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【導入事例】日立建機株式会社様

事例紹介

工場の基幹インフラをワンストップで強化

◆課題
機器障害による工場ネットワークの停止
障害箇所の特定と切り分けに費やす時間と労力
工場内の塵・熱による機器の故障
◆ソリューション
APRESIAスイッチのループ検知機能(Loop Watch)
防塵・熱対策を施し、メンテナンス性も考慮したHUB BOX
製造工程に配慮した構築スケジュール
工場設備に適したケーブリング
◆効果
ループ障害の局所化
機器障害の減少と運用負荷の軽減
工場内ネットワーク機器の長寿命化
◆導入製品
APRESIA
HUB BOX

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このカタログについて

ドキュメント名 【導入事例】日立建機株式会社様
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 1.2Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 エイチ・シー・ネットワークス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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導入事例 日立建機株式会社 様 C A S E S T U D Y 日立建機株式会社 日立建機株式会社 日立建機株式会社 開発本部 開発支援センタ IT推進本部 業務改革推進部 IT推進本部 業務改革推進部 日立建機株式会社 DE推進部 部長 運用管理グループ 主任 運用管理グループ 柏木 伸夫 氏 田島 敏明 氏 渡邊 圭一 氏 □設  立: 1970年10月1日 日立建機のグローバル拠点を示した世界地図。 □土浦工場: 茨城県土浦市神立町650 売上の約8割が海外を占める(土浦工場受付) □従業員数: 連結21,814名、単独4,901名       ( 2012年3月31日現在) □ http://www.hitachi-kenki.co.jp/ 欧米、アジア、オセアニアなどで事業拡大。 世界第3位の規模を誇る日立建機  主力の油圧ショベルをはじめとして、 タキシーイエロー(オレンジ色)の油圧ショベル1号機(形式UH03)。 超大型ショベル、ミニショベル、ダンプトラッ 1965年(昭和40年)、初の国産技術で製造(土浦工場敷地内) ク、ホイールローダなどの製品群で、先 進国はもとより建設機械の需要が拡大 している新興国市場に向けて、グローバ 工場の基幹インフラを 課題 ル戦略を展開している日立建機。独創 的な技術を基盤に現場と経営のニーズ ワンストップで強化 ●機器障害による に応える製品開発を強化しています。  工場ネットワークの停止 アプレシア Apresiaのループ検知機能で ●障害箇所の特定と切り分けに  新世代ハイブリッド油圧ショベル、  費やす時間と労力 リチウムイオン電池搭載のバッテリミニ 障害を局所化。 ●工場内の塵・熱による ハブ ボックス ショベルも市場投入し、低炭素社会実 HUB BOXをカスタマイズして、  機器の故障 現に寄与する付加価値の高い製品開 発を推進。また近年では、建機ベースの 塵・熱から強力にガード。 地雷処理機を開発して独自の国際貢 ソリューション 効果 献も続けています。 ●Apresiaスイッチの  ループ検知機能(Loop Watch) ●ループ障害の局所化  開発・製造の拠点として、技術開発 ●防塵・熱対策を施し、 センタを擁する土浦工場、霞ヶ浦工場、  メンテナンス性も考慮したHUB BOX ●機器障害の減少と 常陸那珂工場、常陸那珂臨港工場、 ●製造工程に配慮した  運用負荷の軽減  構築スケジュール ●工場内ネットワーク機器の 龍ケ崎工場の5工場があります。 ●工場設備に適した  長寿命化  ケーブリング ネットワークは、建設機械の 製造工場を支えるライフライン  茨城県つくばに隣接する土浦工場を中心に、  「工場内LANは、生産・出荷検収・製品出荷など 導入製品 一貫した総合システムのもとで生産されている日立 を支える基幹インフラとなっており、ネットワークの停 建機の建設機械。その工場内LAN、WANを構築 止は生産に多大な影響を与えます。中・小型の油 ●Apresia し、サポートしているのが、日立電線ネットワークス。 圧ショベルなど、日立建機の主力製品の生産を ●HUB BOX 土浦工場の開発本部開発支援センタDE推進部、 担っている土浦工場のライフラインとも言えるネット 部長の柏木伸夫氏、ITインフラを担う日立建機ビジ ワークの構築を2003年から日立電線ネットワークス ネスフロンティア※の田島敏明氏、渡邊圭一氏に話 にお願いしています」(柏木氏) をうかがった。 ※ 取材時の社名です。日立建機ビジネスフロンティア株式会社は、   業務再編により2012年4月1日から日立建機株式会社に吸収合併。
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ネットワーク構成図 1000BASE-LX 土浦工場 10/100/1000BASE-T 常陸那珂工場 エッジスイッチ WAN エッジスイッチ エッジスイッチ 常陸那珂臨港工場 エッジスイッチ WAN ディストリビューション スイッチ 霞ヶ浦工場 Apresia4348GT ディストリビューション 防塵・熱対策、メンテナンス性を スイッチ WAN Apresia 強化したHUB BOX  防塵対策①  龍ケ崎工場 LAG LAG 扉の開閉部分に Apresia5428GT ゴムパッキンを取付。 WAN Apresia2248G2 ディストリビューション スイッチ コアスイッチ ディストリビューション スイッチ Apresia4348GT 防塵対策②  Apresia5428GT HUB BOX下部に Apresia4348GT Apresia5428GT パッチパネルを設計。 作業中に接触する危険を回避し、工 Apresia2248G2 UTPケーブルは、パッ 防塵・熱対策③  Apresia5428GT エッジスイッチ 場床から離して設置したHUB BOX。 Apresia2124GT2 Apresia13200-52GT チパネル経由で接続 防塵フィルタ付のファンを 安全性を考慮し、全HUB BOXの設置場 できるのでHUB BOX 使用。フィルタでホコリを除去し、 所は、現地調査を繰り返して決定された。 内へのホコリを防ぐ。 ファンで内部の熱を排出。 導入から一度も故障していない 過酷な環境を克服。 パフォーマンスの高さ、そして柔軟な対応力が ハブ ボックス スイッチ、Apアプrレeシアsia 防塵・熱対策を施したHUB BOX 決め手です」(渡邊氏) アプレシア  「追加依頼にも日立電線ネットワークスさん  「Apresiaを最初に導入したのは、2006年  建設機械を量産する工場のもうひとつの問題。 は柔軟な対応で大変助かりました。対応に関 の霞ヶ浦工場からです(」渡邊氏) それは機器を設置する上で、防塵対策、温度管理 して100点満点です」(柏木氏)  日立電線ネットワークスは、2003年に土浦 が難しいこと。以前は熱暴走によるネットワーク機  「構築が非常に丁寧でした。例えば機器の 工場の配線を担当し、2006年に霞ヶ浦工場の 器の停止が年に何回か発生していたと言う。改善 設置や作業調整もきめ細かく、構築期間は製 ネットワーク全てを機器から配線まで構築した。 要請に基づいて日立電線ネットワークスでは、ラッ 造工程に支障がないように土日祝日のみで対 クメーカと連携してHUB BOXをカスタマイズした。  「Apresiaに対する感想は、まず壊れないこ 応してもらいました。工場内は作業クレーンが と。工場内の環境は非常に過酷です。高温や  「防塵対策として扉の開閉部分にゴムパッキ 多いので配線もしづらく、下見も難しい状況で 氷点下になる場所にも関わらず(、Apresiaの) ンを装着。UTPケーブルはパッチパネル経由で したが、生産に影響を与えず、スケジュールの 故障はほとんどありません。霞ヶ浦工場では、 接続するので機器を塵から守ることができます。 中で効率良く構築できたと思います(」渡邊氏) 2006年から一度も故障していません。それ以 また熱対策としてHUB BOX内に防塵フィルタ付 母体が電線メーカのインテグレータ。 前(の他社製品)は故障が多かったです。また、 のファンを設け、熱が内部にこもらないようにしま 現場では節電のため、通信機器の電源入切 した。以来、機器の故障はほとんどなく、メンテナ 安定と安心をワンストップで が多いですが影響は出ていません(」渡邊氏) ンスも容易に行えるようになりました(」渡邊氏)  日立電線ネットワークスには、日立電線グ 障害の局所化を実現した ループのインテグレータならではの強みがある 「ループ検知機能」 と指摘する。 カスタマイズしたHUB BOXを導入する前の機器  「材料にも詳しいので話が早い。普通は  2003年以前はユーザによるネットワーク の基盤。ホコリが基盤上 ベンダさんとインテグレータは違うので情報の ループが原因で、工場全体のネットワークが に蓄積している。 行き違いがあったりするのですが、それがない 停止し、深刻な問題になっていた。  「当初は特注するとコストや時間がかかるの ので安心です(」田島氏)  「ループが発生すると工場全体のネットワーク ではと懸念しましたが、お願いしてから2週間で  「窓口が一本化されているので、問い合わ が停まっていたのです。発生場所を特定する 図面が作成されました。コストも汎用品に比べ せから構築・配線までワンストップで聞けるのが ことも困難で、いろいろな部署に聞き回って、 て予想ほど高くならず、仕様変更にも柔軟に いいです」(渡邊氏) 調査に時間がかかりました。結果的に障害時 対応してもらいました。このHUB BOXが成功  「工場のネットワークに大切なこと。それは、 間が長くなってしまい、ユーザに迷惑をかける した理由は、弊社が工場ネットワークの運用 今も、これからも、安定したインフラと安心できる ことになります」(渡邊氏) ノウハウから得たHUB BOXの理想像を、日立 サポートだと思います。工場のインフラを管理する  この問題を解決したのが、Apresiaのユーザ 電線ネットワークスとラックメーカが見事に具 私たちにとって、信頼のできるインテグレータを ループ検知(Loop Watch)。「ループ検知機能 現化してくれたことによると思います(」田島氏) 選択することは重大な責任です(」柏木氏) でネットワーク障害を局所化でき、非常に有効 コスト・パフォーマンス、 日立電線ネットワークス株式会社 です。どのインターフェースでループしたのか 柔軟な対応力を高評価 営業本部 第2営業部 をトラップ送信することで、ユーザ対応が迅速 マネージャー に行え、障害時間を大幅に短縮できるように  「日立電線ネットワークスを採用した理由は、 原 陽太郎(写真左) 主 任 なりました」(田島氏) Apresia製品のループ検知機能とコスト 佐藤 和紀(写真右) ※Apresiaは、日立電線株式会社の登録商標です。 ※ハブボックスは、河村電器産業株式会社の登録商標です。 〒101-8971 ※本事例に記載されているその他の社名および製品名は、  各社の商標または登録商標です。 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX14F( 北側) 電話 03-6381-8856 http://www.hitachi-cnet.com/ ※本事例に記載の内容(会社名、組織名、役職名、製品・サービス 内容等)は、取材時の情報です。 CAT.NO.HCNET-019 Printed in Japan 12-06(T)