真空レギュレータVR

Page 1:VR100（真空計、ブラケットはオプションです。）●真空ラインに取り付けることにより、真空圧力を任意に設定できます。●プッシュロック式調圧ハンドルで調圧は、軽く、スムーズ、簡単ロック。●パネルマウントもパネルに穴を開けるだけで簡単にできます。●吸い込み流量 VR100:MAX.45R/min（ANR）注1●軽量（110g）、コンパクト（28×28×78mm）注2 注1：使用条件により異なります。 2：オプションは除く。使用例①複数の真空圧力が必要な場合真空ポンプ 容量タンク真空電磁弁フィルタ吸着パッドワークVR100②真空パックの真空圧調整真空ポンプ 容量タンク真空電磁弁フィルタ真空パックVR100表示記号 作動原理ハンドルを確実に引き出した状態でハンドルを右回転させると調圧スプリングに圧縮力が生じ、ダイヤフラムを介して調圧バルブアセンブリが上方に動き、VAC側（真空ポンプ側）とSET側（調圧側）が通じて調圧側の圧力は低下する。調圧側の真空圧力は真空バイパス穴を通ってダイヤフラム下方の室に導入され、ダイヤフラムに作用する。ここで、調圧スプリングの圧縮力と対 抗 し てVAC側 とSET側がバルブアセンブリで閉じられた点でバランスし所定の真空圧に調圧する。調圧側の真空圧力が設定値より低くなると大気から調圧側へ空気が流れ保持する。Oリング調圧スプリングボンネット真空バイパス穴バルブ本体バルブピンVAC SETC形止め輪リングナット（パネルマウント用）大気吸入孔ハンドル（ロック機構付）ダイヤフラムOリング密封ふた（調圧側）（真空ポンプ側）大気12862014_10

Page 2:仕様項目使用流体設定圧力範囲 kPa設定圧力感度 kPa繰り返し特性 kPa耐圧力 MPa吸い込み流量 R/min（ANR）使用温度範囲 ℃圧力特性 kPa配管接続口径真空計接続口径 Rc質量 kgVR100空気−6.5〜−100注0.26注±0.8注0.2MAX.45注5〜60ΔP＝4Ｍ5×0.8，Rc1/81/80.11形式注：使用条件により異なりますので、この数値は実用上の性能を保証するものではありません。ご注意ください。GV-40-01注文記号●真空計のみの注文記号流量特性圧力特性00−21−48−40−75−80−101kPa20 40 60吸い込み流量 R/min（ANR）調圧側圧力00−21−48−40−75−80−101kPa20 40 60吸い込み流量 R/min（ANR）調圧側圧力kPa−53.3−54.7−56.0−101 −88 −81−95真空ポンプ側圧力−75 −68 −61 kPa調圧側圧力設定点kPa−53.3−54.7−56.0−101 −88 −81−95真空ポンプ側圧力−75 −68 −61 kPa調圧側圧力設定点●VR100-M5 ●VR100-01●VR100-M5 ●VR100-01VR100小形真空レギュレータ真空計無記入 真空計なしG 真空計付ブラケット無記入 ブラケットなしB ブラケット付ノン・イオン仕様無記入 標準仕様NCU ノン・イオン仕様配管接続口径M5 M5×0.801 Rc1/8NCU-GV-40-01（標準仕様）（ノン・イオン仕様）12872014_10

Page 3:小形真空レギュレータ寸法図（mm）内部構造と各部名称GV-40-01真空計（-G）202□28（54）M5：2-M5×0.801 ：2-Rc1/8□2827リングナット二面幅φ42.5VAC SET22M5：19.501：21M5：2501：23.5M5：4501：43.520262540φ22M5：21.501：23.5M5：41.501：43.5M5：2301：212-Rc1/8真空計接続口（プラグ１個添付）M24×1.5ブラケット（-B）78（ロック時75）大気吸入孔（反対面）2020406080100 00406076−kPa（−cmHg）4426.5 17.510（4）φ42.5□14R1/8M5×0.8深さ5Oリング調圧スプリングボンネット真空バイパス穴バルブ本体バルブピンVAC SETC形止め輪リングナット（パネルマウント用）大気吸入孔ハンドル（ロック機構付）ダイヤフラムOリング密封ふた（調圧側）（真空ポンプ側）大気VR100真空計仕様真空計寸法図（mm）備考：VR100をパネルなどに取り付ける場合の取付穴は、φ24.5です。取り付けには、付属リングナットをご使用ください。板厚：MAX.3主要部材質本体ボンネットハンドルダイヤフラム密閉ふたＯリングバルブ材 質アルミ合金PBTABS合成ゴム（NBR）ポリアセタール合成ゴム（NBR）黄銅＋合成ゴム（NBR）名 称GV-40-01空気0〜−100F.S.±3%5〜60Ｒ1/8（めねじＭ5×0.8）0.08使用流体圧力表示範囲 kPa精度使用温度範囲 ℃配管接続口径質量 kg項目 形式VR100、200用φ40圧力計盤面20406080100 0−kPa12882014_10

Page 4:減圧 増圧ロックロック解除調P89イラスト取扱い要領と注意事項1.調圧するときは、真空レギュレータの真空計接続口（VR100:Rc1/8）に真空計を接続して行ないます。2.調圧はハンドルを確実に引き出した状態で行ない、右回転（時計回り）させると「大気圧→真空圧」へ減圧し、左回転（反時計回り）させると「真空圧→大気圧」へ増圧します。3.調圧後は、ハンドルを本体側に押し込んでロックします。1.真空レギュレータを単体で取り付ける場合は、ブラケット（オプション）を使用してください。また、リングナットを使用してパネルマウントする事もできます。レギュレータのリングナットを締め付ける時は下記の最大締付トルクを守って取り付けてください。それ以上の力で締め付けると破損する可能性があります。2.取り付け姿勢は自由ですが、ハンドル操作ができる様に取り付けてください。3.据え付けのとき本体等に加工を施さないでください。機能が損なわれます。4 .真空レギュレータへの配管は、本体の「VAC」マークが真空ポンプ側になるように配管してください。逆に配管しての使用はできません。5.使用する真空ポンプの能力により性能が左右されますので真空ポンプの選択は十分に検討してください。設定圧力の変化が大きい場合は、真空ポンプの変更や配管材の変更を実施してください。真空ポンプの変更が無理な場合は、VAC側に容量タンクを設置してください。1.真空レギュレータに配管する前に、必ず配管内のフラッシング（圧縮空気の吹き流し）を十分に行なってください。配管作業中に発生した切屑やシールテープ、錆などが真空レギュレータに浸入すると調圧不能などの作動不良の原因となります。2.使用流体は空気を使用し、それ以外の場合は最寄りの弊社営業所へご相談ください。3.水滴、油滴などがかかる場所や粉塵が多い場所での使用ではカバーなどで保護してください。調圧 取付・配管 一般注意事項1.真空レギュレータは少量の大気を常時吸い込みながらバランスしておりますので、本体の大気吸入孔をふさがないように注意してください。圧力設定ができなくなります。2.レギュレータは、使用条件等によりウナリ（振動）音が発生する事があります。対策につきましては最寄りの弊社営業所へご相談ください。3.設定は、1次側圧力および2次側の真空計の表示を確認しなガら行なってください。必要以上にハンドルを回し過ぎますと、内部部品の破損の原因になります。回し過ぎにご注意ください。形式 最大締付トルクVR100 4N・m12892014_10