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電磁弁Fシリーズ

製品カタログ

F10・F15にイージービルド形マニホールドが新発売。より使いやすくなりました。

使い易さの徹底追及から生まれたFシリーズ
1.シングル・ダブル両用バルブ
2.異径サイズ両用継手を採用
3.ベース配管と直接配管の組換えが可能
4.イージービルド形マニホールドが新しく追加
5.中間配管ブロックが注文時に選択可能
6.プラス・マイナスコモンを色識別
7.配線ブロックの交換が容易
8.タンデム3ポート弁(4ポジション)
9.一体形マニホールドに省配線タイプを用意
10.ストップ弁付(オプション)
11.背圧防止弁(オプション)
12.すっきりコンパクト
13.保護構造IP65をオプション対応
14.シリアル伝送仕様が充実

このカタログについて

ドキュメント名 電磁弁Fシリーズ
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 株式会社コガネイ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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□本社  □営業本部  □海外営業部 Catalog No.V3155-② 184-8533 東京都小金井市緑町 3-11-28 □仙台営業所 984-0015 仙台市若林区卸町1-6-15 卸町セントラルビル4F TEL〈022〉232-0441 FAX〈022〉232-0062 □山形営業所 990-0828 山形市双葉町2-4-38 双葉中央ビル2F TEL〈023〉643-1751 FAX〈023〉643-1752 □宇都宮出張所 321-0953 栃木県宇都宮市東宿郷4-4-1 藤田ビル203号 TEL〈028〉680-4720 FAX〈028〉680-4730 □群馬出張所 372-0812 群馬県伊勢崎市連取町3082-1 シルクタウンE号室 TEL〈0270〉40-7651 FAX〈0270〉40-6733 □茨城出張所 300-1207 茨城県牛久市ひたち野東1-29-2 プログレス壱番館102 TEL〈029〉830-7076 FAX〈029〉830-7077 □千葉出張所 273-0031 千葉県船橋市西船4-19-3 西船成島ビル7階D室 TEL〈047〉431-3161 FAX〈047〉431-3163 □東京営業所 105-0023 東京都港区芝浦1-8-4 エムジー芝浦3F F10・F15にイージービルド形マニホールド TEL〈03〉6436-5481 FAX〈03〉6436-5491  □西東京営業所 184-8533 東京都小金井市緑町3-11-28 (内部結線コネクタ接続タイプ)が新発売! TEL〈042〉383-7122 FAX〈042〉383-7133 □北関東営業所 331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町3-527-1 第二シマ企画ビル5F 電 より使いやすくなりました。 TEL〈048〉662-6951 FAX〈048〉662-7606 磁 □南関東営業所 243-0014 神奈川県厚木市旭町1-8-6 パストラルビル3F 302 TEL〈046〉220-1851 FAX〈046〉220-1850 弁 □長野営業所 399-4102 長野県駒ヶ根市飯坂2-6-1 F 消費電力 TEL〈0265〉83-7111 FAX〈0265〉82-5535 シ □長岡出張所 940-0061 新潟県長岡市城内町3-5-1 レーベン長岡205 リ 0.1W TEL〈0258〉31-8801 FAX〈0258〉31-8831 (低電流タイプ) □金沢営業所 921-8011 石川県金沢市入江2-54 中村ビル5F ー TEL〈076〉292-1193 FAX〈076〉292-1195 改 訂 内 容 ズ □静岡営業所 422-8066 静岡市駿河区泉町2-3 アズマビル4F 初版 TEL〈054〉286-6041 FAX〈054〉286-8483 P.23 6 の内容をP.5へ移動。 □浜松出張所 430-0929 静岡県浜松市中区中央1-3-6 浜松イーストセブン206号 P.99,185 注 文記号に電圧AC100Vを追加。 TEL〈053〉459-1855 FAX〈053〉459-1857 P.101,107,113,187,193,199 逆接防止回路付 □名古屋営業所 464-0858 名古屋市千種区千種3-25-19 第1シロキビル5F  バ ルブベースアセンブリの構成部品に「増連用連結棒2本」を追 TEL〈052〉745-3820 FAX〈052〉 記。 745-3821 P.67,70,74,76,79,82,85,91,95,99,105,111,152,156,160 □刈谷出張所 472-0026 愛知県知立市東上重原4-123 MTビル2F P162,165,168,171,177,181,185,191,197 TEL〈0566〉84-5336 FAX〈0566〉85-0228  マニホールド継手仕様またはバルブ形態の注文記号に注記を追加。 □京都営業所 600-8177 京都市下京区鳥丸通五条下ル大坂町391 第10長谷ビル7F 「3ポート仕様はバルブ仕様T0,T1,T2のみに対応します」 TEL〈075〉344-8811 FAX〈075〉344-8815 □大阪営業所 532-0004 大阪市淀川区西宮原2-7-38 新大阪西浦ビル8F NEW TEL〈06〉6398-6131 FAX〈06〉6398-6135 □神戸営業所 650-0017 兵庫県神戸市中央区楠町6-2-4 ハーバースカイビル7F お客様技術相談窓口 TEL〈078〉371-0511 FAX〈078〉371-0510 フリーダイヤル □広島営業所 730-0041 広島市中区小町3-19 リファレンス広島小町ビル5F TEL〈082〉546-2351 FAX〈082〉546-2352 0120-44-0944 □福岡営業所 812-0011 福岡市博多区博多駅前2-19-29 博多相互ビル4F 受付時間 9:00〜12:00/13:00〜17:30 TEL〈092〉411-5526 FAX〈092〉451-2895 (土日、休日、年末年始を除く) □熊本営業所 862-0913 熊本県熊本市東区尾ノ上2-3-3-3 お気軽にお問い合わせください。 TEL〈096〉383-7171 FAX〈096〉383-7172 駐在所 □札幌 □岩手 □秋田 □郡山 □甲府 □上田 □富山      ●このカタログは2020年12月現在のものです。 ●記載されている仕様および外観は、改良のため予告なく          □福井 □滋賀 □岡山 □松山 □徳島 □北九州 □南九州  変更することがあります。ご了承ください。 □海外営業部 184-8533 東京都小金井市緑町3-11-28 TEL〈042〉383-7271 FAX〈042〉383-7276 ○KOGANEI International America, Inc.(アメリカ) ○上海小金井国際貿易(中国) ○台湾小金井貿易(台湾) ○KOGANEI ASIA PTE. LTD.(シンガポール) ○KOGANEI KOREA CO.,LTD.(韓国) ○KOGANE(I THAILAND)CO., LTD.(タイ) テクニカルセンター □東京(小金井) 工場 □東京(小金井) □長野(駒ヶ根) ○九州コガネイ(都城) ○上海小金井電子(中国) ○コガネイベトナム 流通センター □長野(駒ヶ根)  □技術サービスセンター 184-8533 東京都小金井市緑町3-11-28 電磁弁F18シリーズがリニューアル! TEL〈042〉383-7172 FAX〈042〉383-7206 URL http://www.koganei.co.jp ソレノイドをFシリーズ共有化し、低ワット、全長短縮を実現、タンデムソレノイド仕様、IP仕様、シリアル伝送対応を追加。 2020年9月4日 初版 50 ABAB ©KOGANEI CORP. PRINTED IN JAPAN
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INDEX 特長 2 作動原理と表示記号 20 バリエーション 8 取扱い要領と注意事項 22 電磁弁Fシリーズを使用した省エネのご提案 13 分割形マニホールド・イージービルド形マニホールド分解図 30 電磁弁Fシリーズとエアシリンダ選定資料 14 シリアル伝送タイプの製品構成 41 安全上のご注意 16 シリアル伝送タイプ 仕様一覧 42 57 F 仕様一覧 58 10 シ 注文記号 64 リ ー 寸法図 116 ズ 141 F 仕様一覧 142 15 シ 注文記号 148 リ ー 寸法図 202 ズ 227 F 仕様一覧 228 18 シ 注文記号 233 リ ー 寸法図 252 ズ 発行日   年   月   日 F10、F15シリーズ用 御 社 名 F10、F15シリーズ用 御 担 当 一体形マニホールドA形 一体形マニホールドA形 注文番号 仕様確認書 1/2 仕様確認書 2/2 ●太枠内をご記入ください。 Fシリーズ仕様確認書 265 ※各ステーションに搭載するバルブとブロックプレートは下記の指定ステーション毎に○を記入してください。 F M A 搭載バルブ・ブロックプレート   ステーション 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 F□T0 2ポジション・シングルソレノイド専用 マ ニ パイロット仕様 F□T1 2ポジション・シングルソレノイド仕様 ホ 無記入:内部パイロットマニホールド F□T2 2ポジション・ダブルソレノイド仕様 ー  G :外部パイロットマニホールド ル F□T3 3ポジション・クローズドセンタ ド バルブ連数 形 2〜 F□T4注6 3ポジション・エキゾーストセンタ 20 式 マニホールド出力仕様 F□T5注6 3ポジション・プレッシャセンタ バルブサイズ J:異径サイズ両用継手ブロック付 10:10mm幅 M:めねじブロック付 F□TA注7 タンデム3ポート(常時閉・常時閉) 15:15mm幅 L:継手選択タイプ F□TB注7 タンデム3ポート(常時開・常時開) F□TC注7 タンデム3ポート(常時閉・常時開) F□LT0 (低電流)2ポジション・シングルソレノイド専用 仕 F□LT1 (低電流)2ポジション・シングルソレノイド仕様 stn. F バルブサイズ T バルブ仕様 - 注11 - 注3 - A1- - 注4 - 注8 - 注5 F□LT2 (低電流)2ポジション・ダブルソレノイド仕様 F□LT3 (低電流)3ポジション・クローズドセンタ 電圧 F□LT4注6( 低電流)3ポジション・エキゾーストセンタ DC24V DC12V注9 F□LT5注6( 低電流)3ポジション・プレッシャセンタ AC100V注10 手動機構 搭 F□LTA注7( 低電流)タンデム3ポート(常時閉・常時閉) 無記入:手動ボタン 載 F□LTB注7( 低電流)タンデム3ポート(常時開・常時開) 様   R :手動レバー注3 バ 作動方式 IP仕様 ル F□LTC注7( 低電流)タンデム3ポート(常時閉・常時開) ブ F□BP ブロックプレート 無記入:内部パイロット形注1 無記入 :標準  G :外部パイロット形(正圧用)注2   P注11 :IP仕様 形 P注11 式 IP仕様  V :外部パイロット形(真空用)注2 単独給気・排気スペーサ、ストップ弁注5 手動機構(-R) 手動レバー注3 無記入:スペーサ、ストップ弁なし NPM:単独給気スペーサ(F10用M5めねじ付) J5 シングル継手 NP6:単独給気スペーサ(F15用φ6継手付) J6 シングル継手 NP8:単独給気スペーサ(F15用φ8継手付) M めねじ 確 NRM:単独排気スペーサ(F10用M5めねじ付) マニホールド 搭 配線仕様 NR6:単独排気スペーサ(F15用φ6継手付) J5A シングル継手、3ポート常時閉( NC) 継手仕様注4 載 無記入:Lタイププラグコネクタ NR8:単独排気スペーサ(F15用φ8継手付) J5B シングル継手、3ポート常時開( NO) バ コネクタなし STP:ストップ弁付注1 (マニホールド J6A シングル継手、3ポート常時閉( NC) ル PN:Sタイププラグコネクタ 側出力ポート) ブ コネクタなし J6B シングル継手、3ポート常時開( NO) 形 PS:Sタイププラグコネクタ 背圧防止弁注8 MA めねじ、3ポート常時閉( NC) 式 リード線300mm 無記入:背圧防止弁なし MB めねじ、3ポート常時開( NO) PL:Lタイププラグコネクタ   E1 :背圧防止弁付 リード線300mm E1注8 背圧防止弁 認 PS3:Sタイププラグコネクタ NPM 単独給気スペーサ(F10用M5めねじ付) リード線3000mm NP6 単独給気スペーサ(F15用φ6継手付) PL3:Lタイププラグコネクタ リード線3000mm NP8 単独給気スペーサ(F15用φ8継手付) CPS:プラスコモン端子結線済 NRM 単独排気スペーサ(F10用M5めねじ付)     Sタイププラグコネクタ マニホールド継手仕様注4 NR6 単独排気スペーサ(F15用φ6継手付)    リード線300mm マニホールド出力仕様 L(継手選択タイプ)の時選択可。 CPL:プラスコモン端子結線済 J5:マニホールド側出力ポートシングル継手 F10:φ4、F15:φ6 NR8 単独排気スペーサ(F15用φ8継手付)     Lタイププラグコネクタ J6:マニホールド側出力ポートシングル継手 F10:φ6、F15:φ8 STP ストップ弁注1 書    リード線300mm M:マニホールド側出力ポートめねじ F10:M5×0.8、F15:Rc1/8 CPS3:プラスコモン端子結線済 J5A:マニホールド側出力ポートシングル継手、3ポート常時閉( NC) 注1:外部パイロットマニホールドには搭載できません。 F10:φ4、F15:φ6  2:内部パイロットマニホールドには搭載できません。     Sタイププラグコネクタ J5B:マニホールド側出力ポートシングル継手、3ポート常時開( NO)F10:φ4、F15:φ6  3:手動レバーを指定する場合は、上記表の手動機構の欄の指定するステーションに○を記入してください。    リード線3000mm J6A:マニホールド側出力ポートシングル継手、3ポート常時閉( NC)F10:φ6、F15:φ8  4:マニホールド出力仕様がL(継手選択タイプ)の場合は、上記表のマニホールド継手仕様の欄に、ステーション毎に継手を選択し、○を記入してください。 CPL3:プラスコモン端子結線済 J6B:マニホールド側出力ポートシングル継手、3ポート常時開( NO)F10:φ6、F15:φ8    なお、3ポート仕様はバルブ仕様T0、T1、T2仕様のみ対応します。     Lタイププラグコネクタ MA:マニホールド側出力ポートめねじ、3ポート常時閉( NC)F10:M5×0.8、F15:Rc1/8  5:単独給気または排気スペーサ、ストップ弁を搭載する場合は、上記表のスペーサ、ストップ弁の欄の指定するステーションに○を記入してください。    リード線3000mm MB:マニホールド側出力ポートめねじ、3ポート常時開( NO)F10:M5×0.8、F15:Rc1/8  6:真空弁にはありません。  7:外部パイロット形および真空弁はありません。  8: 背圧防止弁を搭載する場合は、上記表の背圧防止弁の欄の指定するステーションに○を記入してください。    なお、単独排気スペーサおよび真空弁との組合せはできません。  9:低電流タイプにはありません。 次頁の表に指定ステーション毎に○を記入してください。 10:低電流タイプとタンデム3ポート弁にはありません。 11:外部からの固体異物および水の侵入に対する電気機器周りのIP65保護構造です。 仕 様 確 認 書 数量 セット 納期 170 171 1
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電磁弁Fシリーズ Easy Build Type 新発売 イージービルド形マニホールド 電磁弁F10・F15シリーズに新たにコネクタ接続タイプの マニホールドが追加されました。 マニホールドベースを連結するだけで、内部配線が接続されるため 組み立てや増連、減連が簡単になりました。 コネクタは分解することなく、方向変換が可能に なりました。ツマミを摘んで 90°回転させて配線 マイナスコモン仕様が選択可能です。 の取出し方向を変更できます。 内部結線コネクタ 90°方向変換可能 特許出願中 フラットケーブルコネクタ 連結棒 D-subコネクタ 供給・排気ポートの自由度が上がりました。 片側配管の場合、継手ブロックの位置を左右変更可能です。 従来どおりベース配管、直接配管の変更も可能です。 ノンプラグインタイプに ストップ弁付が選択可能。 コネクタ配線 シングル配線、ダブル配線共にバルブベースアセンブリを連結するだけで、配線仕様側のバルブ信号を順番に割り当てます。 配線作業等は全く必要がありません。 ■内部配線例 ■内部結線コネクタ部 ステーション1 ステーション2 ステーション3 ステーション4 ダブル配線 シングル配線 ダブル配線 ダブル配線 stn. 1 stn. 2 stn. 3 stn. 4 配線仕様 (フラットケーブル コネクタ等) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ com 内部結線コネクタ (シングル配線、ダブル配線混載の場合) 2 ①14(SA) ②12(SB) com ③14(SA) com ④14(SA) ⑤12(SB) com ⑥14(SA) ⑦12(SB) com
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マニホールドの増連、減連方法(詳細な増連方法は36ページ、37ページをご覧ください) ①右エンドブロックの連結ボルトを外します。 ② DIN金具のレバーを押しながらマニホールドを両側に  (DINレールの場合、DINレール固定ねじをゆるめてください。) 分割します。(DIN金具付の場合のみ) 連結 ボルト レバー ③連結棒からバルブを取り外します。 ④ 増連の場合: 増連するバルブに添付されている連結 棒を取付け、増連のバルブを差込み増 連してください。 ⑤減連の場合: バルブを取り外した後、連結棒を減連 後の連数に対応する長さに組み替えてく ださい。 ⑥ 右エンドブロックを元に戻し連結ボルトを締めてくだ さい。その後DINレール固定ねじを締めつけてくださ い。 2種類の取付方法が選択可能 DINレール取付とダイレクトマウント(本体取付穴4箇所)のどちらか選択可能です。 DINレール取付 ダイレクトマウント M4用取付穴 中間配管ブロックが注文時に選択可能になりました。 ・流量が不足の時に安心。 ・ スプリットと組み合わせることで3種類の 供給圧力が使用可能です。 左側配管 右側配管 ブロック 中間配管ブロック ブロック 3
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地球環境に優しいRoHS指令対応製品! 使い易さの徹底追求から 生まれたFシリーズ! 1 シングル・ダブル両用バルブ ● Fシリーズの2ポジションバルブは、手動ボタンを切り換えることにより、シングルソレノイドバルブとダブルソレノ イドバルブとの機能を選択できます。 注:シングルソレノイド専用バルブもあります。 シングルソレノイドの状態 ダブルソレノイドの状態 1(4 SA) 1(4 SA) 1(4 SA) 1(4 SA) (5 R1) (4 A) (5 R1) (4 A) (5 R1) (4 A) (1 P) (1 P) (1 P) (3 R2) (2 B) (5 R1) (4 A) (3 R2) (2 B) (1 P) (3 R2) (2 B) (3 R2) (2 B) 1(2 SB) 1(2 SB) ※2ポジションバルブ(TOタイプを除く) シングル ダブル シングル ダブル 2 異径サイズ両用継手を採用 ●当社独自の異径サイズ両用継手は、外径が異なる2種類のチューブが接続可能です。 ●チューブサイズから継手を選定する手間がかかりません。 例:φ6のチューブを接続した様子 例:φ4のチューブを接続した様子 異径サイズ両用継手 ※取付可能チューブサイズ:  F10シリーズはφ4とφ6   F15シリーズはφ6とφ8  F18シリーズはφ8とφ10 注:シングル継手も選択できます。 左の写真と同一の継手 3 ベース配管と直接配管の組換えが可能 ● ご購入後に継手の方向を変えることができるので、  配管の自由度がアップします。 継手ブロック (一体形マニホールドF形、PCボードマニホールドF形を除く) ベース配管の場合 直接配管の場合 組換え プレート 注意 ご使用になる前に16ページの「安全上のご注意」を必ずお読みください。 4
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4 イージービルド形マニホールドが新しく追加(F10・F15) ● マニホールドベースを連結するだけで、内部配線が接続されるため  組み立てや増連、減連が簡単になりました。 5 中間配管ブロックが注文時に選択可能(F10・F15イージービルド形マニホールド) ● イージービルド形マニホールド(F10・F15)は、大流量消 費に対応。スプリットを2箇所設定により3種類の供給圧 力が使用可能です。 左側配管 右側配管 ブロック 中間配管ブロック ブロック 6 プラス・マイナスコモンを色識別(F10・F15イージービルド形マニホールド) ● イージービルド形マニホールド(F10・F15)ではプラスコモン、マイナスコモン、シングル配線、ダブル配線の 表示についてバルブベースのソレノイド側の小窓にて仕様を色で識別できるようにしています。 緑:プラスコモン グレイ:マイナスコモン ダブル配線 ダ 特許出願中 ブル配線 青:プラスコモン ピンク:マイナスコモン シングル配線 シングル配線 7 配線ブロックの交換が容易(F10・F15イージービルド形マニホールド) ①配線ブロックアセン ②配管ブロック左のコ ブリのねじ2箇所を ネクタを抜きます。 緩めます。 ③配管ブロック左にコ ④配線ブロックアセン ネクタを差込みます。 ブリのねじ2箇所を 締付けて完成です。 5
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8 タンデム3ポート弁(4ポジション) ●1つのバルブに2つの独立した3ポート弁を装備しました。 ● エアオペレイトバルブや単動シリンダの制御に使えば省ス 5ポート弁と タンデム 混載可能! ペースを実現できます。 3ポート弁 ● 5ポート弁と混載できます。 F18にも追加 形式 4(A)側 2(B)側 表示記号 5ポート弁 F10□ TA 4(A) 2(B) 14(SA) 12(SB) 常時閉 常時閉 F15□ TA (NC) (NC) NEW F18□ TA 5(R1) 3(R2) 1(P) F10□ TB 4(A) 2(B) F15□ 常時開 常時開 14(SA) 12(SB) TB (NO) (NO) NEW F18□ TB 5(R1) 3(R2) 1(P) F10□ TC 4(A) 2(B) 14(SA) 12(SB) 常時閉 常時開 エアオペレイトバルブなど F15□ TC (NC) (NO) (ピュアプロセスシリーズ) NEW F18□ TC 5(R1) 3(R2) 1(P) 複動形シリンダ (ミニガイドスライダ) 9 一体形マニホールドに省配線タイプを用意(F10・F15) ●一体形マニホールドA形とF形は省配線タイプもあります。 コネクタ すっきりコンパクト。 ●配線仕様は、フラットケーブルコネクタ、D-subコネクタ を選択できます。 アルミマニホールド ※写真はF10シリーズ一体形マニホールド F形・省配線タイプです。 10 ストップ弁付(オプション)(F10・F15 一体形マニホールド・イージービルド形マニホールド) ● 各種装置や計装ライン等の稼働を止めずに バルブの交換ができます。 ● メインエアを落とさなくても、ストップ弁によ り1連ごとの流路の閉止、開放をすることが できます。 11 背圧防止弁(オプション)(F10・F15) ● 単動シリンダを作動させる場合など、背圧によるトラブルを防止します。 背圧防止弁 背圧防止弁 背圧防止弁はマ背ニ圧ホ防ー止ル弁ドは側マにニホールド側に2個ず 2個ずつ組み込まつれ組まみす込。まれます。 他のバルブの排他のバルブの排気によって生ずるシリンダ気のに誤よ作っ動てを生防止ずすることができます。 るシリンダの誤作動を防止する 背圧防止弁 ことができます。 備考:F18の分割形マニホールドには標準装備。  F18の一体形マニホールドにはありません。 6
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12 すっきりコンパクト! ■一体形マニホールドF形(F10・F15) 高 さ が 低 く な り ま し た 。 ※写真はF10シリーズです。 13 保護構造IP65をオプション対応 ● プラグコネクタ部とソレノイド部に防水パッキンを採用し保護構造IP65対応 保護構造とは(IEC60529より) を可能。幅広い使用環境に適用できます。 外部からの固体異物および水の浸入に対 する電気機器周りの保護構造です。 オプション対応バリエーション ・バルブ単体 保護特性記号 ダブルソレノイド (International Protection) ・一体形マニホールドA形 の場合 ・一体形マニホールドF形 IP65 ・分割形マニホールド・ノンプラグ インタイプ 防水パッキン 内蔵 防水パッキン 「第2記号」水の浸入注に ・イージービルド形・ノンプラグ 対する保護等級 いかなる方向からの水の インタイプ 直接噴流によっても有害 な影響を受けない。 「第1記号」固体異物に F18にも追加 対する保護等級 粉塵が内部に侵入しない。 注:水中での使用はできませんので注意し てください。 14 シリアル伝送仕様が充実(F10・F15・F18) ●伝送ブロック対応機種 ・オムロンB7Aリンクターミナル対応 ・オムロンCompoBus/S(16点出力)対応 ・CC-Link(16点出力)対応 ・CC-Link(32点出力)対応 ・DeviceNet(16点出力)対応 ・DeviceNet(32点出力)対応 ・CompoNet(16点出力)対応 ・EtherCAT(16点出力)対応 ・EtherCAT(32点出力)対応 ・EtherNet/IP(16点出力)対応 ・EtherNet/IP(32点出力)対応 ※写真はF10シリーズです。 7
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バリエーション ●バルブ幅:10mm ●バルブ幅:15mm ●バルブ幅:18mm ●音速コンダクタンスC:0.97dm3/(s・bar) ●音速コンダクタンスC:2.05dm3/(s・bar) ●音速コンダクタンスC:3.48dm3/(s・bar) ●適応シリンダサイズ:φ20〜φ50 ●適応シリンダサイズ:φ40〜φ80 ●適応シリンダサイズ:φ50〜φ100 バルブ単体(F10・F15・F18) 入力ポートブロックを取り付け 出 サブベース付 単体・マニホールド用 ることによりバルブ単体での使 力 シリーズ めねじ めねじブロック付 異径サイズ両用継手ブロック付 シングル継手ブロック付 用が可能。取付ブラケットも用 ポ Rc1/8 Rc1/4 M5 Rc1/8 Rc1/4 φ4,φ6 φ6,φ8 φ8,φ10 φ4 φ6 φ8 φ10 ー 意しています。 ト F10 ● ● ● ● ● 仕 F15 ● ● ● ● ● 様 F18 ● ● ● ● ● 継手ブロック付 めねじブロック付 A形サブベース付 ■取付ブラケット付 F10シリーズ 注文記号 64ページ F10シリーズ 寸法図 116ページ F15シリーズ 注文記号 148ページ F15シリーズ 寸法図 202ページ F18シリーズ 注文記号 233ページ F18シリーズ 寸法図 252ページ 一体形マニホールドA形(ベース配管形)(F10・F15・F18) メンテナンスとコストパフォーマン 継手ブロック付 めねじブロック付 ■コモン端子結線済プラグコネクタ F10シリーズ 注文記号 67ページ スを両立させたベース配管形マ ニホールド。出力ブロックを交換 F10シリーズ 寸法図 107ページ することにより、直接配管形とし て使用することもできます。 F15シリーズ 注文記号 152ページ コモン端子結線済プラグコネク タの使用により配線工数が大幅 F15シリーズ 寸法図 205ページ に削減できます。 F18シリーズ 注文記号 235ページ F18シリーズ 寸法図 255ページ 一体形マニホールドF形(直接配管形)(F10・F15・F18) コストパフォーマンスに優れた直 継手ブロック付 めねじブロック付 ■コモン端子結線済プラグコネクタ F10シリーズ 注文記号 70ページ 接配管形専用マニホールド。 コモン端子結線済プラグコネク F10シリーズ 寸法図 120ページ タの使用により配線工数が大幅 に削減できます。 F15シリーズ 注文記号 156ページ F15シリーズ 寸法図 206ページ F18シリーズ 注文記号 237ページ F18シリーズ 寸法図 256ページ 8
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一体形マニホールドA形・省配線タイプ(ベース配管形)(F10・F15) 一体形マニホールドA形の省配線対応タイプ。 継手ブロック付 めねじブロック付 F10シリーズ 注文記号 74ページ 配線仕様は、フラットケーブルコネクタ搭載タイプと D-subコネクタ搭載タイプがあります。 F10シリーズ 寸法図 121ページ F15シリーズ 注文記号 160ページ F15シリーズ 寸法図 207ページ 一体形マニホールドF形・省配線タイプ(直接配管形)(F10・F15) 一体型マニホールドF形の省配線対応タイプ。 継手ブロック付 めねじブロック付 F10シリーズ 配線仕様は、フラットケーブルコネクタ搭載タイプと 注文記号 76ページ D-subコネクタ搭載タイプがあります。 F10シリーズ 寸法図 121ページ F15シリーズ 注文記号 162ページ F15シリーズ 寸法図 207ページ PCボードマニホールド(F10・F15) 一体形マニホールドに、MILタイプの20ピンフラットケー A形(ベース配管形) F形(直接配管形) F10シリーズ ブルコネクタを搭載し、省配線効果とコストパフォーマ 注文記号 78,82ページ ンスを両立させました。PCワイヤリングシステムと配線 F10シリーズ 仕様-F201の組合せにより、より効果的な省配線が可 寸法図 122ページ 能です。 F15シリーズ 注文記号 164,168ページ F15シリーズ 寸法図 208ページ 分割形マニホールド・ノンプラグインタイプ(F10・F15・F18) マニホールドの増減が容易に行なえます。これにより仕様の変更がよりフレキシブルに対応できます。 F10シリーズ 注文記号 84ページ マニホールドポート バルブポート マニホールドポート バルブポート F10シリーズ 継手ブロック付 継手ブロック付 めねじブロック付 めねじブロック付 寸法図 123ページ F15シリーズ 注文記号 170ページ F15シリーズ 寸法図 209ページ F18シリーズ 注文記号 240ページ F18シリーズ 寸法図 257ページ 9
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分割形マニホールド・プラグインタイプ 省配線に対応したマニホールド。配線の追加により増連も可能です。 F10シリーズ 注文記号 90ページ PCワイヤリングシステムと配線仕様-F201の組合せにより、より効果的な省配線が可能です。 F10シリーズ マニホールドポート バルブポート マニホールドポート バルブポート 寸法図 124ページ 継手ブロック付 継手ブロック付 めねじブロック付 めねじブロック付 F15シリーズ 注文記号 176ページ F15シリーズ 寸法図 210ページ F18シリーズ 注文記号 244ページ F18シリーズ 寸法図 258ページ 配線仕様 フラットケーブルコネクタ フラットケーブルコネクタ D-subコネクタ D-subコネクタ 端子盤 上面出し注 側面出し注 上面出し注 側面出し注 注:コネクタの方向を変えることができます。 フラットケーブルコネクタ F18シリーズには、コネクタ側面出しタイプ とD-subコネクタの場合、 および電源端子なしタイプはありません。 電源端子なしタイプも選 択できます。 写真はフラットケーブルコネクタ の場合 備考:配線位置(配線ブロック)は、右取付けも選択できます。 分割形マニホールドシリアル伝送タイプ(F10・F15・F18) ●CC-Link対応 F10シリーズ 注文記号 94ページ ●オムロン B7Aリンクターミナル対応 ●オムロン CompoBus/S対応 F10シリーズ 寸法図 127ページ ●CompoNet対応 ●DeviceNet対応 F15シリーズ 注文記号 180ページ ●EtherCAT対応 ●EtherNet/IP対応 F15シリーズ 寸法図 213ページ ※詳細は42〜44ページをご覧ください。 F18シリーズ 注文記号 248ページ 一体形 別置形 F18シリーズ 寸法図 261ページ EtherCAT対応 EtherNet/IP対応 備考:配線位置(伝送ブロック)は、右取付けも選択できます。 10
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イージービルド形マニホールド・ノンプラグインタイプ(F10・F15) マニホールドの増減が容易に行なえます。ダイレクトマウント(DINレールなしの取付け)が選択可能です。 F10シリーズ 注文記号 98ページ マニホールドポート バルブポート マニホールドポート バルブポート 継手ブロック付 継手ブロック付 F10シリーズ めねじブロック付 めねじブロック付 寸法図 130ページ F15シリーズ 注文記号 184ページ F15シリーズ 寸法図 216ページ イージービルド形マニホールド・プラグインタイプ(F10・F15) 省配線に対応したマニホールドで、マニホールドの増減が容易に行なえます。 F10シリーズ 注文記号 104ページ ダイレクトマウント(DINレールなしの取付け)が選択可能です。 5種類の配線仕様との組合せにより、より効果的な省配線が可能です。 F10シリーズ 寸法図 132ページ マニホールドポート バルブポート マニホールドポート バルブポート F15シリーズ 継手ブロック付 注文記号 190ページ 継手ブロック付 めねじブロック付 めねじブロック付 F15シリーズ 寸法図 218ページ 配線仕様(F10・F15) フラットケーブルコネクタ フラットケーブルコネクタ D-subコネクタ D-subコネクタ 端子盤 上面出し注 側面出し注 上面出し注 側面出し注 注:簡単にコネクタの方向を変えることができます。 フラットケーブルコネクタ 特許出願中 とD-subコネクタの場合、 電源端子なしタイプも選 択できます。 写真はD-subコネクタの場合 11
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イージービルド形マニホールドシリアル伝送タイプ(F10・F15) ●CC-Link対応 F10シリーズ 注文記号 110ページ ●オムロン CompoBus/S対応 ●CompoNet対応 F10シリーズ 寸法図 137ページ ●DeviceNet対応 ●EtherCAT対応 F15シリーズ 注文記号 196ページ ●EtherNet/IP対応 F15シリーズ 寸法図 223ページ ※詳細は42〜44ページをご覧ください。 EtherCAT対応 EtherNet/IP対応 12
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電磁弁Fシリーズを使用した省エネのご提案 消費電力量の比較(参考) シリンダを5秒間出側、5秒間入側で作動させる条件で、1日の稼働時間を12時間、週5日で年間50週稼働 させた場合の年間消費電力量を算出。(年間消費電力量:1時間当たりの消費電力量×12時間×5日×50週) ■ケース1 シングルソレノイド使用時(0.4W: 標準タイプ使用) 消費電力 0.4W ソレノイド ON ソレノイド OFF t 5秒 5秒 ■ケース2 シングルソレノイド使用時(0.1W: 低電流タイプ使用) 消費電力 0.4W (起動時間70ms) 消費電力 0.1W ソレノイド ON ソレノイド OFF t 5秒 5秒 ■ケース3 ダブルソレノイド使用時(0.4W: 標準タイプ使用) <自己保持機能を利用したパルス制御> 消費電力 0.4W 通電時間 通電時間 ソレノイドSA ON ソレノイドSB ON t 0.05秒 0.05秒 5秒 5秒 ●上記の条件で消費電力量を計算した結果および消費電力量のグラフ 通電時間(s) の 1時間当たりの 年間の消費電力量(kWh) ソレノイド 消費電力(W) 1時間当たり SA:ON SB:ON 作動回数(回) 消費電力量(Wh) と[年間電力費] シングルソレノイド(標準タイプ) 0.4 5 − 360 0.200  0.6[13.2円] シングルソレノイド(低電流タイプ) 起動時 0.4/定常時 0.1 5 − 360 0.052  0.156[3.43円] ダブルソレノイド(標準タイプ) 0.4 0.05 0.05 360 0.004  0.012[0.264円] 備考:新形ソレノイドDC24V仕様での比較です。電力費は22円/kWhとした場合。 消費電力量 が ●0.1Wの低電流タイプを使うことで消費 0.6 (CO2排出量) 電力量が1/4になります。 消 [13.2円 ] 費 さらに 電 力 1 1 ●ダブルソレノイドを使ったパルス制御を 量 (kWh) 4 50 行なえば大幅な消費電力量の低減が可 能です。 0.156 ●電磁弁Fシリーズは、シングル・ダブル両 [3.43円 ] 用バルブ! 0.012 [0.264円 ] ●シングルソレノイドとダブルソレノイドは 同一価格注ですので、コストメリットも実 ダブルソレノイド(パルス制御)の方が、電力量が低い結果 となります。尚、作動頻度が高い場合には、若干差が詰ま 現可能です! ります。 注:2ポジションバルブの場合。T0タイプを除く。 13
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電磁弁Fシリーズとエアシリンダ選定資料(1) 1. シリンダ、バルブの選定 1 必要な力に合わせて リンダ内径と速度に合わせて シリンダ内径を選びます。 2 シ バルブサイズを決めます。 シリンダ速度 推力 N 適応シリンダ内径 mm/s 適応バルブ mm (受圧面積 mm2) 14710 9806.7 4903.3 980.7 490.3 98.1 49 00 0 シリーズ 9.8 4.9 1 10 60 20 0 32(804) 35(982) 40(1256) F10シリーズ 45(1608) 50(1960) 56(2512) 63(3110) F15シリーズ 80(5020) 100(7850) F18シリーズ 表の見方 この線より右側が適応領域 1.シリンダ径の選定 使用圧力0.3MPa  必要な負荷が表の   の範囲になるように、シリンダ内 使用圧力0.5MPa す。使用空気圧力0.5MPaで、98.1Nの推力 使用圧力0.7MPa シリンダ内径 バルブシリーズ 径を選定しま が必要な場合、シリンダ径はφ20(負荷率約70%)、φ25 負荷率20% (負荷率約50%)、φ32(負荷率約30%)の3サイズが選       負荷 負荷率70% 負荷率70% 負荷率= 理論推力 負荷率50% べます。 理論推力 理論推力〔N〕=受圧面積〔mm2〕× 使用圧力〔MPa〕 負荷率20% 2.適応バルブの選定  必要なシリンダ速度が400mm/sとすると、φ32の場合に は負荷率が約50%なので、適応バルブはF10シリーズとなり 2. F.R.L.コンビネーションの選定 3. 配管、継手サイズの選定 ます。φ35の場合も、負荷率が約50%なので、F10シリー ズとなります。同様にφ63の場合は、負荷率が約50%なの  F.R.L.コンビネーションは、流量特性グラフを  配管および継手のサイズは、機器の配管接 で適応バルブはF15シリーズとなります。 見て、システムの最大流量(全空気量)時の圧 続口径に見合ったものを選定し、ブッシング 力降下が10%または0.05MPa以内となるサ などによって極端に絞ることは避けてくださ 3.選定の留意点 イズを選定します。エアフィルタ、レギュレー い。また、継手は、クイック継手のように内  高速作動や、負荷が変動したときの定速作動が必要な場 タ、ルブリケータを個々に選定するときも同 径の絞られないものを使用すれば、十分な流 合などは、シリンダ径は大きめのサイズを選定して負荷率 様です。また、流量が少ない場合には、ルブ 量を確保することができ、圧力降下を防げ が50%以下となるようにし、バルブや配管、継手にも余裕 リケータの滴下最少流量を超えることを確認 ます。 のあるサイズを選定します。 してください。 ■参考 ●エアシリンダの実効推力 ●バルブ・F.R.L. ユニットの選定のために ●コンプレッサの選定のために π D2 エアシリンダの空気流量 エアシリンダの空気消費量 FA = F ×η= 4 × P ×η π D2 60 π D2 Q P+0.1 1 = -6 4 × L × t × 0.1 × 10 q 2 P+0.1 1 = 4 × L × × n 0.1 × 10-6 バルブからシリンダまでの配管部分の空気流量 バルブからシリンダまでの配管部分の空気消費量 π d2 π d2 Q P 2 = 4 × ℓ 60 × t × 0.1 × 10-6 q2 = P 6 4 ×ℓ× 2 × n 0.1 × 10- 全空気流量 全空気消費量 Q3 = Q1+Q2 q3 = q1+q2 D :シリンダ径 mm Q2 :配管部分に必要な空気流量[ℓ/min(ANR)] d :配管内径 mm Q3 :全空気流量[ℓ/min(ANR)] F :シリンダの理論推力 N q1 :シリンダの空気消費量[ℓ/min(ANR)] FA :シリンダの実効推力 N q2 :配管部分の空気消費量[ℓ/min(ANR)] L :シリンダストローク mm q3 :全空気消費量[ℓ/min(ANR)] ℓ :配管の長さ mm t :シリンダが 1ストロークするのに必要な時間 s n :1 分間当たりのシリンダ往復回数 回 /min η :シリンダの推力効率 P :使用空気圧力 MPa  (約 70%。ただし高速の場合は 50%以下。) Q1 :シリンダ部分に必要な空気流量[ℓ/min(ANR)] 14
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電磁弁Fシリーズとエアシリンダ選定資料(2) 推力(理論値) N シリンダ内径 ロッド径 作動形式 作動方向 受圧面積 空気圧力 MPa mm mm mm2 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8注 0.9注 2.5 1 押出単動形 4.9 — — — 0.8 1.3 1.7 2.2 — — 4 2 押出単動形 12.6 — — — 2.2 3.5 4.8 6.0 — — 押側 15.9 — 3.2 4.8 6.4 8.0 9.5 11.1 — — 複動形 4.5 2 引側 12.8 — 2.6 3.8 5.1 6.4 7.7 9.0 — — 押出単動形 15.9 — — 1.9 3.5 5.1 6.6 8.2 — — 押出単動形 28.3 — — 5.0 7.8 10.7 13.5 16.3 — — 引込単動形 21.2 — — 2.9 5.0 7.1 9.2 11.3 — — 6 3 押側 28.3 — 5.7 8.5 11.3 14.2 17 19.8 — — 複動形 引側 21.2 — 4.2 6.4 8.5 10.6 12.7 14.8 — — 押出単動形 78.5 — 9.8 17.7 25.5 33.4 41.2 49.1 — — 引込単動形 66 — 7.3 13.9 20.5 27.1 33.7 40.3 — — 10 4 押側 78.5 7.9 15.7 23.6 31.4 39.3 47.1 55 — — 複動形 引側 66 6.6 13.2 19.8 26.4 33 39.6 46.2 — — 押出単動形 201 — 30.4 50.5 70.6 90.7 110.8 130.9 — — 引込単動形 181 — 26.4 44.5 62.6 80.7 98.8 116.9 — — 16 5 押側 201 20.1 40.2 60.3 80.4 100.5 120.6 140.7 — — 複動形 引側 181 18.1 36.2 54.3 72.4 90.5 108.6 126.7 — — 押出単動形 314 — 24.6 56 87.4 118.8 150.2 181.6 213 244.4 20 8 押側 314 31.4 62.8 94.2 125.6 157 188.4 219.8 251.2 282.6 複動形 引側 264 26.4 52.8 79.2 105.6 132 158.4 184.8 211.2 237.6 押出単動形 490 — 98 147 196 245 294 343 392 441 25 10 押側 490 49 98 147 196 245 294 343 392 441 複動形 引側 412 41.2 82.4 123.6 164.8 206 247.2 288.4 329.6 370.8 押出単動形 804 — 161 241 322 402 482 563 643 724 32 12 押側 804 80 161 241 322 402 482 563 643 724 複動形 引側 690 69 138 207 276 345 414 483 552 621 押出単動形 1256 — 251 377 502 628 754 879 1005 1130 40 16 押側 1256 126 251 377 502 628 754 879 1005 1130 複動形 引側 1055 106 211 317 422 528 633 739 844 950 押側 1963 196 393 589 785 982 1178 1374 — — 50 16 複動形 引側 1762 176 352 529 705 881 1057 1233 — — 押側 3117 312 623 935 1247 1559 1870 2182 2494 2805 63 20 複動形 引側 2803 280 561 841 1121 1402 1682 1962 2242 2523 押側 5026 503 1005 1508 2010 2513 3016 3518 4021 4523 80 25 複動形 引側 4536 454 907 1361 1814 2268 2722 3175 3629 4082 押側 7853 785 1571 2356 3141 3927 4712 5497 6282 7068 100 30 複動形 引側 7147 715 1429 2144 2859 3574 4288 5003 5718 6432 押側 12271 1227 2454 3681 4908 6136 7363 8590 9817 11044 125 36 複動形 引側 11254 1125 2251 3376 4502 5627 6752 7878 9003 10129 注:電磁弁Fシリーズには使用できない空気圧力です。 15
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安全上のご注意(電磁弁Fシリーズ) ご使用になる前に必ずお読みください。 機種の選定および当該製品のご使用前に、この「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 以下に示す注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産の損害を未然に防止するためのものです。 ISO4414(Pneumatic flui power - General rules and safety requirements for systems and their components), JIS B 8370(空気圧システム通則)の安全規則と併せて必ず守ってください。 指示事項は危険度、障害度により「危 険」、「警 告」、「注 意」、「お願い」に区分けしています。  明らかに危険が予見される場合を表わします。 危 険 表示された危険を回避しないと、死亡もしくは重傷を負う可能性があります。 または財産の損傷、損壊の可能性があります。 直ちに危険が存在するわけではないが、状況によって危険となる場合を表わします。 警 告 表示された危険を回避しないと、死亡もしくは重傷を負う可能性があります。 または財産の損傷、損壊の可能性があります。 直ちに危険が存在するわけではないが、状況によって危険となる場合を表わします。 注 意 表示された危険を回避しないと、軽度もしくは中程度の傷を負う可能性があります。 または財産の損傷、損壊の可能性があります。 お願い 負傷する等の可能性はないが、当該製品を適切に使用するために守っていただきたい内容です。 ■当該製品は、一般産業機械用部品として、設計、製造されたものです。 ■機器の選定および取扱いにあたっては、システム設計者または担当者等十分な知識と経験を持った人が必ず「安全上の注意」「、カタログ」「、取 扱説明書」等を読んだ後に取扱ってください。取扱いを誤ると危険です。 ■「カタログ」、「取扱説明書」等をお読みになった後は、当該製品をお使いになる方がいつでも読むことができるところに、必ず保管してください。 ■「カタログ」、「取扱説明書」等は、お使いになっている当該製品を譲渡されたり貸与される場合には、必ず新しく所有者となられる方が安全 で正しい使い方を知るために、製品本体の目立つところに添付してください。 ■この「安全上のご注意」に掲載しています危険・警告・注意はすべての場合を網羅していません。カタログ、取扱説明書をよく読んで常に安全を 第一に考えてください。 危 険 ●製品の上に乗ったり、足場にしたり、物を置かないでください。 転落事故、製品の転倒、落下によるケガ、製品の破損、損傷による ●下記の用途に使用しないでください。 誤作動、暴走等の原因になります。  1.人命および身体の維持、管理等に関わる医療器具 ●製品に関わる保守点検、整備、配管の着脱または交換等の各種作  2.人の移動や搬送を目的とする機構、機械装置 業は、必ずエアの供給を完全に遮断して、製品および製品が接続  3.機械装置の重要保安部品 されている配管内の圧力がゼロになったことを確認してから行なっ 当該製品は、高度な安全性を必要とする用途に向けて企画、設計 てください。特にエアコンプレッサまたは真空ポンプとエアストレ されていません。人命を損なう可能性があります。 ージタンクにはエアが残留していますので注意してください。配管 ●発火物、引火物等の危険物が存在する場所で使用しないでくだ 内に圧力が残留しているとアクチュエータが不意に動くなどして、 さい。当該製品は防爆形ではありません。発火、引火の可能性 ケガをする可能性があります。 があります。 ●ロック形手動ボタンは、平常運転開始前に必ずロックを解除し、手動ボ ●製品を取り付ける際には、必ず確実な保持、固定(ワークを含む)を タンが元の状態にあること、および主弁が必要な切換ポジションにある 行なってください。製品の転倒、落下、異常作動等によって、ケガ ことを確認してから運転を再開してください。誤作動の原因になります。 をする可能性があります。 ●配線作業を行なう場合には、必ず電源を切った状態で行なってくだ ●ペースメーカー等を使用している方は、製品から1メートル以内 さい。感電する可能性があります。 に近づかないでください。製品内の強力なマグネットの磁気によ ●ソレノイドには規定の電圧を正しく印加してください。誤った電圧 り、ペースメーカーが誤作動を起こす可能性があります。 を印加すると規定の機能が発揮されず、製品自体の破損・焼損の ●製品は絶対に改造しないでください。異常作動によるケガなどの 原因になります。 原因になります。 ●リード線等のコードは傷をつけないでください。 ●製品の基本構造や性能・機能に関わる不適切な分解組立、修理は コードを傷つけたり、無理に曲げたり、引っ張ったり、巻き付けたり、 行なわないでください。ケガ、感電、火災などの原因になります。 重いものを載せたり、挟み込んだりすると、漏電や導通不良による火 ●製品に水をかけないでください。水をかけたり、洗浄したり、水中で使 災や感電、異常作動等の原因になります。 用すると、異常作動によるケガ、感電、火災などの原因になります。 ●電源を入れた状態で、コネクタの抜き差しは行なわないでください。ま ●製品の作動中は、手を触れたり身体を近付けたりしないでくださ た、コネクタへの不要な応力は加えないでください。機器の誤作動に い。また、作動中の製品に内蔵または付帯する機構(手動ボタン、配 よるケガ、装置の破損、感電等の原因になります。 線用コネクタの着脱、圧力スイッチ等の調節、配管チューブや封止 ●製品の配線、配管は「カタログ」等で確認しながら正しく行なってく プラグの離脱等)の調節作業を行なわないでください。 ださい。誤った配線、配管をしますとアクチュエータ等の異常作動の  アクチュエータが不意に動くなどして、ケガをする可能性があります。 原因になります。 配管終了後エアを供給する前に回路に誤りがないか確認してくださ い。 警 告 ●48時間以上の作動休止および保管後の初回作動時には、摺動部に 固着現象が発生する可能性があり、機器に作動の遅れや急激な動き ●製品の仕様範囲外では使用しないでください。仕様範囲外で使 を引き起こします。初回作動時には試し作動をして正常な動きを確認 用されますと、製品の故障、機能停止や破損の原因となります。 してからご使用ください。 また著しい寿命の低下を招きます。 ●低頻度(30日超える)での使用は、摺動部に固着現象が発生する ●製品にエアや電気を供給する前および作動させる前には、必ず 可能性があり、機器に作動の遅れや急激な動きを引き起こしケガの 機器の作動範囲の安全確認を行なってください。 可能性があります。最低作動頻度として30日に1回は試し作動をし 不用意にエアや電気を供給すると、感電したり作動部との接触 て正常な動きを確認してください。 によりケガをする可能性があります。 ●ダブルソレノイド形の場合(タンデム3ポート弁を除く)両ソレノイド ●電源を入れた状態で、端子部、各種スイッチ等に触れないでください。 への同時通電は、行なわないでください。適正な弁ポジションが確 感電や異常作動の可能性があります。 保できず、意図しない方向に機器が作動して装置の破損や、ケガの ●製品は火中に投じないでください。製品が破裂したり、有毒ガス 可能性があります。 が発生する可能性があります。 16
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安全上のご注意(電磁弁Fシリーズ) ●電磁弁およびそれらを制御する配線は、大電流が流れる動力線の 近くや高磁界、サージが発生している場所で使用しないでください。 お願い 意図しない作動の原因となります。 ●「カタログ」、「取扱説明書」等に記載のない条件や環境での使 ●電磁弁は、OFF作動時にサージ電圧および電磁波が発生し周辺機 用、および航空施設、燃焼装置、娯楽機械、安全機器、その他人命 器への作動に影響することがあります。電気回路へのサージ対策・ や財産に大きな影響が予測されるなど、特に安全性が要求される用 電磁波対策を行なってください。 途への使用をご検討の場合は、定格、性能に対し余裕を持った使い ●海浜、直射日光下や水銀燈付近などやオゾンの発生する装置近くで 方やフェイルセーフ等の安全対策に十分な配慮をしてください。 使用しないでください。オゾンによるゴム部品の劣化で性能・機能 尚、必ず当社営業担当までご相談ください。 の低下や機能停止の原因になります(オゾン対策品を除く)。 ●製品の配線、配管は「カタログ」等で確認しながら行なってください。 ●仕様表に示す流体以外は使用しないでください。仕様外の流体を使 ●排気ポートには、消音器(マフラ等)を取り付けてください。 用すると短期間での機能停止、急激な性能低下もしくは寿命の低下 排気時の騒音低減の効果があります。 を招きます。 ●製品を扱う場合は、必要に応じて保護手袋、保護メガネ、安全靴 ●電磁弁を制御盤内に取り付けたり、通電時間が長い場合には、電磁 等を着用して安全を確保してください。 弁の周囲温度が常に仕様の温度範囲になるよう放熱対策を行なって ●製品が使用不能、または不要になった場合は、産業廃棄物として ください。また長時間の連続通電を行なうと、コイルの発熱による温 「廃棄物の処理および清掃に関する法律」その他、地方自治体等 度上昇で電磁弁の性能低下および寿命低下や近接する機器に悪影 の条例、規則等に従って適切な廃棄処理を行なってください。バ 響を与える場合があります。このため長時間の連続通電を行なう場 ルブに使用しているオイルまたはグリスは燃焼処理すると、腐蝕 合、または1日当りの通電時間が非通電時間より長くなる場合には、 性で有害なフッ酸(HF)が発生しますので除害設備を有する耐酸 電磁弁を常時開(NO)仕様として通電時間を短くする使い方もあり 性の焼却炉で処理してください。大量の場合は登録された廃棄 ます。詳細については、当社にご確認ください。 物処理業者に依頼してください。 ●配線終了後、電源を入れる前に結線に誤りがないか確認してください。 ●空気圧機器は寿命による性能・機能の低下があります。空気圧 ●エアシリンダ等からの排気系統と、電磁弁のパイロット排気系統を 機器は日常点検を実施し、システム上必要な機能を満たしている 配管などで集合しないでください。排気干渉により誤作動の生じる ことを確認して未然に事故を防いでください。 場合があります。 ●バルブのエア漏れはゼロではありません。圧力容器内の圧力(真 ●バルブをマニホールドで使用する場合、エアシリンダを駆動したり 空含む)保持などの用途には、必要な容積・保持時間を考慮した エアブローの作業を行なう際、背圧によりシリンダの誤作動やエア 設計をしてください。 ブローポートからの誤出力に注意してください。特に3ポジションの ●バルブをエアブローで使用する場合には、外部パイロット仕様を使 エキゾーストセンタ仕様のバルブを使用する場合や、単動シリンダ 用してください。内部パイロット仕様では、エアブローにより圧力 を駆動する場合、またシリンダ駆動とエアブローを同一マニホール 降下を起こし、バルブの作動に影響を及ぼす可能性があります。 ド内で使用する場合には注意が必要です。このような恐れがある ●製品に関してのお問い合わせは、最寄りの当社営業所または技 場合には、単独排気スぺーサ、背圧防止弁を使用するなどの対策を 術サービスセンターにお願いいたします。住所と電話番号はカタ 実施してください。 ログの巻末に表示してあります。 注 意 その他 ●製品の取付けには、作業スペースの確保をお願いします。作業スペー ●下記の事項を必ずお守りください。 スの確保がされないと日常点検や、メンテナンスなどができなくなり 1. 当該製品を使用して空気圧システムを組む場合は当社の純正 装置の停止や製品の破損につながります。 部品または適合品(推奨品)を使用すること。 ●重量のある製品の運搬、取付時は、リフトや支持具で確実に支えた 保守整備等を行なう場合、当社純正部品、または適合品(推奨 り、複数の人により行なう等、人身の安全を確保して十分に注意して 品)を使用すること。 行なってください。 所定の手段・方法を守ること。 ●通電した電磁弁の1メートル以内に磁気メディアおよび磁気媒体等を 2. 製品の基本構造や性能・機能に関わる、不適切な分解組立は 近づけないでください。マグネットの磁気により磁気メディア内のデ 行なわないこと。 ータが破壊される可能性があります。 ●制御回路上に漏れ電流の発生する場合は、製品によって意図しない 安全上のご注意全般についてお守りいただけない場合は、当社は一 作動を起こす可能性があります。製品仕様の許容漏れ電流値を超え 切の責任を負えません。 ないよう、制御回路への漏れ電流対策を行なってください。 ●製品の呼吸穴は塞がないでください。作動中の体積変化により圧力 変動が起きています。呼吸穴を塞ぐと圧力バランスを崩し意図する作 動ができなくなり、装置の破損やケガの原因となります。 ●電磁弁は、大電流や高磁界が発生している場所で使用しないでくだ さい。誤作動の原因となります。 ●コンプレッサからの油分(オイルフリーコンプレッサは除く)は、製品 の性能を著しく低下させ、機能の停止を引き起こす可能性がありま す。空気圧機器の前には必ずミストフィルタを入れて油分の除去をし てください。 ●露点温度がマイナス20度を超える乾燥空気を使用する場合は、使 用潤滑油の質が変化する可能性があります。性能の低下や機能停 止等の原因になります。 ●直射日光(紫外線)のあたる場所、高温多湿の場所、塵埃、塩分、鉄 粉のある場所、流体および雰囲気中に有機溶剤、リン酸エステル系 作動油、亜硫酸ガス、塩素ガス、酸類等が含まれている時は、使用し ないでください。短期間での機能停止、急激な性能低下もしくは寿 命の低下を招きます。なお材質については各主要部材質を参照して ください。 ●バルブに使用しているオイルまたはグリスに触れた後には、必ず手洗 いを十分に行なってください。オイルまたはグリスが付着した手で煙 草を吸うと、煙草に付着したオイルまたはグリスが燃焼し、有害ガス が発生する恐れがあります。 17
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安全上のご注意(電磁弁Fシリーズ) 保証および免責事項 1. 保証期間   当社製品についての保証期間は、製品納入後 1 年間です。   ※ 一部2年保証の製品がありますので、最寄の当社営業 所または技術サービスセンターにご確認ください。 2. 保証の範囲および免責事項 (1) 当社および正規販売店・代理店で購入された製品が、保 証期間内に当社の責により故障が生じた場合には、無償 修理もしくは無償交換をいたします。また保証期間内で あっても、製品には作動回数などの寿命を定めているも のがありますので、最寄の当社営業所または技術サービ スセンターにご確認ください。 (2) 当社製品の保証は製品単体の保証です。したがって、当 社製品の故障および機能低下、性能低下に起因した付随 的損害(本製品の修理、交換に要した諸費用など)に関 しては、当社は一切責任を負いません。 (3) 当社製品の故障および機能低下、性能低下により誘発さ れた損害、もしくはそれに起因した他の機器の損害に関 しては、当社は一切責任を負いません。 (4) 当社カタログおよび、取扱説明書に記載されている製品 仕様の範囲を超えた使用や保管、および取付け、据付、調整、 保守等の注意事項に記載された以外の行為がされた場合の 損害に関しては、当社は一切責任を負いません。 (5) 当社の責任以外での火災や、天災、第三者による行為、お 客様の故意または、過失等により当社製品が故障した場合の 損害に関しては、当社は一切責任を負いません。 18