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圧着端子

圧着端子(あっちゃくたんし、英語: solderless terminal)とは電線端末に取り付ける接続端子のひとつで、電線と端子に機械的圧力をかけることにより固着させることからこの名称がある。本来、はんだ付けしていたものを、作業性改善などの目的で置き換えたものであり、英語では "solderless terminal" (solder ははんだ、lessは「非-」の意味)という。 圧着端子にはその形状等によりいくつかの種類があるが、いずれも圧着工具によって電線と強固に固定されるものであり、端子先端は電気設備の端子盤にネジ止めするようになっているものが多い。振動や熱などによるハンダの劣化が激しい環境や機械的強度が求められる環境では、はんだ付けではなく圧着での配線接続が行われる場合がある。圧着端子と同じような使われ方をされているものに、圧縮端子があるが、これは圧着端子が一方向から圧力をかけて平たく押しつぶして配線と接続するのに対し、複数方向から圧力を掛けて6角形の形状に圧縮し配線と接続する物で、圧着端子よりも素線切れの心配が少ないが高価で接続により手間が掛かる。また、このように圧着工具などによって電線に端子をとりつける行為のことを「圧着」という。

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圧着端子http://ja.wikipedia.org/)より引用

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