Simulink(R)モデル用品質診断ツール【MODEL EVALUATOR】

Simulink®モデル用 品質診断ツール Simulink®モデル品質の現状 MATLAB／Simulink は、自動車をはじめ制御系ソフトウェアの開発で使われることが多くなってきました。 一方で、試行錯誤の結果が整理されないまま残っていたり、場当たり的な修正を繰り返したりしたことで、複雑化・肥大化し て解析性が低下した MATLAB／Simulink モデルをよく見かけます。 MATLAB／Simulink を導入して一時的に開発効率は向上したものの、長期的には解析性や保守性の低下によるコスト 増加により、導入の効果が薄れてきていることを感じている方も多いのではないでしょうか。 MODEL EVALUATORとは MODEL EVALUATORは MATLAB／Simulinkモデルの品質を診 断（定量化・可視化）するツールです。 診断には、モデルを静的解析した様々なメトリクスを使用し、独自 の技術により品質を得点化します。 診断結果に基づくリファクタリング（モデル品質の改善）や、定期的 な診断による品質の変化の把握、客観的・定量的な診断結果をモデ ル品質のベンチマークとしての利用など活用方法は様々です。 本ツールを導入して MATLAB／Simulink モデルの品質を定期 的に診断することで、モデル品質の向上や維持が可能になります。 機能１：品質診断機能 スコープ別評価/品質特性別評価 MODEL EVALUATORでは、MATLAB／Simulink モデルの品質 を「スコープ」と「品質特性」の2つの評価軸に分類して分析します。 スコープ別評価では、モデルを4つのレベル"モデル"、"モジュール "、"サブシステム"、"ブロック" に分類し、その品質を定量化します。 品質特性別評価では、ソフトウェアの品質に関する標準的なモデ ルISO・IEC9126で定義された品質副特性のうち、"解析性"・"資源 効率性"・"変更性"・"試験性"・"成熟性"に関する品質を定量化しま す。右図は品質特性別評価の画面です。 Stateflowを診断するアドインもあります。

機能２：品質診断結果の比較機能 機能３：クローン検出機能 定期的に品質診断を実施することは、プロジェクトを健 MATLAB／Simulink モデルに含まれるクローン（コ 全に保つために有効な手段です。MODEL EVALUATOR ピー＆ペーストで作成したブロック群）は、モデルの品質 では、品質を診断した結果を並べて比較することができ を低下させる要因となります。しかし、大規模なモデルか ます。時系列的な品質の変化に気づくことができます。ま らクローンを目で見て探すことは不可能です。 た、リファクタリング前後での品質を比較することで、リ これに対し、MODEL EVALUATORではモデルに含まれ ファクタリングの効果を定量的に知ることができます。品 るクローンを機械的に検出することができます。 質診断した結果の全ての項目で比較が可能です。 ライセンス形態 ノードロックライセンス ライセンスを実行するPCに固定したライセンス形態 です。サーバを必要とせず、一人の人が固定的に使う場 動作環境 合に有効です。 OS ： Windows 8.1/10 フローティングライセンス ※NET Framework 4.5以降が必要 サーバでライセンスを管理するライセンス形態です。 MATLAB/Simulink ： R2017b以降 複数の人でライセンスを共有して使う場合に有効です。 開発 販売・お問合せ 株式会社 エクスモーション http://www.exmotion.co.jp/ ☏ 03-6420-0019 ✉ info@exmotion.co.jp ※MATLAB/Simulink/StateflowはMathWorks. Inc.の登録商標です。