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【技術資料】板金基礎講座 第14回 溶接加工

製品カタログ

薄板溶接の分野で広く利用されている「スポット溶接」などを詳しく解説!

溶接は、金属の特性を利用する接合法(冶金的接合法)です。ひと口に
溶接といっても種々の溶接法があり、それぞれに特長があります。

当資料では"融接"や"圧接"などといった「溶接法の分類」をはじめ、
「各種溶接法」などをご紹介。

ぜひ、ダウンロードしてご覧ください。

【掲載内容】
■溶接法の分類
・融接
・圧接
・ろう接
■各種溶接法
・スポット溶接
・TIG溶接(Tungsten Inert Gas Arc溶接)

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

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このカタログについて

ドキュメント名 【技術資料】板金基礎講座 第14回 溶接加工
ドキュメント種別 製品カタログ
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このカタログの内容

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板金基礎講座 第 14 回 溶接加工
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板金基礎講座 第14回 溶接加工 14. 溶接加工 溶接による接合は、ボルトなどによる接合と比べ、様々な形の製品に対応できます。 締結部品も不要といった利点がある反面、局部的な加熱冷却により、ひずみが発生す るといった短所もあります。 14-01.溶接法の分類 溶接は、金属の特性を利用する接合法(冶金的接合法)です。 ひと口に溶接といっても種々の溶接法があり、それぞれに特徴があります。 溶接は、加熱の方法をどうするか、溶けた金属を空気からどのようにシールドするかといっ た方式の違いで分類されます。 板金製品は薄板主体で、材質も鋼板が多いため、TIG溶接や 炭酸ガスアーク溶接、スポット溶接が多用されています。 1. 融接 母材を局部的に加熱溶融し、接合する溶接法です。 2. 圧接 接合部を短時間に加熱し、機械的圧力を加えて接合する方法です。 3. ろう接 母材よりも融点の低い「はんだ」または「ろう」を用いて、母材を溶融しないで接合する方 法です。
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板金基礎講座 第14回 溶接加工 14-2. 各種溶接法 1. スポット溶接 抵抗溶接の中の代表的なものであり、薄板溶接の分野で広く利 用されています。 金属に電流を通すと電気抵抗によって発熱します。スポット溶接 は、この原理を利用したものです。2枚の金属板を電極で加圧し ながら、短時間に大電流を流し、接合部を溶融させて点で溶接 する方法です。 スポット溶接の仕組み (1) スポット溶接の長所 1.通電時間が短いので、加熱部が通電部付近に限られ 熱ひずみが発生しにくい。 2.作業者の熟練度をあまり必要としない。 3.溶接棒が不要で有害なヒューム(煙状の粉塵)が発生しない。 (2) スポット溶接の短所 1.溶接条件が適正でないと剥れが発生する。そのため、試し溶接による 強度確認が必要である。 2.気密構造の製品がつくれない。 (3) スポット溶接の3要素 スポット溶接の3要素とは、溶接電流・通電時間・加圧力です。 これらの条件は互いに関係しあい、電極形状を含め母材の材質や板厚に 合わせ、溶接条件を設定する必要があります。 <溶接条件> 3要素 +電極形状 加圧力 散り 材質 電極形状 溶接 通電 電流 時間 品質 スポット溶接機 スポット溶接の3要素
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板金基礎講座 第14回 溶接加工 2.TIG溶接(Tungsten Inert Gas Arc溶接) アルゴンやヘリウムの不活性ガス雰囲気中で、溶けて消耗しない タングステン電極と母材間に発生させたアークの熱で材料を溶融し、 溶接を行う溶接法です。必要に応じ、溶加棒(溶接棒)をアーク下の 溶融池に差し込んで肉盛りします。 (1) TIG溶接の長所 1.不活性ガス雰囲気中で溶接を行うため、ほとんどの金属に対して 高品質な溶接ができる。 2.スパッターの発生が少なく、ビード外観が良好である。 3.小電流から安定したアークを発生させることができ、 薄板の溶接に適している。 (2) TIG溶接の短所 1.溶接速度を速くすることができない。 2.厚板の溶接には不向きである。 TIG溶接 TIG溶接の仕組み
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板金基礎講座 第14回 溶接加工 3. 半自動溶接 コイル状に巻かれた母材に近い成分の溶接用ワイヤが、 送給モーターにより溶接トーチノズル部に自動的に送給されます。 溶接用ワイヤに通電して母材との間に発生させたアークの熱で、 母材およびワイヤを連続的に溶融させ、母材を接合します。 3-1. 炭酸ガスアーク溶接(CO2アーク溶接) シールドガスに炭酸ガスを使用する代表的な半自動アーク溶接法で、 主に中厚板の鋼材の溶接に用いられます。 (1) 炭酸ガスアーク溶接の長所 1.TIG溶接と比較して溶接速度が速い。 2.炭酸ガスは、アルゴンガスなどの不活性ガスより安価です。 (2) 炭酸ガスアーク溶接の短所 1.アルミニウムなどの非鉄金属は溶接不可。 2.スパッターの発生が多い。 炭酸ガスアーク溶接の仕組み
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板金基礎講座 第14回 溶接加工 3-2. MIG溶接(Metal Inert Gas Arc溶接) 溶接機器は炭酸ガスアーク溶接のものと類似ですが、シールドガスにアルゴン、 ヘリウムなどの不活性ガスを使用する点が異なっています。 スパッターの発生が少なく、ビード外観が良好です。アルミニウムやステンレスなどの溶接 に用いられます。 3-3. MAG溶接(Metal Active Gas Arc溶接) 溶接機器はMIG溶接と同じですが、シールドガスに不活性ガス (アルゴンなど)と炭酸ガスとの混合ガスを使用する点が異なっています。 小電流から大電流までアークが安定しているため、薄板から厚板までの 鋼材の溶接に用いられます。 4. レーザ溶接 レーザ光を材料に照射し、母材同士を溶融接合させる方法です。 深い溶け込みが得られます。また、他の溶接方法と比べ母材への入熱が 少ないため、熱ひずみの発生や焼けの少ない溶接が可能です。 YAGレーザ、ファイバーレーザなどがあります。 レーザ溶接のイメージ レーザ溶接とTIG溶接の比較 照射状態 熱エネルギー分布 レーザ溶接 レーザ光エネルギー TIG溶接 放電エネルギー
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板金基礎講座 第14回 溶接加工 ファイバーレーザ溶接システム 各種溶接法の比較 溶接法 TIG CO2 MIG MAG レーザ ~1 ○ × △ △ ○ 1~3 ○ ○ ○ ○ ○ 板厚 (mm) 3~6 ○ ○ ○ ○ ○ 発振器出力による 6~ △ ○ ○ ○ ○ 発振器出力による 材質 鉄、SUS、Al 鉄 鉄、SUS、Al 鉄 鉄、SUS、Al 設備 ○ ○ ○ ○ △ コスト 消耗品 △ ○ △ △ △ 美観 ○ △ ○ △ ○ 溶接速度 △ ○ ○ ○ ○ 作業の容易性 △ ○ ○ ○ ○
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