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印刷物のCO2排出量を実質ゼロにできる 「環境配慮型プリント」2023年4月スタート

その他

深刻化が進み重要視される環境問題。研文社は「環境配慮型プリント」でカーボンニュートラルに向けた取り組みで社会や環境に貢献します。

2023年4月より、研文社は印刷物のCO2排出量をLCA(ライフサイクルアセスメント)に基づき算定することが可能になります。ライフサイクル(原材料調達・製造・流通・販売・使用・廃棄)全体の排出量を算定して、印刷物に表示することができます。CO2排出量を「見える化」することは、カーボンニュートラルの実現を目指すための意識変革をうながす手助けになります。
具体的には、「カーボンゼロプリント」をご依頼頂いたお客さまには「CO2排出量データシート」で印刷にかかった排出量を報告させて頂きます。
更に、「カーボンニュートラルプリント」をご依頼頂いたお客さまには「カーボンオフセット証明書」を発行致します。印刷物には「環境対応印刷」「CO2排出量算定」のマークが付けられます。

環境配慮型プリントは、下記の価値提供で貴社の企業評価を向上させます。
●ESG・SDGsに対する取り組みを積極的に開示することによるブランドイメージの確立
●環境への取り組みを告知するツール

2023年4月より印刷物のCO2排出量を算定いたします。印刷物のCO2排出量算定・お見積りの事前のご相談はご連絡ください。

このカタログについて

ドキュメント名 印刷物のCO2排出量を実質ゼロにできる 「環境配慮型プリント」2023年4月スタート
ドキュメント種別 その他
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取り扱い企業 株式会社研文社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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印刷物のCO2排出量を算定し実質ゼロにできる 脱炭素に貢献する 「 環境配慮型プリント」のご紹介 株式会社 研文社
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弊社について 会社概要 東西に拠点を持つ研文社は創立以来77年を超える 社 名 株式会社 研文社 歴史を持ち、長年の信頼と実績を継承するとともに、 代 表 者 網野勝彦 時代に応じた技術の革新、サービスの進化を積極的に 設 立 昭和21年 5月 研文社創業 取り入れてきました。 昭和25年12月 株式会社研文社設立 昭和35年 1月 株式会社東京研文社設立 環境配慮の取り組みでは、例えば尼崎工場が2019年 平成28年 1月 株式会社東京研文社と合併 に環境優良工場表彰で「経済産業省商務情報政策局 資 本 金 5,500万円 長賞」を受賞、さらに2021年にはグリーンプリンティ 事 業 所 【本社・DOC・営業部門】 〒162-0802 東京都新宿区改代町45 ングの認定を得るとともに尼崎市の「あまがさき ℡03-3269-6331 SDGsパートナー」にも登録され、「CO2排出量ゼロ 【西日本営業部門】 〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-2-11 大同生命南館4・5階 電力」の導入により年間約370トンのCO2排出量削減 ℡06-6479-2121 を実現しています。 【尼崎工場】 〒660-6439 兵庫県尼崎市大浜町2-28-10 今後は全社をあげて環境マネジメントに取り組み、持続 ℡06-6430-0603 可能な地球環境や社会のためにより高度なカーボン 【埼玉工場】 〒335-0204 埼玉県比企郡嵐山町花見台2-2 ニュートラルを目指します。 ℡0493-53-4188 従業員数 230名 02
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カーボンニュートラルに取り組むべき背景 2015.9 2030年までに持続可能でよりよい世界を目 指す国際目標として、SDGs 17のゴール・ 2021.1 2兆円の基金、再生可能エネルギー拡充、新車販売 169のターゲットが参加加盟国の全会一致で で電動車100%(2035年までに)、成長につな 採択される。 がるカーボンプライシング、意欲的な2030年 目標の表明(COP26までに)。 2021.4 「2030年度の温室効果ガス排出46%削減 (2013年度比)、さらに50%削減の高みを目 指す」 日本政府の動向 2021.10 第6次エネルギー基本計画として、カーボン ニュートラルに向けた具体的なエネルギー施策 が決定(再エネ拡大)。 2020.10 「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の 実現を目指す」ことを宣言。 2022.4 プライム市場上場会社に、気候変動によるリスク 情報の開示を実質的に義務付け。 2020.12 温暖化への対応を成長の機会ととらえ、経済と 2022.10 「GX実現に向けた基本方針(案)」が示され、政府 環境の好循環を作っていく産業政策。 による規制・支援一体型投資促進策として、150 兆円を超えるカーボンプライシングを導入し、今 後10年間「GX経済移行債(仮称)」の発行が決定 される。 03
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SDGs実現に向けた、私たちの取り組み 脱炭素社会の実現 印刷物を通した社会貢献 <みんなに伝わる> 「SDGs」「カーボンニュートラル」への取り組みを 「正しくわかりやすく伝わるコミュニケーション」 通じて、お客様とともに利益成長しながら、持続可 「世の中を明るく元気にするデザイン」を提供し、 能な社会の実現に貢献する企業を目指します。 社会課題の解決に取り組みます。 有害物質・廃棄物の低減 社員が生き生き働ける会社の実現 事業活動が環境に与える影響を配慮し、省資源、省 社員が意欲的に仕事に取り組む職場風土や働き方 エネ、廃棄物3R活動の推進、および環境配慮型の の仕組みを整備し、適材適所の実現で、その「能力」 材料を積極的に導入し、環境負荷削減へ継続的に を最大限に発揮できる環境づくりを実施します。 取り組みます。 日本国内の企業、自治体、教育機関、医療機関等の団体が使用電力を100%再生 2015年のパリ協定で定められた、産業革命以降の気温上昇を2℃未満(もしく 可能エネルギーに転換する意思と行動を示し、再エネ100%利用を促進する新 は1.5℃未満)に抑えるという国際的な目標を設定することを推進するイニシア たな枠組みです。 チブです。企業は、5~15年先の温室効果ガス削減目標を設定してSBT事務局 1.遅くとも2050年迄に使用電力を100%再エネに転換する目標を設定し、対 に提出し、その妥当性が確認されることでSBTに参加することができます。 外的に公表すること。 2.再エネ推進に関する政策エンゲージメントの実施する 現在、日本のSBT認定企業は約300社あります。 こと。 3.消費電力量、再エネ率等の進捗を毎年報告すること。が求められます。 *現在申請中(2023.1月時点) 04
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環境への取り組み実績 「あまがさきSDGsパートナー」に登録 研文社尼崎工場が立地する兵庫県尼崎市では、市内のSDGs 達成に向けた取り 組みを推進するため、SDGs達成に資する取り組みを行う企業や団体を、「あま がさきSDGsパートナー」として登録しています。研文社はこの事業に賛同し、 「経済・社会・環境」の3つの側面からSDGs事業への取り組みを推進するこ とを宣言。2021年4月30日付で「あまがさきSDGsパートナー」に登録されま した。 第18回印刷産業環境優良工場表彰で 「経済産業省商務情報政策局長賞」を受賞 尼崎工場は2年連続「環境優良工場」表彰を受賞し、2019年は受賞社中最高位 の「経済産業省商務情報政策局長賞」をいただきました。評価されたポイントは、 2002年に取得したISO14001に基づく環境活動が継続して行われている こと。その結果「VOC濃度測定と排出抑制」「騒音測定と発生源対策」「エネル ギー使用量の把握と省エネ対策」などがレベルアップしていること。さらに廃イ ンキの削減、環境情報の公開、近隣の清掃、個人別の提案活動のフォローアップ など、全社一体となった取り組みが行われていることなどが評価されました。 印刷産業環境優良工場表彰「奨励賞」を受賞 埼玉工場でも環境対策(大気汚染、水質汚染、土壌汚染、騒音・振動、悪臭、廃棄物 などへの対策)を数字や写真等で“見える化”し、環境保護に留意して資源のムダ を省き、産業廃棄物の徹底した分別処理などを積極的に行った結果が評価され 「環境優良工場奨励賞」を受賞しました。 尼崎工場 05
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カーボンニュートラルに向けた取り組み 研文社尼崎工場は、尼崎市がSDGsの一環として取り組む「尼崎市エネルギーの地産地消促進事業」に賛同し、2021年4月に 参画事業者としての認証を受けました。尼崎市クリーンセンターの廃棄物発電により発電された「CO2排出量ゼロ電力」を導入 することで、年間約370トンのCO2排出量削減を達成しました。また、2023年4月より、印刷物のCO2排出量の算定・表示が 可能となります。 上 流 自 社 下 流 Scope3 Scope1 Scope2 Scope3 ①原材料 ④輸送・配送 ⑦通勤 ⑪製品の使用 ⑫製品の廃棄 *その他:②資本材、③Scope1,2に含まれない 燃料の燃焼 電気の使用      燃料およびエネルギー関連活動 *その他:⑨輸送・配送、⑩製品の加工、⑬リース資産、      ⑤廃棄物、⑥出張、⑧リース資産 ⑭フランチャイズ、⑮投資 研文社の取り組み 研文社の取り組み カーボン カーボン オフセット オフセット 証明書 証明書 輪転工場 CO2無効化量 CO2無効化量 000kg-CO クレジット 再エネ 2 FIT発電所 電気 000kg-CO2 社用車 非FIT発電所 尼崎工場 Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス) Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出 Scope3: Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出) 06
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CO2 排出量の「見える化」を実現 弊社では印刷物のCO2排出量をLCA(ライフサイクルアセスメント)に基づき算定することが可能になりました。 ライフサイクル(原材料調達・製造・流通・販売・使用・廃棄)全体の排出量を算定して、印刷物に表示することができます。 CO2排出量を「見える化」することは、カーボンニュートラルの実現を目指すための意識変革をうながす手助けになります。 2023年4月のサービス提供に向けて 全ての拠点でScope1・Scope2のCO2排出量を 実質ゼロにいたします。 原 材 製 流 販 使 廃 全ての拠点でGPマークを取得し、環境配慮基準を 料           満たした製品を提供いたします。 調 造 通 売 用 棄 達 刷版は完全無処理版を採用し、現像液やガム液など の廃液をゼロにいたします。 印刷物のライフサイクルにおける CO2排出のプロセス CO2排出量が少ない環境に配慮した工場 印刷物のCO2排出量を「見える化」し、カーボンニュートラルの実現に貢献! 07
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カーボンニュートラルを実現する「環境配慮型プリント」 印刷業界の健全な発展と社会貢献への寄与を目的として2022年12月に設立された「日本サステナブル印刷協会」では、環境 に配慮した印刷「環境配慮型プリント」の普及を図り、印刷業界における持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進してい ます。当協会員である弊社では、「環境配慮型プリント」の印刷物に対し、下記のマークを表示することができます。 カーボンゼロで稼働する工場で印刷した証し 算定したCO2排出量を実質ゼロにする印刷 カーボンゼロプリント カーボンニュートラルプリント® Scope1,2のCO2排出量が実質ゼロで稼働す 印刷物のライフサイクルにおけるCO2排出量を る工場をカーボンゼロプリント工場と認定し、 算定し、それを有償でカーボンオフセットした 認定を受けた工場で印刷された製品にカーボン 印刷物には、「カーボンニュートラルプリント ゼロプリントマークを表示します。 マーク」を表示します。 08
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カーボンゼロプリントのCO2排出量表示例 カーボンゼロプリントのロゴマークの横に、CO2排出量を表示することが可能です。 印刷物のCO2排出量を「見える化」し、カーボンニュートラルの実現に貢献できます。 ※ロゴマークのみでの表示も承ります。 下記仕様の印刷物のCO2排出量を表示する場合 1部あたりの 印刷物 ページ数 印刷部数 用紙 CO2排出量 弊社削減量* 実質排出量 CO2排出量 CO2削減量 CO2実質排出量 A4中綴じ 16ページ 3,000部 コート紙 76.5kg 582.6kg-CO2 103.0kg-CO2 479.6kg-CO2 0.194kg-CO2 0.034kg-CO2 0.160kg-CO2 *電力、CTP版など 表示パターン カーボンゼロプリントマークに 表示パターン カーボンゼロプリントマークに A CO2排出量を表示した例 B CO2オフセット量を表示した例 09
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カーボンニュートラルプリントのCO2排出量表示例 カーボンニュートラルプリントのロゴマークの横に、CO2排出量やCO2オフセット量を表示することが可能です。 印刷物のCO2排出量を全てカーボンオフセットすることで、CO2排出量を実質ゼロにすることができます。 下記仕様の印刷物のCO2排出量を表示する場合 1部あたりの 印刷物 ページ数 印刷部数 用紙 CO2排出量 弊社削減量* 実質排出量 CO2排出量 CO2削減量 CO2実質削減量 A4中綴じ 16ページ 3,000部 コート紙 76.5kg 582.6kg-CO2 103.0kg-CO2 479.6kg-CO2 0.194kg-CO2 0.034kg-CO2 0.160kg-CO2 *電力、CTP版など 表示パターン カーボンニュートラルプリントマークに 表示パターン カーボンニュートラルプリントマークに A CO2排出量を表示した例 B CO2オフセット量を表示した例 10
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証明書の発行 「CO2排出量表示カーボンゼロプリント」または「カーボンニュートラルプリント」をご依頼いただいたお客様に、 下記の書類を発行いたします。 「【CO2排出量表示】カーボンゼロプリント」をご依頼 いただいたお客様には、CO2排出量データシートのみ の発行です。 「カーボンニュートラルプリント」をご依頼いただい Sa mp le Sa mp le たお客様には、CO2排出量データシートとカーボン オフセット証書を発行いたします。 CO2排出量データシート カーボンオフセット証書 (カーボンニュートラルプリントのみ) 11
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印刷物ごとのCO2排出量の目安 印刷物のライフサイクルで排出されるCO2を算定することで、CO2排出量が分かります。 印刷物 ページ数 印刷部数 用紙 CO2排出量 弊社削減量* 実質排出量 A4チラシ 片面 2,000部 コート紙 76.5kg 121.0kg -CO2 32.5kg -CO2 88.5kg -CO2 A3 2つ折り 両面 2,000部 コート紙 76.5kg 192.5kg -CO2 66.8kg -CO2 125.7kg -CO2 A4中綴じ 16ページ 3,000部 コート紙 76.5kg 582.6kg -CO2 103.0kg -CO2 479.6kg -CO2 A4無線綴じ 52ページ 3,000部 コート紙 76.5kg 2,187.3kg -CO2 381.0kg -CO2 1,806.3kg -CO2 A4無線綴じ 64ページ 8,000部 コート紙 76.5kg 5,321.0kg -CO2 685.6kg -CO2 4,635.4kg -CO2 *電力、CTP版など CO2 1トンは杉の木、約71本が 1年間に吸収するCO2排出量に相当 CO2排出量 1kgはこのくらいです 500 1day ≒ ml ×1,000本 ×10回 CO2 杉の木、約71本が 1年間に吸収する 1トン CO2量 500mlのペットボトル 人間が1日に吐き出す ドライヤー10回分 約1,000本分 CO2排出量と同じくらい (※消費電力1200Wで1回に10分間の計算) 12
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環境配慮型プリントの特長とメリット 特長1 地球にやさしい メリット SDGsへの貢献をアピール CO2削減を支援し埋め合わせ 持続可能な世界を実現するための 印刷時に発生するCO2を削減する活動 企業評価の向上・付加価値で SDGsのうち、4つの項目に貢献します。 を支援し相殺します。 差をつける ※環境報告書やWEBサイトでのアピールも可能 ● ESG・SDGsに対する取り組みを   積極的に開示することによる CO   ブランドイメージの確立 2 ● 地球温暖化対策の推進をアピール 特長2 付加価値 特長3 使いやすさ マークや文言の表示が可能 デザインや素材はそのまま ● 環境への取り組みを告知する カーボンオフセットに取り組む印刷会 デザインや紙などの素材を変えること   ツールに最適 社で印刷したことを示すマークを表示 なく印刷が出来るため、今までのイメー し、地球温暖化対策への取り組みをア ジを損なわずにお使いいただけます。 ● 従来の印刷物が「環境対応商品」へ ピール。 ● 他社との差別化を図る 13
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弊社環境配慮型プリントのフロー 【ご参考】 環境に配慮した印刷をアピールできる推奨モデルのフローです。 ❶ 用紙 ❷ インキ ❸ 環境対応印刷 ❹ CO2排出量算定 ❺ デザイン配置 OR ※こちらのラベルは見本です。 ~弊社工場の印刷物に表示可能な環境系マーク~ FSC®マーク グリーンプリンティングマーク(GPマーク) FSC CoC認証制度に基づく、FSC認証製品であることを示 一般社団法人日本印刷産業連合会が運営する、GP工場 すマークです。適正に管理された森林から切り出された木材や 認定制度で認定された工場が製造し、用紙、インキ、製本 その他管理された原材料を利用して作られた製品であること 等が環境配慮基準を満たした製品に付与できる環境 を証明する国際的な認証制度です。 マークです。 植物油インキマーク SIAAマーク 再生産可能な大豆油、ヤシ油、パーム油、亜麻仁油、桐油等植物 抗菌製品技術協議会(SIAA)が制定した抗菌のシン から生産された油や、使用済みテンプラ油などの廃食用油をリ ボルマークです。抗菌性、安全性、適切な表示の3つの サイクルした再生油で作られたインキです。 基準を満たした製品に表示されます。 14
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2023年4月より印刷物のCO2排出量を算定いたします。 印刷物のCO2排出量算定・お見積りの事前の ご相談につきましては下記までご連絡ください。 本 社 西日本 〒162-0802 〒550-0002 東京都新宿区改代町45 大阪市西区江戸堀1-2-11 大同生命南館4・5階 Tel. 03-3269-6331(代) Tel. 06-6479-2121 担当:吉原、網野 担当:山本 https://www.kenbunsya.jp/ 15