【アイデアノート】予知保全をはじめよう!　産業用PC(IPC) MI3000

4 e-F@ctory支援モジュールとMI3000でvol. コストをかけずに設備の予知保全をはじめよう！ こんなことで 困っていませんか？ 機械部品の故障で装置が 突然止まってしまい、 復旧に時間がかかる。 ワークを加工する部品が 破損していて、 Solution 1 へ 多くの不良品が発生した。 Solution 3 へ 各種データを監視している のに、設備の異常の兆候が 機械部品の動作時間や動作 つかめない。 回数を見える化し、設備状態 を把握したい。 Solution 2 へ Solution 4 へ が解決します！ Q MI3000ってなに？ A 三菱電機の産業用PC(IPC)で、 高解像度液晶モニタを搭載し、 GT SoftGOT2000(HMIソフトウェア)を プリインストールしたパネルコンピュータです。 N 便 利 な 使 い 方 事 例 は こ ち ら E▶ ▶ ▶ ▶ ▶ ▶ ▶ ▶ OP

vol.4 とは？ e-F@ctory支援モジュールは、シーケンサに集約した設備情報を簡易分析し、 表示器で分析結果を表示できる無償のサンプルプロジェクトです。 分析アルゴリズムの作成や、グラフの画面作成が不要となり、設備の状態の見える化や簡易分析を簡単に、 低コストで実現できます。 サンプルプロジェクト 分析結果をわかりやすく、 グラフィカルに表示！ 設備情報を 集約し、 簡易分析！ 統括操作盤 ここがおすすめポイント！ MI3000なら大画面&高解像度でグラフなどの 表示内容が細部まで見やすい！ 現場で分析結果を確認し、フィードバックすることで 予知保全、稼働率向上を実現できる！ ＊　画面イメージは予告なく変更となる場合があります。

vol.4 MI3000でe-F@ctory支援モジュールを 活用できるから… 装置の突発故障を未然に防止できる！ Solution 1 振動解析機能 設備より生じる振動をシーケンサMELSEC iQ-Rに取り込み周波数解析（FFT）し、MI3000で見える化することで、 設備の現在の状態を定量的に把握できます。 周波数解析結果のグラフ表示やオーバーオール値＊1などの表示・監視が可能です。 機械部品の摩耗増加等による異常振動を検知することで、装置の突発故障を未然に防止でき、 予知保全が可能になります。 ＊1　オーバーオール：FFT解析後の各周波数のパワースペクトルの総和のことで、振動の強度を表す指標の1つです。 異常振動が発生している。 ガラスカッターの状態を確認しよう！ シーケンサで 振動解析 ガラス切断装置 センサから振動 データを収集 ＊　画面イメージは予告なく変更となる場合があります。 振動解析とは 設備より生じる振動を数値化し、その状態を把握することです。振動解析では、高速フーリエ変換（FFT）という 分析方法を使用しており、生波形（時間軸波形）では気付きにくい波形の変化を検出することができます。 主に予知保全や品質検査で使用されています。 振動 振動 FFT解析 異常兆候や異常箇所を把握しやすい 時間 周波数 ［Hz］

vol.4 MI3000でe-F@ctory支援モジュールを 活用できるから… 設備の異常の兆候を把握できる！ Solution 2 MT法機能 設備の各種データをMT法で監視することで、設備の異常発生の前に兆候を把握できます。 設備の振動、温度、流量、圧力、電流などの複数のデータをシーケンサMELSEC iQ-Rに取り込み、MT法による異常 兆候の監視に必要な単位空間生成、マハラノビス距離の算出を簡単に実現します。算出した結果はMI3000で見える 化し、監視することで、設備の現在の状態を定量的に把握できます。 閾値を超過している。 調べてみると温度に異常がありそうだ。 シーケンサで演算 設備 センサから温度、電流、 振動などのデータを収集 ＊　画面イメージは予告なく変更となる場合があります。 MT法＊1とは 異常検知のための多変量解析の手法です。正常データから基準(単位空間)を作成し、基準と測定データの乖離 度合い(マハラノビス距離)を数値化することで、正常／異常を判定します。 そのため、異常データが無くても基準を作成でき、過去に発生事例のない異常でも監視することができます。 ＊1　MTはMaharanobis-Taguchiの略です。

vol.4 MI3000でe-F@ctory支援モジュールを 活用できるから… 加工する部品の異常を検知できる！ Solution 3 波形ガードバンド監視機能 アナログ入力波形（基準波形）を基にガードバンド(上下限閾値)波形を作成し、入力データの波形の形状を監視します。 ガードバンド監視することで、単純な上下限閾値の監視では検知できなかった異常を検知できます。 例えば、ワークを加工する回転部品のトルクを監視し、その波形をガードバンド監視することで、 部品の摩耗や破損による異常を検知し、不良品の発生を防止するなど予知保全をサポートします。 主軸のトルクのガードバンド監視でアラームを検知。 主軸の状態を確認しよう！ マシニングセンタ アナログ信号 SDメモリカードに ガードバンド波形のパターンや 異常時の波形を保存 ■発生したアラーム一覧から選択したアラームの異常時の波形を確認できる！ アラーム一覧から 選択したアラームの波形データを表示 確認したいアラームを選択 ＊　画面イメージは予告なく変更となる場合があります。 ガードバンドとは ガードバンド幅40[%]でガードバンドを作成した場合 波形の形状を監視するための 緑線：基準波形 赤線：ガードバンド波形 上下限閾値のことです。基準波 形（正常時の波形）を基にガー ドバンドを作成し、入力波形の 形状の変化を監視できます。

vol.4 MI3000でe-F@ctory支援モジュールを 活用できるから… 設備の機械部品の動作状態を見える化できる！ Solution 4 シリンダ&サイクルタイム計測モニタ機能 シリンダやモータなどの動作時間と動作回数を 計測することで、状態監視および設定した閾値による アラーム監視が可能です。 動作異常やメンテナンス時期の目安を把握できます。 ＊　画面イメージは予告なく変更となる場合があります。 関連資料 三菱電機産業用PC 三菱電機グラフィック 三菱電機 データ収集・分析ソリューション MELIPCシリーズ MI3000 オペレーションターミナル e-F@ctory支援モジュール L(名)08163 L(名)08599 GOT2000 対応HMIソフトウェア E001J GT SoftGOT2000 L(名)08605 〒100-8310　東京都千代田区丸の内2-7-3（東京ビル） お問い合わせは下記へどうぞ 本社機器営業部 ･･･ (03)5812-1450 中部支社 ･････････ (052)565-3314 北海道支社 ･･･････ (011)212-3794 豊田支店 ･････････ (0565)34-4112 東北支社 ･････････ (022)216-4546 関西支社 ･････････ (06)6486-4122 関越支社 ･････････ (048)600-5835 中国支社 ･････････ (082)248-5348 新潟支店 ･････････ (025)241-7227 四国支社 ･････････ (087)825-0055 神奈川支社 ･･･････ (045)224-2624 九州支社 ･････････ (092)721-2247 北陸支社 ･････････ (076)233-5502 2020年3月作成 この印刷物は、2020年3月の発行です。なお、この印刷物に掲載した内容は、改善のために予告なくL（名）08713-A　2003<TP> 変更する場合がありますので、ご採用の節には、事前に弊社までお問い合わせください。