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PA11での実用部品造形における強度ばらつきを克服する3Dプリント樹脂材料

製品カタログ

前世代比で変動費を最大40%削減する3Dプリンター用樹脂材料

本資料では、一貫した機械的特性と高い再現性を備えた「HP 3D HR PA 11 Gen2材料」を紹介します。従来の3Dプリント材料で課題となっていた品質のばらつきに対し、破断点伸びの標準偏差を6.0%にまで抑え込み、高い歩留まりで丈夫な機能部品をつくり続けられる最新の検証データを掲載しています。さらに、業界最高レベルとなる最大80%の粉末再利用率により、前世代の材料と比較してパーツの変動費を最大40%低減したコストパフォーマンスも実証します。医療機器や自動車など、過酷な実用に耐える強靭な3Dプリンター用樹脂材料の全容を網羅した一冊です。詳しくはダウンロードしてご確認ください。

このカタログについて

ドキュメント名 PA11での実用部品造形における強度ばらつきを克服する3Dプリント樹脂材料
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 147.5Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社日本HP (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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HP 3Dプリンティング材料データシート HP 3D High Reusability(HR) PA 11 Gen2 データ提供:CURE LAB 延性のあるバイオベース素 高い再現性で丈夫かつ延性のあ 材¹ により、再現性とコスト効 る部品を製造 率の高い部品製造² が可能 • 一貫して高い機械的特性を発揮する部品の製造に最 適 • 生産用途におけるパーツ品質と歩留まりを最大化⁵ • さまざまな産業向けの最終用途部品に最適 材料の無駄と生産コストを最小化 環境への影響を低減 • 最適な機械的特性を発揮する熱可塑性材料 • ヒマシ油由来のバイオベース素材により、環境への影 響を軽減¹、 • 材料を最大80%再利用可能³ ⁷ • 前世代の PA 11 と比較して最大40%コスト低減⁴ • 最適な材料効率のため、市場で最高レベルの PA 11 再 利用性を実現⁶ • MJF 部品のカーボンフットプリントを可能な限り低く 抑制⁷
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HP 3Dプリンティング材料データシート 一般特性 値 方法 粉末の融点(DSC)(ºC / ºF) 202 / 396 ASTM D3418 粒子径(μm) 54 ASTM D3451 粉末のかさ密度(g/cm³ / lb/in³) 0.48 / 0.017 ASTM 1895 機械特性8 軸 平均 方法 引張強度 (MPa)i XY 52 ASTM D638 Z 52 引張弾性率 (MPa)ii XY 1740 ASTM D638 Z 1800 降伏点伸び(%)iii XY 25 ASTM D638 Z 20 破断伸び(%)iv XY 35 ASTM D638 Z 20 衝撃強度(kJ/m²)v XY 6.0 ASTM D256 Z 4.0 XY 1.04 密度(g/cm³) ASTM D792 Z 1.04 I. 測定された引張試験片の95%で、引張強度が49MPaを超えています。 ii. 測定された引張試験片の95%で、引張弾性率が1690MPaを超えています。 iii. 測定された引張試験片の95%で、降伏伸びはXY方向で24%、Z方向で13%を超えています。 iv. 測定された引張試験片の95%で、破断伸びは XY 方向で27%、Z方向で13%を超えています。 v. ASTM D256規格に準拠し、3.2mmノッチ付き試験片を用いたアイゾッド衝撃試験(方法A)を使用しています。 PA 11再現性の世代別向上 以下の表は、HP Jet Fusion 5200シリーズでプリントされた第1世代PA 11と比較して、HP Jet Fusion 5600シリーズでプリントされたPA 11 Gen2 の機械的ばらつき改善を示しています。 軸 PA 11 Gen 2 PA 11 Gen 1 試験規格 破断点伸びの標準偏差(%)i Z 6.0 14.2 ASTM D638 I. 社内テストに基づき、「HP Tensile Forest Job」を使用して、材料品質管理ガイドラインに従い、2つの材料ロットで測定しています。
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HP 3Dプリンティング材料データシート 寸法精度 テスト部品の前提条件としては、HP 3D HR PA 11 Gen2材料を20%のリフレッシュレートにて利用し、PA 11 Gen2バランスモードのプリントプロフ ァイルを使用して自然冷却にて造形しました。造形後には、5~6barにてビーズブラスト処理を行っています。 以下の表は、工程能力目標をCpk=1.33(4シグマ)に設定した特性評価において得られた寸法公差を示しています。 基準寸法 Cpk = 1.33i,iiの公差(単位:mm) 0~30 mm 30~50 mm 50~80 mm XY Z XY Z XY Z HP Jet Fusion 5600シリーズ3Dプリンティングソリューシ ョンのデフォルト設定 ±0.27 ±0.45 ±0.33 ±0.60 ±0.4 ±0.99 i. 内部試験に基づき、HPのDimensional Capability Characterizationジョブを使用して測定しています。他のジョブや形状では結果は異なる場合があります。 ii. 機械特性測定用のサンプル・試験片には次の前提条件を適用しています。HP 3D HR PA 11 Gen2材料、20%のリフレッシュレート、バランスモードのプリントプロファイルを使用、自然冷却、造形後サンプ ル・試験片を5~6barにてビーズブラスト処理。 以下の表は、工程能力目標をCpk=1.00(3シグマ)に設定した場合の寸法公差を示しています。 基準寸法 Cpk = 1.00i,iiの公差(単位:mm) 0~30 mm 30~50 mm 50~80 mm XY Z XY Z XY Z HP Jet Fusion 5600シリーズ3Dプリンティングソリューシ ョンのデフォルト設定 ±0.23 ±0.34 ±0.25 ±0.45 ±0.3 ±0.75 i. 内部試験に基づき、HPのDimensional Capability Characterizationジョブを使用して測定しています。他のジョブや形状では結果は異なる場合があります。 ii. HP 3D HR PA 11 S(Arkema社開発)を使用し、リフレッシュ率20%で造形。バランスモードのプリントプロファイルを使用して自然冷却にて造形しました。造形後には、5~6barにてビーズブラスト処理を 行っています。 「3DプリントによるO&P分野のグローバルリーダーとして、私たちは、高品質で信頼性の高い医療機器 を提供するには機械的耐久性が不可欠であることを認識しています。新しい HP 3D HR PA 11 Gen2材料 は、HP MJFテクノロジーを用いて製造される次世代カスタムO&Pデバイスにおいて、性能・再現性・堅牢 性をさらに向上させる大きな可能性を秘めています。」 Michael Rosicky 製造担当バイスプレジデント Invent Medical 詳細はこちら
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HP 3Dプリンティング材料データシート 注文情報* 製品番号 材料 B87XLA HP 3D HR PA 11 Gen2 300L/ 146 kgマテリアル *HP Jet Fusion 5600シリーズ3Dプリンティングソリューションで利用可能。 安全データシート* 製品番号 安全データシートへのリンク B87XLA HP 3D HR PA 11 Gen2 300L/ 146 kgマテリアル *上記リンクは米国英語版の安全データシートを参照しています。 その他の国別安全データシートは、こちらから入手可能です。 詳細については、HP AM担当者までお問い合わせください。 1. HP 3D High Reusability PA 11 Gen2粉末のバイオベース炭素含有量は、ASTM D6866に基づき100%です。製品中のバイオベース炭素は、食用作物と競合せず、半乾燥地域で遺伝子組み換えなしに栽培され たトウゴマ由来です。 2. HP Jet Fusion 5600シリーズ3Dプリンティングソリューションに対応。 3. HP 3D High Reusability PA 11 Gen2を使用した HP Jet Fusion 3D プリンティングソリューションは、最大80%の粉末再利用率を実現し、機能的な部品を一度に大量生産することができます。テストでは、実際の 造形条件で材料をエージングさせ、粉末を世代ごとに追跡します(再利用性に関する最悪のケースを想定)。その後、各世代から部品を製造し、機械特性と精度を試験します。 4. 2025年10月時点で、HP 総所有コスト(TCO)ツールは、HP Jet Fusion 5600シリーズで製造したHP 3D HR PA 11 Gen2パーツと、HP Jet Fusion 4200シリーズで製造したHP 3D HR PA 11(Gen1)パーツを比 較し、変動費が40%低いと算出しています。これは、HP 3D HR PA 11 Gen2で最大80%、HP 3D HR PA 11(Gen1)で70%の材料再利用性を想定した場合です。 5. HP Jet Fusion 5600シリーズ3D プリンティングソリューションでは、オプションとしてHP 3Dプロセス開発にアクセスし、部品品質の成果を微調整できます。 6. 2025年10月時点で、アディティブ・マニュファクチャリング業界において、80%の材料再利用性を提供するPA 11材料は他にありません。出典:社内監査 7. 2025年10月時点で、PA 11 Gen2は MJFに対応する他のすべての材料と比較して、二酸化炭素排出量の少ない部品を実現しています。 8. 社内テストに基づき、「HP Half_Commercial_Datasheet_Job」を使用して、材料品質管理ガイドラインに従って2つの材料ロットを使用して測定されています。他の形状、ジョブ、材料ロット、材料条件では、結 果は異なる場合があります。Ii. 機械特性測定用のサンプル・試験片には次の前提条件を適用しています。HP 3D HR PA 11 Gen2材料、20%のリフレッシュレート、バランスモードのプリントプロファイルを使用、 自然冷却、造形後サンプル・試験片を5~6barにてビーズブラスト処理。プリンター設定は全てHP推奨設定および調整方法に従い、半自動プロセスで位置合わせされたプリントヘッドを使用しています。 © Copyright 2025 HP Development Company, L.P. HP製品およびサービスに関する一切の保証は、当該製品およびサービスに 付帯する保証書の記載事項に規定されています。本契約書の内容 は、いかなる場合においても追加の保証を規定するものではございません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本資料に含まれ る技術的または編集上の誤りまたは記述漏れ等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。 4AA8-5018JPN、2025年11月