1/28ページ
カタログの表紙 カタログの表紙 カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(7.9Mb)

CMOSタイプ セルフモニタリングセンサ 透過型デジタル変位センサ HG-T SERIES

製品カタログ

その測定を業界最高クラス※の精度へ ※透過型デジタルセンサとして。2020年11月現在、当社調べ。

このカタログについて

ドキュメント名 CMOSタイプ セルフモニタリングセンサ 透過型デジタル変位センサ HG-T SERIES
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 7.9Mb
取り扱い企業 パナソニック インダストリー株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

この企業の関連カタログの表紙
Webサーバ内蔵 プログラマブル表示器 WH SERIES
製品カタログ

パナソニック インダストリー株式会社

この企業の関連カタログの表紙
小型・高速・高機能 画像センサ SV SERIES
製品カタログ

パナソニック インダストリー株式会社

このカタログの内容

Page1

CMOSタイプ セルフモニタリングセンサ 透過型デジタル変位センサ HG-TSERIES マーキング適合 規則適合 その測定を 業界最高クラス※の精度へ セルフモニタリング機能装備 ※透過型デジタルセンサとして。2020年11月現在、当社調べ。 2020.12 industrial.panasonic.com/ac/
Page2

S e n s o r H e a d 超薄型 HG-Tシリーズ 8mm 厚さ8mmの薄型形状により、 装置内などの限られたスペースに設置が可能です。 幅広測定 業界No.1※1の高精度測定 測定幅10mmの帯状レーザ光により、 繰り返し精度※21μmを実現し、業界No.1※1の高精度な測定が可能です。 寸法測定や位置測定が可能です。 投光器 受光器 繰り返し精度※2 1μm・直線性:±0.12%F.S. ( ±12μm) 設置距離 ・平均回数:16回 20mm 2.5μm・直線性:±0.28%F.S. ( ±28μm) 設置距離 ・平均回数:16回 測定幅 100mm 10mm 5μm・平均回数:16回 設置距離 500mm ●サンプリング周期は、2種から選択  標準:1ms、高速:0.5ms ●平均回数は、11種から選択  1回、2回、4回、8回、16回、32回、64回、128回、256回、512回、1,024回 ※1:2020年11月現在、当社調べ。 ※2:設置距離の中央位置で、半分遮光におけるデジタル測定値のバラツキのP-P値です。 2タイプのセンサヘッドを用意 サイドビュウアタッチメント(別売)を用意 HG-T1010 センサヘッドの受光器に「標準タイプ」と「スリムタイ センサヘッド標準タイプHG-T1010専用のサイドビュウアタッチメント(別売)を プ」を用意しています。 用意しています。光軸を直角に曲げることができますので、自在な取り付けが可 能です。 標準タイプ スリムタイプ サイドビュウアタッチメント ■用途例:リチウムイオン電池巻き取り部 HG-T1010 HG-T1110 HG-TSV10 従来センサヘッド 8mm 30mm 20mm 8mm M2(長さ4mm)座金組込ビス2本付属 サイドビュウ 60mm アタッチメント装着 60mm センサヘッド HG-T1010 ※イメージ図 サイドビュウアタッチメントを使用す ることで従来センサヘッドより巻き 受光器 取り部に近づけて取り付けることが できますので、巻き取り精度向上に 受光器 受光器 投光器 貢献します。 ※投・受光器に装着する場合、2個必要です。 ※センサヘッドスリムタイプHG-T1110には、取り付けできません。 ※必ず事前に実機にて検出確認後、ご使用ください。 2
Page3

HG-T SERIES 高設置性 光軸調整アシスト機能装備 投・受光器ケーブル自動認識 センサヘッド標準タイプHG-T1010は、投光器に対して受光器がどちらの センサヘッド接続ケーブルに接続された投・受光器の位置 方向にズレているかを、コントローラの表示部と受光器の光軸調整表示 関係をコントローラが起動時に自動判別します。このため、 灯でわかりやすく表示します。 投・受光器の配線時にそれぞれのケーブルを識別する必要 ※センサヘッドスリムタイプHG-T1110は、コントローラの表示部のみ表示します。 がありません。配線作業は、コネクタで接続するだけの簡単 配線を実現しました。 コントローラ 光軸が合っている場合 受光器 サークルメータ 緑色(OK)/表示欠けなし センサヘッド 接続ケーブル 両方の光軸 センサヘッド 調整表示灯が 点灯 ① ①投光器、②受光器 または 静止表示 ② ①受光器、②投光器 投光器 投・受光器はどちらの接続でもOK! ※センサヘッド接続ケーブルのセンサヘッド側は、二股ケーブルになっていま BOTTOM側へ小さくズレている場合 すが、投光器と受光器の区別はありません。 受光器 サークルメータ 橙色(NG)/表示欠け小 アルミダイカストケース採用 TOP側の TOP側へ 光軸調整 センサヘッドのケースに軽さと強度を兼ね備えたアルミダイ 位置を 表示灯のみ カストを採用。温度による測定精度の変化を最小限に抑え 調整する 点灯 ます。 また、樹脂ケースと比べてネジ締めによるケースの 歪みが少なく、経年変化が生じにくいため、光軸ズレも防げ 受光器を“TOP側へ移動を促す表示” 投光器 ます。 TOP側へ大きくズレている場合 アルミダイカストケース 受光器 BOTTOM側へ サークルメータ 位置を調整する 橙色(NG)/表示欠け大 BOTTOM側の 光軸調整 表示灯のみ 点灯 保護構造IP67 受光器を“BOTTOM側へ移動を促す表示” 保護構造IP67(IEC)を実現し、水やホコリの多い現場でも 投光器 使用できます。 ※センサヘッドの投・受光面に水やホコリが付いた状態では、正しく測定ができ ませんのでご注意ください。 ※センサヘッドは防浸形となっていますが、コネクタ部は構造上、防塵、防水、耐 食性にはなっていませんので、水中や降水中での測定はできません。使用環 境にご注意ください。 3
Page4

C o n t r o l l e r 高機能コントローラ デュアルディスプレイによる 豊かな表現力(NAVI機能付) 2段デジタル表示で、センサヘッド測定値(実測値)と 判定値(演算値)を同時に表示できます。 全方位式液晶を採用 高コントラストでくっきりと見やすく、広視野角を実現。 直感的にわかりやすい サークルメータ搭載 許容される最大値および最小値の範囲内なら緑色表 示。その範囲外なら橙色表示になるため、公差内での 余裕度がひと目でわかります。 最大値を超える場合 最小値未満の場合 6種類の検出モード オートエッジ検出モード ユーザ指定エッジ検出モード ※2020年11月生産分から対応。 エッジを検出する際、検出方向を登録しなくてもTOP 測定物体の複数のエッジから測定に使用するエッジを から/BOTTOMから、どちらからでも検出が可能です。 任意で2点指定でき、その2点間の距離を測定します。 検出方向を確認する手間がなくなります。 ① ① ② ③ ② ③ TOP BOTTOM TOP BOTTOM TOP BOTTOM エッジ検出モード 外径/幅検出モード TOP BOTTOM TOP BOTTOM 内径/すき間検出モード 中心位置検出モード b b a c a c TOP BOTTOM TOP BOTTOM 4
Page5

HG-T SERIES 汚れによる影響を監視 たいせき 汚れの堆積による検出能力低下をお知らせします。 基準波形の光量を100%とし、汚れ度を確認。 受光量 基準波形 基準波形 しきい値 TOP BOTTOM 汚れの堆積により受光量が低下 受光量 基準波形の状態を100%として、 しきい値を下回った場合に アラームを出力します。 汚れチェック設定項目 以下の4つから選択できます。 基準波形 アラーム出力 ・ 低感度設定ON(LOW) [初期値] しきい値 ・ 高感度設定ON(HIGH) ・ ユーザ設定ON(USER) 50~95%で可変 TOP BOTTOM ・ 汚れチェックOFF(OFF) ※基準波形は、「USB対応パソコン設定ソフトHG-T Configuration Tool」と 「USB対応通信ユニットSC-HG1-USB」または「RS-485対応通信ユニット SC-HG1-485」を併用することで、確認することができます。詳細については、 P.15をご参照ください。 透明なワークでも安定して測定 透明度に応じた判定レベルの調整が可能です。 ワークが不透明体の場合 ワークが透明体時の課題 ワークが透明体の場合 投光器 投光器 投光器 不透明体 透明体 透明体 受光器 受光器 受光器 100% 100% 100% 受 受 受 判定レベル 光 判定レベル 光 判定レベル 光 60% 量 25% 量 25% 量 25% 0% 0% 0% 不透明体により、CMOSは完全遮光。 透明体により、CMOSは遮光されない。 判定レベル:60%に変更。 判定レベル:25%を下回り、 判定レベル:25%を上回り、 CMOSは完全遮光されないが 位置測定が可能。 位置測定が不可能。 判定レベルを下回り、位置測定が可能。 微小な異物による影響を防止 判定フィルタ値を調整し、微小な異物による誤検出を防ぎます。 判定フィルタ値は、3~50で任意に変更できます。 異物 たいせき 異物の堆積 フィルタ値を大きく! (例)判定フィルタ値を3に設定 1 2 遮光部が2画素しか 3 連続していないため 1 入光と判断 ワーク 2 1 異物による値。 2 受光器 1 遮光部が3画素以上 2 連続しているため 3 4 遮光と判断 フィルタ値を大きくすることで 5 投光器 6 異物による値を無視することができます。 5
Page6

C o n t r o l l e r 急激な測定値の変化を無効化 ※2020年11月生産分から対応。 ワークのエッジ位置に急激な変化があった場合、変化を無効化し判定値を安定させます。 無効化したい飛び出し部 無効化したい飛び出し部 ワーク走行方向 ワーク走行方向 ワーク 受光器 受光器 投光器 投光器 5つの演算機能を装備 連結しているコントローラの測定値を基に演算処理を行ない、判定結果を親機のデジタル表示部に表示させたり、親機から出力することができま す。演算処理をさせるコントローラのみを連結してご使用ください。 1 最大値 2 最小値 3 平均値 親機・子機の中で、一番大きい測定値を演算値と 親機・子機の中で、一番小さい測定値を演算値と 親機・子機の測定値の平均値を演算値とします。 します。 します。 子機 子機 子機1 子機2 最大値 最小値 親機 親機 親機 上図の場合、 上図の場合、 [親機]の演算値 [親機]の演算値=最大値となる[子機]の測定値 [親機]の演算値=最小値となる[親機]の測定値 =([親機]+[子機1]+・・・+[子機n])÷(1+n) ※連結されているすべての子機は判定結果を出力しません。 ※連結されているすべての子機は判定結果を出力しません。 n=子機の台数 ( 常時OFF) ( 常時OFF) ※連結されているすべての子機は判定結果を出力しません。 ( 常時OFF) 4 基準差 5 厚み / 幅 各子機は親機の測定値との差を演算値とします。 2つのセンサヘッドにより、検出対象物を挟んで、 各子機が判定結果を出力します。 その厚みや幅を演算します。 基準差 子機1 投光器 親機 子機2 基準 親機 受光器 投光器 基準差 子機1 受光器 上図の場合、 [子機1]の演算値=[子機1]の測定値-[親機]の測定値 演算値=[親機]の測定値+[子機1]の測定値 [子機2]の演算値=[子機2]の測定値-[親機]の測定値 ※親機に近い1台の子機は判定結果を出力しません(。常時OFF) ※親機は、演算をしない単体で判定動作します。 ※2台以上の子機が連結されている場合は、2台目以降の子機は ※親機は、ホールド機能が使用できません。  演算をしない通常の判定を行ないます。 6
Page7

HG-T SERIES 当社接触式デジタル変位センサHG-Sシリーズとの連結が可能 コントローラHG-TC□※1と当社接触式デジタル変位センサHG-SシリーズのコントローラHG-SC□※1を組み合わせて、親機1台に対して 子機最大15台まで(デジタル変位センサ用通信ユニット連結時は子機最大14台まで)連結可能です。 親機に近い側に同シリーズの子機を、遠い側に異シリーズの子機を連結してご使用ください。 ※1:必ず、2019年2月以降生産のコントローラをご使用ください。 〈例:HG-Tシリーズ8台にHG-Sシリーズ8台を連結(NPN出力タイプ)〉 透過型デジタル変位センサ 接触式デジタル変位センサ HG-Tシリーズ HG-Sシリーズ エンドプレート エンドプレート MS-DIN-E MS-DIN-E 親機 子機 子機 子機 HG-TC101 HG-TC111 HG-SC111 / HG-SC113 子機 HG-SC112 HG-TC113 ※親機に子機を連結する際は、NPN出力タイプ同士またはPNP出力タイプ同士を連結してください。異なった出力タイプの連結はできません。 ※連結後は、必ずコントローラの両端にエンドプレート(別売)を取り付けて固定してください。 ※コントローラHG-TC□とコントローラHG-SC□を組み合わせてご使用になる場合、下記機能が制限されます。 項 目 制約内容 演算機能 親機と同シリーズの子機のみ、演算を行ないます。親機と異シリーズの子機間では、演算は行なわれません。また、異シリーズの子機は表示画面に“CALC”が表示されません。 一斉入力 親機は同シリーズの子機のみ、一斉入力を行ないます。親機と異シリーズの子機は、外部入力設定を親機と同じにしても入力されません。 コピー機能 親機と同シリーズの子機のみ、コピーを行ないます。親機と異シリーズの子機も、コピー時は表示画面に“NOW COPY”と表示されますが、コピーは行なわれません。 接触式デジタル変位センサのご紹介 セルフモニタリングセンサ 接触式デジタル変位センサ HG-S SERIES マーキング適合 光学アブソリュート方式採用で「値飛び」「ゼロ点忘れ」なし! センサヘッド 先端軸ブレ量35μm以下(代表値)※1 目指したのは 追求したのは 横荷重に強い、平軸受け2点支持構造 かっせんそうば つ 「スリム&堅牢」 「クラス最高精度」 活線挿抜に対応 ■ 10mmタイプは11×18×84.5mmの ■ 分解能0.1μm※、指示精度1.0μm以下※。 耐屈曲ケーブル採用 スリムボディで、隣接設置もラクラク。 ■ 絶対値スケール読み取りで“値飛びなし” ■ 業界トップクラスの堅牢性を実現。 “ゼロ点忘れなし”。 ※1:10mmタイプにて、上下の平軸受けのクリアランスから 算出した値です。 横荷重耐性 耐衝撃・耐振動 分解能 指示精度 ク ラスNo.1※ ク ラスNo.1※ ク ラスNo.1※ ク ラスNo.1※ 光学アブソリュート方式 ※2020年11月現在、当社調べ。 ※高精度センサヘッド(HG-S1110□)にて。  2020年11月現在、当社調べ。 コントローラ こだわったのは 「直感的にわかるデュアルディスプレイ」 ■ 2段デジタル表示により、これまでにない豊かな表現力を実現。 ■ 現場での使いやすさを考えた、さまざまな機能を充実。 業界初!※ ※2015年9月時点、当社調べ。 高速応答3msを実現 アラーム設定で 突き上げをチェック 10mmタイプ 10mmタイプ 32mmタイプ 50mmタイプ エア駆動タイプ 一般タイプ 7
Page8

A p p l i c a t i o n s アプリケーション Applications リチウムイオン電池捲回機での蛇行測定 サイドビュウアタッチメント(別売)を使用することにより、 巻き芯に近い位置で取り付けができるため、 蛇行測定の検査精度向上に貢献します。 ガラス基板の位置決め 判定レベル機能により、透明な検出物でも安定して測定 することができます。 ベアリング部品の浮き検知 サイドビュウアタッチメント(別売)を使用することにより、 わずかなスペースにもフレキシブルな設置が可能です。 判定:OK 判定:NG 8
Page9

HG-T SERIES ローラのすき間検出 ローラのすき間を測定し、ワークの品質を安定させます。 コンパクトなヘッドで取り付けも容易です。 シャフト径の測定 シャフトの径を測定します。独自のヘッド構造とアルゴリズムで、 金属の2次反射にも影響されにくい安定した検出が行なえます。 モータ軸の偏芯測定 中心位置検出モードを使用し、軸の中心位置までの距離を 測定することで、偏芯測定が可能です。 9
Page10

C o m m u n i c a t i o n U n i t デジタル変位センサ用通信ユニット セルフモニタリング機能対応 生産ラインに最適なセルフモニタリング機能を新搭載! セルフモニタリング機能は、センサが自身の「状態」を診断することで、 センサの設定・設置の見直しやメンテナンス時期などをお知らせする機能です。 「正常」・「通知」・「注意」・「異常」の4つのステータスで判定し、正常以外の状態では 想定される原因と対策方法を確認することで、装置のダウンタイム短縮や保全負担の軽減が可能です。 従来の生産ライン セルフモニタリング機能を搭載した センサを使った生産ライン エラーが発生し、ラインが停止したが、 各センサの「状態」をお知らせするため、不具合が発生しても 原因がすぐにわからない。 発生源の特定とその内容をすぐに把握可能。 どれの不具合か わからない。 了解!ここだね。 ? ! ■セルフモニタリング機能の4つのステータスと状態判定 ステータス 状態判定 正常 正常に動作しています。 通知 セッティングを見直してください。 ※設置、設定を見直すことで、正常へ復帰。 検出状態が不安定な状態。  入光量の低下など。 注意 そろそろ寿命です。 機器として交換が必要な状態。 ※メモリ保存回数の限界、稼働時間の限界など。 異常 短絡しています/壊れました。 機器として制御が不可能な状態。 ※出力短絡、EEPROM破損など。 セルフモニタリング機能 使用構成例 HG-T/HG-Sシリーズ※ + デジタル変位センサ用 + PLC + 表示器 通信ユニット※ 透過型デジタル変位センサ HG-Tシリーズ※ 接触式デジタル変位センサ 0V コントローラ子機 PLC 表示器 HG-Sシリーズ※ (最大14台接続可能) デジタル変位センサ用 +24V コントローラ親機 通信ユニット※ ※透過型デジタル変位センサHG-Tシリーズおよび接触式デジタル変位センサHG-Sシリーズでセルフモニタリング機能を使用する場合は、セルフモニタリング機能に対応した  デジタル変位センサ用通信ユニット(SC-HG1-ETC/SC-HG1-CEF/SC-HG1-C/SC-HG1-485のいずれか)が必要です。 10
Page11

HG-T SERIES 不具合の発生個所/原因がわかる センサが「状態」を自己診断することで、不具合時にはその発生個所と原因の 特定を容易にします。熟練者の経験や特定の技術者の判断がない場合でも ダウンタイム短縮 適切な対策をすぐに行なうことができ、復旧作業までの時間削減や保全負担 の軽減にお役立ちします。 保全負担軽減 検出面の汚れ センサの寿命・破損 設置位置のズレ 保全の計画が立てやすい これまでのセンサでは、突然の故障や長時間にわたる保守交換などで計画外の 生産停止を起こしていました。セルフモニタリング機能は、センサの交換時期を 生産性向上 お知らせするため、最適なタイミングでメンテナンスや保全計画が可能。 突発的なライン停止を回避でき、生産性を向上させます。 予兆保全 ■セルフモニタリング機能一覧 HG-Tシリーズ・セルフモニタリング機能一覧 コントローラ HG-TC□ ステータス 状 態 対策方法 エラーコード アラーム (注1) (注1) センサヘッド未接続 状態確認 E200 ― 接続センサヘッド不適合 状態確認 E230 ― 連結台数チェックエラー 状態確認 E160 (親機のみ) ― NPN/PNP出力タイプ混在エラー 状態確認 E100 (親機のみ) ― 通知 演算台数エラー 状態確認 E110 (親機のみ) ― コピー実行エラー(子機異常) 状態確認 E170 (親機のみ) ― 検出能力限界(取得エッジ()注2) 検出物体確認 ― 測定アラーム1 外乱光などの影響により、入光量が多い(注2) 状態確認 ― 測定アラーム1 検出面の汚れや光軸のズレなどによる入光量低下 検出物体確認 ― 測定アラーム2 設定された測定方向と検出物体の挿入方向が異なる 状態確認/検出物体確認 ― 測定アラーム2 コントローラ累積稼働時間オーバー(87,600時間) コントローラの交換 ― ― 注意 センサヘッド累積稼働時間オーバー(87,600時間) センサヘッドの交換 ― ― コントローラメモリ保存回数オーバー(100万回) コントローラの交換 ― ― センサヘッドメモリ保存回数オーバー(受光器のみ、100万回) センサヘッドの交換 ― ― E600 コントローラメモリ機能破損 コントローラの交換 E610 ― E620 E630 センサヘッドメモリ機能破損 センサヘッドの交換 (受光器のみ)、 E640 ― (投光器のみ) 異常 出力部短絡エラー 状態確認/交換 E700 ― 検出回路破損 センサヘッドの交換 E240 ― E900 E910 システム異常 コントローラの交換 E911 ― E912 E920 (注1):エラーコードおよびアラームは、コントローラHG-TC□に表示されます。 (注2):「アラーム時状態選択(ALM.CND)」で「前回値ホールド(HOLD)」を選択している場合は、通知されません。 11
Page12

C o m m u n i c a t i o n U n i t デジタル変位センサ用通信ユニット セルフモニタリング機能対応 複数台のセンサ測定値をダイレクトに上位へ転送! CC-Link IE Field対応通信ユニット/CC-Link対応通信ユニット セルフモニタリング機能対応 デジタル変位センサ用通信ユニットを使用することで、CC-Link / CC-Link IE Fieldネットワークに直結可能。 プログラムレスでデジタルデータやON/OFF情報をリアルタイムに取得できます。 さらに、CC-Link / CC-Link IE Fieldネットワーク経由でコントローラの設定を変更したり、測定値データを ロギングすることができますので、デジタル変位センサの予兆保全などにもご使用になれます。 クラウドサーバ 設備保全管理 製造実行システム 生産指示端末 PLC 表示器 ハブ PLC Local PLC Master PLC Master 高精度の測定データ SC-HG1-CEF 高精度の測定データ SC-HG1-C 高精度の測定データ 高精度の測定データ SC-HG1-CEF SC-HG1-C 親機1台 + 子機最大14台まで連結可能※ 親機1台 + 子機最大14台まで連結可能※ ※デジタル変位センサ用通信ユニット連結時は、親機1台に対して、子機は最大14台まで連結可能です。 CC-Link IE Field対応通信ユニット CC-Link対応通信ユニット SC-HG1-CEF SC-HG1-C iQSS対応 通信速度:1Gbps 通信速度:10Mbps(最大) ※2019年12月出荷品からセルフモニタリング機能に対応しています。 ※2019年12月生産品からセルフモニタリング機能に対応しています。 ※CC-Link IE FieldおよびCC-Linkは、三菱電機株式会社の商標でCC-Link協会が管理しています。 12
Page13

HG-T SERIES EtherCAT対応通信ユニット セルフモニタリング機能対応 EtherCAT通信への接続を可能にする通信ユニットをラインアップ。 高速サンプリング周期で測定値(判定値)やエラーコードを常時サイクリック通信し、高精度なデータのままで上位へ転送します。 さらに、センサ複数台の設定値の読み書き、バンクの切り換えをEtherCAT経由で行なうことができます。 PLC 高精度の測定データ SC-HG1-ETC EterCAT 通信プロトコル EtherCAT対応通信ユニット SC-HG1-ETC 高精度の測定データ SC-HG1-ETC 親機1台 + 子機最大14台まで連結可能※ 通信速度:100Mbps(100BASE-TX) ※デジタル変位センサ用通信ユニット連結時は、親機1台に対して、  子機は最大14台まで連結可能です。 ※発売時からセルフモニタリング機能に対応しています。 ※EtherCATは、ドイツBeckhoff Automation GmbHの登録商標であり、特許で保護されている  技術です。 RS-485対応通信ユニット セルフモニタリング機能対応 高精度の測定結果をトレーサビリティデータとして活用可能。複数個所の測定結果はもちろん設定状態もデジタルデータのまま 一括転送。検査履歴の管理やデータ解析による不具合原因特定などに威力を発揮します。 高精度の測定データ SC-HG1-485 解析・原因究明など データロギングなど Ethernet Webサーバ RS-485通信プロトコル 高精度の測定データ MODBUS(RTU/ASCII):最大99局 プログラマブル MEWTOCOL-COM:最大64局まで接続可能 コントローラ SC-HG1-485 FP7S ERIES 親機1台 + 子機最大14台まで連結可能※ ※デジタル変位センサ用通信ユニット連結時は、親機1台に対して、  子機は最大14台まで連結可能です。 USB対応パソコン設定ソフト RS-485対応通信ユニット HG-T Configuration Tool SC-HG1-485 ・対応通信ユニット:SC-HG1-USB / SC-HG1-485 ・対応OS:Microsoft Windows® 8(8.1)(32bit / 64bit)、       Microsoft Windows® 10(32bit / 64bit) ・必要メモリ容量:2GB以上 通信速度:1.2kbps / 2.4kbps / 4.8kbps / 9.6kbps / ・必要ハードディスク容量:200MB以上 19.2kbps / 38.4kbps / 57.6kbps / 115.2kbps ・通信インタフェース:USB2.0(SC-HG1-USB)、RS-485(SC-HG1-485) ※2019年11月18日生産品からセルフモニタリング機能に対応しています。 ※HG-T Configuration Tool Ver. 1.20以降でSC-HG1-485に対応。 ※USB対応パソコン設定ソフトの詳細については、P.15をご参照ください。 ※MicrosoftおよびWindowsは、米国Microsoft Corporationの、米国および  その他の国における登録商標または商標です。 13
Page14

C o m m u n i c a t i o n U n i t HG-T SERIES デジタル変位センサ用通信ユニット USB対応通信ユニット ※セルフモニタリング機能には対応していません。 専用のUSB対応パソコン設定ソフトにより、 受光波形を確認しながら、HG-Tシリーズの設定を USB接続 行ないたい場合に便利なUSB対応通信ユニットです。 USB対応パソコン設定ソフトは、弊社Webサイトより 高精度の測定データ 無償でダウンロードできます。 親機1台 + 子機最大14台まで連結可能※1 パソコン ※デジタル変位センサ用通信ユニット連結時は、親機1台に対して、  子機は最大14台まで連結可能です。 USB対応パソコン設定ソフト USB対応通信ユニット HG-T Configuration Tool SC-HG1-USB ・対応通信ユニット:SC-HG1-USB / SC-HG1-485 ・対応OS:Microsoft Windows® 8(8.1)(32bit / 64bit)、 通信規格:USB2.0 Full Speed※1       Microsoft Windows® 10(32bit / 64bit) ・必要メモリ容量:2GB以上 通信プロトコル:当社専用プロトコル ・必要ハードディスク容量:200MB以上 USBポート:USB Mini B(1ポート) ・通信インタフェース:USB2.0(SC-HG1-USB)、RS-485(SC-HG1-485) ※HG-T Configuration Tool Ver. 1.20以降でSC-HG1-485に対応。 ※USB対応パソコン設定ソフトの詳細については、P.15をご参照ください。 ※1:ご使用のパソコン環境に依存します。 ※MicrosoftおよびWindowsは、米国Microsoft Corporationの、米国および  その他の国における登録商標または商標です。 14
Page15

T o o l S o f t HG-T SERIES 便利なツールソフト 「USB対応パソコン設定ソフトHG-T Configuration Tool」と「USB対応通信ユニットSC-HG1-USB」または「RS-485対応通信 ユニットSC-HG1-485」を併用することで、パソコン上でHG-Tシリーズの現状値や設定内容を確認および変更することができます。 USB対応パソコン設定ソフト HG-T Configuration Tool コントローラごとに名称変更、判定レベル変更、 フィルタ値変更など、さまざまな設定を波形を 見ながら行なえます。 ・対応通信ユニット※1※2※3:SC-HG1-USB / SC-HG1-485 ・対応OS※4※5:Microsoft Windows® 8(8.1)(32bit / 64bit)、         Microsoft Windows® 10(32bit / 64bit) ・必要メモリ容量:2GB以上 ・必要ハードディスク容量:200MB以上 ・通信インタフェース:USB2.0(SC-HG1-USB)、RS-485(SC-HG1-485) ※1:HG-T Configuration Tool Ver. 1.20以降でSC-HG1-485に対応。 ※2:SC-HG1-USBとSC-HG1-485の同時使用はできません。 ※3:SC-HG1-485をUSB接続で使用する場合は、USB2.0からRS-485への変換器 を別途ご用意ください。 ※4:MicrosoftおよびWindowsは、米国Microsoft Corporationの、米国および その他の国における登録商標または商標です。 ※5:Microsoft社によるサポートが終了したOSバージョンについては、対応OSから 除外させていただきます。 USB対応パソコン設定ソフトHG-T Configuration Toolは、弊社Webサイトより無償でダウンロードできます。 システム構成 PLCと接続する場合 パソコンと接続する場合 フィールドネットワーク センサヘッド マスタユニット センサヘッド センサヘッド PLC USB対応 RS-485対応 RS-485 通信ユニット 通信ユニット USB対応パソコン設定ソフト (HG-T Configuration Tool) RS-485接続 CC-Link CC-Link対応 EtherCAT対応 RS-485対応 コントローラ コントローラ / USB接続 コントローラ IE Field対応 通信ユニット 通信ユニット 通信ユニット 通信ユニット USB接続 パソコン CC-Link、CC-Link IE Field、EtherCATなどのフィールドネットワーク対応 ※USB対応通信ユニットとRS-485対応通信ユニットの同時使用はできません。 通信ユニットをラインアップしているため、生産システムとの連携によるIoT対応 ※RS-485対応通信ユニットをUSB接続で使用する場合は、USB2.0からRS-485への が可能です。  変換器を別途ご用意ください。 15
Page16

HG-T 種類と価格 センサヘッド 種 類 形 状 測定幅 設置距離 繰り返し精度 標準価格 (注1) レーザクラス 型 式 名 〈税別〉 標準 タイプ 1μm HG-T1010 90,000円 設置距離 20mmにて 投光器:8×30×60mm、 クラス1 測定幅 受光器:8×30×60mm 2.5μm JIS / IEC / 10mm 10mm 0~500mm 設置距離 GB / FDA 100mmにて (注2) 5μm 設置距離 スリム 500mmにて タイプ HG-T1110 98,000円 投光器:8×30×60mm、 受光器:8×20×60mm (注1):設置距離の中央位置で、半分遮光におけるデジタル測定値のバラツキのP-P値です。 (注2):FDA規則のLaser Notice No.50(2007.6.24)の規定に従い、FDA規則(21 CFR 1040.10および1040.11)に準拠します。 センサヘッド接続ケーブル 品 名 形 状 型 式 名 ケーブル長 内 容 標準価格 〈税別〉 CN-HT-C2 2m 7,800円 CN-HT-C5 5m センサヘッドをコントローラに接続するため 12,000円 センサヘッド のケーブルです。 接続ケーブル センサヘッド側は、二股ケーブルになって CN-HT-C10 10m いますが、投光器と受光器の区別はあり ません。 16,000円 CN-HT-C20 20m 24,000円 コントローラ 種 類 形 状 型 式 名 出 力 コントローラ 標準価格 最大連結台数 〈税別〉 HG-TC101 NPNトランジスタ オープンコレクタ 30,800円 親機 高機能タイプ HG-TC101-P PNPトランジスタ オープンコレクタ 30,800円 HG-TC111 NPNトランジスタ オープンコレクタ 親機1台に対して、 30,800円 高機能タイプ 子機は最大15台まで HG-TC111-P PNPトランジスタ 連結可能(注1) オープンコレクタ 30,800円 子機 省配線タイプ HG-TC113 - 28,800円 (注1):デジタル変位センサ用通信ユニット連結時は、親機1台に対して、子機は最大14台まで連結可能です。 16
Page17

HG-T 種類と価格 デジタル変位センサ用通信ユニット 種 類 形 状 型 式 名 内 容 標準価格 〈税別〉 CC-Link IE Field上位機器へ高精度測定値をダイレクトに転送できます。 ・通信方式:CC-Link IE Field CC-Link IE Field ・接続台数 対応通信ユニット SC-HG1-CEF   上位(CC-Link IE Field):最 大121台 30,000円 (マスタ局1台、スレーブ局120台) セルフモニタリング  コントローラ:1 台のSC-HG1-CEFにつき最大15台 機能対応(注1) (親機1台、子機14台) CC-Link Masterへ高精度測定値をダイレクトに転送できます。 ・通信方式:CC-Link Ver. 1.10 / Ver. 2.00(切換式) CC-Link対応 ・占有局数 通信ユニット SC-HG1-C  Ver. 1.10:4局、Ver. 2.00:2局 / 4局(切換式) 30,000円 ・連結台数 セルフモニタリング  コントローラ:1 台のSC-HG1-Cにつき最大15台 機能対応(注1) (親機1台、子機14台) EtherCAT対応 EtherCAT Masterへ高精度測定値をダイレクトに転送できます。 通信ユニット ・通信プロトコル:EtherCAT SC-HG1-ETC ・連結台数 30,000円 セルフモニタリング  コントローラ:1台のSC-HG1-ETCにつき最大15台 機能対応(注1) (親機1台、子機14台) RS-485通信で高精度測定値をダイレクトに転送できます。 ・通信プロトコル:M ODBUS(RTU/ASCII)/MEWTOCOL-COM ・接続台数  上位(RS-485): MODBUS(RTU/ASCII)設定時局数99台以下、 MEWTOCOL-COM設定時局数64台以下 RS-485対応 SC-HG1-485  コントローラ:1 台のSC-HG1-485につき最大15台 通信ユニット (親機1台、子機14台) 24,800円 セルフモニタリング USB対応パソコン設定ソフトHG-T Configuration Tool 機能対応(注1) Ver. 1.20以降と併用することで、パソコン上でHG-Tシリーズの 現状値や設定内容を確認および変更することができます。 ※USB対応パソコン設定ソフトHG-T Configuration Toolは、  弊社Webサイトより無償でダウンロードできます。 USB対応パソコン設定ソフトHG-T Configuration Toolと 併用することで、パソコン上でHG-Tシリーズの現状値や設定 内容を確認および変更することができます。 ※USB対応パソコン設定ソフトHG-T Configuration Toolは、 USB対応  弊社Webサイトより無償でダウンロードできます。 通信ユニット SC-HG1-USB ・通信規格:USB2.0 Full Speed(注3) 24,800円 (注2) ・通信プロトコル:当社専用プロトコル ・USBポート:USB Mini B(1ポート) ・接続台数  コントローラ:1台のSC-HG1-USBにつき最大15台 (親機1台、子機14台) (注1):セルフモニタリング機能対応時期は、次のとおりです。     SC-HG1-CEF:2019年12月出荷品から対応、SC-HG1-C:2019年12月生産品から対応、SC-HG1-ETC:発売時から対応、     SC-HG1-485:2019年11月18日生産品から対応。 (注2):USB対応通信ユニットは、当社接触式デジタル変位センサHG-Sシリーズには使用できません。 (注3):ご使用のパソコン環境に依存します。 エンドプレート 品 名 形 状 型 式 名 内 容 標準価格 〈税別〉 コントローラおよびデジタル変位センサ用通信ユニットを エンドプレート MS-DIN-E DINレール上で連結した後、両端から挟み込むようにして 350円 固定します。連結させる際は、必ずご使用ください。 2個セット オプション(別売) 品 名 形 状 型 式 名 内 容 標準価格 〈税別〉 センサヘッド標準タイプHG-T1010専用。 光軸を直角に曲げることができますので、自在な取り付けが サイドビュウ HG-TSV10 可能です。 1個 アタッチメント M2(長さ4mm)座金組込ビス2本付属。 6,800円 ※投・受光器に装着する場合、2個必要です。 ※必ず事前に実機にて検出確認後、ご使用ください。 17
Page18

HG-T 仕様 センサヘッド 種 類 測定幅10mm・標準タイプ 測定幅10mm・スリムタイプ 項 目 型 式 名 HG-T1010 HG-T1110 適 合 規 制 EMC指令、RoHS指令、FDA規則 組 み 合 わせコントローラ HG-TC101(-P)、HG-TC111(-P)、HG-TC113 位 置 検 出 方 法 CMOS方式 設 置 距 離 0~500mm 測 定 幅 10mm 光 源 赤色半導体レーザ クラス1[JIS / IEC / GB / FDA(注2)] 最大出力:0.3mW、発光ピーク波長:655nm 1µm(設置距離20mmにて) 繰 り 返 し 精 度(注3) 2.5µm(設置距離100mmにて) 5µm(設置距離500mmにて) 直 線 性(注4) ±0.12%F.S(. 設置距離20mmにて) ±0.28%F.S(. 設置距離100mmにて) 最 小 検 出 物 体(注5) φ0.5mm(設置距離500mmにて) 温 度 特 性(注6) ±0.03%F.S./℃ 投 光 器 レーザ放射表示灯(緑色) 動 作 表 示 灯 受 光 器 光軸調整表示灯(橙色 / 緑色)、 判定出力表示灯(橙色 / 緑色) 判定出力表示灯(橙色 / 緑色) 汚 損 度 2 使 用 標 高 2,000m以下(注7) 保 護 構 造 IP67(IEC()コネクタ部は除く) 耐 使 用 周 囲 温 度 -10~+45℃(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-20~+60℃   使 用 周 囲 湿 度 35~85%RH、保存時:35~85%RH 環   使 用 周 囲 照 度 白熱ランプ:受光面照度5,000lx以下(注8) 境   絶 縁 抵 抗 DC250Vメガにて20MΩ以上(全端子一括-ケース間) 性 耐 振 動 耐久10~55Hz 複振幅1.5mm XYZ各方向2時間 耐 衝 撃 耐久196m/s2 XYZ各方向3回 ア ー ス 方 式 コンデンサアース 材 質 ケース:アルミダイカスト、投・受光面:ガラス ケ ー ブ ル 4芯丸型コネクタ付シールドケーブル0.2m付 本 体 質 量 投光器:約30g、受光器:約30g 投光器:約30g、受光器:約25g (注1):各仕様値は、コントローラHG-TC□と組み合わせた場合のデジタル測定値に基づく値です。 指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃、コントローラ平均回数設定:16回、測定物体:不透明体ナイフエッジ、設置距離:100mm、測定物体の 位置条件:設置距離の中央位置で半分遮光となります。 (注2):FDA規則のLaser Notice No.50(2007.6.24)の規定に従い、FDA規則(21 CFR 1040.10および1040.11)に準拠します。 (注3):設置距離の中央位置で、半分遮光におけるデジタル測定値のバラツキのP-P値です。 (注4):デジタル測定値の理想直線に対する誤差を表します。 (注5):設置距離500mmの中央位置で遮光した場合です。 (注6):設置距離100mmの中央位置で、半分遮光した場合です。 (注7):標高0mの大気圧以上に加圧した環境で使用または保存を行なわないでください。 (注8):コントローラのサンプリング周期を“標準サンプリング”に設定した場合です。 18
Page19

HG-T 仕様 コントローラ 親機 子機 種 類 高機能タイプ 高機能タイプ 省配線タイプ 型NPN出力 HG-TC101 HG-TC111 式 HG-TC113 項 目 名PNP出力 HG-TC101-P HG-TC111-P 適 合 規 制 EMC指令、RoHS指令 組 み 合 わせセンサ ヘッド HG-T1010、HG-T1110 コントローラ最大連結台数 親機1台に対して、子機は最大15台まで(注2) 電源電圧 / 消費電流(注3) 24V DC±10% リップル0.5V(P-P)を含む / 100mA以下(センサヘッド接続時) ア ナ ロ グ • 電圧出力範囲:1~5V/F.S(. 初期値) • アラーム時出力:5.2V アナログ出力 電 圧 出 力 • 直線性:±0.05%F.S. • 出力インピーダンス:100Ω MAX. ── (切換式) (注4) ア ナ ロ グ • 電流出力範囲:4~20mA/F.S(. 初期値) • アラーム時出力:0mA 電 流 出 力 • 直線性:±0.25%F.S. • 負荷インピーダンス:250Ω MAX. ── 〈NPN出力タイプ〉 〈PNP出力タイプ〉 NPNトランジスタ・オープンコレクタ PNPトランジスタ・オープンコレクタ 制 御 出 力 • 最大流入電流:50mA(注5) • 最大流出電流:50mA(注5) (出力1、出力2、出力3) • 印加電圧:30V DC以下(出力-0V間) • 印加電圧:30V DC以下(出力-+V間) • 残留電圧:1.5V以下(流入電流50mAにて) • 残留電圧:1.5V以下(流出電流50mAにて) ── • 漏れ電流:0.1mA以下 • 漏れ電流:0.1mA以下 短 絡 保 護 装備(自動復帰式) 判 定 出 力 N.O. / N.C. 切換式 ア ラ ー ム 出 力 アラーム時にオープン 外 部 出 力 切 換 出力1 / 出力2 / 出力3が「3値」、「2値」、「論理」、「論理2」へ切り換え可能 ── 〈NPN出力タイプ〉 〈PNP出力タイプ〉 無接点入力またはNPNトランジスタ・オープンコレクタ 無接点入力またはPNPトランジスタ・オープンコレクタ 外 部 入 力 • 入力条件 • 入力条件 (入力1、入力2、入力3) 無効:+8V~+V DCまたは開放 無効:0~+0.6V DCまたは開放 有効:0~+1.2V DC 有効:+4V~+V DC ── • 入力インピーダンス:約10kΩ • 入力インピーダンス:約10kΩ 入 力 時 間 • トリガ入力:2ms以上(ON) • レーザ投光停止入力、プリセット入力、リセット入力、バンク入力A/B(注6):20ms以上(ON) 外 部 入 力 切 換 入力1 / 入力2 / 入力3を「プリセット / リセット / トリガ動作」、 「バンク入力A / バンク入力B / 選択(プリセット、リセット、トリガ)」、「レーザ投光停止」へ切り換え可能 ── サ ン プ リ ン グ 周 期 1m(s 標準サンプリング) / 0.5m(s 高速サンプリング) 平 均 回 数(応答時間) 1回(2ms)、2回(3ms)、4回(5ms)、8回(9ms)、16回(17ms)、32回(33ms)、64回(65ms)、 (注6) 128回(129ms)、256回(257ms)、512回(513ms)、1,024回(1,025ms) 切換式 表 示 分 解 能 1μm 表 示 範 囲 -199.999~199.999mm 干 渉 防 止 機 能 装備(注7) ── 汚 損 度 / 使 用 標 高 2 / 2,000m以下(注8) 保 護 構 造 IP40(IEC) 耐 使 用 周 囲 温 度 -10~+50°C(但し、結露および氷結しないこと()注5)、保存時:-20~+60°C   環 使 用 周 囲 湿 度 35~85%RH、保存時:35~85%RH   耐 電 圧 AC1,000V 1分間 充電部一括-ケース間 境   絶 縁 抵 抗 DC250Vメガにて20MΩ以上 充電部一括-ケース間 性 耐 振 動 耐久10~150Hz 複振幅0.75mm(10~58Hz) 最大加速度49m/s(2 58~150Hz) XYZ各方向2時間 耐 衝 撃 98m/s(2 約10G) XYZ各方向5回 材 質 ケース部:ポリカーボネート、カバー:ポリカーボネート、スイッチ:ポリアセタール ケ ー ブ ル 0.2mm2 2芯(茶、青リード線)/ 2 0.15mm2 7芯複合ケーブル2m付 0.15mm 7芯複合ケーブル2m付 ── 本 体 質 量 約140g 約140g 約60g (注1):指定のない測定条件は、電源電圧=+24V DC、使用周囲温度=+20℃ (注6):平均回数(応答時間)は、サンプリング周期を1m(s 標準サンプリング) のときの値です。 に設定した場合です。サンプリング周期を0.5m(s 高速サンプリング) (注2):デジタル変位センサ用通信ユニット連結時は、親機1台に対して、子機は に設定した場合、応答時間は異なります。 最大14台まで連結可能です。 (注7):4台毎の連結コントローラ間で機能します。 (注3):消費電流は、アナログ電流出力を含みません。 干渉防止 干渉防止 (注4):直線性は電流出力時:F.S.=16mA、電圧出力時:F.S.=4Vとし、デジタル 測定値に対する値です。 (注5):親機に子機を連結した場合、子機の連結台数により制御出力の最大流入/ 流出電流および使用周囲温度が下表のように異なります。 子機連結台数 ・・・・ 4 3 2 1 4 3 2 1 制御出力の デジタル変位センサ用 最大流入/流出電流 使用周囲温度 通信ユニット連結時 1~7台 1~6台 20mA -10~+45℃ 8~15台 7~14台 10mA 子機 親機 (注8):標高0mの大気圧以上に加圧した環境で使用または保存を行なわない でください。 19
Page20

HG-T 仕様 デジタル変位センサ用通信ユニット 種 類 CC-Link IE Field対応通信ユニット 種 類 CC-Link対応通信ユニット 項 目 型 式 名 SC-HG1-CEF 項 目 型 式 名 SC-HG1-C 適 合 規 制 EMC指令、RoHS指令 適 合 規 制 EMC指令(注2)、RoHS指令 適 合 コ ント ロ ー ラ HG-TC□、HG-SC□ 適 合 コ ント ロ ー ラ HG-TC□、HG-SC□ コントローラ最大連結台数 1台のSC-HG1-CEFにつき最大15台(親機1台、子機14台) コントローラ最大連結台数 1台のSC-HG1-Cにつき最大15台(親機1台、子機14台) 電 源 電 圧(注2) 24V DC±10% リップル0.5V(P-P)含む 電 源 電 圧(注3) 24V DC±10% リップル0.5V(P-P)含む 消 費 電 流 200mA以下 消 費 電 流 80mA以下 通 信 方 式 CC-Link IE Field 通 信 方 式 CC-Link Ver. 1.10 / Ver. 2.00 切換式 リ モ ート 局 分 類 リモートデバイス局 リ モ ート 局 分 類 リモートデバイス局 ネットワークNo.設 定 1~239(10進数[)1~EF(16進数)] 占 有 局 数 Ver. 1.10:4局、Ver. 2.00:2局 / 4局 切換式 (0および240以上はエラー()注3) 局 番 設 定 1~64(0および65以上はエラー) サ イクリック 通 信 RX/RY:各128点(128ビット)、16バイト、 通 信 速 度 10Mbps 5Mbps 2.5Mbps 625kbps 156kbps (1局あたり最大リンク点数) RWr/RWw:各64点(64ワード)、128バイト 最 大 伝 送 距 離 100m 160m 400m 900m 1,200m トランジェント 伝 送 サーバ機能のみ、データサイズ1024バイト 汚 損 度 / 使 用 標 高 2 / 2,000m以下(注4) 局 番 設 定 1~120(10進数()0および121以上はエラー) 保 護 構 造 IP40(IEC) 通 信 速 度 1Gbps 耐 使 用 周 囲 温 度 -10~+45℃(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-20~+60℃ 伝 送 路 形 式 ライン型、スター型(ライン型、スター型の混在も可能)、リング型   使 用 周 囲 湿 度 35~85%RH、保存時:35~85%RH 最 大 局 間 距 離 100m 環   耐 電 圧 AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 最 大 接 続 台 数 121台(マスタ局1台、スレーブ局120台) 境 絶 縁 抵 抗 DC250Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間 カスケード接続段数 最大20段   汚 損 度 / 使 用 標 高 2 / 2,000m以下(注4) 性 耐 振 動 耐久10~150Hz 複振幅0.75mm(10~58Hz) 最大加速度49m/s(2 58~150Hz) XYZ各方向2時間 保 護 構 造 IP40(IEC) 耐 衝 撃 耐久98m/s(2 約10G) XYZ各方向5回 耐 使 用 周 囲 温 度 -10~+45°C(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-20~+60°C 材 質 本体ケース:ポリカーボネート   使 用 周 囲 湿 度 35~85%RH、保存時:35~85%RH 通 信 ケ ー ブ ル 指定ケーブル(シールド付ツイストケーブル()注5) 環   耐 電 圧 AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 質 量 本体質量:約80g、梱包質量:約130g 境 絶 縁 抵 抗 DC250Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間 (注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。   性 耐 振 動 耐久10~150Hz 複振幅0.75mm(10~58Hz) (注2):お客様の製品に弊社製品を組み込んでEMC指令に適合させる場合は、「PLCのユーザーズ 最大加速度49m/s(2 58~150Hz) XYZ各方向2時間 マニュアル[三菱電機(株)社発行]」に準じて、本製品を導電性のBOX内に設置してください。 耐 衝 撃 耐久98m/s(2 約10G) XYZ各方向5回 (注3):電源は、連結したコントローラ・親機から供給されます。 (注4):標高0mの大気圧以上に加圧した環境で使用または保存を行なわないでください。 材 質 本体ケース:ポリカーボネート (注5):CC-Link協会認定の専用ケーブルをご使用ください。 通 信 ケ ー ブ ル 1000BASE-Tの規格を満たすEthernetケーブル カテゴリ5e以上 (2重シールド付・STP、ストレートケーブル()注5) 質 量 本体質量:約100g、梱包質量:約150g 種 類 EtherCAT対応通信ユニット (注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。 項 目 型 式 名 SC-HG1-ETC (注2):電源は、連結したコントローラ・親機から供給されます。 (注3):本製品のネットワークNo.設定は、16進数に変換した値を設定してください。 適 合 規 制 EMC指令、RoHS指令 (注4):標高0mの大気圧以上に加圧した環境で使用または保存を行なわないでください。 適 合 コ ント ロ ー ラ HG-TC□、HG-SC□ (注5):CC-Link協会推奨ケーブルをご使用ください。 コントローラ最大連結台数 1台のSC-HG1-ETCにつき最大15台(親機1台、子機14台) 電 源 電 圧(注2) 24V DC±10% リップル0.5V(P-P)含む 消 費 電 流 100mA以下 通 信 プ ロ ト コ ル EtherCAT 準 拠 規 格 IEEE802.3u(100BASE-TX) 通 信 速 度 100Mbps(100BASE-TX) 通 信 コ ネ ク タ RJ-45×2 ノ ー ド 間 距 離 100m以下 プロセスデータオブジェクト通信(サイクリック通信) 対 応 機 能 メールボックス通信(メッセージ通信)CoE Explicit Device ID Station Aliasに対応 汚 損 度 2 使 用 標 高(注3) 2,000m以下 使 用 周 囲 温 度 -10~+45℃(但し、結露および氷結しないこと)、 耐 保存時:-20~+60℃   使 用 周 囲 湿 度 35~85%RH、保存時:35~85%RH 環 耐 電 圧 AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間   境 絶 縁 抵 抗 DC250Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間   耐 振 動 耐久10~150Hz 複振幅0.75mm(10~58Hz)、 性 加速度49m/s(2 58~150Hz) XYZ各方向2時間 耐 衝 撃 耐久98m/s(2 約10G) XYZ各方向5回 ア ー ス 方 式 ケース:フローティング 材 質 本体ケース:ポリカーボネート 通 信 ケ ー ブ ル カテゴリ5e(シールド付ツイストケーブル推奨) 質 量 本体質量:約90g、梱包質量:約150g (注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。 (注2):電源は、連結したコントローラ・親機から供給されます。 (注3):標高0mの大気圧以上に加圧した環境で使用または保存を行なわないでください。 20