法とサンプル別汚染除去剤を掲載!

貴重なサンプルとピペットを汚染から守るためには定期的なクリーニングが重要です。
当資料では、毎日のクリーニングの実施方法とオートクレーブ滅菌方法を掲載しています。
また、汚染除去クイックガイドをサンプル別に掲載しています。

このカタログについて

ドキュメント名 ピペットのクリーニングと汚染除去法クイックガイド
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 418Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ザルトリウス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

Page1

ピペットのクリーニング 貴重なサンプルとピペットを汚染等から守ります ピペットの毎日のクリーニング ピペットの表面をクリーニングします。 1. ピペット本体先端にフィルターが装着されている場合は取り外します。 3. 洗浄後、エタノールを乾かすか、純水(タイプ3)または蒸留水を使 用した湿らせた布でピペットから洗浄剤を完全に取り除いた後、完 2. 洗 浄剤としてエタノール(70%)、イソプロピルアルコール(60%)ある 全に乾かします。 いは中性洗剤などを使用することが可能です。ラボティッシュに洗 浄剤を含ませ、やさしくピペットの表面を拭きます。ピペット先端 4. 必要に応じで新しいフィルター(セーフコーンフィルター)をピペ のチップコーンパーツは汚れやすいのでよく確認してふき取り掃除 ット本体の先端に装着します。 をします。 クリーニングと汚染除去について ピペット下部のクリーニング オートクレーブ滅菌 用途に応じて、洗浄・除染の間隔を設定してください。 推奨頻度は3か月毎です。 1 . 洗 浄・除染のプロトコールと、使用する予定の洗浄液とピペットの 1 . 本 体先端にセーフコーンフィルターが装着されている場合取り外します 。 化学的適合性をユーザーマニュアルで確認してください。 ピペットをエタノールで洗浄し、乾燥させます 2. 手 袋を着用して、ピペット下部を分解します。 日常業務の一環とし 2. ピ ペットのユーザーマニュアルのオートクレーブプロトコルをチェックし て、部品の摩耗を検査します。 交換が必要な場合、摩耗/損傷した部 て、ピペット全体がオートクレーブ可能かどうか、または特定の部品のみ 品を新品に交換します。(あるいはメーカーのサービスセンターへ を分解してオートクレーブする必要があるかどうかを判断します。 送ります。) 3. ラ ボティッシュなどを利用し、選択した洗浄剤で分解したピペット 3. ピ ペットまたはオートクレーブ可能なピペット部品を滅菌バッグに入 れ、 の下部のピストンとホルダー類を完全に拭き取り洗浄します。ピス バッグをオートクレーブに入れます。 トンに付着した古いグリスも完全に拭き取ります。ピストンが傷つ かないように注意して作業します。 4. 1 21°C、0.1Mp aで20分間滅菌します。ご利用のオートクレーブのマニュ アルも確認してください。 4. 洗 浄後、エタノールを乾かすか、純水(タイプ3)または蒸留水で湿 らせた布でピペットから洗浄剤を完全に取り除いた後、完全にピペ 5. オ ートクレーブ後、ピペットを冷却して完全に乾燥させてから再組 み立て ットのパーツを乾かします。 します。 乾燥は、乾燥機60℃で3時間程度または室温でオーバーナイト ホルダー類 (一晩後)を推奨しています。 ピストン 5. ピ ストンに再度グリスを塗ります。 ピペットメーカーが推奨するグ リスのみを使用し、使用方法をマニュアルで確認してください。 ピ 6. 必 要に応じて新しいフィルター(セーフコーンフィルター)をピペ ペットの性能を天びんで確認します。 ット本体の先端に装着します。 6. ピ ペットの精度測定や校正等のパフォーマンステストは、ピペット 7. オ ートクレーブ中の加圧により下部が緩んでいないか、その他不具 メーカーにアウトソーシングできます。 提供されるサービスがニー 合がないかを確認してください。 ズのレベルと品質を満たしていることを確認してください。 8. オ ートクレーブ滅菌のたびにピペットの性能を確認することをお勧 めします。 また、オートクレーブを10回行うごとに、ピペットのピ ストン部にグリースを塗りなおすことをお勧めします。 汚染除去 クイックガイド 汚染物質 洗浄法         汚染物質  洗浄法 汚染物質 洗浄法         タンパク質 中性洗剤 有機溶剤 中性洗剤 ウイルス オートクレーブ, 次亜塩素酸ナトリウム, エタノール, 過酸化水素 DNA, RNA 次亜塩素酸ナトリウム、核酸除去剤、UV 放射性物質 放射性物質除去剤 菌類 オートクレーブ, 次亜塩素酸ナトリウム, RNase ヌクレアーゼ除去剤、DEPC オートクレーブ, 次亜塩素 酸ナトリウム, 過酸化水素, バクテリア エタノール, 過酸化水素, 生物学的サンプル 中性洗剤 & オートクレーブ 酸/アルカリ 水 第四級アンモニウム塩, VHP (血清, 尿,組織) ピペットのメンテナンスについてもっと知りたいです か? ザルトリウスの無料セミナーピペッティングアカデミー をリクエストしてください。 → https://sartorius-if.smktg.jp/public/file/document/download/2210 www.sartorius.com