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貴重な時間と労力を削減できます。
迅速かつ正確なアデノ随伴ウイルス (AAV) の定量測定は、遺伝子治療におけるバイオプロセッシングを進めるための満たされていないニーズです。
ウイルスのキャプシド力価は一般的にELISAで測定され、空のキャプシド力価と完全なキャプシド力価の区別があり、その比率は超遠心分析 (AUC) で取得されます。また、ウイルスのゲノム力価はddPCR (Ref.1) で測定されます。
これらの手法は一般に時間がかかり、多くの人手を要します。このためバイオプロセッシングや製造中における、ウイルス力価の迅速なat-line測定には実用的ではありません。
ForteBioは、迅速、ハイスループットで、かつ堅牢なAAV2キャプシド定量法を開発しました。この手法では精製プロセスに沿ってサンプル中のウイルス力価を決定可能です。
複数の96ウェルまたは384ウェルプレートのアッセイを1時間未満で測定し、アッセイを加速させることができます。作業に5時間を要するようなELISAや、8時間を要するようなddPCRアッセイと比較して、貴重な時間と労力を削減できます。
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このカタログについて
| ドキュメント名 | フライヤー 迅速なat-line AAVウイルス力価アッセイ |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 事例紹介 |
| ファイルサイズ | 442.8Kb |
| 登録カテゴリ | |
| 取り扱い企業 | ザルトリウス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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迅速なat-line AAVウイルス力価アッセイ
迅速かつ正確なアデノ随伴ウイルス (AAV) の定量測定は、遺伝 Octet®システムはバイオレイヤー干渉法 (BLI) と、96または384
子治療におけるバイオプロセッシングを進めるための満たされてい ウェルのサンプルプレート、および既製のバイオセンサーと組み合
ないニーズです。ウイルスのキャプシド力価は一般的にELISAで測 わせて利用することで、迅速で正確な生体分子相互作用のリアルタ
定され、空のキャプシド力価と完全なキャプシド力価の区別があり、 イム分析を提供します。Octetシステムは、組み換えタンパク質から
その比率は超遠心分析 (AUC) で取得されます。また、ウイルスの モノクローナル抗体に至る、様々な分子の力価と速度論的特性の
ゲノム力価はddPCR (Ref.1) で測定されます。これらの手法は一般 決定に使用されています。ウイルスワクチンの研究では、HIV、イン
に時間がかかり、多くの人手を要します。このためバイオプロセッ フルエンザ、エボラウイルスを含む様々なウイルスとウイルス様微粒
シングや製造中における、ウイルス力価の迅速なat-line測定には 子の研究に展開されています (Ref.2) 。
実用的ではありません。
OctetのAAV2力価アッセイは、ELISAとddPCRに比べてマトリック
ForteBioは、迅速、ハイスループットで、かつ堅牢なAAV2キャプ ス効果を最小限に抑え、優れた精度と信頼性を示しました。この方
シド定量法を開発しました。この手法では精製プロセスに沿ってサ 法は、バイオプロセス環境での任意のAAV血清型のat-lineテス
ンプル中のウイルス力価を決定可能です。複数の96ウェルまたは トの一般的なウイルス力価アッセイとして展開できます。そのアッセ
384ウェルプレートのアッセイを1時間未満で測定し、アッセイを加 イ開発は、既成のバイオセンサーに適切なAAV特異的な捕捉リガ
速させることができます。作業に5時間を要するようなELISAや、8 ンドをコーティングすることによって実現できます。私たちは、Octet
時間を要するようなddPCRアッセイと比較して、貴重な時間と労力
システムがバイオプロセスに関してほぼリアルタイムのフィードバッ
を削減できます。 クを提供し、時間とリソースを大幅に節約することで、ウイルス製造
の効率と生産性を向上させることができると考えています。 Octet
AAV2定量アッセイの主要なハイライトのいくつかを表1に示しま
す。
BLI (Octet RED96e System) BLI (Octet RED384 System) BLI (Octet HTX System)
+ AAV biosensor* + AAV biosensor* + AAV biosensor* ELISA
結果がわかるまでの時間 96ウェルプレート, 1時間未満 96ウェルプレート, 30分未満 96ウェルプレート, 5分未満 96ウェルプレート, 4-6時間
操作時間 約10分 約10分 約10分 2-3時間
ロボット接続も可能 ロボット接続も可能
精度 (%CV) <10% <10% <10% 15–20%
定量レンジ 108–1010 gc/mL 108–1010 gc/mL 108–1010 gc/mL 5x107–1x109 vp/mL
段階的な希釈が必要
サンプルタイプ 粗細胞培養上清 粗細胞培養上清 粗細胞培養上清 粗細胞培養上清
(遠心分離やろ過の必要なし) (遠心分離やろ過の必要なし) (遠心分離やろ過の必要なし)
サンプル準備 必要なし 必要なし 必要なし サンプル希釈1:5,000–50,000
表1: AAV2アッセイにおける各手法の比較–OctetシステムとELISA
単位の gc/mL は、mLあたりのゲノムコピーを表します。 Octetアッセイの結果はddPCRで同じサンプルに対して行われた比較研究に基づいて、gc/mL単位に変換されています。
References
1 Dobnik D, Kogovšek P, Jakomin T, Košir N, Tušek Žnidaric M, Leskovec M, Kaminsky 2 Rejane Petersen, Strategies Using Bio-Layer Interferometry Biosensor Technology for
SM, Mostrom J, Lee H and Ravnikar M, Accurate Quantification and Vaccine Research and Development, Biosensors (Basel), 201,7 Oct 31, 7(4), pii:
Characterization of Adeno-Associated Viral Vectors, Front. Microbiol., E49, doi: 10.3390/bios7040049.
2019, 10:1570. doi: 10.3389/fmicb.2019.01570.
ザルトリウス・ジャパン株式会社
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