創・省エネルギー。CO2削減、汚泥削減
1.嫌気性処理(メタン発酵)とは
通常の排水生物処理(活性汚泥法など)ではブロワーなどにより供給される酸素を利用して、微生物が水中の汚濁物質を水と二酸化炭素に酸化分解することで処理が行われます。(好気性処理)これに対し嫌気性処理(メタン発酵)では、酸素遮断下において嫌気性(酸素を好まない)微生物の働きにより、汚濁物質を主にメタンガスに変換する処理法です。好気性処理にはない様々なメリットが得られることから、最近注目されつつあります。
2.嫌気性処理のメリット
(1) 創エネルギー
(2) 省エネルギー
(3) 廃棄物削減
(4) 難分解性物質の処理
(5)季節操業排水の処理
このカタログについて
| ドキュメント名 | 高負担メタン発酵処理装置 UASB-TLP |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 製品カタログ |
| ファイルサイズ | 4.7Mb |
| 登録カテゴリ | |
| 取り扱い企業 | 株式会社エイブル (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
Upflow Anaerobic Sludge Blancket Turbulent,Laminar,Pulsation
高負荷メタン発酵処理装置
創・省エネルギー、CO2削減、汚泥削減 UASB-TLP
特許：第5560343号
特許：第4620383号
Page2
Upflow Anaerobic Sludge Blancket 高負荷メタン発酵処理装置
-Turbulent,Laminar,Pulsation UASB-TLP
高負荷メタン発酵処理装置の特長と原理
発生汚泥 設備動力 BODを
バイオガスに 高負荷運転
90%減 80%減 創エネルギー 省スペース
高性能の原理 UASB-TLPは集気板で上下に区切られた3つのゾ一ンから構成され
最下部及び中間部が乱流ゾーン、最上部が層流ゾーンとなります。
乱 流 (Turbulent)
T 排出トラフ 脱気槽
乱流ゾーンではBOD濃度の高い原水が流入する
● ● ●
ため、メタン発酵により多量のガスが発生します。 ● ●
●
ガスリフト ●
ガスリフトにより上下方向の循環流が生じ、槽内が ● ●
●
による上昇流 ● ●
強く攪拌されて反応が促進されます。 ● ● ● ● 層流ゾーン
● ●
● ●
● ● ●
● ●
層 流 (Laminar) ●
● ● ● ●
L ● ● ● 集気板
層流ゾーンでは、原水のBOD濃度が低下し、ガ ●
● ●
●
２次反応ゾーン ●
ス発生が少なくなります。上下方向の攪拌が弱く ●
●
（乱流ゾーン） ●
なり、清澄な処理水を得ることができます。 ●
● ●
● ● ●
● ●
● ●
●
●
●
● ●
●
脈 動 ●
(Pulsation) ●
● ●
P ●
断続的に原水を供給することでリアクター下部 1次反応ゾーン
（乱流ゾーン）
に脈動を与えます。原水とグラニュールを効率的 原水供給口
に接触させることで、反応を促進します。 （脈動流発生）
◎標準仕様
寸 法 容 量 ※標準処理量 材 質
1.0mØ×5.0mH
～ 3.5mØ×12.0mH 3㎥～90㎥ FRP製 50mm断熱耐紫外線塗装
15㎥~3,000㎥/日
4.0m～6.0m□
×12.0mH 180㎥～360㎥ RC製、内装FRPライニング
〒350-0807 埼玉県川越市吉田739-1 TEL.049-233-7727
FAX.049-232-1250 e-mail :able@pastel.ocn.ne. jp
排水処理のエイブル 検 索 http://www.ablewater.co.jp
2021.10.1000 mic
＝
＝
＝
＝