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インピーダンスアナライザ IM3570

製品カタログ

異なる測定条件の高速検査を1台で実現するインピーダンスアナライザ

インピーダンスアナライザIM3570は、測定周波数4Hz~5MHz、測定レベル5mV~5VのLCRメータとインピーダンスアナライザが1台になった測定器です。交流信号によるLCR 測定、直流による抵抗(Rdc)測定、測定周波数や測定レベルを連続的に変化させるスイープ測定等が可能です。
異なる測定条件・測定モードを高速で連続測定できますので、今まで複数の測定器を使用していた検査ラインを1台で実現することができます。

このカタログについて

ドキュメント名 インピーダンスアナライザ IM3570
ドキュメント種別 製品カタログ
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登録カテゴリ
取り扱い企業 日置電機株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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インピーダンスアナライザ IM3570 IMPEDANCE ANALYZER IM3570 異なる測定条件の高速検査を1台で実現 インピーダンスアナライザIM3570は、測定周波数4Hz〜5MHz、測定レベル5mV〜 5VのLCRメータとインピーダンスアナライザが1台になった測定器です。交流信号によ るLCR測定、直流による抵抗(Rdc)測定、測定周波数や測定レベルを連続的に変化さ せるスイープ測定等が可能です。 異なる測定条件・測定モードを高速で連続測定できますので、今まで複数の測定器を使 用していた検査ラインを IM3570なら1台で実現することができます。
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2 LCR 測定・Rdc 測定・スイープ測定 連続測定と高速検査を、1台で実現 インピーダンスアナライザ IM3570 インピーダンスアナライザ IM3570 でお薦めする測定 1. 圧電素子の共振特性の測定 2台、必要? 周波数スイープ測定によって、共振周波数とその インピーダンスを測定し、ピークコンパレータ機 能によって共振状態の良否判定ができます。 LCR モードで、1kHz や 120Hz の C 測定により 容量の検査ができます。 周波数スイープ測定 LCRモード Zピークコンパレータ画面 Cs表示画面(1kHz測定) 1台で、 高速・高精度測定を実現! 連続測定で周波数スイープ測定(インピーダンスアナライザ) とC 測定を1台で実施できます。 また、IM9000(オプション)の等価回路解析でパラメータに 連続測定画面 よる良否判定ができます。 ここに注目!! ポイント1 測定時間を短縮 IM3570 FAST 3532-50 FAST の測定時間 の測定時間 測定時間を短縮しました。LCRモードで最速1.5ms* 測定周波数 参考値 (1kHz)、0.5ms*(100kHz)を実現しています。 1MHz 0.5ms 6ms 当社従来製品(3522-50, 3532-50:代表値5ms) 100kHz 0.5ms 6ms に比べて、大幅に高速化しました。検査数量のアッ 10kHz 0.6ms 15ms プに貢献します。 1kHz 1.5ms 5ms また、多点測定が必要なスイープ測定を1ポイン 100Hz 11ms 15ms ト当り0.5msで迅速に実行します。 * ディスプレイ OFF の場合(ディスプレイ ON の場合は 0.3ms 増加し IM3570と 3532-50の測定時間の比較 ます。)
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3 生産ラインに最適なインピーダンスアナライザ 2.機能性高分子コンデンサのC-Dと低 ESR測定 LCRモード LCRモード Cs、D表示画面(120Hz測定) Rs表示画面(100kHz測定) 連続測定画面 機能性高分子コンデンサでは C-D(120Hz)と低 異なる測定項目を異なる測定条件(周波 ESR(100kHz)の測定ができます。 数、レベル、モード)で連続測定すること ができます。 ここに注目!! ポイント2 IM3570の1mΩ、100回測定時の繰り返し精度 当社従来製品に比べて低インピーダンス測定時の繰 測定スピード 参考値 り返し精度が1桁向上しました。 SLOW2 0.03% 44.5ms 例えば、1mΩ(1V, 100kHz)の条件では、測定スピー SLOW 0.08%, 5.9ms ドMEDの場合に、繰り返し精度(ばらつき)*が0.12% MED 0.12%, 1.7ms と安定した測定が可能で、100kHzのESR 測定に適 FAST 0.5ms 0.54% しています。 ばらつき [%]と 測定時間 [ms] * 繰り返し精度(ばらつき)は最大と最小の差をもとに算出しています。 3.インダクタ(コイル・トランス)のRdcとL-Q測定 L-Q(1kHz, CC 1mA) と Rdc を連 続測定して、 同一画面上に数値表示できます。 コア入りコイルなど印加電流によりインダクタンス 値が変わる「電流依存性」がある素子に対して L、Q表示画面(1kHz,CC1mA測定) 定電流 CC で測定が可能です。 従来製品に比べて、低インピーダンス測定時の繰 L、Q、Rdc 連続測定画面 り返し精度が1桁向上していますので、Rdc の安 L、Q(1kHz,CC1mA測定)と 定した測定が期待できます。 Rdc表示画面(DC測定) Rdc(DC測定)の表示画面 ここに注目!! ポイント3 当社従来製品に比べてθの測定精度を向上することで、θ(位相)が90°付近の高 Q値やRs値について、1桁 良い絶対精度・繰り返し精度で測定できます。 コイルは用途によって測定周波数が異なりま す。測定周波数範囲が 4Hz 〜 5MHz と広 いので、各種コイルの測定ができます。 電流依存性のある素子に対して、定電流ス イープ測定により、電流特性のグラフ表示 周波数スイープ測定 CC値スイープ測定 が可能です。 Z-θ測定画面 Ls 測定画面
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4 高速・高精度測定で検査効率を向上 ■ IM3570 の特長 ● 低容量(高インピーダンス)測定で安定性を向上 IM3570の1pF(1MHz, 1V)、 当社従来製品に比べて低容量(高インピーダンス)測定時の繰 100回測定時の繰り返し精度 参考値 り返し精度が1桁向上しました。 測定スピード 例えば、1pF(1MHz, 1V)の条件では、測定スピードSLOW2の SLOW2 0.01% 36.3ms 場合に、繰り返し精度(ばらつき)*が0.01%と安定した測定が可 SLOW 0.04%, 4.8ms 能です。 MED 0.07%, 1.5ms 同時に、位相の繰り返し精度も向上していますので、低容量(高 0.5ms 0.30% インピーダンス)測定時のDの測定の安定性が向上しました。 FAST * 繰り返し精度(ばらつき)は最大と最小の差をもとに算出しています。 ばらつき [%]と 測定時間 [ms] ● 広範囲な測定周波数 ● 広範囲な測定電圧/電流 IM3570はDCおよび4Hz 〜 5MHzの範囲内における周波数 通常のオープンループの信号発生に加え、定電圧/定電流モー 帯域を5桁分解能 (1kHz未満は0.01Hz分解能 )で設定できま ドで電圧/電流依存性を配慮した測定が可能です。5mV 〜 す。共振周波数の測定や動作条件に近い状態での測定・評価 5V / 10μA 〜 50mA( 〜 1MHz)まで、広範囲な測定信号レベル ができます。 の設定が可能です。(周波数、測定モードにより測定信号レベ ルの設定範囲は異なります。) ● 内部でDCバイアスを発生可能 本体のみで最大2.5VのDCバイアスを印加して測定ができま す。タンタルコンデンサなど有極コンデンサの測定が安心して行 えます。充電インピーダンスは100Ωです。 ● 15種類のパラメータ測定 ● 高分解能、最大7桁表示 Z、Y、θ、Rs(ESR)、Rp、Rdc( 直 流 抵 抗 )、X、G、B、Ls、Lp、 フル7桁表示の高分解能測定ができます。3〜7桁の表示桁数 Cs、Cp、D(tanδ)、Q のパラメータを測定でき、必要なパラメータ 設定ができます。 をパソコンに取り込む事ができます。 ● コンタクトチェック機能搭載(開放チェック) ● DC〜5MHzで使用可能な4端子プローブ 4端子プローブL2000(オプション)は、特性インピーダンス 4端子測定(低インピーダンス高精度モード時のみ)、2端子測 50Ωと測定精度の向上に寄与する4端子対構造を採用し、 定のコンタクトチェック機能によって、被測定物に測定用電極が IM3570に最適なプローブです。 接触していない状態で測定することを防ぎます。 ● 測定ケーブルは4mまで延長可能 インピーダンスが著しく高 い場合は、High-Z(ERR) 4端子対構成で測定ケーブルの影響を低減し、測定ケーブル長 判定します。 0,1,2,4mで確度保証します。自動機の配線が容易になります。 (ケーブル長により、確度保証する周波数範囲は異なります。) ● 長期安定性の向上 High-Z リジェクト機能 1年間の測定確度保証をしています。従来製品では6 ヶ月ごとの 校正が必要であったところ、校正周期を1年間に延長できます。 ● コンパレータ LCRモードで、1画面で測定項目から2種類のHi/IN/Loの判 ● インターバル測定 定が可能です。判定方法は絶対値設定の他に、%設定、Δ% センサの応答から素子の経時変化の確認など、パラメータの 設定が可能です。連続測定を使用すると、複数の測定条件・測 時間変化を最大801ポイントまで、指定した間隔(100μs〜 定項目に渡る判定ができます。 10000s)で測定し、グラフまたはリスト表示できます。 ● BIN測定 ●タッチパネルで分りやすい操作 2項目について10分類と範囲外への分類ができます。 従来製品に引き続き、分りやすい操作のタッチパネル式ディス プレイを採用しました。さらに、カラー液晶搭載で見やすい表 ● セグメント設定 示と直感的にわかる抜群の操作性で、お客様の作業効率をアッ スイープ範囲を20セグメント、合計最大801ポイントまで設定で プします。 きます。複数の周波数範囲を詳しく評価したい場合に効果を 発揮します。
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5 簡単な回路解析、詳細な良否判定が可能 ■ 等価回路解析ソフト IM9000(オプション)による機能追加で、 充実した等価回路解析とグラフ表示 等価回路解析ソフトIM9000は等価回路解析等を可能にする 代表的な5種の等価回路解析と解析結果を用いて理想周波数 追加機能オプションです。 特性を算出し、実測値との差分を確認ができます。また、コール・ コールプロットおよびアドミタンス円などのグラフ表示ができます。 ●等価回路解析(自動、固定)  5パターン ●等価回路各素子の良否判定 ●解析結果シミュレーション ●コール・コールプロット表示  /アドミタンス円表示 等価回路各素子に対する良否判定画面 解析結果シミュレーション画面 アドミタンス円表示画面 ●等価回路モデルと測定項目 3素子モデル 4素子モデル A B 測定項目 E 測定項目 L1( インダクタンス) L1( インダクタンス) fr( 共振周波数) C1( 容量) C1( 容量) fa( 反共振周波数) R1( 抵抗) R1( 抵抗) fs( 直列共振周波数) Qm( 共振の鋭さ) C0( 並列容量) fp( 並列共振周波数) fr( 共振周波数) Qm( 共振の鋭さ、 fm( 最大アドミタンス周波数) fa( 反共振周波数) C D    機械的品質係数)fn( 最小アドミタンス周波数)f1( 最大サセプタンス周波数) f2( 最小サセプタンス周波数) 4素子モデルのパラメータ ■ フロント USB で保存と読み込み 測定結果や設定は、フロントパネルに接続した市販のUSBメモ リに保存できます。 (フロントパネルのUSB 端 子は、USBメモリ接 続専用です。測定結果は IM3570の内部メモリに保存した後、USBメモリにまとめて保存します。相性に より使用できないUSBメモリが存在します。) 各種測定結果と設定 USBメモリへ保存 ■ USB, LAN, GP-IB, RS-232C で PC、PLC による外部制御接続 リアパネルにRS-232C、GP-IB、USB、LANを標準装備し EXT I/O ています。 LAN RS-232C(リアパネルのUSB端子は、PC接続専用です。) (ハンドラインタフェース) IM3570の各種機能をPLCまたはパソコンからコントロールが でき、測定結果の取得が可能です。( 電源 ON/OFFとインターフェー ス設定の一部を除きます。) 自動機に最適なインタフェースを使用する事で、最適な測定シス テムの構築ができます。 USB (PC接続用) GP-IB IM3570 背面
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6 ■ EXT I/O ●ハンドラ (EXT I/O) インタフェース ハンドラインタフェース(EXT I/O)は、測定終了信号や判定結果信号を出力 したり、測定トリガ信号などを入力して測定器の制御を行うことができます。 各信号線は計測回路・制御回路から絶縁し、ノイズに強い構造になっています。 ■代表的なEXT I/Oタイミングの例 ■ EXT I/O 信号一覧 ●入力信号 接触状態 開放 チャック 開放 チャック TRIG :外部トリガ LD0 〜 LD6 :パネルナンバー選択 TRIG ON OFF ON LD_VALID :パネルロード実行 t0 t1 t2 ●出力信号 ON OFF ON EOM :測定終了INDEX t3 t4 INDEX :取り込み終了 ERR :測定異常出力 EOM ON OFF ON ISO_5V :内部絶縁 5V t5 ISO_COM :内部絶縁コモン PARAx-HI, PARAx-IN ●出力信号 (共用の信号線 ) PARAx-LO, AND 前回判定結果 判定結果 ERR PARAx-HI, PARAx-IN, コンパレータの判定 PARAx-LO (x=1,3), 結果出力 t0:トリガ信号最小時間;0.3 ms 以上 *1 AND t1:コンパレータ、BIN 判定結果からEOM(LOW) まで、ディレイ設定時間;0.04 ms 以上 *1 t2:測定終了から次のトリガまでの最小時間;0.4 ms *1 BIN1〜 BIN10, BIN 判定結果出力 t3:トリガから回路が応答するまでの時間;0.7 ms *1 OUT_OF_BINS t4:最小チャック時間、INDEX(LOW) でチャック切替可能;0.3 ms *1 t PARAx-LMAX_MEASNG, アナライザコンパ5:測定時間;0.5 ms *1 *1: 測定スピード:FAST、レンジ:HOLD の場合。 PARAx-LMAX_IN, レータ出力(PEAK PARAx-LMAX_CONDNG, モード時) ■コネクタ PARAx-LMIN_MEASNG, 使用コネクタ(本体側):D-SUB 37ピン メス #4-40 インチネジ PARAx-LMIN_IN, 適合コネクタ :DC-37P-ULR(半田型)、DCSP-JB37PR(圧接型) PARAx-LMIN_CONDNG, 日本航空電子工業社製 (x=1,3) ■ IM3570 仕 様 LCRモード: 単一条件で測定 測 定 ス ピ ード FAST/MED/SLOW/SLOW2 アナライザモード: 通常モード: DC 0V〜2.50V( 10mVステップ) 測定周波数、測定レベルでスイープ DCバイアス測定 低インピーダンス高精度モード: 測 定 モ ー ド (測定点:1〜801、 掃引方法:通常掃引/セグメント DC 0V〜1.00V( 10mVステップ) 掃引、 表示:リスト表示/グラフ表示) 連続測定モード: 通常モード: 測定信号レベル 直 流 抵 抗 測 定 DC 100mV〜2.5V( 10mVステップ) 保存した条件を連続で測定(最大32通り) 低インピーダンス高精度モード: 測定信号レベル 測定パラメータ Z, Y, θ, Rs(ESR), Rp, Rdc(直流抵抗), X, G, B, Cs, DC 100mV〜1.00V( 10mVステップ)Cp, Ls, Lp, D(tanδ), Q LCRモード:第1、第3項目に対してHi/IN/Lo 測 定 レ ン ジ 100 mΩ 〜100 MΩ, 12レンジ アナライザモード: (全てのパラメータはZで規定) コ ン パ レ ー タ エリア判定(各ポイントに対してHi/IN/Lo)、 Z, Y, Rs, Rp, Rdc, X, G, B, Ls, Lp, Cs, Cp : ピーク判定(極大、極小の周波数と絶対値に対 ±(0.000000[単位]〜9.999999G[単位]) してHi/IN/Lo ) ZとYのみは絶対値表示 B I N 測 定 2項目について10分類と範囲外 表 示 範 囲 θ: ±(0.000°〜 180.000°) D : ±(0.000000〜9.999999) 補 正 オープン/ショート/ロード/ケーブル長 0,1m/相関補正 Q : ±(0.00〜99999.99) 残留電荷保護機能 V= √ 10/C (C:試料の容量 [F], V= 最大400V) Δ% : ±(0.0000%〜999.9999%) トリガ同期出力機能 アナログ計測中のみ測定信号を印加 基 本 確 度 Z : ±0.08%rdg. θ: ±0.05° ア ベ レ ー ジ 1〜256 測 定 周 波 数 4Hz〜5MHz (設定分解能 5桁分解能、ただし最小分解能10 mHz) インターバル測定 100μs〜10000s、最大801ポイント 通常モード: パネルロード・セーブ LCRモード:30、アナライザモード:2、補正値:128 Vモード・CVモード: 5 mV〜 5 Vrms (1 MHzまで), 10 mV〜1 Vrms (1 MHz〜5 MHz), 1 mVrmsステップ メ モ リ 機 能 32,000データを本体のメモリに保存 CCモード: 10μ A〜50 mArms (1 MHzまで), 10μ A EXT I/O(ハンドラ) RS-232C 測定信号レベル 〜10 mArms (1 MHz〜5 MHz), 10μ Armsステップ低インピーダンス高精度モード: インタフェース GP-IB Vモード・CVモード: 5mV〜1Vrms (100 kHz まで), USB(Hi-Speed/Full-Speed) 1 mVrmsステップ USBメモリ CCモード: 10 μA〜100 mArms (100 kHzまでの LAN(10BASE-T/100BASE-TX) 100 mΩと1Ωレンジ), 10 μArmsステップ 使用温湿度範囲 0 ℃〜40 ℃、 80 %rh以下、 結露なきこと 出力インピーダンス 通常モード: 100Ω 保存温湿度範囲 -10 ℃〜50 ℃、 80 %rh以下、 結露なきこと低インピーダンス高精度モード: 10Ω 電 源 AC 90〜264 V, 50/60 Hz, 150 VA max. 表 示 カラーTFT 5.7inch、表示 ON/OFF設定可能 寸 法 ・ 質 量 約 330W×119H×307D mm, 約5.8 kg 表 示 桁 数 設 定 3〜7桁の表示桁数の設定が可能、初期値6桁 電源コード×1、取扱説明書×1、 測 定 時 間 0.5 ms (100 kHz、FAST、ディスプレイOFF、代表値) 付 属 品 通信取扱説明書(CD-R)×1
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7 ■ IM3570 測定確度 ( 確度保証期間 1 年 , 調整後確度保証期間 1 年 ) 条件 測定確度は以下の式から計算 温湿度範囲 23℃±5℃、80% rh 以下(結露のないこと)、電源投入 測定確度 = 基本確度×C×D×E×F×G 後 60 分以上経って、オープン、ショート補正実行後 【C:レベル係数】 V:設定値(Vモード時相当)[V] 0.005V 〜 0.999V: 1+0.1/V( Rdc 以外の 30kΩレンジ以下) 1kΩレンジ以上と 300Ωレンジ以下では、 1+0.3/V( Rdc の全レンジ、Rdc 以外の100kΩレンジ以上) 基本確度(Z,θ)計算式 基本確度の計算式が下に示すように 1V 〜 5V: 1 異なります。 【D:測定スピード係数】 上側 A・・・ Zの基本確度( ± % rdg.) 下記の計算例を参照してください。 FAST:8、MED:4、SLOW:2、SLOW2:1 B は試料のインピーダンスに関する係数 1kΩレンジ以上・・・ 【E:測定ケーブル長係数】 fm:測定周波数 [kHz] 0m:1( DC〜5MHz)、 1m:1.5( DC〜5MHz)、 下側 A・・・θの基本確度( ± deg.) 10×Zx確度=A+B× −1 2m:2×(1+ fm/100) ( DC〜100 kHz)、 4m:4×(1+fm/100)( DC〜10 kHz) B は試料のインピーダンスに関する係数 レンジ 【F:DCバイアス係数】 VAC:交流信号電圧設定値 [V] 300Ωレンジ以下・・・ DC バイアス設定 OFF:1 DC 時のAは Rの確度(± % rdg.) レンジ DC バイアス設定 ON: Bは試料の抵抗に関する係数 確度=A+B× −1 Zx 2×(1+ 0.1/VAC)、 4×(1+ 0.1/VAC)( 10Ωレンジ以下の 100.01kHz 以上) Zxは試料のインピーダンス実測値(Z) 【G:温度係数】 t:使用温度 t が 18℃〜 28℃の場合: 1 t が 0℃〜18℃, 28℃〜40℃の場合:1+0.1×|t-23| 基本確度表 レンジ 確度保証範囲 DC 4Hz〜99.9Hz 100Hz〜999.99Hz 1kHz〜10kHz 10.01kHz〜100kHz 100.1kHz〜1MHz 1.001MHz〜5MHz 100MΩ 8MΩ〜200MΩ A=4 B=6 A=6 B=5 A=3 B=2 A=3 B=2 A=8 B=4 ※1.001MHz 以上は確度をA=5 B=3 A=2 B=2 A=2 B=2 A=3 B=2 (f [MHz] +3) 倍して 10MΩ 800kΩ〜100MΩ A=0.5 B=0.3 A=0.8 B=1 A=0.5 B=0.3 A=0.5 B=0.3 A=1 B=0.7 A=3 B=2 4A=0.8 B=0.5 A=0.4 B=0.2 A=0.4 B=0.2 A=1 B=0.2 A=3 B=1  ください。 1MΩ 80kΩ〜10MΩ A=0.2 B=0.1 A=0.4 B=0.08 A=0.3 B=0.05 A=0.3 B=0.05 A=0.3 B=0.08 A=1 B=0.5 ※ A=2 B=1A=0.3 B=0.08 A=0.2 B=0.02 A=0.2 B=0.02 A=0.3 B=0.08 A=1 B=0.5 A=2 B=1 100kΩ 24kΩ〜1MΩ A=0.1 B=0.01 A=0.3 B=0.01 A=0.2 B=0.01 A=0.15 B=0.01 A=0.25 B=0.04 A=0.4 B=0.3 ※ A=2 B=0.5A=0.3 B=0.01 A=0.1 B=0.01 A=0.1 B=0.01 A=0.2 B=0.02 A=0.3 B=0.3 A=2 B=0.3 30kΩ 8kΩ〜300kΩ A=0.1 B=0.01 A=0.3 B=0.01 A=0.2 B=0.005 A=0.12 B=0.005 A=0.25 B=0.01 A=0.4 B=0.05 ※ A=2 B=0.1A=0.3 B=0.01 A=0.1 B=0.003 A=0.08 B=0.003 A=0.15 B=0.005 A=0.3 B=0.03 A=2 B=0.1 10kΩ 2.4kΩ〜100kΩ A=0.1 B=0.01 A=0.3 B=0.01 A=0.2 B=0.01 A=0.12 B=0.005 A=0.2 B=0.02 A=0.3 B=0.03 ※ A=1.5 B=0.2A=0.3 B=0.01 A=0.1 B=0.005 A=0.08 B=0.002 A=0.08 B=0.02 A=0.2 B=0.05 A=1 B=0.2 3kΩ 800Ω〜30kΩ A=0.1 B=0.01 A=0.3 B=0.02 A=0.2 B=0.005 A=0.12 B=0.005 A=0.2 B=0.005 A=0.3 B=0.01 ※ A=1.5 B=0.02A=0.2 B=0.01 A=0.1 B=0.002 A=0.08 B=0.002 A=0.08 B=0.005 A=0.15 B=0.01 A=1 B=0.03 1kΩ 240Ω〜10kΩ A=0.1 B=0.01 A=0.3 B=0.02 A=0.2 B=0.01 A=0.1 B=0.005 A=0.2 B=0.01 A=0.3 B=0.01 ※ A=1.5 B=0.01A=0.2 B=0.01 A=0.1 B=0.005 A=0.08 B=0.002 A=0.08 B=0.01 A=0.15 B=0.01 A=1 B=0.01 300Ω 8Ω〜300Ω A=0.1 B=0.02 A=0.4 B=0.02 A=0.3 B=0.02 A=0.08 B=0.02 A=0.2 B=0.02 A=0.3 B=0.03 ※ A=1.5 B=0.05A=0.2 B=0.01 A=0.15 B=0.01 A=0.05 B=0.01 A=0.08 B=0.02 A=0.15 B=0.02 A=1 B=0.05 10Ω 800mΩ〜10Ω A=0.2 B=0.15 A=0.5 B=0.2 A=0.4 B=0.05 A=0.3 B=0.05 A=0.3 B=0.05 A=0.4 B=0.2 ※ A=2 B=1.5A=0.3 B=0.1 A=0.3 B=0.03 A=0.15 B=0.03 A=0.15 B=0.03 A=0.3 B=0.1 A=2 B=1 1Ω 80mΩ〜1Ω A=0.3 B=0.3 A=2 B=1 A=0.6 B=0.3 A=0.4 B=0.3 A=0.4 B=0.3 A=1 B=1 ※ A=3 B=3A=1 B=0.6 A=0.5 B=0.2 A=0.25 B=0.2 A=0.25 B=0.2 A=0.7 B=0.5 A=3 B=2 100mΩ 1mΩ〜100mΩ A=3 B=2 A=10 B=10 A=3 B=3 A=3 B=3 A=2 B=2 A=4 B=3A=6 B=6 A=2 B=2 A=2 B=1.5 A=2 B=1.5 A=3 B=4 ●基本確度の求め方 ●計算例 ・ 基本確度は、試料のインピーダンス、測定レンジ、測定周波数、およ  試料のインピーダンス Zx :500Ω(実測値) び上の表から該当する基本確度 A と係数 B を選び計算します。  測定条件:周波数 10 kHz、レンジ 1kΩ の場合 ・ 計算式は、1kΩレンジ以上と、300Ωレンジ以下では、それぞれ別の計   算式を使用します。 上の表から、Z の基本確度の係数 A = 0.1、係数 B = 0.005 を ・ C、L は、インピーダンスの実測値か、次の式で計算されるおよそのイン 式に代入。 ピーダンス値から測定レンジを決め、基本確度 A、係数 B を求めます。 10×500 Z 基本確度= 0.1+ 0.005× −1 = 0.12(±%rdg.) Zx (Ω ) ≒ ωL(H) ( θ≒ 90 )゚ 103 ≒ 1 ( θ≒ −90 )゚ 同様にθの基本確度の係数 A = 0.08、係数 B = 0.002 から ωC(F) 10×500 ≒ R( Ω) ( θ≒ 0°) (ω :2×π×測定周波数[Hz]) θ基本確度= 0.08 + 0.002× −1 = 0.088(±deg.) 103 確度保証範囲(測定信号レベル) 測定周波数、測定信号レベル、測定レンジにより確度保証範囲が異なります。 レンジ DC 4Hz〜99.9Hz 100Hz〜999.99Hz 1kHz〜10kHz 10.01kHz〜100kHz 100.1kHz〜1MHz 1.001MHz〜5MHz 100MΩ 1 V〜 2.5 V 0.101 V〜 5 V 0.501 V〜 5 V 10MΩ 0.050 V〜 5 V 0.101 V〜 5 V 0.501 V〜 5 V 1MΩ 0.050 V〜 5 V 0.101 V〜 5 V 0.501 V〜 1 V 100kΩ 0.050 V〜 5 V 0.101 V〜 1 V0.1 V〜 2.5 V 30kΩ,10kΩ,3kΩ, 0.005 V〜 5 V 1kΩ,300Ω,10Ω 0.050 V〜 1 V 1Ω 0.005 V〜 5 V *2 0.101 V〜 5 V 0.501 V〜 1 V 100mΩ 0.1 V〜 2.5 V *1 0.101 V〜 5 V *3 0.501 V〜 5 V *3 上記電圧は、V モード時相当の電圧設定値 *1 確度保証 10mΩ 以上、 *2 DC バイアス時の確度保証 0.101V 〜 5V、 *3 DC バイアス時の確度保証 10mΩ 以上、1.001V 〜 5V
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● 本 体 製品名:インピーダンスアナライザ IM3570 形名(発注コード) (価格) IM3570 .....¥ 780,000 ( 税抜き ) テストフィクスチャは本体には付属されていません。オプション のテストフィクスチャ・プローブを選択してください。 オプション 製品名:等価回路解析ソフト IM9000 形名(発注コード)(仕様) (価格) IM9000 (IM3570 用、出荷時指定) .....¥ 100,000 ( 税抜き ) 等価回路解析ソフトIM9000 はインピーダンスアナライザ IM3570 の機能追加オプションです。 IM9000 は標準では搭載されておりません。工場出荷時指定オプションとなっています。イン ピーダンスアナライザ IM3570 を購入済みのお客様は、等価回路解析ソフトIM9000 の機能 追加ができます。弊社営業所または本社コールセンターまでお問い合わせ下さい。 テストフィクスチャ・プローブ 表面実装部品用 SMDテストフィクスチャ SMDテストフィクスチャ SMDテストフィクスチャ ピンセットプローブ IM9110 IM9100 9677 L2001 ¥380,000 (税抜き) ¥ 550,000 (税抜き) ...¥107,000 (税抜き) ¥50,000 ( 税抜き ) ※ IM9901 ×1 標準付属 直結型 ,0201サイズのSMDに対応 ,側面に 0402,0603,1005,3サイズのSMDに対応 ,電 直結型 , 側面に電極がある SMD 用 , ケーブル長730mm, DC〜8MHz, 特性イン 電極があるSMD用 ,電極2端子構造 , 極4端子構造 ,高精度測定を可能にするテス DC 〜 120MHz, 試料寸法:3.5 ±0.5mm ピーダンス50Ω, 4端子対構造 , 電極2端子, DC〜1 MHz トフィクスチャ, DC〜8 MHz 先端電極間隔 : 0.3〜約6mm L2001 用 オプション ピンセット先端交換用部品 SMDテストフィクスチャ SMDテストフィクスチャ 9699 9263 コンタクトチップ IM9901 ...¥120,000 (税抜き) ..... ¥88,000 (税抜き) ¥4,000 ( 税抜き ) 適用チップサイズ: 1608 〜 5750 (JIS) 直結型 , 底面に電極があるSMD用 , 直結型 , DC〜8MHz, コンタクトチップ IM9902 DC〜120MHz, 試料寸法:幅1.0〜 試料寸法:1〜10mm ¥15,000 ( 税抜き ) 4.0mm, 高さ1.5mm以下 適用チップサイズ: 0603 〜 5750 (JIS) リード部品用 4 端子プローブ 4 端子プローブ テストフィクスチャ テストフィクスチャ L2000 9140-10 9262 9261-10 ..¥80,000 (税抜き) ..¥35,000 (税抜き) ... ¥42,000 (税抜き) ... ¥77,000 (税抜き) ケーブル長1m, DC〜8MHz, ケーブル長1m, DC〜200kHz, 直結型 , DC〜8MHz, ケーブル長1m, DC〜8MHz, 特性インピーダンス50Ω, 4端子対構造 , 特性インピーダンス50Ω, 4端子対構造 , 測定可能端子直径 : 0.3〜2mm 特性インピーダンス50Ω, 4端子対構造 , 測定可能端子直径 : 0.3〜5mm 測定可能端子直径 : 0.3〜5mm 測定可能端子直径 : 0.3〜1.5mm 電気化学測定用 DC バイアスユニット インタフェースケーブル 4 端子プローブ DCバイアス DCバイアス GP-IB 接続ケーブル 9500-10 電圧ユニット 電流ユニット 9151-02 ..¥28,000 (税抜き) 9268-10 9269-10 ..¥28,000 (税抜き) ..¥55,000 (税抜き) ..¥55,000 (税抜き) ケーブル長 2m ケーブル長1m, DC〜200kHz, 特性イ 直結型 , 40Hz〜8MHz, 最大印加電圧 直結型 , 40Hz〜2MHz, 最大印加電流 ンピーダンス50Ω, 4 端子対構造 , 測定 DC±40V DC 2A( 最大印加電圧 DC±40V) ● RS-232Cケーブルについて 可能端子直径:0.3〜2mm *内部インダクタンス300μHが試料と並列 RS-232Cケーブルはインタリンク対  に接続されます。 応のクロスケーブルが使用できます。 RS-232Cケーブル 9637(9 ピン-9 9268-10または 9269-10使用の際は、外付けの定電圧源、定電流源が必要になります。 ピン、クロスタイプ)は、 ハードウェア フロー制御の使用を伴う場合に、お 使いいただけません。 お問い合わせは ... 本 社 〒386-1192 長野県上田市小泉81 製品に関するお問い合わせはこちら 本社 カスタマーサポート 0120-72-0560 (9:00 〜12:00, 13:00 〜17:00, 土・日・祝日を除く) 0268-28-0560  info@hioki.co.jp 詳しい情報はWEBで検索 HIOKI ■本カタログの記載内容は 2018 年 10 月 1日現在のものです。 ■本カタログ記載の仕様、価格等はお断りなく改正・改訂することがあります。 ■本カタログで使用している会社名および製品名は、各社の登録商標もしくは商標です。 校正書類について 校正書類は別途ご発注をお願いします。海外へ持ち出しされる場合は注意事項があります。詳しくは弊社 HP をご確認ください。 販売店の皆様へ ご注文・修理・校正のご用命は本社受注センターまで。 TEL 0268-28-1688 FAX は弊社営業拠点と共有で受信できますので、担当営業拠点宛にお願いします。 IM3570J14-8XB