振動解析ソリューションのご提案

VOL.25 2019.11.13 振動解析ソリューション のご提案 当社取扱いの振動解析ソリューションを一挙公開！ 詳細については、弊社営業マンまで！

振動解析ソリューション 振動解析まとめ 振動解析とは？ ①振動解析とは 特定の異常時に発生する振動周波数の検知や、いつもと異なる振動を検知することで 設備の予防保全・製品の品質検査が実現できます。 設備・装置・製品より生じる振動を数値化する事で、その状態を把握します。 ②なぜ振動を測定するのか。 「予防保全」 振動の発生は、ねじの緩みや機械性能への悪影響があり、機械の破損に繋がります。 「品質検査」 製品自身が持つ固有の振動数について、出荷時に振動レベルが適正範囲内か どうかの検査が必要となります。 ③振動の評価方法 振動は、振幅と周波数を用いて数値化します。 時間軸波形 周波数軸波形 振幅 1 周波数(f) = 振幅 T(秒) 周期(T) 時間(秒：s) 1 周波数(Hz) T(秒) 変位（Ｄ）Displacement 振動の往復している幅（距離）を変位といいます 単位 ： ｍｍ、μm V = D × 2πf 振 速度（Ｖ）Velocity 変位の時間に対する変化率を速度といいます 幅 単位 ： ｍｍ/s、cm/s 加速度（Ａ）Acceleration 速度の時間に対する変化率を加速度といいます 単位 ： m/s2、g A = D × (2πf)2 周波数（F）Frequency 振動している物体が、1秒間に繰り返し運動する 回数を周波数（または振動数）といいます 単位 ： Hz f = 1/T（Tは周期）

振動解析ソリューション 振動解析まとめ ④周波数の分析方法 ・振動解析では,高速フーリエ変換（FFT）という分析方法を使用する ・FFTとは,時間軸のデータ（左図）を周波数軸のデータ（右図）に変換する分析方法 ◆振動解析が可能な製品 1.MELIPC～リアルタイムデータアナライザ～ 生産現場の予防保全、品質向上等を簡単に実現する データ分析・診断ソフトウェアです。生産現場データの リアルタイム診断とオフライン分析を一製品で実現します。 AI技術と様々な統計手法により生産現場のデータ活用を実現します。 2.iQ-R～高速アナログ入力ユニット～ 三菱電機の最新CPUを活用したご提案です。 高速アナログ入力ユニットで5μsec/4chのサンプリングが可能 MELSEC iQ-RシリーズCPUユニット用のデータ解析FBライブラリ、 またはC言語コントローラ/C言語インテリジェント機能ユニット用の データ解析ライブラリを活用すれば、簡単にFFT解析が可能です。 3.SA1-FAP（三菱電機システムサービス） 生産設備の状態を各種センサとシーケンサを組み合わせて自動収集。 FFT演算や波形グラフ表示を行い、トラブル予兆や原因解析を支援します。 波形分析や波形比較が可能です。 4. VisibleWave（三菱電機エンジニアリング） 目に見えない音や振動の見える化により、お客様の音や振動に対する 課題の解決を支援します。 5. FAアプリケーションパッケージ iQ Monozukuri～回転機振動診断～ 回転機構を有する設備の振動データを収集･解析･診断し、 設備状態の見える化および異常箇所の推定を支援するアプリケーションです。 次ページより順番にご紹介いたします！

振動解析ソリューション 1.MELIPC ～リアルタイムデータアナライザ～ ◆製品特長 ・MELIPC用のソフトウェア ①AIによる波形パターンの学習/認識により、 「いつもと違う」状態を検出。 ②マハラノビス・タグチ法により、 定量的に異常の兆候を検知可能。 ③重回帰分析により、結果を予測。 類似波形認識により「いつもと違う」を検出 ①人の知見に頼らない予防保全や 品質管理を実現。 ②オフライン分析で、正常稼働時の電流等の 波形を正常パターンとして学習。 ③リアルタイムな波形データと学習した正常 パターンをAIにより比較し、OK/NG判定。 マハラノビス・タグチ法により、定量的に異常の兆候を検知可能。 ①オフライン分析で、正常パターンの データ分布を求めます。 ②「マハラノビス距離」で外れ具合を 判定し、定量的に異常の兆候を検知。 重回帰分析により、結果を予測。 ①オフライン分析で、複数のセンサデータ を用いて予測式を算出。 ②リアルタイム診断で、工程が先に 進まないとわからない結果などを予測。 ☆参考カタログ☆ 三菱電機 Edgecross対応 ソフトウェア総合カタログ https://dl.mitsubishielectric.co .jp/dl/fa/document/catalog/e dgsw/16051/L16051-B.pdf

振動解析ソリューション 振動解析まとめ 2.iQ-R～高速アナログ入力ユニット～ ◆製品特長 ①高速アナログ入力ユニットで5μsec/4chの サンプリングが可能です。 ②MELSEC iQ-RシリーズCPUユニット用の データ解析FBライブラリ、またはC言語 コントローラ/C言語インテリジェント機能 ユニット用のデータ解析ライブラリを活用 すれば、簡単にFFT解析が可能です。 ※FB = ファンクションブロック ☆参考カタログ☆ シーケンスプログラムで使用できるプログラム 部品です。 三菱電機 汎用 シーケンサ 開発の効率化やプログラムミスを削減できま 振動解析ソリューション す。 http://dl.mitsubishielectric.co.j p/dl/fa/document/catalog/plc r/r014jpn/r014jpna.pdf

振動解析ソリューション 振動解析まとめ 3.SA1-FAP（三菱電機システムサービス） ◆製品特長 取得データの分析を可能にするシステム ①センサ情報を基に設備状態を見える化し、 トラブル予兆を分析。 ②波形分析が可能 アナログデータを各種波形に変換可能。 ③波形比較が可能 蓄積したデータから波形の重ね合わせ比較表示。 センサ情報を基に設備状態を見える化し、 トラブル予兆を分析。 生産設備の状態を各種センサと シーケンサを組み合わせて自動収集。 FFT演算や波形グラフ表示を行い、 トラブル予兆や原因解析を支援。 波形分析が可能 アナログデータを『生波形』『スペクトル』 『エンベロープ』などにワンクリックで切替 え表示。 グラフの拡大/縮小もマウス操作で簡単 に可能。 波形比較が可能 基準値（正常値）と現在の設備状態の 比較で変化点を検知。 ☆参考カタログ☆ 設備診断・分析支援システム SA1-FAP http://www.melsc.co.jp/busine ss/catalog/pdf/sa1/x901707- 592.pdf

振動解析ソリューション 振動解析まとめ 4. VisibleWave（三菱電機エンジニアリング） ◆製品特長 音・振動見える化 + FFT解析ソフトウェア ①異音検査の自動化 作業者の負担を軽減し、検査業務を効率化。 ②品質基準の定量化 音や振動の見える化により、 経験頼りから脱却、品質の安定化。 課題を解決します。 ③検査データの蓄積 出荷後の音の再生や品質管理に活用可能。 「時間－周波数解析」の一種であるウェーブレット変換を応用した「可視化処理」を採用し， 音・振動の見える化を実現 【音の生波形】 【可視化処理による三次元グラフ】 ◆量産製品の動作音検査に！ ◆設備の異常予兆診断に！ 官能検査に頼っていた製品の 官能検定期的にデータを採取し、 異音検査・振動検査を自動化 変化傾向から異常の予兆を把握、 また、異常が見られたら精密診断に適用可。 ☆参考URL☆ 音響・振動診断システム VisibleWave http://www.mee.co.jp/sales/d evelopment/visiblewave/index. html

振動解析ソリューション 振動解析まとめ 5.FAアプリケーションパッケージ iQ Monozukuri～回転機振動診断～ ◆製品特長 ①インストールするだけで、簡単導入！ 動作保証済みの振動解析用の シーケンスプログラム、GOT画面データ をご提供。 ②振動診断までサポート！ 精密診断で、異常の有無だけでなく、 異常箇所の特定も可能です。 ☆参考カタログ☆ FAアプリケーションパッケージ iQMonozukuri https://www.mitsubishielectric .co.jp/fa/sols/efactory/compo nent/monozukuri/pdf/rmvdiag nosis/l16056a.pdf?$EMP$=R26 9186243RE7K5@4000001742