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【導入事例】APRESIASystems様

事例紹介

オフライン・オンラインの垣根を越える音響システムが ウィズ/アフターコロナの働き方を支える

◆ポイント
設備音響製品を採用しオンライン会議の音声品質のストレスを軽減
AV over IP化で会議開催準備が簡便化され主催者負荷を低減
AV over IP化で音響専用の設備工事が不要
◆導入製品
IntelliMix® P300オーディオプロセッサー
MXA910  シーリング・アレイ・マイクロホン
MXN5W-C  ネットワーク・スピーカー
ApresiaLightGM124GT-PoE2

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このカタログについて

ドキュメント名 【導入事例】APRESIASystems様
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 636.7Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 エイチ・シー・ネットワークス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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導入事例 SHUREシリーズ APRESIA Systems株式会社 様 オフライン・オンラインの 垣根を越える音響システムが ウィズ/アフターコロナの働き方を支える ▪ 設備音響製品を採用しオンライン会議の音声品質の ストレスを軽減 Point ▪ AV over IP化で会議開催準備が簡便化され 主催者負荷を低減 ▪ AV over IP化で音響専用の設備工事が不要 APRESIA Systems株式会社 きい部屋で、セミナーや研修などにも用いられる ほか、定例の幹部会議は本社の上層部の多くが APRESIA Systems株式会社 集まり、他拠点と接続してオンライン会議を行っ ていた。 「お客さまが必要とする情報インフ 「コラボルームにはカメラやスピーカー、マイク ラを提供する」をミッションの中心 などを設置していました。しかしこのマイクでは、 に据え、「APRESIAシリーズ」イー 部屋の広さに加え、飛沫防止のパーティションや サネットスイッチや光伝送装置など 着用しているマスクなどの影響で、参加者全員の の開発・製造・販売・保守を手掛け る。前身である旧日立電線株式会 コロナ禍のリモート会議で 声を拾えませんでした」と企画本部 本部長 力石 社が1982年にネットワーク機器事 本社オフィス側の音声が課題に 浩一氏は説明する。 業へ参入して以来、国産ネットワー ク機器メーカーの草分けとして豊富 2016年に日立金属株式会社の情報システム な実績を持つ。 事業が独立して誕生したAPRESIA Systems株 式会社。そのルーツは、日立金属と合併した旧日 立電線株式会社が1982年に始めたネットワーク 機器・ケーブルなどの事業であり、以来、国産ネッ トワーク機器メーカーの草分けとして実績を重 ね、市場の要望に応えてきた。 APRESIA Systemsでは、東京の本社、土浦 もともとコラボルームに設置してあった音響機 市の「つくばネットワーク技術センター」に加え、 器は、4台セットの卓上型スピーカーマイクだ。離 全国各地に支店や営業所を展開している。これら れた席からの発言が拾えないことから、発言者が の拠点をまたぐ会議について、コロナ禍以降では 入れ替わるたびにその近くへマイクを移すなどし オンラインで行うことを余儀なくされたが、そこで ていたが、それでもリモート参加者には聞き取り は音声についての課題に直面したという。同社 づらかったという。また、コラボルームは 企画本部 経営企画部 情報システムグループ グ APRESIA Systemsの製品デモやハンズオント 導入製品 ループ長の大谷秀登氏はこう語る。 レーニングなども行うため、それらの機材を設置 ▪IntelliMix® P300 「コロナ禍が始まった当初、会議は主に自宅か したサーバー室が隣にある。それらのノイズや空  オーディオプロセッサー らオンラインで参加していました。後に出社制限 調設備のノイズも音響悪化の一因であった。 ▪MXA910  シーリング・アレイ・マイクロホン が緩和されると、オフィスの会議室などからオン ▪MXN5W-C ライン会議に参加する者も増えてきたのですが、 上から集音して音を届ける  ネットワーク・スピーカー 会議室からの発言が相手に聞き取りづらいという ▪ 天井配置の案を採用 PoEスイッチ  「ApresiaLightGM124GT-PoE2」 問題が浮上してきたのです」 問題が生じたのは、本社オフィスの「コラボ こうしてAPRESIA Systemsは2021年1月、 ルーム」だ。社内の会議スペースとしては最も大 エイチ・シー・ネットワ-クスに音響環境の相談をも
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システム構成図          AV over IP だからこそ! Microsoft Teams ①リモートで可能。(将来) Zoom ②利用形態に最適な音響を自在に設定 凡例 YouTube  ・Webinar  ・役員会議 ・お客さまとの商談 ・大人数社内会議 ③音響状況を可視化 1G 1G(PoE給電) SHURE DESIGNER 既存 社内ネットワーク システム構成ソフトウエア(将来) ApresiaLightGM124GT-PoE2 コラボルーム SHURE IntelliMix® P300 SHURE MXN5W-C SHURE MXA910 オーディオプロセッサー ネットワーク・スピーカー シーリング・アレイ・マイクロホン ちかけた。そこで受けた提案が、「上から音 シンプルなシステム構成で 境の差を強調する。 を集める」「上から音を届ける」というもので 導入・設置工事は1日で完了 会議の準備も容易であり、「 IntelliMix あった。卓上型スピーカーマイクは水平方向 P300」とPCをUSBで接続するだけだ。今 の音を拾うため、パーティションなどに音声 こうしてSHURE製品の導入が決定し、 回はSHUREが設定したプリセットにより、コ を遮蔽されがちだが、天井にマイクとスピー 2021年の6月に設置工事が行われた。工事 ラボルームの利用目的やレイアウトに応じて カーを配置すればパーティションの影響を受 はわずか1日で完了し、翌日の朝から使えるよ 適切なセッティングが適用される。 けにくくなる。 うになったという。短期間で設置工事を終え 「卓上スピーカーマイクを使用していた頃 実際にこの提案を実現するために採用さ られた背景には、今回導入したシステムがシ は発言のたびにマイクの位置を調節する必要 れた製品がSHURE社の会議用ソリューショ ンプルな構成であった点も大きい。イーサネッ がありましたが、いまではそれが解消されまし ンだ。天井設置型の「MXA910 シーリング・ トスイッチと配線を音声信号の伝達に用いる た。会議の段取りも会議中のテンポも速く アレイ・マイクロホン」と「MXN5W-C ネッ AV over IP技術や、イーサネットケーブルで なったと感じています」(力石氏) トワーク・スピーカー」、それらを制御する マイクやスピーカーへの電力も供給するPoE このように、音響環境を刷新したことでオ 「 IntelliMix P300 オーディオプロセッサー」 スイッチを採用しており、音響専用の配線工 ンライン会議の音質や使い勝手を大きく向上 の組み合わせだ。 事が不要であった。SHUREのマイクやスピー させたAPRESIA Systemsではこの成果を 今回特に大きな効果が期待されたのが カーはAV over IPやPoEに対応し、音声を 受けて今後もオンライン会議を積極的に使っ MXA910で、最大8つの高指向性収音ローブ 暗号化する機能も備えているため会議の機 ていく予定だ。 が捉えた音をデジタル・シグナル・プロセッサー 密性も担保できる。PoEスイッチは自社の製 「エイチ・シー・ネットワ-クスには今回、当 で処理し、発言者の声を拾い上げるというも 品を活用している。 社のニーズに合わせた提案から、ショールー のだ。大谷氏はシュア・ジャパンのショールー 「今回使っている『Apresia LightGM124 ム招待や当社での出張デモなどのアレンジ・ ムを訪問し、デモ施設でその性能を体感した。 GT-PoE2』は、PoEスイッチの中でも安価な 導入までスピード感ある対応をしてもらえまし 「部屋の隅まで音を拾う収音能力があり、 製品という点もポイントです。システム全体 た。今後も便利なツールやシステムの提案を 室内のレイアウトを変えてもチューニングを変 のシンプルさと合わせ、導入コストの抑制に 期待しています」(大谷氏) えて対応できる点を高く評価しました。まるで つながりました」(大谷氏) オフライン環境にて対面で話しているかのよ うに聞こえたほどです」(大谷氏) 導入後すぐに効果を実感 その後、大谷氏はコラボルームでのデモも オンラインとオフラインの 依頼し、機材の組み合わせやチューニングを 境目をなくす 変えながら性能を試したという。「マイクは、 当初の提案では2台のMXA910だったので 力石氏はコラボルームの音響システム刷新 すが、この部屋では1台でも問題なく音を拾 による効果について、「部屋の隅にいる人の うことができました」と大谷氏は話す。 発言もリモート参加者に聞こえるようになりま このときのデモは録画して、後に経営幹部に した。逆にコラボルームから参加する際、天 も体験してもらっている。主にコラボルームか 井に3台設置したスピーカーのおかげで最後 ら会議に参加する経営層は、リモートで会議に 列まで音が届きます」と評価する。 (左より) 参加している相手にコラボルームでの音声が また大谷氏も、「導入後はリモートから参加 「APRESIA Systems株式会社 企画本部 どのように聞こえるかを体感する機会がない。 していても話が入ってくるようになりました。 本部長 力石 浩一 氏」 「APRESIA Systems株式会社 企画本部 録画を見て差があることを実感したことで、導 まさにオンラインとオフラインの境目をなくし 経営企画部 情報システムグループ 入予算の承認もスムーズに得られたという。 てくれたと感じています」と語り、以前との環 グループ長 大谷 秀登 氏」 〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル4階 ※記載されているその他の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。 https://www.hcnet.co.jp/ ※記載の情報(役職名、製品仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URLなど)は、発行時の情報です。 ※本事例に記載の製品を輸出される場合には、外国為替および外国貿易法の規制ならびに米国輸出管理規則など外国の輸出関連法 CAT.NO.HCNET-064 Printed in Japan 202112 規をご確認のうえ、必要な手続きをお取りください。なお、ご不明な場合は、弊社担当営業にお問い合わせください。