SPI/I2Cプロトコル・エミュレーター　ハイグレードモデル

REX-USB61ｍｋ2 SPI/I2C プロトコル・エミュレーターセットが高速、多機能版となって新登場。 従来モデルでは対応できなかった高速通信を要求するシステムで使用可能。 スクリプトの多機能化、仮想 COMモードのサポートなど、幅広い用途で使用可能。 ■仮想COMモードをサポート 　・接続デバイスのRead/WriteやDIOをターミナルソフトから制御可能。 ■多彩な電源供給に対応 　・接続デバイスに1.8V、2.5V、3.3V、5V（最大100mA）の電源供給が可能。 　・接続デバイスが電源を持つ場合、デバイス側の電源をインターフェイス電源 　　として使用可能。（1.8V ～ 5V） ■メモリーデバイス・エミュレート機能サポート (2ch) SPI/I2C Protocol Emulator 　・本製品をSPI/I2C接続のEEPROMやFlashROMのように動作させる、 High-Grade Model 　 スレーブモード・エミュレーターソフトウェアを標準添付（。ソースファイル含む） REX-USB61mk2 　・設定したアドレスに対しNACKを返したり、クロックストレッチ（時間 　　指定可能）を発生させるなど、デバイスの様々な状態を実現可能。 標準価格　￥49,800（税抜）　JANコード　4949090600423 対応 Windows 10、8.1、7、Vista OS ■インターフェイス電源の状態を示すLEDを搭載※32ビット・64ビット両対応 　・SPI/I2C デバイスの着脱タイミングを明示。 製品特徴 　※SPI/I2Cデバイスの着脱はLEDが消灯して　　いる時におこなってください。詳しくはユー 　　ザーズマニュアルをご確認ください。 ■新設計、最速モデルで新登場 　・ ARM Cortex-M3 ベースのマイクロコントローラーを採用。 ■複数台の接続をサポート 　・ 従来モデルより約6倍の高速通信を実現（。当社比、SPI使用時） 　・1台のWindowsPCに最大 4台まで同時接続が可能。 　・駆動電圧が異なるデバイスを同時に制御する場合や多くのデバイスを ■SPI バス、I2Cバス両対応 　　同時に制御する場合に対応。 　・ 標準添付のユーティリティで切り替えて使用可能。 ■ユーザーアプリケーション環境をサポート ■SPI モード 　・VisualC++やC#、VisualBasic の API とサンプルプログラム、 　・マスターモードとスレーブモードを搭載。 　　ソースコードを標準添付。 　・対応周波数 762Hz ～ 50MHz。 　・様々なカスタマイズをおこなう場合や、自作のアプリケーション作成 　・Single、Dual、Quad の各モードをサポート。 　　の場合もサンプルソースコードを基にプログラミングが可能。 　・クロックモード（MODE0～ 3）を選択可能。 　・マスター動作時のSS(Slave Select) 専用端子を1ポート搭載。 ■スクリプト言語を標準サポート 　　正論理 /負論理の選択可能。 　・標準添付のユーティリティ上からスクリプト言語を使用して、デバイ 　・ 32bit 転送対応。 　　スの制御が可能。 　・接続デバイスのRead/Write、ビット演算、分岐などをサポートする ■I2Cモード 　　スクリプト言語を標準サポート。 　・マスターモードとスレーブモードを搭載。 　・スクリプトを実行するエンジン部分のアーキテクチャを大幅に刷新。 　・対応周波数 762Hz ～ 5MHz。 　　従来製品では全てソフトウェア上で実行していたスクリプト部分を 　・Standard、Fast、Fast-Mode Plus、High-Speed、 　　一部ハードウェア内にダウンロードして実行させることにより、 　　Ultra Fast-Mode の各モードをサポート。 　　高速化を実現。 　・クロックストレッチをサポート 。 　・ マルチマスター対応。 ■ファームウェアのバージョンアップ可能 　・最新版のファームウェア、デバイスドライバー、ユーティリティなどを ■最大 8bit の DIO をサポート 　　当社Web サイトからダウンロード可能。 　・1bit 単位で IN/OUTの設定が可能。 　・新機能の追加など常に最新版の製品を提供。 　・入力設定時、割り込み端子として使用可能。 　　また、上位アプリケーションへの通知可能。 ■有害 6物質不使用 　　※使用するモードにより、使用できるbit数が異なります。 　・ 鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの有害6物質は不使用。 接続例）「産業ロボット姿勢制御」「車載横滑り検出」ソフトウェア開発支援 REX-USB61mk2を使用し3軸加速センサーへ ①パソコンから 3軸加速センサー アクセス、データ取得を行います。 　センサーへ モジュールREX-USB61mk2 　アクセス WindowsPCでデータ取得することにより、 Emulator データの解析、制御方法の検討、デバッグが UtilityApplication USB I2C 効率的におこなえます。 I2C 産業用ロボットの姿勢制御や車載制御システム などは、高速通信を要求するため、 MicroController 高速通信対応のREX-USB61mk2を用いること ③パソコンで 開発・デバックの ②センサーから 制御 でソフトウェア開発を支援します。 　データを解析 効率化を実現！ 　データを取得 Actuator

REX-USB61ｍｋ2 添付ソフトウェア スクリプト制限ユーティリティ REX-USB61mk2 と RTC-8564NB モジュールの結線図 標準添付のユーティリティはスクリプト機能を ExPower VDD 装備します。 SCL SCL スクリプトでは、デバイス用アプリケーション SDA SDA USB 開発前の簡易的な動作確認から、対象デバイスを 10K 搭載したモジュール基板の量産テストといった DIO0 INT RTC-8564NB 本格的な運用まで、幅広い用途の使用環境を※割り込みを使用するため、 REX-USB61mk2 GND GND 　プルアップ抵抗が必要です モジュール基板 簡単、短時間で構築することが可能となります。 DIO ポートの初期化 RTCのアラーム割り込み設定 RTCのデータ読み込み 60秒間DIO 端子の変化 割り込みを待ちます ウィンドウの表示 EEPROM用ユーティリティ 　　SPI/I2C Serial EEPROM/FlashROM制御用プログラムで、 　 以下の機能を備えます。 　 　 ・ EEPROMからローカルメモリーへデータの読出し 　　　・ローカルメモリー上のEEPROMデータのファイル 　　　 への書き出し 　 　・EEEPROMデータファイルからローカルメモリーへ 　　 読み込み 　 　・ローカルメモリーからEEPROMへのデータの書込み 　　 ・ バイナリー編集機能 スレーブモードについて REX-USB61mk2がSPI/I2C接続デバイス （EEPROMやFlashROM）をエミュレート SPI/I2Cデバイスを エラー処理の します。特定のアドレスにエラーを発生 エミュレート クロッチストレッチ デバック させたり、クロックストレッチを任意時間 スレーブ用 USB 発生させるなどが可能です。 アプリケーション マイコン用 マイコンファームウェアのエラー処理部 ファームウェア のデバッグをサポートします。 デバイスエラー ソースコードも添付しますので、ユーザー側で REX-USB61mk2 カスタマイズすることも可能となります。

I2C レジスタアクセスツール 新機能 I2Cデバイス内にあるレジスタの読出しや設定を画面上から 簡単におこなうプログラムで、 以下の特徴があります。 　 ・I2Cデバイスの仕様書にあるレジスタフィールドの表記と 　 同様な表示が可能 　・I2Cデバイスのレジスタ表示詳細をXMLで記述、ユーザーに 　 　よるカスタマイズが可能 　・読み出したレジスタ値のCSVファイル保存が可能 　・各レジスタ値を定期的に更新するリフレッシュ機能を搭載 （ 1秒から10秒までの1秒単位で設定可能） サンプルアプリケーション ［SPI/I2Cマスター用 EEPROM Read/Writeサンプルプログラム］ 　　　　SPI または I2Cインターフェイスを持ったEEPROM 　　　　に対して、データのRead/Write をおこないます。 ［SPI スレーブ用サンプルプログラム］ 　　　　REX-USB61mk2をSPIスレーブとして各種設定を 　　　　おこない、動作させることができます。 ［I2Cスレーブ用サンプルプログラム］ 　　　　REX-USB61mk2をI2Cスレーブとして各種設定を 　おこない、動作させることができます。 ［DIO 基本デジタル入出力サンプルプログラム］ 　　　　DIO 端子 (0～7)への入力値の取得および１ビット 　　　　単位での出力をおこなうことができます。 ▲SPI/I2Cマスター用 EEPROM Read/Writeサンプルプログラム ［DIO 外部イベント監視サンプルプログラム］ 　　　　指定したDIO 端子の状態 (Low/High/立上り/立下り)を 　　　　監視し、イベントが検出されるとDIO0～7の値１バイ 　　　　トが読み出されます。 ▲DIO 基本デジタル入出力サンプルプログラム ▲DIO 外部イベント監視サンプルプログラム ▲I2Cスレーブ用サンプルプログラム 仮想 COMポートモードについて REX-USB61mk2 は仮想COMポートモードをサポートします。 ターミナルソフトからアクセスすることにより、デバイスへの クロックを 400kHz に設定 コマンドを一つ一つ送信し、リザルトコードを確認可能です。 デバイスに 3.3V を供給 マイコン I2Cデバイス（アドレス 50h）の ターミナル USB モジュール 0番地からをダンプ表示する ソフトウェア コマンド REX-USB61mk2 リザルト

REX-USB61mk2、REX-USB61 比較表 REX-USB61mk2 REX-USB61 SPI 周波数 (SCK) 762Hz ～ 50MHz（※1） 1kHz ～ 12MHz（※1） バス幅 Single/Dual/Quad Single デバイスモード マスター／スレーブ　（スレーブは 2ch）※2 マスターのみ 転送サイズ 32bit(Max) 8bit(固定) I2C 周波数 (SCL) 100kHz、400kHz、1MHz、3.4MHz、5MHz 100kHz、 400kHz、1MHz (400kHz 超は 5Vのみ ) 762Hz ～ 5MHz　※1 47kHz ～ 1MHz※1 通信モード Standard-Mode, Fast-Mode, Fast-Mode Plus High-Speed, Ultra Fast-Mode Standard-Mode Fast-Mode デバイスモード マスター／スレーブ（スレーブは 2ch） マスター／スレーブ アドレスモード 10bit/7bit 10bit/7bit ( スレーブモードでは 7bit のみサポート ) 共通部分 デバイスの電源供給 1.8V、2.5V、3.3V、5.0V (Max100mA) 3.3V、5.0V(Max100mA) DIO 8bit　（1bit 単位で IN/OUTの切り替え可能） 4bit GPO ( 出力のみ、I2Cモード使用時のみ ) スクリプト制御機能 通信モード、速度の設定 / 各デバイスに対するRead/Write 通信モード、速度の設定 / 各デバイスに対するRead/Write ファイルからの読み込み / ファイルへの保存　 ファイルからの読み込み / ファイルへの保存　 ビット演算、分岐 / 16 個のレジスタ / ダイアログ表示 仮想 COMモード 通信モード、速度の設定 / 各デバイスに対するRead/Write / DIO制御 未サポート PCとの接続 USB2.0 Hi-Speed Micro-B USB2.0 Full-Speed Mini-B 対応 OS Windows 10、8.1、7、Vista Windows 10、8.1、7、Vista、XP(SP2)、2000(SP4) ※32 ビット・64ビット両対応 ※32ビット・64ビット両対応 サンプルプログラム Visual C++2010、2005、6.0 ／ Visual C#2010、2005 ／ Visual Basic2010、2005、6.0 本体サイズ、重量 69mm(L) x 115mm(W) x 19.5mm(H) 約 98g　（本体のみ） 57mm(L) x 75mm(W) x 18mm(H) 約 60g　（本体のみ） 付属品 製品本体、USBケーブル 1m長、20pin デバイス用ケーブル 15cm長 CD-ROM（ドライバー、各種ソフトウェア、ユーザーズマニュアル）、保証書 ※1. 本体内部コントローラーの計算近似値。 ※2.SPI スレーブモード時の最大周波数は 16MHｚです。（使用する電源電圧によって異なります） USB to SPI/I2C Protocol Emulator REX-USB61 ■ SPI バス、I2Cバス両対応 　・標準添付のユーティリティで簡単に切り替え可能。 標準価格：￥19,800（税別） JAN：4949090600072 ■ I2C バスモード 　・マスターモード、スレーブモードに対応。 Windows 10、8.1、7、Vista、XP、2000 　・マスタークロックは47kHz～1MHzに対応。 ※32ビット・64ビット両対応 　 　ただし、400kHz超は5Vのデバイス電源のみ対応。 ■ 任意の信号電圧レベルに対応 ■ SPI バスモード 　　1.8V～5Vの信号レベルに対応。 ※5V、3.3V以外の信号レベルを使用する場合は、本製品の電源端子に使用する電圧を 　・マスターモードに対応。最大周波数12MHz 外部入力することが必要。 　・SS(Slave Select)を4ポート搭載。 　・4台までのスレーブデバイスを接続可能。 USB to SPI/I2C Protocol Analyzer REX-USB62 ■ アナライザ・モード　・SPI/I2Cバス上のデータを最大50MHzでサンプリングし、 標準価格：￥118,000（税別） JAN：4949090600096 　トランザクション単位で波形表示が可能。 　・16MHzまでのSPIバスと、4MHzまでのI2Cバスに対応。 Windows 10、8.1、7、Vista、XP ※32ビット・64ビット両対応 　・任意タイミング間での取得または、受信バッファ容量分の取得を 選択可能。 ■ 詳細な情報を表示する【アナライザモード】、高速、長期間測定に ■ モニタ・モード 適した【モニタモード】をソフトウェアで切り替えて使用します。 　・24MHzまでのSPIバスと1MHzまでのI2Cバスに対応。 ■ SPI/I2Cバスに接続し、Master-Slave間通信をモニタリング。 　 パケット表示、ダンプ表示、データ検索、各信号ラインの波形表示 　・任意タイミング間での取得または、受信バッファ容量分の取得、 など、システムの開発に必要な情報をわかりやすく 簡潔に表示します。 　 　リングバッファを選択可能。 　・リアルタイム表示やトリガによるキャプチャ開始などをサポート。 Option Cable RCL-USB61 ■ SPI/I2C デバイス接続用ケーブル標準添付　 2.54mmピッチのコンタクト付き20pinケーブルを標準添付。 標準価格：￥6,000（税別） 　 オプションでケーブルのみ別売りも可能。 JAN：4949090600119 ※REX-USB61mk2とREX-USB61ではピンアサインが異なりますが、RCL-USB61は ■ REX-USB61、REX-USB61ｍｋ2、REX-USB62に添付する お使いいただけます。 　ケーブルと同等品 　　注意：正しく安全にお使いいただくため、ご使用前に必ずマニュアルをよくお読みください。 ●本製品は国内仕様となっており、海外での保守およびサポートについては行っておりません。●記載されている名称・商品名は各社の商標または登録商標です。ただし、本文中には“R”および“TM”マークは明記しておりません。 ●予告なく外観または仕様の一部を変更することがあります。●表示価格には消費税は含まれておりません。●"REX"は株式会社リコーが商標権を所有していますが、弊社は使用許諾契約により本商標の使用を認められています。 ●資料のご請求、お問い合わせは 開発者支援サイト　ラトックe2eストア ラトックシステム株式会社 　　　〒556-0012　　　大阪市浪速区敷津東1-6-14 朝日なんばビル システムソリューション事業部　　　TEL.06-6633-5768（代） FAX.06-6633-8285　　　　　　 ラトックシステム株式会社URL http:/ /www.ratocsystems.com/ ※最新情報は弊社HPをご覧ください。 ※本カタログの情報は2017年8月現在のものです。