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優れた寸法安定性を発揮する3Dプリンター用樹脂材料の特長を紹介
本資料では、ガラスビーズを40%充填した高性能プラスチックを用いた「HP 3D HR PA 12 GB」を紹介します。従来の3Dプリント材料で課題となっていた熱や機械的ストレスによる歪みを克服し、高い剛性と優れた寸法安定性を発揮して高品質な部品を製造するプロセスを解説します。筐体やハウジングをはじめ、自社内の治具や工具を高精度に安定生産できるマテリアルの優位性を豊富に掲載しています。最大70%の粉末再利用率によるコスト削減と、高い部品品質を両立した、製造に最適な3Dプリンター用樹脂材料の全容を網羅した一冊です。
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このカタログについて
| ドキュメント名 | 高剛性で高品質な部品製造に最適な3Dプリンター用樹脂材料 |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 製品カタログ |
| ファイルサイズ | 115.9Kb |
| 登録カテゴリ | |
| 取り扱い企業 | 株式会社日本HP (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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HP 3Dプリンティング材料データシート
HP 3D High Reusability(HR)
PA 12 GB
HP Jet Fusion 5200シリーズ3Dプリンティングソリューション
データ提供:Nacar、Prometal3D
HP 3D High Reusability 高剛性・高機能な部品の製造
PA 12 GBは、剛性と寸法安 が可能
定性に優れた高品質部品 • 最適な機械的特性と高い再利用性を兼ね備えた、
40%ガラスビーズ充填熱可塑性材料¹
の製造に最適な材料 • 優れた寸法安定性と高い再現性を実現²
• 筐体、ハウジング、治具、工具など、高い剛性が求め
られる用途に最適
高品質と高再利用性を両立¹ HP Multi Jet Fusionテクノロジー
向けに最適化された設計
• 廃棄物を削減—余剰粉末をバッチごとに再利用で • 幅広い業界における機能部品の量産に対応
き、無駄なく機能部品を製造可能¹ • 性能と再利用性の最適なバランスを実現⁴
• 最大70%の余剰粉末再利用率を実現しつつ、安定 • 一般的なガラスビーズ用途において、微細なディテー
した性能を提供³ ルと高い寸法精度を実現する設計
• ガラスビーズはリサイクルガラス由来
• コストと部品品質を最適化—高い余剰粉末再利用
性を備えたコスト効率の高い材料¹
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HP 3Dプリンティング材料データシート
一般特性
値 方法
粉末の融点(DSC)(ºC / ºF) 186 / 367 ASTM D3418
粒子径(μm) 58 ASTM D3451
粉末のかさ密度(g/cm³ / lb/in³) 0.48 / 0.017 ASTM 1895
機械特性
本表は、HP Jet Fusion 5200シリーズ3Dプリンティングソリューション(PA 12 GBバランスプリントプロファイル使用)において、ASTM
D638規格に準拠したタイプI引張試験片を用いて測定した、HP 3D HR PA 12 GBの特性値を示しています。なお、熱たわみ温度につ
いては、ASTM D648規格に準拠した標準バー試験片を用い、本評価専用に設定した別ジョブで測定されています。
HP 3D HR PA12 GBi、ii、iii 軸 平均 方法
引張強度(MPa)iv、v XY 31
ASTM D638
Z 30
引張強度(MPa)iv、v XY 2900
ASTM D638
Z 3000
熱たわみ温度 XY 170
[0.45 MPa、66 psi)(°C)vi ASTMD648
Z 172
熱たわみ温度 XY 113
[@ 1.82 MPo、264 psi)(°C)vi ASTMD648
Z 118
降伏点伸び(%)v XY 8
ASTM D638
Z 4
破断伸び(%)v XY 9
ASTM D638
Z 5
衝撃強度(kJ/m²)vii XY 3
ASTM D256
Z 3
XY 1.3
密度(g/cm³) ASTM D792
Z 1.3
i. 内部試験に基づき、「HP Half_Commercial_Datasheet_Job」を用いて測定しています。他のジョブや形状では結果は異なる場合があります。
ii. HP 3D HR PA 12 GB材料を使用し、リフレッシュ率30%、バランスプリントプロファイル、自然冷却条件下で造形し、5~6barの圧力でビーズブラスト後に測定しています。
iii. プリンター設定は全てHP推奨設定および調整方法に従い、半自動プロセスで位置合わせされたプリントヘッドを使用しています。
iv. 引張強度の代表的なばらつき(部品の95%)は 28~32MPaの範囲に収まり、引張弾性率は 2600~3200MPaの範囲を維持します。
v. ASTM D638試験規格に準拠し、引張速度5mm/minで測定したタイプ I 引張試験片を使用しています。
vi. ASTM D648規格に準拠した、12.7cm × 1.27cm × 0.635cmの標準バー試験片を使用しています。
vii. ASTM D256 規格に準拠し、3.2mmノッチ付き試験片を用いたアイゾッド衝撃試験(方法A)を使用しています。
寸法精度
試験は、PA 12 GBのバランスプリントプロファイルを使用し、自然冷却条件下、リフレッシュ率30%のHP 3D HR PA 12 GBで実施され、
5~6barの圧力でビーズブラスト後に測定されました。
この表は、テストで得られた基準寸法域ごとの寸法精度のパフォーマンスをCpk = 1.33(4シグマ)の工程能力指数として絞り込んだ
際の結果を示しています。
基準寸法
Cpkの公差= 1.33i,ii,iii(mm) 0~30 mm 30~50 mm 50~80 mm
XY Z XY Z XY Z
HP Jet Fusion 5200シリーズ3Dプリンティングソリュ
ーション(デフォルト設定) ±0.31 ±0.43 ±0.35 ±0.71 ±0.39 ±1.16
i. 内部試験に基づき、HPのDimensional Capability Characterizationジョブを使用して測定しています。他のジョブや形状では結果は異なる場合があります。
ii. HP 3D HR PA 12 GB材料を使用し、リフレッシュ率30%、PA 12 GB用バランスプリントプロファイル、自然冷却条件下で造形し、5~6barの圧力でビーズブラスト後に測定しています。
iii. HPが推奨するすべてのプリンター設定および調整手順に従い、プリントヘッドは半自動手順でアライメントされています。
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HP 3Dプリンティング材料データシート
本表は、工程能力目標をCpk=1.00(3シグマ)に設定した場合の寸法公差を示しています。
基準寸法
Cpkの公差= 1.00i,ii,iii(mm) 0~30 mm 30~50 mm 50~80 mm
XY Z XY Z XY Z
HP Jet Fusion 5200シリーズ3Dプリンティングソリュ
ーション(デフォルト設定) ±0.27 ±0.33 ±0.30 ±0.56 ±0.32 ±0.89
i. 内部試験に基づき、HPのDimensional Capability Characterizationジョブを使用して測定しています。他のジョブや形状では結果は異なる場合があります。
ii. HP 3D HR PA 12 GB材料を使用し、リフレッシュ率30%、PA 12 GB用バランスプリントプロファイル、自然冷却条件下で造形し、5~6barの圧力でビーズブラスト後に測定しています。
iii. HPが推奨するすべてのプリンター設定および調整手順に従い、プリントヘッドは半自動手順でアライメントされています。
注文情報*
製品番号 材料
V1R23A HP 3D HR PA 12GB 1400L/700 kg材料
V1R22A HP 3D HR PA 12GB 300L/150 kg材料
V1R35A HP 3D HR PA 12GB 300L/150kg P材料
*HP Jet Fusion 5200シリーズ3DプリンティングソリューションおよびHP Jet Fusion 5000 3Dプリンターに対応しています。
安全データシート*
製品番号 安全データシートへのリンク
V1R23A HP 3D HR PA 12GB 1400L/700 kg材料
V1R22A HP 3D HR PA 12GB 300L/150 kg材料
V1R35A HP 3D HR PA 12GB 300L/150kg P材料
*上記リンクは米国英語版の安全データシートを参照しています。
その他の国別安全データシートはこちらからご覧いただけます。
詳細については、HP AM担当者までお問い合わせください。
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HP 3Dプリンティング材料データシート
1. 推奨される充填密度の使用を前提として、余剰粉末の高い再利用性を実現します。リットル表記は実際の材料体積ではなく、材料コンテナの容量を示します。材料は重量(kg)で管理されます。
2. ASTM D638、ASTM D256、ASTM D648に準拠し、寸法安定性評価のために3Dスキャナーを用いて試験を実施しています。統計的プロセス制御を使用して監視を行ったテストです。
3. HP 3D High Reusability PA 12 ガラスビーズを使用したHP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューションでは、最大70%の粉末再利用率を実現し、バッチごとに機能部品を継続的に製造できます。
テストでは、実際の造形条件で材料をエージングさせ、粉末を世代ごとに追跡します(再利用性に関する最悪のケースを想定)。その後、各世代から部品を製造し、機械特性と精度を試験します。
4. 選択的レーザー焼結(SLS)技術との比較。3Dプリンティング部品をスキャンして測定し、GOMソフトウェアを用いて元のSTLファイルと比較しています。テストでは、実際の造形条件で材料をエー
ジングさせ、粉末を世代ごとに追跡します(再利用性に関する最悪のケースを想定)。その後、各世代から部品を製造し、機械特性と精度を試験します。
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4AA8-5030JPN、2025年8月