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余剰パウダー再利用率85%で部品あたりの造形コストを削減
本資料では、HP Jet Fusion 5600/5200シリーズに対応した最新の3Dプリンティング材料「HP 3D HR PA 12 S」を紹介します 。本材料は独自の粒子形状により、出力そのままで最大70%滑らかな表面仕上げを実現し、追加の後処理工程とコストを削減します 。さらに、最大85%という高い余剰粉末再利用率により、パウダー効率を最大化して総所有コストを低減します 。資料内には、各種機械特性データや基準寸法域ごとの公差(Cpk値)をまとめた詳細な測定結果、および注文情報を掲載しています 。詳しくはダウンロードしてご確認ください。
このカタログについて
| ドキュメント名 | 後処理なしで表面最大70%滑らかな3Dプリンタ材料PA12S |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 製品カタログ |
| ファイルサイズ | 362.9Kb |
| 登録カテゴリ | |
| 取り扱い企業 | 株式会社日本HP (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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HP 3D プリンティング材料データシート
HP 3D High Reusability(HR)
PA 12 S(Arkema社開発)
HP Jet Fusion 5600/5200シリーズ3Dプリンティングソリューション
データ提供:Bega データ提供:Decathlon
部品あたりのコストを抑え 高品位な表面仕上げを実現した高品質部
品を造形
つつ1、再利用性が高く2、高
品質で優れた表面仕上げ • 独自の粒子形状と狭い粒度分布により、プリンターが出力し
たそのままで最大70%滑らかな表面仕上げを実現する3用途
への最適なソリューション
を実現 • さまざまな業界における、細部まで再現された高精度な機能
試作および最終部品の造形
• クリアアライナー用の滑らかで精密な金型出力による、歯科
分野での高い適合性と、クリーンな表面および高い透明性を
実現する追加後処理不要のプロセス
• 工業製品から消費財まで、多様な部品の造形による、照明、
販促品、量産試作、治具・固定具、デザイン性の高いカバーな
どへの幅広い展開
部品ごとのコストをさらに低減1 廃棄物削減とリサイクル性の向上
• 部品あたりの造形コストと総所有コストを削減4 • 最大85%の再使用率でパウダー効率を最大化し、使用量を
• 低反応性材料による最大85%の余剰粉末再利用率と、一貫した 最適化することで、持続的な生産と環境への影響低減を
実現1
パフォーマンスの実現5
• HP Multi Jet Fusion テクノロジーによる生産プロセスの最適化 • Arkema社のVirtucycleリサイクルプログラムにより、ポリマー
と後処理工程の効率化により、タンブリングを最小限に抑えつつ、 廃粉末および造形部品にセカンドライフを与え、循環型経済
を推進するとともに、持続可能性と環境責任を強化2
滑らかな最終造形を実現する高効率プロセス
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HP 3D プリンティング材料データシート
機械特性
この表は、HP Jet Fusion 5600/5200シリーズ3DプリンティングソリューションのHP 3D HR PA12 S(Arkema社開発i,ii,iii)において、バ
ランスモードでのPA12 SプリントプロファイルとタイプI引張試験片を用いて、ASTM D638規格に準拠した値を示しています。
軸 平均 方法
引張強度(MPa)iv XY 45
Z 43 ASTM D638
引張弾性率(MPa) XY 1700
Z 1700 ASTM D638
降伏点伸び(%) XY 10
Z 5 ASTM D638
破断伸び(%) XY 12
Z 5 ASTM D638
衝撃強度(kJ/m2)v XY 2.5
Z 2 ASTM D256
密度(g/cm3) XY
Z 0.98 ASTM D792
i. 社内テストに基づき、「HP Half_Commercial_Datasheet_Job」を使用して測定されています。他のジョブや形状では結果は異なる場合があります。
ii. HP 3D HR PA12 S(Arkema社開発)材料を、15%のリフレッシュレートで利用し、バランスプリントプロファイルを使用して自然冷却で造形し、5~6 barでビーズブラスト処理を行った後で測定
されています。
iii. プリンター設定は全てHP推奨設定および調整方法に従い、半自動プロセスで位置合わせされたプリントヘッドを使用しています。
iv. 引張強度の大部分(部品の95%)は40~48 MPaの範囲内に留まります。一方、引張弾性率の値は1600~1900 MPaの範囲内にあります。
v. ASTMD 256規格に従い、@ 3.2mmの切欠き試験片とアイゾット試験法Aを使用しています。
寸法精度
テスト部品の前提条件としては、HP 3D HR PA12 S(Arkema社開発)を15%のリフレッシュレートにて利用し、PA12 Sバランスモード
のプリントプロファイルを使用して自然冷却にて造形しました。造形後には、5~6 barにてビーズブラスト処理を行っています。
この表は、テストで得られた基準寸法域ごとの寸法精度のパフォーマンスをCpk = 1.33(4シグマ)の工程能力指数として絞り込ん
だ際の結果を示しています。
基準寸法
Cpkの公差= 1.33i,ii,iii(mm) 0~30 mm 30~50 mm 50~80 mm
XY Z XY Z XY Z
HP Jet Fusion 5600/5200シリーズ3Dプリ
ンティングソリューションのデフォルト寸法 ±0.25 ±0.42 ±0.30 ±0.50 ±0.37 ±0.60
プロファイルを使用
i. 社内テストに基づき、HPの寸法精度評価用ジョブを使用して測定されています。他のジョブや形状では結果は異なる場合があります。
ii. HP 3D HR PA 12 S(Arkema社開発)を使用し、リフレッシュ率15%で造形。バランスモードのPA 12 Sプリントプロファイルを使用して自然冷却にて造形しました。造形後には、5~6 barにてビー
ズブラスト処理を行っています。
iii. プリンター設定は全てHP推奨設定および調整方法に従い、半自動プロセスで位置合わせされたプリントヘッドを使用しています。
以下の表2は、テストで得られた基準寸法域ごとの寸法精度のパフォーマンスをCpk = 1.00(3シグマ)の工程能力指数として絞り込
んだ際の結果を示しています。
基準寸法
Cpkの公差= 1.00i,ii,iii(mm) 0~30 mm 30~50 mm 50~80 mm
XY Z XY Z XY Z
HP Jet Fusion 5600/5200シリーズ3Dプリ
ンティングソリューションのデフォルト寸法 ±0.19 ±0.34 ±0.23 ±0.40 ±0.28 ±0.47
プロファイルを使用
i. 社内テストに基づき、HPの寸法精度評価用ジョブを使用して測定されています。他のジョブや形状では結果は異なる場合があります。
ii. HP 3D HR PA 12 S(Arkema社開発)を使用し、リフレッシュ率15%で造形。バランスモードのPA 12 Sプリントプロファイルを使用して自然冷却にて造形しました。造形後には、5~6 barにてビー
ズブラスト処理を行っています。
iii. プリンター設定は全てHP推奨設定および調整方法に従い、半自動プロセスで位置合わせされたプリントヘッドを使用しています。
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HP 3D プリンティング材料データシート
注文情報*
製品番号 材料
910J7A HP 3D HR PA 12 S(Arkema社開発)300 L/170 kg材料
9V508A HP 3D HR PA 12 S(Arkema社開発)1,220 L/500 kg材料
*HP Jet Fusion 5600/5200 3Dプリンティングソリューションおよび HP Jet Fusion 5000 3Dプリンターで使用可能です。
安全データシート*
製品番号 材料
910J7A HP 3D HR PA 12 S(Arkema社開発)300 L/170 kg材料
9V508A HP 3D HR PA 12 S(Arkema社開発)1,220 L/500 kg材料
*上記リンクは米国英語版の安全データシートを参照しています。
国別バージョンはこちらから入手可能です。
詳細については、HP AM担当者までお問い合わせください。
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HP 3D プリンティング材料データシート
1. HP社内テストに基づき、システムに投入された新規材料をすべて最終造形部品に適用することで廃棄物ゼロを達成可能です(再利用率85%、パッキング密度7%から開始)。HP 3D HR PA 12 S(Arkema社開発)をバランス
モードで使用することで、造形部品の密度が粉末密度の2倍となり、連続造形における粉末使用効率が最適化されます(投入パウダーの2倍の新規材料比率が必要)。
2. Arkema社リサイクルプログラム。ヨーロッパおよび米国で提供されており、詳細はArkema社Webサイト をご確認ください。
3. HP社内で実施した線形表面粗さ(Ra)に関するテストに基づいています。HP Jet Fusion 5200シリーズ3Dプリンティングソリューションを使用し、HP 3D HR PA 12 S(Arkema社開発)をバランスモードで造形しました。造形後、
サンドブラストによる後処理を施した5つのサンプルを評価し、各サンプルの5面すべての表面粗さ(Ra)を測定しました。
4. コスト分析は、標準ソリューション構成価格、サプライ品価格、HP推奨の保守費用に基づき、HP 3D HR PA 12 S(Arkema社開発)(バランスプリントモードを使用)を、HP推奨のパワー再使用率で使用した場合を比較していま
す。コスト基準:1週間あたり5ビルド、年間220稼働日、部品体積36cc、充填率7%、ビルドあたり80部品。
5. HP 3D High Reusability PA 12 S(Arkema社開発)を使用したHP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューションは、最大85%のパウダー再利用率で、連続するバッチで機能的部品を生産できます。テストでは、実際の造形条件で
材料をエージングさせ、粉末を世代ごとに追跡します(再利用性に関する最悪のケースを想定)。その後、各世代から部品を製造し、機械特性と精度を試験します。
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容は、いかなる場合においても追加の保証を規定するものではございません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本資料に
含まれる技術的または編集上の誤りまたは記述漏れ等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
4AA8-4684JPN、2025年8月