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必要なとき、必要な場所で、人とともに働く 移動式協働ロボットユニットRobogie

製品カタログ

多品種少量・変動型の現場にフィットする、次世代のロボットユニット

■人間と従来の産業用ロボット、それぞれのメリットを継承し、デメリットを克服
 ・協働ロボット搭載で安全・省スペース
 ・移動式で作業場所を変更可能
 ・だれでも簡単に操作でき、均質な作業が可能
 ・工程やラインの変更にも柔軟に対応

■Robogieの特長
 1.協働ロボットを搭載し、安全かつ省スペースな運用を実現
 2.手押し台車方式で誰でも簡単移動
 3.ロボット知識ゼロで、誰でも直感的に操作可能
 4.幅広いワーク・設置環境に対応する2種類の3Dロボットビジョン
 5.3種の標準ハンド交換で工程変更にも柔軟に対応

■活用イメージ(二交代制工場の場合)

■標準仕様

このカタログについて

ドキュメント名 必要なとき、必要な場所で、人とともに働く 移動式協働ロボットユニットRobogie
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 6.9Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社JRC(ALFIS) (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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必 要なと き 必要な 場所で 人とと もに働 く 移動式・協働ロボットユニット ロボギー
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人手不足・顧客ニーズ多様化の時代 多品種少量・変動型の現場にフィットする 次世代のロボットをコンセプトに 作業者(人間) 従来の産業用ロボット メリット メリット 作業場所(スペース)を選ばない 繰り返しの単純作業をいとわない 工程やラインの変更に柔軟に対応 均質な作業ができる デメリット デメリット Robogie(ロボギー)は 人員の採用が難しい 設置スペースが必要(移動できない) 人手不足の影響を受けやすい 生産現場に限られたスペースしかない場合や 人間と従来の産業用ロボット、それぞれの 使用しないときには邪魔になる メリットを継承し、デメリットを克服しました。 繰り返しの単純作業に向かない 操作が難しい 長時間作業による疲労やヒューマンエラー、 離職につながる恐れがある プログラミングやロボット操作の専門知識を もった人材が社内にいないとそもそも使えない 協働ロボット搭載で安全・省スペース 作業の品質にムラがある 多品種少量・変動型生産に向かない 作業者の経験・スキルによって差が出やすい 段取り替えに時間・コストがかかる(柔軟性が低い) 移動式で作業場所を変更可能 固定費(人件費)がかかる 安全柵(安全対策)が必要 誰でも簡単に操作でき、均質な作業が可能 人件費が高騰し、経営を圧迫する恐れがある 作業者(人間)と隣接した工程では使用できない 工程やラインの変更にも柔軟に対応
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4. 活用イメージ 2types of 3D Robot Vision 目指したのは 幅広いワーク・設置環境に対応する 2種類の3Dロボットビジョン※ Before 生活家電のような 使いやすさと汎用性 私たちアルフィスは2種類の3Dロボットビジョンから、お客様のワーク・設置環境に応じて最適な 方式をご提案いたします。(カメラ付・高付加価値モデル:Robogie Plus の仕様になります。) ①AI方式 繰り返しの単純作業に AI(ディープラーニング)によってワークを認識する方式です。 すべて人の手で対応 1. Safety and Space-saving 特長 3D CADが一切不要 商品の資材投入から梱包・出荷までの一連の生産ライン。 AI 方式では 3D CADを用いず、以下の2パターンでワークの認識が可能です。 協働ロボットを搭載し、 8名の作業員が各工程を分担し、すべて手作業による〝人海戦術〟で対応。 過去にも自動化を検討していましたが、設置するスペースの狭さと モデルマッチング(マスター登録)認識 多品種・小ロットへの対応が困難であったため、ロボット導入をあきらめていました。 安全かつ省スペースな運用を実現 事前に実物のワークを使用してマスターとしてモデル登録し、認識します。 主な用途 CADデータがない場合、色識別や文字判定が必要な場合など 安全柵不要 ※ で人にやさしい After ロボギーと人が協働し、午前・午後では別の工程を担当 マスターレス認識 6軸協働ロボットUR3e・UR5e(ユニバーサルロボット社)を搭載。 事前のモデル登録を行わずワークを認識します。 1号機 安全機能として、予め設定された制限値を超える外部からの力 を検出すると、ロボットが自動停止するため、安全柵が不要 主な用途 ワークが非剛体(形が変わる)、品種が多い場合など 資材投入 ※ で、 作業者のすぐ隣での共同作業が可能です。 午前(1勤) ※ 設置・運用環境により、設置高さやハンドの形状などが変わるため、リスクアセスメントが      必要です。 1号機 狭い場所にも便利なコンパクトサイズ ② CADマッチング方式(高精度認識) 2号機 小型の協働ロボットを搭載し、架台部分もコンパクトに設計する 3号機(別ライン) 540mm ことで、これまで設置スペースの狭さを理由にロボットの導入を インポートした3D CADから輪郭マッチングを行い、高精度にワークを認識する方式です。 730mm 見送っていた現場においても自動化を実現します。 0.4㎡ 主な用途 透けているワーク、光沢のあるワーク、小型樹脂成形部品、端子 など 2. 2号機 Movable type 5. Expandability by hand change 出荷箱詰め 手押し台車方式で誰でも簡単移動 3種の標準ハンド交換で工程変更にも柔軟に対応 午後(2勤) 状況に応じてロボットを手軽に移動 標準ハンド交換で拡がる自動化領域 1号機 1号機 検品(外観検査) ロボットと移動式架台を一体化したムーバブル・パッケージ。 3. Easy operation 2号機 手押し台車を押すような感覚で、誰でも簡単に移動・設置が可能。 3種の標準ハンド(吸着パッド・把持・アルフィスオリジナル)の 用途に応じて、この1台をさまざまな場所に移動して使用でき、 ロボット知識ゼロで、誰でも直感的に操作可能 交換によって、工程の変更に伴う、さまざまなワークのピックア 3号機 使用しないときにも現場の邪魔になりません。 ンドプレース作業にも柔軟に対応することができます。 吸着パッド 把持(平行爪) アルフィスオリジナル 高精度な移設も可能 ※ドッキングユニット搭載の場合 ロボットアーム固定システム タッチパネルで簡単操作 音声確認機能搭載 凹凸面・球面・円筒面もピック可能 ロボットアーム用吸引装置及び これに用いられる吸引用アタッチメント メカクランプ機構(ドッキングユニット)による連結で、取付先の作 特許出願済 ロボットの操作はすべてタッチパネルで行います。 ロボットの接続・解除や操作実行時には  アルフィスオリジナルのハンドは、ワークと密着していない(ノズル 特許出願済 業台と高精度な接続が行える「ロボットアーム固定システム(特許 専用の操作画面は分かりやすい独自開発のGUI を採用 音声による確認(アンサーバック)機能に とワークの間に隙間がある)状態でも吸着できます。(特許出願済) 3号機 出願済)」を独自採用。位置再現精度 3μmを実現し、移動後の 特願2021-071683 し、プログラミングなどの専門知識を一切必要とせず、 より、操作に不慣れな作業者の誤った指 凹凸の多いワークや球状・円筒状のワークなど従来持ち上げる 特願2021-071684 化粧箱詰め 2号機 カメラやソフトによる面倒なワーク位置の再補正作業が不要です。 誰でも直感的にロボットへの指示が可能です。 示等を未然に防止します。 ことが難しかった形状のワークも容易にピックアップが可能です。 ※午前の作業者の代わりに 商品ラベル貼り  午後はロボギーにて作業 ※ラベル貼付の専用機を併設 (ロボギーが専用機を使用)
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お客様のニーズに応える2種類の標準モデルを展開 ロボギー・ベーシック ロボギー・プラス モデル スタンダードモデル 高付加価値モデル (カメラなし) (カメラ付) 仕様 ALFIS にてフルティーチング 3Dロボットビジョンシステム搭載 ビジョン方式 - AI 方式 CADマッチング方式 ワーク認識方法 - モデルマッチング (マスター登録)認識 マスターレス認識 高精度認識 参考価格(税別)※ 698 万円から 980 万円から 設置場所 屋内に限る 重量(ユニット全体) 約120kg 電源仕様 AC100V 50/60Hz ※上記価格は標準仕様での参考価格です。別途諸費用が必要です。 安全に関するご注意 ご使用前に「使用説明書」をよくお読みの上、正しい電源・電圧で安全にお使いください。 ◎ 改良のために、予告なく製品の外観・仕様などを変更する場合があります。 ◎ 本カタログに掲載の写真・イラストはイメージです。実際の製品とは異なる場合がございます。 ◎ 本製品は日本国内向けの仕様です。海外でご使用の際は弊社までご相談ください。 ◎ 本カタログに掲載の内容は 2021 年 7 月現在のものです。 株式会社 JRC ロボットSI 事業本部[アルフィス]  〒550-0011 大阪府大阪市西区阿波座 2-1-1 CAMCO西本町ビル 9F 06-6543-8180 2103EAP-1